影のように消えては現れたりと神出鬼没。
グザンと同質の
神力を帯びており、毒気で物体を腐食させる等の能力を持つ。
更に肉体を持たない霊や手折った花、潰した虫から離れる魂を食べるように取り込む事が可能なようだ。
ただし本人曰く一番の好物は
栗谷の作った煮豆。
幼女ゆえか、精神は未だ形成途中な印象を受ける。
鈍色を帯びた金髪をおかっぱ頭にしており、左の前髪に羽衣草の髪留め。
暗金色の瞳の目元と口元には臙脂色の紅を差す。
羽衣草の柄の描かれている菫色の振袖を身に纏っており、腰部分に蝶の羽飾りの付けられた牡丹色の帯。
額の中心には仲間と同じく、竜胆の刺青を入れている。
+
|
その実体は |
その実体はグザンが持つ『外神剣・鏖流須佐露退悪』(とつかみのつるぎ・オールスローター)の化身。
妖刀魔鏖が神器へと昇華した際、それまでに憑り込まれていた魂が同調・融合して 付喪神化したモノ。
グザンが 外神形態に覚醒した日の晩から夢に現れ、座敷牢の中からグザンを見つめていただけだった。
最初の頃は『何者か』と問うても要領を得なかったが、しばらくするとグザンにだけ見える幻影として白昼にも現れ始める。
しかしオールスローターを抜いている時には現れない事、そして彼女の瞳の紋様からグザンはその正体を喝破。
存在を認識された事により、実体を伴って皆の前に現れるようになった。
しかしその結果、瞳の色等でグザンの隠し子だと皆から疑われた模様。
蔦が特に騒いだが、 刀に戻る所を見て誤解は解けたようだ。
実際グザンとは親子にも似た関係ではあるが、本人(本刃)は『おめかけさん』のつもりでいるらしい。
女所帯の鏖金の明星では可愛がられており、特に 松葉独活や栗谷からは猫可愛がりされているようだ。
|
関連
最終更新:2022年06月24日 13:06