『おうか らくどう』
薫桜ノ皇国の先皇、故人。
人の感情の機微に鋭く、周囲の人間を手玉にとるぐらいの事は容易くやってのけた人物。
経済にも敏く、当時徐々に悪化しつつあった国の財政をその手腕で解決に導いた傑物でもある。
欠点としては若い頃から女癖が悪く、熱を上げやすかった事で有名だった事。
正室そっちのけで側室の
緋陽に尽くし、彼女の為に豪奢な離宮まで建てる程だったと言う。
ちなみに緋陽を側室に迎えた時の年齢は六十八。
既に正室との間には
泰斗を設けていたのにも関わらずこれなのだからどうしようもない。
当時の
三宝大臣と
地蔵沢が緋陽を傾国の火種となる前に処分しようとするも、それらの尽くが失敗に終わったのは楽道が様々な手を回していたからと言われている。
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最終更新:2024年05月25日 23:10