種族:人間
年齢:17歳
性別:女
身長:160cm
体重:49kg
役職:戦士/猟師
イメージCV:上坂すみれ
「ねぇアナタ、刀身が綺麗な蒼色をした剣を持った剣士を見なかったかしら?」
レベル:65
属性:氷、水
筋力:S
技量:B
耐久力:A
魔力:A
素早さ:C
持久力:S
知性:B
判断力:A
協調性:C
運:B
戦闘スタイル:釣竿を鞭のように扱ってのトリッキーな中距離戦、契約精霊との連携
設定
オウカバクフの最北端の未開の地で隠れ暮らす『
レタラ族』と呼ばれる狩猟民族の少女。
やや勝ち気で高飛車な性格をしており、『冷静沈着』を自称している。
それゆえ高圧的な態度を取るが、情に脆く、非情になりきれない部分もある。
また、可愛いモノを見たり、美味しいものを食べると無邪気にはしゃぐなど、年相応の少女らしい一面を見せるコトもある。
『蒼の魔剣の破壊・もしくは封印』と言う使命を受けて放浪していたが、
紆余曲折あって現在はその使命に反抗することにした。
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蒼の魔剣とは…? |
彼女の語る『蒼の魔剣』とは 宝晶剣の一振りである蒼晶剣サフィールのことである。オウカバクフの東北地方には『空より蒼い剣を担いし天人が戦乱を鎮めた』と言う伝承が語られているが、その当時のサフィールの担い手が参加した戦とは内戦ではなく、レタラ族とオウカの侵略戦争であった。この時、レタラ族から侵略を仕掛け、その武と魔力によって東北の地を治める大名を追い詰めていく…だがそこへ偶発的にアライアスから降りてきた アレフより前のサフィールの担い手がオウカ側に加勢、その力でもってレタラ族を退けた、と言うのが伝承の真実である。
だがこの話にはまだ続きがある。この戦で過半数の同胞を失ったレタラ族は当然サフィールの担い手、そしていつしかサフィールそのものに恨みを抱くようになり、彼らの間では『蒼の魔剣』と言う忌み名が付けられている。そしてある時、サフィールが当時の担い手と共に海に沈んだコトにより彼らも元の地にて慎ましく暮らすコトにしたが…それから幾星霜を経てアレフがサフィールの新たな担い手になったと同時に、彼らの長もまたサフィールの復活を察知。長らく忘れかけていた憎悪を思い出し、彼は一部の優れた戦士に使命を与えた。『蒼の魔剣を見つけ、コレを破壊せよ。破壊できない場合は封印せよ。』と…。
アスカもまたその使命を受けて里を出たが、その最中にて現代でのサフィールの担い手である アレフと遭遇。
彼がサフィールの担い手とは知らぬまま時に誂われたり、時に釣りを教えていく内に奇妙な絆が生まれていく。
そしてそんなある日、ついに彼がサフィールの担い手である事実を知るコトになるが、
元より情に脆い性分の彼女には使命を全うするコトができなかった。
ところが長はソレを見越していたのか、自信が使役しているフクロウ型のコロポックルを使ってアスカを操って強制的に戦闘させる。
アレフとその仲間の活躍により洗脳が解けたアスカは長の真意を知り、
これ以上友人を傷つけない為にも、与えられた使命に真っ向から反抗するコトを誓ったのだった。
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所持している武器 |
レプンカムイ
アスカが主に愛用する武器の1つ。見かけは少し凝った装飾が施された釣り竿にしか見えないが、見かけ以上の頑丈さとしなやかさを持ち、仮に鯨を釣り上げたとしても簡単には折れない(釣り上げられるだけの怪力があるならばの話だが)。また、この竿に付いている釣り糸も少々特殊な素材で出来ており、アスカと契約している精霊が釣り針として装着されることで、後はアスカ自身の意思によって長さを自在に変えれるようになる。その上疑似餌となっている精霊によって釣り糸の軌道を自在に変えるコトができ、さらにソレを利用して糸の結界を張ると言う芸当もできる。
コロポックル『ルイベ』
アスカと契約している氷精霊。普段は小人の姿を取ってアスカの肩に乗っているが、有事の際は氷と水の身体を持った魚の姿に变化してレプンカムイの釣り糸の先に装着、疑似餌となってアスカの戦闘をサポートする。一人称は『オイラ』。少々イタズラ好きな所もあるが、長い時を生きる精霊だけあって思慮深く、ややドライな一面もある。イメージCV愛河里花子。
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関係者
旅先で出会った異邦人の一人。第一印象は雲みたいに掴みどころがないイヤな奴と言う印象だったが、
真剣に教えを請うストイックな姿勢や故郷を愛する純粋な心などを知って以降は奇妙な友情を結んでいくコトになる。
だが件の長に操られての戦闘以降、徐々に友情以上の感情に変わりつつあるコトをまだ自覚していない。
小ネタ
所持する武器の名前、契約している精霊の名はアイヌ語の単語が由来。
レプンカムイは『沖の神』、ルイベは『凍った魚』を意味している。
また、アスカ(飛鳥)はフクロウ信仰の血統(=アイヌ民族)を意味する。
創作者
松々
最終更新:2015年10月20日 23:03