幻想演戯では、何か行動をするときに、その行動が成功するかどうかGMから判定を求められることがある。判定は「判定の基準となるステータス値+2D6」を目標値とし、実際にダイスを振って算出された達成値が目標値以上であれば、その行為は成功となる。
なお、判定の基準となるステータスはプレイヤーが選択する。ただし、判定時にその能力をどのように使うか宣言しなければならない。基本的にこじつけでかまわないが、あまりに無茶がある場合はGMは却下すること。
また、プレイヤーはステータス値を意図的に下げて判定を試みることができる。下げた結果判定に失敗し、下げていなければ成功していたという場合は当然失敗である。攻撃の手加減などで使用することがあるだろう。
目標値の具体的な数字をGMは宣言してもしなくてもかまわない。プレイヤーが尋ねても、答えなくてもよい。また、GMは判定の状況、判定に使うステータス、プレイヤーの行動宣言などの要素を加味し、プレイヤーが判定する際にプラスやマイナスの修正を与えてもかまわない。
そして、戦闘時以外における何らかの判定に成功するたびに、「達成値÷5」(端数切り上げ)の点符を得る。
※判定の基準となるステータスはプレイヤーがうまくこじつけなければならない。逆に言えば、こじつけが思いつかなければ判定さえできずに失敗になる。ただし、GMから求めた判定の場合はステータス値を使わず、2D6だけで判定することは可能。プレイヤーはこじつけを考えるのにあまり時間をかけないこと。オフラインならば1分以内、オンラインなら2分以内などと制限を設けておいた方がよいかもしれない。
最終更新:2009年11月21日 15:18