『破滅の象徴』
とある魔王候補によって造り出されたとされる禍々しい
大太刀で、柄や鞘には夥しい数の札や鎖が巻かれている。
腰反り両刃造り大鋒、重ねはとても厚く元幅と鋒で殆んど変わら刃紋は重花丁子、目釘は五つ。
拵は竜皮を用いた絡巻きで、鞘にも竜の皮が使われている。
厚みのある大きな鍔には燃え立つ炎を模した鋭角的な装飾と鋸草の彫刻。
ハバキにも炎を模した装飾がされてある。
斬った相手や使用者の
魔力を啜り、例え破損しようとも修復されていく。
今まで斬ってきた存在の魂が怨霊と化して刀身に纏わり憑いており、それらを屈服・支配する程の力を持つ者でなければ怨霊の仲間入りを果たしてしまうだろう。
過去には多くの猛将がこの妖刀を使いこなそうと手にしてきたが、いずれも狂気に呑まれたり魂を刀に喰われるなど非業の最期を迎えたと云う。
その危険性を恐れた時の皇王によって今後誰の手にも渡らぬよう長きに渡り封印されていた。
しかし現代、とある勇者候補の旅立ちの際、まるで導かれるかのように地下に封じられたこの妖刀を発見。
手にした途端に真の主を待ちかねていたかの如く封印が解かれ、以降はその勇者候補『
グザン』の所有となっている。
外神剣・鏖流須佐露退悪
読みは『とつかみのつるぎ』
グザンは単に『オールスローター』と呼んでいる。
グザンが
外神形態へと覚醒した際、それまで屍山血河を築き蓄積された魂と迸り出た
神力を妖刀魔鏖が吸収し、
神器へと覚醒を遂げた物。
柄や鞘に施されていた封印は全て弾け飛び、元来持っていた能力が大幅に強化されている。
外神形態では更に切れ味が増し、丁字乱れの刃紋が煌めく暗金色の刃に神力を纏い全力で振るえば
アダマンタイトですら両断する。
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最終更新:2026年07月08日 21:35