アニメ用第1話(第1稿)
(※~で書かれている文章は、元の絵コンテから変えた部分の変えた理由の説明や演出の意図の説明など)
~イントロ(OPの前の定番導入部。話により変更されることもある)~
シーン0:暗闇
暗闇。うねる低い音が次第に大きくなる。
ナレーション(以下N)「太古の昔より、人の心には闇が潜んでいた」
暗闇の中にいくつかの人間のシルエット。
(背景が黒でシルエットがカラーの透過光)
胸元に黒いもやもやした影。
N「人々はそれを恐れ忌み嫌い、鬼と呼んだ」
人間のシルエットが苦しみもだえ、頭を抱える。
胸の中のもやもやが濃くなって体の外に染み出して角のある化け物の形を作り、
カッと目と口を開き威嚇の声を上げる。
鬼「クカァーッ!(シャーッ!)」
次々に人間から飛び出す鬼たち。どれも姿が違う。
(※いろんな種類がいることを視覚的に説明)
実体化した心の鬼は肉体を備え力強く地面に立ち、好戦的な様相を見せる。
奥の方には自堕落でやる気のなさそうな鬼、おかしな踊りを踊り続ける鬼など。
N「だが…」
近づく足音。
振り返る鬼たち。
紅葉柄の赤い着物(鬼子)の足元が画面手前から歩いてきて止まる。
振り下ろされた薙刀がフレームIN。刃がきらりと光る。ぎょっとする鬼たち。
鬼子の体からふわっと青白い闘気が立ちのぼる。
N「そんな、心の鬼たちを退治する者がいた!」
(※せっかくの専用用語「心の鬼」をここで使用)
薙刀を構える鬼子。初回のみ逆光のシルエットで顔が見えない。
鬼子「萌え散れ!」
切り裂かれる鬼たち。
~イントロ終了~
~OP~
当初、HAKUMEIを想定していましたが、設定を煮詰めていくうちにHAKUMEIの歌詞とは
だいぶ設定がズレてしまいましたのでイメージ曲未定。HAKUMEIの鬼子から数百年、
生きる強さを身につけてかなり明るさと余裕の出てきた鬼子という感じです。
活劇なのでテンポの良い曲、できれば和のテイスト入り。
途中、シリアスで暗めの話もあるので、底抜けに明るい曲じゃない方がいい。
演出によっては、ほぼインストのみの曲もセンスが良くていいかもしれないが、
やはり「歌える曲」の方が広がりに期待できると思う。
~Aパート開始~
シーン1:山の中・夕暮れ
夕日。
画面に舞う赤とんぼ。
木の根元&キノコのアップ。
鬼子(声だけ)「あ、ここにも!」
手が画面に入ってきてキノコを摘み取る。
キノコが入った竹カゴを抱えた日本鬼子の全身。
鬼子「ふうっ。大量大量。」
手をかざして光をさえぎりながら夕日の方を見て
鬼子「そろそろ日が暮れるわね」
小日本(声だけ)「ねねさまぁ~!」(※小日本追加)
振り返る鬼子。
キノコがいっぱいの竹カゴを頭の上に差し上げて見せる小日本。
うれしそう。
そのまま走り出そうとして軽くつまづく。
鬼子「気をつけて! こにぽん!」(※ベタだけど名前紹介)
竹カゴを胸に鬼子の近くに走りよる小日本。
テレ隠しに笑いながら竹カゴを差し出して
小日本「えへへ…こぉ~んなに採れちゃいましたぁ!」
鬼子、膝をかがめて視線の高さを合わせ、
鬼子「今日はキノコ鍋で決まりね」
2人で顔を見合わせてにっこり。
シーン2:やや薄暗くなった山中の細道
草むらで傷ついた足のアップ。
少年(苦しそうな声だけ)「うう~ん…」
鬼子「…あら? 今の声は…?」
2人でキョロキョロ。
小日本「あっ!」
何かを発見して走り出す小日本。
崖下の草むらに気を失って倒れている小学生くらいの少年。
ひと目で現代と分かる服装をしている。
(※鬼子と小日本だけでは時代劇と思われかねないので)
小日本「た~いへん! 怪我してるよ!」
鬼子「人間ね? どうしてこんな所に…」(※言外に自分たちは人間とは違う存在だと匂わす)
シーン3:鬼子の家周辺・夜
山中の開けた所に昔ながらの茅葺屋根の民家。裏手に小さな畑などがある。
周りに他の家は見当たらない。
ドアの隙間などからは明かりが漏れている。煙出しからは煙。
シーン4:鬼子の家・囲炉裏端
室内の描写。屋根裏に向かって立ち上る煙。太い梁(はり=柱と柱の間をつなぐ、
屋根裏の水平な建材)。薪のはぜる音。
壁にかけられた蓑(みの)と笠(かさ)、土間のかまど(台所)や水がめ。
手前に囲炉裏(いろり)、その向こうに客用布団に寝かされた少年と枕元に正座で控える鬼子、
角の辺りはやや暗くなってる。
鬼子の後ろに立って肩越しに恐る恐る少年を見つめる小日本。
(電灯が無いので実際にはかなり暗いはずだが、この辺りから演出上、だんだん明るくしてOK)
少年「う~ん…」(目を覚ます)
小日本「あっ!」
さっと鬼子の背に隠れる小日本。
鬼子「具合はどう? 一応手当ては済ませたけど」
少年「…オレ……?」
鬼子「崖の下に倒れてたのよ。落ちたのかしら?」
少年「そうだ、オレ!(ガバッと起き上がって)…イテッ!!」
足を抱えてうずくまる少年。鬼子慌てて
鬼子「だめよ!じっとしてなきゃ!
折れてはないみたいだけど、ひどく打ってるわ」
少年「うう~」
鬼子「さ、横になって」
少年「アンタ…誰?」 (※自暴自棄になってるのと男の子なのでぶっきらぼう)
鬼子「私は鬼子。ひのもとおにこと申します。」
小日本「わたし、こにぽん!」(鬼子の肩につかまったまま、顔を出して叫ぶ)
少年「おにこ…? ヘンな名前…」
鬼子「ヘンですか?」(ガビーン)
鬼子「(気を取り直して)たまたま通りかかったの。発見が早くてよかったわ。
このあたりはあまり人も通らないし」
鬼子の背につかまったまま頭を左右に揺らしている小日本。
(※ちょっと手持ち無沙汰なのと、ふにふにした可愛さを表現)
鬼子「おうちはどこ? 親御さんに知らせて…」
少年「余計なことするなよ!!(大声)」
あっけに取られる鬼子と小日本。
少年「放っておいてくれ!」プイと横を向く
小日本、鬼子の背から走り出て少年の布団の脇に膝をつく。
小日本「でも…きっと、父さんや母さんが心配してるよ?」
少年「心配する親なんていないよ! 親父が心配なんてするもんか!」
(※本音は心配して欲しいのがポロっと)
少年「親父は今日も仕事、仕事さ。口を開けば『勉強してるか?』だって。
母さんが死んでから、オレを心配するヤツなんて誰もいない!」
小日本「でも…」
少年「うるさい! お前に母さんが死んだ子供の気持ちなんか分かるもんか!」
鬼子「(慌てて)ちょっと!」
少年「なんだよ!」
静かに立ち上がる小日本。見上げる少年。
小日本「…わかるよ」
小日本、目に涙をいっぱいためて地面を見つめながら
小日本「わかるよ。わたしの母さんも ずーっと昔に死んじゃったから」
(※プロット全体に関わる独自設定です。あと、間違っても初見の人が鬼子を
小日本の母親だと思わないように・笑)
走り去る小日本。
ばつが悪くなり、おとなしくなる少年。
(※ここで鬼子に慰められると精神的に安定してしまい、心の鬼を熟成できないので
気持ちが荒れたまま怒りを中断させただけに)
鬼子「とりあえず今夜は泊まっていきなさい。明日、街まで送ってあげるから。ね?」
少年「………うん」
シーン5:鬼子の家・奥の部屋
明かりのついてない暗い室内。
鬼子の膝にもたれて泣き疲れて眠る小日本。時々しゃくりあげる。
(※シリーズ後半で小日本の心の傷が伏線になるので1話で出しておく)
小日本「ねねさま………」(寝言)
鬼子「(ささやくように)ここにいるわ。ずーっといるわよ」
小日本の髪を優しくなでる鬼子。(※2人の仲の良さを、より視聴者に印象付ける)
小日本の寝顔が心なしか和らぐ。(※鬼子に全身全霊の信頼を寄せている小日本)
鬼子、目を上げると窓から月が見える。
(ガラスのはまった窓ではなく、桟+板をつっかえ棒で上げてあるヤツ)
~Aパート終了・アイキャッチ~
~CM~
~Bパート開始・アイキャッチ~
シーン6:鬼子の家・囲炉裏端
囲炉裏の火は小さくなってるが消えてはいない。
寝返りを打つ少年。
少年「う…ん……」(うなされている)
シーン7:少年の自宅・回想(※少年の傷ついた心を具体的に)
父「その日は仕事で忙しいんだ。一人で行けないかな」
少年「親父!」
少年「オレが代表になったんだよ。クラスで一番なんだ。今回は見に来てよ!」
父「(目をあわさずに、のらりくらり)新しいプロジェクトが軌道に乗る所でな。
大事なところなんだ。あー…」
少年「オレにとっても大事な日なんだよ!」
父「あー、先生に頼んでビデオを撮っておいてもらって、なんだな、後でそれを…」
少年「もういい!!」
走り去る少年
シーン8:鬼子の家・囲炉裏端
さっきよりさらに火の勢いは小さく、室内は薄暗くなっている。
少年、うなされているが眠ったまま。
少年(心の声・エコー)「親父はオレより仕事の方が大事なんだ……」(声、次々と重なって)
少年(心の声・エコー)「オレのことなんか大事じゃないんだ……」
少年(心の声・エコー)「誰もオレなんか大事にしてくれない……」
声(謎の声・エコー)「……シイ」
少年(心の声・エコー)「オレなんてどうなってもいいんだ……」
声(謎の声・エコー)「……サビシイ」
少年(心の声・エコー)「オレなんてもうどうなってもいい……」
声(心の鬼の声・エコー)「………ァァア…サビシイィィイィィ~~~~~!!」
(自分が生まれ出でる歓喜の声。多少エロっぽくてもOK)
ズルズルッと少年の体から這い出す心の鬼・自暴自鬼
(※ちょっと変えました。鬼のビジュアル路線はそのまま、他人をも自分をも傷つける鬼。
最後には自滅に向かう。)
心の鬼「ソウダ、誰モ オマエノ コトナド大事ニシナイ」
少年「ううう……」
少年に這い寄り、とがった爪で顔をなでる。
少年、悪夢にうなされているようで顔色が非常に悪い。苦しそう。
心の鬼「誰ァレモ………誰モ…オマエモ! フヒヒヒヒ…」
心の鬼、ジュルリとよだれをたらす。
心の鬼「ダッタラ オマエヲ…」
少年の布団を取り囲むようにとぐろを巻く心の鬼
心の鬼「喰ワセロォ!」
少年に飛びかかる心の鬼。
布団ごと串刺しにする。
爪に布団を引っ掛けて勢いよくはぐ。
残ったのは敷き布団だけ。少年はいない。
心の鬼「イナイ!?」
心の鬼、辺りを見渡す。
キィ…ときしむ入り口の戸、開いている。
シーン9:鬼子の家周辺
屋外へ這い出す心の鬼。キョロキョロと獲物の少年を探す。
ハッと気配に気づいて向き直り、身構える。
般若の面(どアップ)。ポン!と鼓の音。
カットを割って般若の面をつけた鬼子の横顔(アップ)。ポン!と鼓の音。
カットを割って逆方向斜め下から般若の面と鬼子(アップ)。ポン!と鼓の音。
ポンポンポン…と鼓の音とともにカメラが引くと、
月をバックに般若の面をつけて薙刀を持った鬼子が立っている。ポン!
般若の面の奥で目が赤く光る(透過光)
心の鬼「オ、オマエハ!!」(※すいません、クサい演出が好きなんです・笑)
ザッ!と心の鬼に切りつける鬼子。かわす心の鬼。(※戦闘系の鬼なので俊敏)
振り返るか返らないかのうちに薙刀を一閃して返し心の鬼に切りつける鬼子。
丁々発止。
よけそこなって一部が切りとられる心の鬼。破片は霧散。
心の鬼「ウウウウウ・・・アイツハドコダ! 喰ウ、喰ワセロ喰ワセロ…」
般若の面を頭の横に上げる鬼子。
目は紅く、目のフチに隈があり、角は長い。中成。
鬼子「人の心に巣くう鬼よ、おとなしく滅しなさい」
(※以下、心の鬼とは何か?を説明)
心の鬼「ヒヒ…オレヲ育テタノハ アイツダ!
アイツガ 心ノ中デ オレヲ オオキクシタ!」(ニヤニヤ)
心の鬼「俺ヲ 産ミ出シタノハ……」
鬼子「バカにしないで!」(キッパリ)
鬼子「彼がそう思いつめるように仕向けたこと、気づかないとでも思ってるの?」
心の鬼「ナ、ナニ!?」
鬼子「これでも心の鬼には詳しいのよ。もう充分に遊んだでしょう? 人の子を開放してやりなさい!」
心の鬼「ウウヌゥ………」
鬼子に飛び掛る。
心の鬼「シャアアァッ!!」
~鬼子戦闘バンク~
必殺技のための決めポーズ&セリフ(未定)(※桃太郎侍ほどは長くない予定)
~バンク終了~
鬼子、心の鬼を切り裂く。(突き刺す?)
鬼子「萌え散れ!」
心の鬼、断末魔の叫びを上げて一瞬湧き上がり、崩れ落ちながら
心の鬼「オマエ…ナニモノダ…」(声も崩壊していく。周波数が下がる?)
言い終わらないうちに霧散する。
薙刀を持ったまま、月をバックに髪を風になびかせる鬼子。
鬼子「私は…ひのもとおにこ。心の鬼を狩るが定め(冷たい声で)」
般若の面を手に取る鬼子。
目を閉じ、開けると、目の色は戻り隈は消えて角も短くなる。
(※第1話で、ここまでのパターンが提示できれば、とりあえず鬼子を視聴者に理解してもらえるかと。
なぜ心の鬼を狩るのか?や、鬼子が人間を好きなことなどは今度の展開で紹介)
小日本「…ねねさま?」
茂みの影から心配そうにのぞく小日本。
後ろには少年が横たわっている。(※どーやって瞬時に運んだのか?は気にしない!!)
鬼子「(優しい声に戻って)もう大丈夫よ。今行くわ」
小日本「あい」
鬼子が眠る少年の髪をなでると、一瞬身震いするが、すやすやと穏やかに眠り続ける。
小日本「もういない?」
鬼子「ええ。怖いのは退治したわ」
安心して笑う小日本。
小日本「やっぱりね、おうちのひとが探してると思うの。
そうでなかったらさびしいと思うの」
鬼子「(目を閉じて、やさしく) 好きになさい」 立ち上がって離れる
~小日本縁結びバンク~
縁結びの技のための動作&決め台詞
小日本、軽く握ったこぶしを胸の前で合わせ、目を閉じて祈る。
(あわせたこぶしが前から見るとハート&桜の花びらの形である)
透過光つきでくるくる回る。しだいに袖から桜の花びら形の光が舞い始め、
小日本の動作に合わせて一陣の風が光の花びらを巻き上げる。
決め台詞未定。「萌え咲け」も利用予定。
~バンク終了~
空へと差し出した手のひらから花びらの光の筋が流れ出し、少年と空のかなたをつなぐ。
小日本「これでお互いの心はしっかり結んだの」(※小日本の能力も紹介)
後ろから小日本に近づき、空の光を見上げながら小日本の肩に手を乗せる鬼子。
シーン10:山中・朝方
男の声「おーい、おおーいぃ…」
男(少年の父)「おーい、重吾…あ!」
崖の下で倒れている少年を見つけ、走り出す。
父親「おい!重吾、しっかりしろ!」
少年「……あ、親父? …痛て!」
足を押さえてうずくまる少年。鬼子の家でしてあった包帯などは取り去られている。
父親「大丈夫か? 立てるか?」
物陰からそれを見守っている鬼子と小日本。
小日本「(小声で)ねねさまが助けたんだよって言わなくていいの?」
鬼子「いいのよ」(満足そうな鬼子)
シーン11:街への山道
父親におぶってもらって帰る少年。背中から父親に話しかけている。
少年「…でさ、そのヒトたち、頭に角がはえてるように見えたんだ。暗くてよく分からなかったけど…」
父親「そんなバカな…ハハ……それは夢だよ」
少年「(ほっとして)だよなぁ!」
少年「(急に神妙になり)……親父、ゴメンな、オレ…」
父親「いや、俺が悪かった。母さんがいなくなった寂しさを仕事で紛らわせようとして
お前の気持ちまで考えてやる余裕がなくて…」
少年「え? 大人も苦しいほど寂しくなることってあるの?」
父親「(苦笑して)当たり前だ。大人を何だと思ってるんだ? 子供が大きくなっただけだぞ?」
それを聞いて笑う少年。
シーン12:鬼子の家への山道
小日本「今頃、父さんと仲直りしてるかなぁ? あのコ」(※お姉さんぶりたいお年頃なんです)
鬼子「こにぽんの縁結びは強力だもの。きっと大丈夫」(※あの作用が「縁結び」であることを紹介)
鬼子「さ、私たちも早く帰ってもう少し寝ましょ」
小日本に手を差し出す鬼子。
一瞬、その手を見つめた後、満面の笑みを浮かべる小日本。
小日本「あい!」
力いっぱい鬼子と手をつなぐ小日本。
(※2人の絆を表現すると同時に、小日本も寂しさを抱えた存在だったことを暗示)
小日本「ふ・ふ・ふ~♪」
つないだ手をぶんぶん振る。気にしない鬼子。
朝焼けの空。朝日がすがすがしい。
鬼子(声だけ)「ふあぁ~っ」(朝焼けの空に響く鬼子のあくび)
小日本(声だけ)「ふわーあ!」(鬼子のあくびの真似)
~Bパート終了~
~ED~
イメージ曲:こにぽん+かいてん=えがお
シーン12からEDのイントロに突入しても。
~予告編~
鬼子「大変よ! 冬至温泉に女湯をのぞく化け物が現れたんですって!
実体化した心の鬼の仕業に違いないわ!」
小日本「おんせん、おんせ~ん♪」
鬼子「次回!『湯けむり温泉郷に鬼が出た!(仮)』 萌え散れ!」
謎の声「おっぱい~ん…」(エコー)(※あくまでも鳴き声です。誰がなんと言おうが絶対!w)
最終更新:2010年12月27日 17:55