呪文考察
- ウィザード/初級呪文
- ウィザード/1レベル
- ウィザード/2レベル
- ウィザード/3レベル
- ウィザード/4レベル
- ウィザード/5レベル
- ウィザード/6レベル
- ウィザード/7レベル
- ウィザード/8レベル
- ウィザード/9レベル
このクラスの特色や立ち回り
- ウィザードの最大の特徴は呪文選択肢の多さである。基本的な攻撃呪文は修得でき、バフ、デバフ、探索用の呪文まで幅広い選択が可能だ。
- 反面、習得呪文の選択肢が多く、難しいクラスとも言える。クレリックやドルイドのように「必要な日だけ準備する」というわけにはいかないので、シナリオの展開や想定される敵に応じて最適な呪文を習得/準備する必要がある。
- また、鎧に習熟しておらず、ヒット・ダイスも小さいので、非常に脆い。味方や地形を利用し、敵に接近されない立ち位置をとる必要があるだろう。
- 立ち回りやキャラ作成上の注意点は以下の点だ。
ウィザードに求められる要素を理解する
- ウィザードは、範囲攻撃や、範囲デバフの呪文に優れる。戦場に現れた多数の敵を一気に制圧したり、強敵や前衛の物理攻撃が効きにくい相手に対して各属性ダメージや強力な範囲攻撃、デバフをかけて戦闘を優位に進めることが求められる。
- また、修得できる呪文が多い関係で探索用の呪文を取るだけの余裕があるため、シティ探索でも活躍するだろう。
- 逆に、回復系の呪文は一切と言っていいほど覚えられない。「ポーション・オヴ・ヒーリング」の残り所持数、回復呪文を覚えるドルイドやクレリック等の呪文回数に気を使ってあげたいところだ。
準備呪文、呪文書に加える呪文を考える
- 最も修得できる呪文の種類が多いので、どの呪文を習得するかはとても重要な要素だ。
- 1レベルでは、攻撃呪文を範囲と単体で各レベル1種類ずつ、バフ/デバフで汎用的なものを2種類ほど、余りで探索用の呪文を準備するのがよいだろう。しかし、これはあくまで一例であり、シナリオやパーティメンバーに応じて準備呪文、呪文書への修得呪文を考える必要がある。
- 同様に、呪文の巻物や敵の呪文書等から、自身の呪文書に書き写す際も「今後この呪文を何度も発動するか?」「巻物のままの方が使い勝手が良くないか?」「準備呪文に余裕があるか?」などを考えて選択しよう。
儀式呪文を使いこなす
- 呪文修得数が多いウィザードにとって、儀式呪文の価値はとても高い。呪文書に修得さえしていれば準備呪文にしなくてもよい上に、時間をかければ何度でも発動できるからだ。儀式呪文であるだけで採用価値がある。ダンジョン探索の前など余裕のある時に儀式呪文を唱えておこう。
呪文書を肌身離さず持ち歩く
- ウィザードは絶対に呪文書を手放してはいけない。近接職なら武器がなくてもその辺の棒を拾って戦えるが、ウィザードが呪文書を無くすと準備呪文の変更ができなくなるため、能力が大幅に制限される。(一応、すでに準備済みの呪文であれば発動できる)
- 眠るときも枕の下等においておき、とっさに取り出せるように、そして盗まれても気が付けるようにしておこう。
主なクラス特徴
Arcane Recovery/秘術回復(3レベル)
- 小休憩毎に、呪文スロットを少し回復できる。そのため、メイジ・アーマー、アーケイン・ヴィガー、ロープ・トリックなど、持続時間が1時間以上の呪文を小休憩前に唱えれば、実質ノーコストだ。
Spell Mastery/呪文体得(18レベル)
- 発動時間が1アクションの、1レベル呪文と2レベル呪文を1つずつ習得し、回数無制限で発動できる。おすすめの呪文は以下の通り。
- エンハンス・アビリティ:常に能力判定に有利を付けられる。
- シー・インヴィジビリティ:不可視の敵を常に警戒できる。
- ノック:閉ざされた扉に困ることが今後一切なくなる。
- メイジ・アーマー:常にACを上げられる。
- ロングストライダー:常にパーティ全員の移動速度が増える。
- ロープ・トリック:いつでも安全に小休憩できる。
サブクラス考察
Abjurer/防御術師
- 防御術は文字通り、攻撃から身を守る呪文系統である。ACを高める、相手の呪文を妨害するといった呪文がある。
- 序盤から終盤まで使える呪文がそろっており、特に対魔術師戦で活躍する系統だ。味方に攻撃力のあるパーティで、ウィザードが防御を引き受けるときはこの学派を選ぶといいだろう。
主なサブクラス特徴
Arcane Ward/秘術の防壁(3レベル)
Spell Breaker/呪文破り(10レベル)
- カウンタースペルとディスペル・マジックが強化される。
Diviner/占術師
- 占術は未来や遠い地点の今を見聞きする他、物質などの位置を探る探知系の呪文を多く揃える呪文系統である。
- 最大の特徴は、「予見」によりd20ダイスを貯めておくことができること。高い出目も低い出目も優秀に使え、運良くクリティカルダイスを出せれば前衛の大武器を使う味方等に、大ダメージを出させることが可能。その他の特徴も汎用性に優れるサブクラスだ。
主なサブクラス特徴
Portent/予見(3レベル)
- 毎日2つのd20をロールし、その日に行われたロール結果を書き変える。味方の攻撃を当てたり、致死的なセーヴを通したり、敵の攻撃をミスに変えたり、常に有用である。
- 絶対に成功させたい判定を行う時にも使える。プレイナー・バインディング、ポリモーフ、バニッシュメントなどと相性が良い。また、自分のレベル以上の呪文の巻物を読むときにも使える。
- 「予見」による出目の置き換えは、ダイスを振る前に行われる。そのため、グリブネスのような「実際に出たダイス目を書き換える」効果と同時に適用される場合、タイミングの関係上、「予見」の処理が先に行われる。結果として、最終的にはグリブネス側が優先される。
- 占術師が2人いて、同じ判定を同時に書き変えようとした場合、ターンプレイヤーが処理順を決める。
Evoker/力術師
- 力術はほとんどの範囲攻撃と強力な単体攻撃呪文が揃っており、攻撃力、瞬間火力に優れる呪文系統である。ほとんどの呪文が攻撃力に特化しており、できることの幅は少ないが単純に強力な呪文が多くそろっている。
- 高い攻撃力で戦闘を制圧するという秘術呪文使いの求められる要素を強く補助できる上、他系統の専門家と比べてできることが増えない=シンプルなので、初心者におすすめのサブクラスである。
主なサブクラス特徴
Potent Cantrip/初級呪文強化(3レベル)
Sculpt Spells/呪文効果範囲操作(3レベル)
- レベル+1体のクリーチャーを、呪文の効果範囲から外せる。
- ファイアーボール、アイス・ストーム、ウォール・オヴ・ファイアー、ジャラージズ・ストーム・オヴ・レイディアンス、サンビーム、プリズマティック・スプレー、サンバースト、ミーティア・スウォームなどがおすすめ。
Overchannel/限界突破(14レベル)
- ダメージ・ダイスが最大となる。
- 振るダイスが多いほど利益が大きくなるため、ファイアーボール、ジャラージズ・ストーム・オヴ・レイディアンス、オティルークス・フリージング・スフィアー、ディレイド・ブラスト・ファイアーボール、ミーティア・スウォームなどがおすすめ。
Illusionist/幻術師
- 幻術は文字通り幻を作り出す魔法であり、他者の目や耳を欺き、誤った情報を相手に与える呪文系統である。直接的なダメージやデバフを与える系統ではないので一見すると地味で回りくどいと感じるかもしれないが、幻術呪文は戦闘を回避し、厄介事を未然に防ぐことができる。
- 作り出す幻術によって多様な効果を生み出せるため、応用の効く系統でもある。知的で狡猾で詐術的なウィザードをやるならおすすめのサブクラスだ。
主なサブクラス特徴
Improved Illusions/可変幻影(3レベル)
- 隠密行動や偵察に必要な能力がすべてそろっている。マイナー・イリュージョンが大幅に強化されるほか、サイレント・イメージやメジャー・イメージとも相性が良い。
Phantasmal Creatures/幻影生物(6レベル)
Illusory Reality/実体ある幻影(14レベル)
- 幻術を実体化できる。サイレント・イメージで壁を作って敵を閉じ込めたり、ハリューサナトリ・テレインで有利な地形を作り出すことができる。呪文の物質要素を再現できるかはDM次第。