魔界門とも呼ばれる
魔界と
ロクシアを繋ぐ次元の歪み。
門とは言うものの、見た目は空間に走った亀裂と共に開く漆黒の『孔』である。
第一次魔族侵攻の数年前から各地で
瘴気が滲み出すかのように自然発生していた模様。
この頃はまだ穴も小さく、下級の魔物程度しか出現しなかったようだ。
しかし最初の魔族侵攻を切っ掛けに徐々に広がりはじめ、
第二次魔族侵攻の頃には上級魔族が出現するようになる。
そして時が経ち、
第四次魔族侵攻終結時に人類が
封魔結界を張った事で自然発生していたものは消滅。
だが魔族側もほぼ同時に限定的とは言え結界を破る術を編み出しており、以降は魔界からの
転移術式を現わす言葉となった。
ちなみに辺境やダンジョンの奥深くは結界の効果が及びにくいのか、現在でも稀に小さな魔界門が自然発生するようだ。
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最終更新:2024年03月15日 13:36