魔王と呼ばれる者が軍勢を率い、ロクシアを襲った最初の戦争。
発生したのはロクシア歴50年。
この戦いによって『
魔界と
魔族』そして『魔王』という存在が広く世に知らしめられる事となる。
突如開いた
次元の穴から現れし魔王の軍勢によって局地的に大きな被害が出たものの、新たなる脅威の出現に人々は再び団結。
そして
滅竜戦争を生き残った英傑達の反撃で魔王は討たれる事となり、此度の侵攻は一年も満たずに終息した。
歴史上初の魔王出現ではあるが、この時には『
勇者』に相当する個人は登場していない。
これについては滅竜戦争を戦い抜いた歴戦の猛者が多数参戦した事や、残存していた対
黒滅竜用の強力な武器も投入された事。
更に
英雄ランディの遺した闇に立ち向かう勇気と意志が未だ人々に根強く残されていた事から人類全体の戦力と戦意が十分にあった為と考えれらている。
しかし残されていた強大な兵器や武具もこの戦いにおいて多くが損耗し、英傑達もこの戦乱を最後に現役を退いていく。
新たなる脅威に打ち勝った人々も、まさかこれ以上の事態が来る事は無いだろうと考えていたが…。
数十年後、『
次なる脅威』において世界は甚大な被害を被る事となる。
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最終更新:2025年07月14日 18:30