戦いの果てに待つものはなにか◆2kaleidoSM


夢を見ていた。


街だったはずの場所を燃え盛る炎が包み込んでいる。
夜の闇が広がっているはずの空も、まるで地上に影響されたかのように朱に染まるほどに。
そして、当然そこにいる人間もまたその炎に飲み込まれていた。

燃える炎の中でもがく人がいた。
炎が近づく中で動かぬ子供を抱きかかえて必死に呼びかける親がいた。
倒壊した家屋の下敷きとなり動けぬまま、迫る炎の恐怖に助けを求める人がいた。

それはまるで地獄のような光景だった。

そんな場所で、男は助けを求める人々を一人でも多く救おうと必死で助けようと駆けまわっている。
だが、誰も助けることはできない。
必死に手を伸ばすも、誰一人間に合わぬまま死んでいく。

それは地獄のような光景だが。
そこを駆け回る男にとっても生き地獄のようなものだった。

自分の行動が、その戦いで全ての争いを終わらせ、誰も苦しむことのない世界を願うためのものだったその男にとっては。

心が擦り減らされるほどに失われていく命を見ていく、そんな中で。

男はようやく一人の生存者を見つけることに成功した。

もう動くことのできないほどの状態、もう少し遅れていれば間違いなく死んでいただろうという様子の、しかし確かに生きている一人の少年。
弱々しくも確かに脈を残したその少年の手を取り、その生を実感する。

『…生きてる……生きてる……生きてる……!!』

たった一人。だが確かに間に合った。
ただそれだけで、男にとっては救いだった。

『ありがとう……ありがとう……ありがとう……!!』

まるで助けられたはずの少年よりも、助けた男が救われたかのようにも思えるほどの感謝の言葉を述べながら。
その男、衛宮切嗣は少年を抱きしめて涙を流していた。



それは、セイバーが知らない衛宮切嗣。

(もしやこれは、キリツグの……)

マスターとサーヴァントは精神的なパスを通じて互いの体験を夢として見ることがある。
今までは切嗣による精神的なシャットアウトによりこのように通じたものを見ることはなかった。故に初めてであり。
そして、この光景が自分の知らない、いずれ体験したかもしれない未来のものであるということも直感していた。

これが、あの聖杯戦争の果てにある未来だというのなら。

(キリツグ…、あなたは…)

あの戦いの果てに、一体何を得られたというのだろう。


「…戻ったよ」

セイバー、千冬の二人の帰還からしばらく経った頃、一人離れていた鈴羽が三人の元へと戻った。
その顔色を見るにあまり大丈夫そうではないが、しかし気持ちに一段落はつけたのだろう。

まずは状況を整理しなければならない。
セイバーと同行した千冬に鈴羽は問いかける。

「セイバーは、まだ起きない?」
「ああ。傷が深くてな。彼女の持つ武器のおかげで命に別状はないみたいだが、しかしメダルが足りない」
バーサーカーってやつに負けたの?」
「…いや、その戦いには勝った。セイバーはバーサーカーを、深手を負うこともなく倒した」
「じゃあ、何でセイバーは……」
「私は先行するセイバーを追っている時、一人の男と遭遇した。
 お前も最初の場所で見ただろう。あのワイルドタイガーという男だ」

ワイルドタイガー。
真木清人に向けて、この殺し合いを絶対に止めると宣言していたあの男だ。
無論殺し合いに乗ることなど考えられない。
だが、それがどうしてこの話と関係するのか。

「バーサーカーを倒した時、正確にはやつがセイバーのために一つの道具を取り出した時、奴はセイバーを背後から攻撃した」
「な…っ…」

その言葉に絶句する鈴羽。
決して殺し合いに乗ることはないだろうと思われたはずの男の凶行。
千冬や切嗣にも衝撃だったそれは無論鈴羽にとっても同じもの。

「正気を取り戻したバーサーカーはセイバーを私に託して、ワイルドタイガーの足止めをした。おそらくはもう生きてはいないだろう」
「…どうして、ワイルドタイガーは?」
「分からん。あの時のあいつは最初のあの場所にいた時とはまるで別人のように豹変していた…」

そう思い出しながら答える千冬に、鈴羽はふと疑問の目を向けた。
似たようなことが、以前になかっただろうか、と。

「……ねえ、その辺の話、詳しく聞かせてもらっていい?」

問われた千冬は、ワイルドタイガーに出会ってからの様子をある程度詳細に説明する。
だが、実際説明したところで何故そんな凶行に走ったのかという理由に当たりそうなものは思い当たらなかった。
この殺し合いの環境が、あの男を変えてしまったのか、それとも真木に宣言したあの時の姿は偽りだったのか。

「…ちょっといい?あくまでも可能性の話なんだけど…」

説明が終わったところで鈴羽は未だ思考を続ける千冬に一つの事柄を告げる。
それは鈴羽にとっても苦い記憶となった一つの戦い。

「私、この場所にきて数時間くらいの頃だったかな。似たような状況に遭遇したの。
 友好そうな顔で近寄ってきて襲いかかられたことが。って言っても、そいつすごく雰囲気がおかしかったからすぐにヤバイやつだって気付いたんだけど。
 でも逃げられなくて、仲間が、月見そはらが殺されたの」
「…まさか……」

それはセイバー達との情報交換の中で聞いていたものだ。
そして、その襲撃者の名前は、確か。

「そいつは名乗ってた。織斑一夏、って」
「…!」

織斑一夏。
千冬の弟であり、最初の放送で名を呼ばれた者の一人。
その辺りの説明は既に聞いている。一夏の姿を借りて狼藉を働く者がいるということも、そいつが行った所業についてもこの場の者が知っている限りは。
間桐雁夜を殺し、月見そはらを殺し。
おそらくは、姿を写し取った織斑一夏も。

無論、あのワイルドタイガーがそうだと断言するにはまだ早い。ことが事なだけに状況証拠だけで判断していいものではない。
だから、鈴羽は畳み掛けるように千冬に問う。

「私があった織斑一夏は、何だかやたらと私達の中身を見せてくれ、みたいなことを言って襲ってきたんだけど。
 そのワイルドタイガー、もしかして似たようなこと口走ってなかった?」
「………言っていた」

『なあ、教えてくれよ───アンタの中身、如何なってるのか』

確かにあのワイルドタイガーはそう言った。
あの時は言葉の意味を考える暇も察する暇もなかったものだが、しかしそれがその正体を示すものとなるのならば。

自分でも意識しない間に握り締めた手に力が篭っていた。

「…私も連れて行って」

そんな千冬の様子を見て察したのだろう。鈴羽が厳しい表情で懇願してきた。
その目に宿った激情は千冬のものと同じものだろう。

一方的に襲いかかり、そはらを殺し、そしてセイバーをも傷つけた。
織斑一夏を殺し、あまつさえその姿で人を襲っている。

二人にとっては仇敵と言っても差し支えない相手だ。

「待て、二人とも」

だが、そんな二人の会話を横で聞いていた切嗣が待ったをかける。

「今互いに別行動を取るのは得策じゃない。相手は姿かたちを自由自在に変えられる化物だ。
 下手をするとこの中の誰かの姿に変身して隙をついてくるかもしれない」
「それは…、そうだけど……、でも、衛宮切嗣!」

「君の気持ちが分かる、とは言えないだろうけど。
 だけどこんな状況だからこそ、冷静になって行動しないといけない。
 もしかしたら、奴はまた別の姿で近づいてくるかもしれない。
 だけど今僕たちに残されたメダルはそう多くはないのだから」

二人のようにあの存在に深い恨みがあるわけではないが、だからこそ切嗣は冷静にどう対処すべきかを述べることができた。

実際問題、ここにいる一同のメダル残数は心許ないものだ。
セイバーの傷を回復させるために千冬が追加でメダルをつぎ込んだこともあり、今手元にある枚数は30枚。
これを切るとISを動かすことは厳しくなる。
たとえ生身でも並大抵の相手ならば倒す自信はあるが、しかし相手は人間ではない正体不明の相手。慎重に行動することに越したことはないのも事実なのだ。

「そう、だな…。こちらからの行動はセイバーが目を覚ますまで保留としておこう」

一旦その怒りの感情を心の中に押し留める千冬。
もしかするとユウスケが戻ってくる可能性だってある。

阿万音鈴羽も、少し落ち着け。
 お前が辛いのは私にも分かる」

相手は不意打ちとはいえセイバーに深手を負わせるほどの力がある。
そこに変身能力での撹乱までされてしまっては全滅は必須だ。
今は互いの安全を確認しつつ力を合わせることが重要になる。


「…ねえ、少しだけ、弱音を吐かせてもらってもいい?」

やがて鈴羽は、ポツリと弱々しい声色で呟いた。

「私、怖いんだ。私の近くで人が死んでいくのを見るのが」

鈴羽自身今まではこんなことをここまで痛感したことはなかった。
ワルキューレにいた元の時代、世界でも自分の近くで多くの人が死んでいくのは日常だった。
だけど、皆分かっていた。自分たちのいる場所が、その世界では何よりも死に近いものだということが。
だからこそ自分も必死で戦ってきたし、仲間が死んでも気持ちを切り替えることができるように努めていたのだ。
そう、皆死を覚悟して生きていた。だからこそ、死を背負うことはあっても引きずることはなかった。

ただ一つのことを除いて。

作戦名『オペレーション・ギャラホルン』
一言でいうならSERNにおける重要人物、牧瀬紅莉栖を狙撃するもの。
その作戦における狙撃手という最重要ポジションを与えられた鈴羽。
しかし結論から言えばその作戦は失敗した。手元を狂わせた狙撃により殺すことができず、結果多くの仲間が犠牲になった。

自分の失敗が多くの仲間を死なせたという事実から、優秀な狙撃の腕を持ちながらそれを2年間封じるほどに。

「別に人が死ぬのはたくさん見てきたはずなのに。でもやっぱりあの時とは違うんだ。
 家族が死んで、仲間が死んで、なのに私は何もできていない」

今の自分の中にあるのはその悔恨の念に近いものがあった。
月見そはらは一般人だった。戦いに生きてはいない、本来ならば自分達のような戦士が守るべき者。椎名まゆりのように、ごく普通の世界を生きる権利があった。
それを、守ることができなかった。
すぐそばにいながら、守れなかった。

そして逃げた結果、今度はセイバーが傷付けられた。そはらを殺したあいつの手で。

「そしたらさ、どうしても思っちゃうんだ。もっと最善の行動ができてれば、ううん、もっと自分に力があれば、誰も死なず、傷つかずに済んだんじゃないか、って」

もしかしたらその時点で、自分は”失敗”してしまったのではないか。
あのそはらを守れなかった時点で。

皆が死に、傷ついていく中で、自分だけ何もできていない。
特に月見そはら。守れるはずだった彼女を助けることができなかったことは、鈴羽の心に深い悔恨を残していた。
そして、その下手人が今度はセイバーを傷付けたのだ。
耐えられるはずがなかった。


「もしかしたら、私が月見そはらを守れなかったせいで、あの時あいつを止められなかったせいで…。
 あの子も、セイバーも、セイバーの仲間も、お父さんも牧瀬紅莉栖もフェイリス・ニャンニャンも、みんな、みんな私がもっとしっかりできていれば――――」
「落ち着け!阿万音鈴羽」

思わず大声で鈴羽の自責を止める千冬。

「少なくともお前の父親や友達、私達のことはお前には責任はない。
 気負う気持ちは分からんではないが、そうやってあまり自分を追い詰めるな」

慰めるように鈴羽の肩に手を置く千冬。

年齢にしてみれば教え子の生徒達とそう離れたものではない少女。
そんな娘がここまで思いつめている。きっとこの殺し合いだけの話ではないのだろう。
一体どんな人生を彼女が歩んできたというのか。

だが、少なくともこの場所での歩みに限定するのであれば、自分も人のことを言えるものではない。

「それに、守れなかった、というなら、私こそ……」

無残な肉塊と化した弟。
狂気に走り、正気を取り戻すと同時にその命を目の前で断った教え子。
それに殺された別の教え子もいれば、未だどう出会ったのか分からぬが死んでしまったことだけは確かな者もいる。

思い返せば後悔ばかりでキリがない。
特にセシリア・オルコットのことは。

「力があっても、私はセシリア一人救うこともできなかった…」
「…ごめん、何だか私ばっかりこんな目に会った、みたいなこと言って」

強い後悔を噛み締める千冬の表情を見て、鈴羽は謝罪の言葉を述べる。

思わず口走ってしまった言葉だったが、しかしこの場にいる皆が同じ気持ちだった。
千冬だけではない。
あまり積極的に話に入ってこない切嗣もまた、同じなのだ。

間桐雁夜を死なせ、アストレアは別れて間もなく放送で名を呼ばれ。
牧瀬紅莉栖をバーナビー・ブルックス・Jrから助け出すことができなかった。
挙句、生き延びた末にこうして皆の介護があってようやく動けている有様だ。



(力、か……)

そんな鈴羽を見ながら、ふと千冬は自身のバッグに入った一つの存在に思いを馳せる。
白式。弟である織斑一夏のIS。
ブルー・ティアーズ、ラファール・リヴァイヴ・カスタムII。二人の教え子の持っていたIS。
この中で自分のスタイルと相性のいい百式を除いた二つのISは、千冬にとっては持て余し気味のものだ。
特にビットによる遠隔操作を用いた戦闘が可能なブルー・ティアーズはともかく、多様な装備を状況に応じて持ち替えていくラファール・リヴァイヴ・カスタムIIは併用して使うことはできない。

もしこれを鈴羽に渡せば、彼女の悩みの一つ、戦う力がない無力さを消すことはできるかもしれない。

(いや、だがそれは鈴羽自身の身を危険に晒すことと同じだ)

だが、戦いに加わるということは同時に命の危機も増えるということだ。
それに仮に鈴羽に渡したとしても、彼女はISを動かすことにおいては素人に近い。いきなりではなく、ある程度訓練で慣らさなければ戦闘と同時に撃墜、ということになりかねない。
だが、それをするだけのメダルの余裕はない。

(今は、私がやらねばならない。私が…)

拳を握る千冬は、その心中にある、ISを渡すことを保留した理由の一つから目を背けた。
それは、鈴羽の抱いた感情と同じものであるということを認識しながら。



月明かりの美しい夜。
屋敷の縁側に二人の人間が座っていた。

一人は衛宮切嗣。もう一人はキリツグが助けた少年。
あの災害の中で親を失った子供を、キリツグは養子として育てていた。
普通の親のようにずっとそばにいてやれないながらも、キリツグなりに愛情を注いで共に暮らしていた。

そこには、魔術師殺しと恐れられた男の姿はなかった。

『子供の頃、僕は正義の味方に憧れてた』

キリツグはまるで遠い情景に想いを馳せるように少年にそう呟いた。

『ヒーローってのは期間限定でね。大人になると名乗るのが難しくなるんだ』
『そんなこと、もっと早くに気付けばよかった』

言葉の裏で、キリツグが一体どれだけのものを失ってきたのか、セイバーには知る由もない。
だが、この衛宮切嗣という男が戦いの果てに得たものがあの大災害による犠牲だったというのであれば。
これほど残酷なことはないだろう。

(キリツグ……)

『なら、しょうがないな』

と、そんなキリツグを真っ直ぐ見つめて、少年は口にした。

『しょうがないから、俺が代わりになってやるよ』

衛宮切嗣という男が叶えられなかった夢を、自分が代わりに叶える、と。

『だから安心しろって。爺さんの夢は』

その瞳はどこまでも真っ直ぐで純粋で。
傍から見ても分かる危うさも少なからず感じてしまうほどのものだった。

『ああ、安心した』

だが、その言葉に心底救われたように小さく呟いて。
それを最後に、キリツグの意識は消失した。
これが、衛宮切嗣という男の最後に見た風景だった。



自分が知る衛宮切嗣と、あの衛宮切嗣。
その差の間にあったものをセイバーは理解した気がした。

キリツグは結局何も得ることができず、全てを失って。
自分の行動全てを自身が否定せざるをえないほどの結果を受けながらも。
それでもただ一つだけその手に残すことができたものに、自分の夢を託すことができたのだ。

それが正しいことなのかどうかはセイバーには分からない。
だが、その最期は彼にとって間違いなく意味のある、救いだったのだろう。


(私は…何を成せたのだろう…?)

自分の願いを遂げられなかったキリツグの姿が自分と被って見えたセイバーは、ふと自分を見つめ返す。

キリツグのように、小さくとも何か一つでも残せたのだろうか。
国に対して、人に対して、そして、

(ランスロット…、私は……)

友に対して。

眠り続けるセイバーにはまだ答えにたどり着くことはできない。
しかし、その目覚めの時も少しずつ近づいていた。



【二日目 深夜】
【A-4 南】

織斑千冬@インフィニット・ストラトス】
【所属】赤
【状態】精神疲労(大)、疲労(大)、左腕に火傷・骨折、肉体に多くの裂傷
【首輪】30枚:0枚
【装備】白式@インフィニット・ストラトス
【道具】基本支給品×4、ニューナンブM60(4/5:予備弾丸17発)@現実、スタッグフォン@仮面ライダーW、ブルー・ティアーズ@インフィニット・ストラトス、ラファール・リヴァイヴ・カスタムII@インフィニット・ストラトス
【思考・状況】
基本:生徒達を守り、真木を制裁する。
 0. セイバーが治るまで、前線に立つ。
 1. 落ち着いたら、ユウスケがどうしているのかをセイバー達に伝える。
 2.ボーデヴィッヒと合流したい。
 3.井坂深紅郎門矢士、一夏の偽物を警戒。
 4.ユウスケは一夏に似ている。
 5.セイバーが迷いを吹っ切ったら再戦したい。
 6.鈴羽にISを渡すべきか、それとも…?
【備考】
※参戦時期は不明ですが、少なくとも打鉄弐式の存在は知っています(開発中か実戦投入後かは不明です)。
小野寺ユウスケに、織斑一夏の面影を重ねています。
※ブルー・ティアーズが完全回復しました。
※セイバーを襲ったワイルドタイガーが一夏の仇であると確信しています。

【セイバー@Fate/zero】
【所属】無
【状態】疲労(大) 、気絶中、肩口に裂傷、背中に傷、全身に裂傷、全て回復中
【首輪】20枚(消費中):0枚
【コア】ライオン(放送まで使用不能)
【装備】無毀なる湖光@Fate/zero、全て遠き理想卿@Fate/zero
【道具】基本支給品一式
【思考・状況】
基本:殺し合いを打破し、騎士として力無き者を保護する。
 0. ???
 1.衛宮切嗣に力を貸す。彼との確執はこの際保留にし、彼が望むならもう少し向かい合っても良い。
 2.悪人と出会えば斬り伏せ、味方と出会えば保護する。
 3.ラウラと再び戦う事があれば、全力で相手をする。また、相応しい時が来れば千冬と再度手合わせをする。
 4. 聖杯への願い(故国の救済)に間違いはないはず。
【備考】
※ACT12以降からの参加です。
※アヴァロンの真名解放ができるかは不明です。
※鈴羽からタイムマシンについての大まかな概要を聞きました。深く理解はしていませんが、切嗣が自分の知る切嗣でない可能性には気付いています。
※ランスロットの本心を聞きました。
※夢を通じて切嗣が聖杯破壊以降に体験した記憶を見ました。
 本編中の描写以上の箇所をどこまで見たかは不明です。


【衛宮切嗣@Fate/Zero】
【所属】青
【状態】ダメージ(大)、貧血、全身打撲(軽度)、背骨・顎部・鼻骨の骨折(軽)(現在治癒中)、片目視力低下、牧瀬紅莉栖への罪悪感、強い決意
【首輪】0枚:0枚
【コア】サイ
【装備】なし
【道具】なし
【思考・状況】
基本:士郎が誓ってくれた約束に答えるため、今度こそ本当に正義の味方として人々を助ける。
1.まずはセイバーを回復させる。
2.回復後、偽物の冬木市を調査する。それに併行して本当の意味での“仲間”となる人物を探す。
3.何かあったら、衛宮邸に情報を残す。
4.無意味に戦うつもりはないが、危険人物は容赦しない。
5.バーナビー・ブルックスJr.、謎の少年(織斑一夏に変身中のX)、雨生龍之介とグリード達を警戒する。
6.セイバーはもう拒絶する必要はない?
【備考】
※本編死亡後からの参戦です。
※『この世全ての悪』の影響による呪いは完治しており、聖杯戦争当時に纏っていた格好をしています。
※セイバー用の令呪:残り二画
※この殺し合いに聖堂教会やシナプスが関わっており、その技術が使用されている可能性を考えました。
※意識を取り戻す程に回復しましたが、少しでも無理な動きをすれば傷口が開きます。


【阿万音鈴羽@Steins;Gate】
【所属】緑
【状態】健康、深い哀しみ、決意、強い無力感、そはらの仇(X)に対する怒り
【首輪】0枚:0枚
【装備】タウルスPT24/7M(7/15)@魔法少女まどか☆マギカ 、軍用警棒@現実、スタンガン@現実
【道具】基本支給品一式、大量のナイフ@魔人探偵脳噛ネウロ、9mmパラベラム弾×400発/8箱、中鉢論文@Steins;Gate
【思考・状況】
基本:真木清人を倒して殺し合いを破綻させる。みんなで脱出する。
0.戦うための力がほしい。
1.まずはセイバーを回復させる。
2.罪のない人が死ぬのはもう嫌だ。
3.知り合いと合流(岡部倫太郎優先)。
4.イカロスと合流したい。見月そはらの最期をイカロスに伝える。
5.余裕があれば使い慣れた自分の自転車も回収しておきたいが……。
【備考】
※ラボメンに見送られ過去に跳んだ直後からの参加です。
※タコメダルと肉体が融合しています。
 時間経過と共にグリード化が進行していきますが、本人はまだそれに気付いていません。

147:泪のムコウ 投下順 149:交わした約束と残した思いと目覚めた心(前編)
時系列順
139:湖が赴いた丘 衛宮切嗣
セイバー
織斑千冬
阿万音鈴羽

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最終更新:2016年08月22日 22:33