効果の概要
【精神集中】
クリーチャー1体に【判断力】セーヴを行わせる。失敗すると魅了状態になる。(目標が君と戦闘中なら、セーヴは有利になる。)
君は毎ターン、目標に簡単な命令を下すことができる。(アクション不要)
クリーチャー1体に【判断力】セーヴを行わせる。失敗すると魅了状態になる。(目標が君と戦闘中なら、セーヴは有利になる。)
君は毎ターン、目標に簡単な命令を下すことができる。(アクション不要)
高レベル版:9レベルで発動すると8時間持続する。
評価/使用法
- この呪文を成功させ、かつ持続するのは中々難しい。
- 第一に、呪文が成功するには、目標が【判断力】セーヴに失敗しなければならないが、戦闘中に発動した場合はセーヴに有利が付いてしまう。
- 第二に、呪文が成功したとしても、目標がダメージを受けると再度セーヴが発生するし、術者の精神集中が切れても呪文は終了する。(一応、多くのデバフと違って、ターン終了ごとのセーヴはない。)せっかくこの呪文を当てても、早々と解けてしまうとこちらには何の利益もない。
- したがって、戦闘が始まらないように上手く敵に取り入って、交渉中にこの呪文を唱えるのが理想的。「敵が突然仲間割れしたのが、心術のせいだとバレていない」という状況が最も望ましい。そこまでいかなくとも、「心術をかけたことはバレているが、術者がどこにいるのかはバレていない」とか、「君が術者だとバレているが、不可視状態になっていたり"隠れ身"を行っているせいで発見できない」という状況を作っておきたい。うまく暗躍して、敵陣営を内部からズタボロにしてやろう。
- 射程は60フィートでカウンタースペルと同じ。相手方に呪文使いがいる場合は打ち消されない工夫をしよう。
- 9レベルで発動すると8時間持続する。突発的に同士討ちさせるだけなら1時間で十分だろう。非戦闘時に操るならサジェスチョンで事足りる場面もある。状況に合わせて選択しよう。
ルール/裁定
- 構成要素は音声、動作。物質要素がなく動作要素がある呪文は、焦点具を持った手では動作要素を行うことができない。持っている物をしまうか落とすかして、片手を空ける必要がある。
- 「君から見えるクリーチャー」という記述がないので、暗闇や霧の中などの重度の隠蔽の中にいるクリーチャーや、不可視状態のクリーチャーを目標にすることもできる。また、君が盲目状態であっても呪文を発動できる。ただし、目標がどこにいるのか分かっている必要はあるだろう。5フィート単位で正確に目標の位置が分かっている必要があるのか、大ざっぱに方向が分かっていればよいのかはDMの裁定次第である。