*ヒトカゲ No.004 タイプ:[[ほのお]] 特性:もうか(HPが3分の1以下になるとほのおタイプの技の威力が1.5倍になる) 隠れ特性:サンパワー(天気が晴れの時、ターン終了時HPが8分の1減るが特攻が1.5倍になる) 体重:8.5kg(けたぐり・くさむすびの威力20) 入手可能ソフト:赤緑青ピ(VC)/FRLG/HGSS/XY/USUM/GO/LPLE/SWSH/HOME/BDSP/SV(藍) ||CENTER:BGCOLOR(GOLD):HP|CENTER:BGCOLOR(ORANGE):攻撃|CENTER:BGCOLOR(GOLD):防御|CENTER:BGCOLOR(ORANGE):特攻|CENTER:BGCOLOR(GOLD):特防|CENTER:BGCOLOR(ORANGE):素早| |Sepultura|CENTER:39|CENTER:52|CENTER:43|CENTER:60|CENTER:50|CENTER:65| |[[墓地>ハカドッグ]]|CENTER:50|CENTER:61|CENTER:60|CENTER:30|CENTER:55|CENTER:34| ---- |ばつぐん(4倍)|---| |ばつぐん(2倍)|みず/[[じめん]]/いわ| |いまひとつ(1/2)|ほのお/くさ/[[こおり]]/むし/はがね/[[フェアリー]]| |いまひとつ(1/4)|---| |こうかなし|---| ---- 進化形の[[リザードン]]については[[こちら>リザードン]]で。 ---- 初代から登場。ご存じ元祖炎御三家である。 [[進化形>リザードン]]が色々な所でクローズアップされがちだからか、こいつを[[図鑑No.001>フシギダネ]]と勘違いしている人は一定数いるようだ 巨大ポケモンのしまを見るとわかるがサトシのヒトカゲは純情な子 [[フシギダネ]]「(巨大[[フシギバナ]]にビビって)俺は天涯孤独。親戚なんていないのさ」 ヒトカゲ「(疑うことを知らない目で)かっこいいですねー」 なんで進化してグレたんだろう 尻尾の炎が消えると死ぬことはあまりにも有名。 炎は物理的に起こす物というよりは体調を象徴するというかバロメーターのような扱いで本物の炎とは違うようにも見えるが実際どうなんだろう。 やっぱりリザードでは無くヒトカゲなのか…。本当に地味なんだなリザード。爪とか大きくて格好いいと思うんだけどな。 やっぱりアニメですぐ進化してしまったり&bold(){炎5倍}の[[パラス>パラセクト]]に&bold(){カウンターでガチ負け}しちゃったのが悪かったのか… ↑見た目も名前もリザードンの手前感があるからな。 今調べたけど、ヒロシのリザードとかユキナリのリザードとかそれなりに出番があるじゃん。 個人的には図鑑で「青白い炎」が何故か出てくるのとポケモンスナップで(ヒトカゲ軍団から離れて)1人で火口を走り回ってる印象。 まぁスマブラ出場前のフシギソウ並み。 セパルトラのひっかくこうげき! …セパルトラって一体何なんだろう? ↑セパルトゥラはブラジルのヘビメタバンドの事。日本語訳すると「墓」。開発に洋楽好きがいたと思われる。 ↑↑めでたくオリジンでそのネタ拾われました ↑↑↑XYの21番道路とエイセツシティの間のゲートでも拾われました ポケモンスタジアム金銀ではエリートトレーナーのケンイチが「ヴィザード」と名づけたリザードを使用する 「ヴ」おまえどうやってつけたんだ…(ヴが使えるようになったのは第五世代から) ↑ケンイチじゃなくてケイスケだったと思う。 今まで存在が地味すぎて地味に腹の色を間違われ続けていたゲームのリザードだが、 BWで地味に公式のものに変更された(腹の色が黄色から地味な白に)。 この地味な変化に気付いた者はリザード愛に満ち溢れたいい人に違いない… あと[[ドククラゲ]]の触手なんかも黄土色から公式のグレーに変更されている ↑そういえばリザードは前姿と後姿で構え方が違うポケモンの一匹だよね ↑↑[[ジュプトル]]なんかも変わってるね。 [[BW2に特別な技持ちのカントー御三家のタマゴをプレゼント!>https://archive.ph/T3ct8]] とおせんぼう・みねうち・各タイプ究極技までが共通で、ヒトカゲの残り技は「アクロバット」 ↑なんか一番ヒトカゲが残念な感じだな、りゅうのまいも使えないし。 アクロバットの技マシンがあるにもかかわらず特別な技扱いってのもなんかね… ↑アクロバットこいつは普通覚えないっぽいから特別でいいんじゃない? ↑↑ヒトカゲが一番嬉しかった自分は異端なのか… ↑むしろヒトカゲが一番優遇だと思うぞ。ダブルでは知らんがシングルでこの指は死に技だし、ウェザボは葉緑素や遺伝技と両立できない 対して[[リザードン]]はフレアドライブにニトロチャージ、ドラゴンクロー、シャドークロー、つるぎのまいなどと両立可能。 おそらくミラクル交換で一番よく流れてくる御三家ポケモン。 メガシンカのX型・Y型・サンパワー型で厳選総数が増えるからかもしれない。 ↑[[ケロマツ>ゲッコウガ]]「げきりゅう型や物理型もいるからか拙者もよく流れてくるでござる」 初代御三家ということで長らく活躍してきたが、遂にLEGENDS [[アルセウス]]にてリストラ対象となってしまった… ---- #contents ---- *ネタ型 **お誕生日ヒトカゲ型 性格:おっとりorむじゃきorやんちゃ 努力値:特攻252 攻撃or素早さ252 持ち物:襷orカムラor弱点半減の実等 技:おんがえしorオーバーヒート/めざめるパワーorメロメロ/でんこうせっか/とおぼえ ポケモンセンタートウキョーで自分の誕生日にもらう事が出来るヒトカゲ。 特殊な技を持ち技欄をとある読み方をすれば、何とも感動を与えてくれる素晴らしいポケモンなのである。 でも唯一王の劣化に見える?遠吠えと特性で差別化と思うんだ! なお、おっとり以外にもむじゃきややんちゃのヒトカゲがプレゼントされた事がある。 ちなみに何気に二刀流出来る性格なので、しっかり厳選し育成すればかなりの活躍をする事が出来るだろう。 新たな性格のヒトカゲがプレゼントされたので追加。 後一応型と技の欄の記載をネタバレ防止を兼ねて変更。やはり此処は自分の目で確かめてほしい。 **もしヒトカゲがスマブラXに出ていたら型 性格:それっぽいの 技:かえんほうしゃ/えんまく/つばめがえし/だいもんじ もしリザードンでなくヒトカゲが出てしまったらの型。えんまくは浮身のような感じ。 **ひとかげ型 技:ひのこ/とおぼえ/かえんほうしゃ/げきりん ひっかく/かいりき/かみつく/かみくだく/かみなりパンチ/げんしのちから/でも可 全てひらがななのがウリ ↑カウンター「先輩チーッス」 ↑誰だお前は(すっとぼけ) *炎御三家の歴史 **第1世代 炎御三家初陣を飾ったのは[[リザードン]]。 赤版のパッケージに描かれたこともあって知名度は高く、全ポケモン中でもかなり人気のあるポケモンだった。 しかしシナリオにおいては序盤のジムから相性が悪く、洞窟で出るイシツブテにも苦労する。 仲間のサポートが必須であり、人気とは裏腹に扱いに苦労するポケモンだった。 一方で、安定した性能のかえんほうしゃや、ほぼ急所確定のきりさくを自力で習得し、技マシンでじしんを覚え、 素早いのでじわれで一撃必殺を狙える、ほのおのうず+どくどくコンボで遅い相手をハメられる点など、 対戦において炎タイプの中では相当扱いやすい方であった。 とは言え当時の大会では炎技が有効な相手が少なく、炎タイプ自体が不遇であった。 99カップでの使用率はそれなりに高く、優勝者のPTにも入っており、決勝戦でも活躍した。 進化前のヒトカゲも、ファンシーカップにおいて切り裂くや竜の怒りが使えたのでそこそこ活躍していた。 ちなみにこんな容姿をしながら、そらをとぶを覚えられるようになったのは[[ピカチュウ]]版以降。 赤緑青までの時代では、ゼニガメ、フシギダネと同様に、こいつとは別に空を飛ぶ要員を捕獲する必要があった。 「ニンテンドーオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ」でリザードンがモンスターボールから登場。 「かえんほうしゃ」で対戦相手を攻撃した。 また、ステージ「ヤマブキシティ」ではヒトカゲがギミックとして登場。 **第2世代 ジョウト炎御三家[[バクフーン]]の登場。リザードンと完全に同じ種族値のポケモンで、 積み技には乏しいものの、きしかいせい、かみなりパンチなどリザードンには覚えられない優秀な技も多かった。 しかし全盛期だった[[カビゴン]]が突破できず、対戦での評価は微妙だった(当時はふんかもスカーフもない)。 一方シナリオでは有利なジムが多く、前作とは打って変わって御三家では最も扱いやすかった。 鋼の追加により炎タイプが冬の時代を脱出。リザードンは特攻・特防の分離によって特攻が上昇した。 にほんばれ→だいもんじや、はらだいこを絡めた戦法が可能になった。 じわれを使える点も意外と大きく、以前よりパーティに入れやすくなった。 「大乱闘スマッシュブラザーズDX」ではヒノアラシ、そして前作に引き続きリザードンがモンスターボールから登場。 ステージ「ポケモン亜空間」ではヒトカゲが足場として登場。 フィギュアとしてもリザードン、ヒノアラシが登場している。 **第3世代 ホウエン炎御三家[[バシャーモ]]登場の時代。 炎御三家で最鈍だが当時先制技はさほど普及していなかったため、こらカム起死回生は今に比べ使いやすかった。 後述の「もうか」との相性も良く、[[ゴウカザル]]もいないためこの世代当初は需要が高かった。 FR、LGのシナリオではヒトカゲのメタルクロー習得などが有ったが、岩技を覚えたタケシにはやはり分が悪かった。 しかしリザードンに進化した瞬間、威力PP共に優れた一致技のつばさでうつを獲得。第1世代に比べれば改善された。 対戦においては、ダブルバトルでこの指[[ピクシー]]と絡めての腹太鼓戦術を使うリザードンが登場。 2004年全国大会ベスト4にまでのし上がったのも印象深い出来事だった。 バシャーモやリザードンが話題を作ったことに加え、入手が微妙に難しかったバクフーンはこの時代影が薄い。 特性は三体共通でピンチ時に炎技の威力が上がる「猛火」。 特攻が高く、安定した技の有る炎御三家はこの特性の恩恵を受けやすかった。 外伝作品の「ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊/赤の救助隊」では3系統が揃って主人公候補に選ばれた。 そしてそのうちリザードンは「FLB」のメンバー、にしのどうくつの雑魚として登場。 大幅に強化されたねっぷうで救助隊を容赦なく葬る強敵および優秀なLv1ダンジョン特攻隊の1匹と中々の活躍を見せた。 **第4世代 シンオウ炎御三家[[ゴウカザル]]の降臨。 メジャーキラーとしての評価を高め続けていった結果、一躍炎ポケのスターに躍り出た。 一方ゴウカザルと同属性、同特性のバシャーモは、バトンタッチやブレイブバードを得たものの 先制技の爆発的普及によりこらきしの株が暴落。 更に[[エビワラー]]ですら獲得したインファイトを覚えられず、上述のゴウカザルの登場により後退を余儀なくされたが プラチナで馬鹿力を習得したことにより決定力は向上した。 御三家唯一炎単のバクフーンは、最高威力150の噴火と新アイテムのこだわりスカーフを組み合わせ、 HPMAXで先制の噴火を放つ戦術が編み出された。 逆を言えばこれ以外に特徴が無くこの戦術は簡単に読まれてしまうため、 現在は炎御三家の中で一番やりづらいという声も(事実「DP当初は過大評価されていた」という意見が多い)。 ダブル晴れパなら威力250オーバーの全体攻撃になるので下火となった今でも使い道はありそうだが。 そして元祖御三家リザードンは、エアスラッシュ、りゅうのはどうなどを習得したことで特殊型の使いやすさが向上。 またプラチナの教え技で炎御三家中唯一使えなかった雷パンチを習得できるようになった。 上述のゴウカザルが目立つものの、状況はだいぶ良くなった。 「大乱闘スマッシュブラザーズX」では、ポケモントレーナーの重量級ポケモンとしてリザードンが登場。 重量級ゆえに小回りが効きにくいが、ダッシュが早く、決定力が高い。 最後の切り札「さんみいったい」では「だいもんじ」を発射する。 モンスターボールからは、[[アチャモ]]が登場。 フィギュアとしてリザードン、ヒトカゲ、ヒノアラシ、アチャモ、バシャーモ、ヒコザルが登場。 「ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊/闇の探検隊」でも炎御三家が揃って主人公候補に選ばれた。 「ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊」にもパッケージに登場。 **第5世代 バシャーモ、ゴウカザルに続く三代目の炎/格闘の御三家、[[エンブオー]]が登場。これまで炎御三家にいなかった鈍足重火力タイプ。 反動技をはじめ攻撃技は非常に豊富。その代わり一致技(特に格闘)が他の2匹より劣る。 シナリオ面では、新技ニトロチャージを早い段階で覚えるため長い間主力になる。 使い放題になった技マシンを駆使すればシナリオの要となれるが、一致技の自力習得が乏しく、 中盤で手に入る高速超火力な[[ヒヒダルマ]]に乗り換える人もいる。 また、準御三家的な役割として三色猿の単炎[[バオッキー]]が登場。対戦ではあのゴウカザルを意識せねばならず、苦しい立ち位置にある。 第5世代の目玉の1つ「夢特性」により、これまでもうか一筋だった炎御三家にも様々な特性が与えられ、一喜一憂する事になった。 リザードンはあの太陽神と同じサンパワーを獲得。 晴れ時の炎技はすさまじい火力になったが、打たれ弱さに拍車をかけることになるので注意が要る。 バクフーンの夢特性は解禁待ち。 また、新技ワイルドボルトを得たが、基本的にできることは第4世代と変わらない。 バシャーモはまさかのかそく獲得で覚醒した。 とびひざげりが大幅強化され、ばかぢからに代わる連発できるメインウェポンを手に入れた。 ゴウカザルはてつのこぶしを獲得。マッハパンチやかみなりパンチくらいしか適用されず、現時点ではもうかが推奨される。 ゴウカザル以上の素早さを持つ者も増えたが、有利な相手もまた多い。第4世代と同じく、豊富な技で狩っていくスタンスは同じ。 エンブオーも解禁待ち。 上2匹とは全く違った運用が不可欠。また炎御三家で最鈍の素早さとアームハンマーを生かし、トリパにも対応できる。 **第6世代 炎格闘は嫌だ炎格闘は嫌だと言われた結果ついに別タイプである[[マフォクシー]]の登場。 厳密には固有タイプではないのだが、ヒヒダルマのダルマモードの実用性の低さと[[ビクティニ]]の出場可能ルールの問題で実質固有タイプを獲得。 炎タイプの大きな難関の一つである[[ガブリアス]]よりも早く、攻撃を出来るだけ落とした純粋な特殊アタッカーとして無駄のない配分。 夢特性も最初から解禁されているが、能動的に道具を使う方法が限られているのであまり使い勝手は良いとは言えない。 さらに第6世代最大の目玉の一つであるメガシンカが3種類も登場。 日照りによる爆発力のあるメガリザードンYは癖も少なく使い勝手も良く高火力で使用者もとても多い。 そしてメガリザードンXはついに炎[[ドラゴン]]の両立を成し得た。竜の舞等の積み技による全抜きを狙う爆発力が魅力。 どちらも特殊耐久か物理耐久がそこそこ伸び、不安であった耐久面もだいぶ改善された。 ぶっちゃけどちらかしかいないのであればそう対処は難しくないのだが、完全に真逆の対処を一匹に詰め込んだのでかなり止め難くなった。 第3世代御三家で一足先にメガシンカを獲得したバシャーモは、純粋なステータスの底上げタイプなので進化しないで戦うことも珍しくは無い。 夢特性が♂親からも遺伝できるようになった事によって卵技と加速の両立が出来るようになった。 メガの有無に限らず単体でも戦える加速型、それに加えてバトンタッチで引き継ぐ選択肢が出来たのは大きい。 また、色々悩みの多かったエンブオーにも不意打ちが来たことによって新たな光が差しつつある。 さらにORASにて念願の隠れ特性であるすてみが解禁した。 ゴウカザルは炎最速の座を[[ファイアロー]]に明け渡す事に。 はやてのつばさにより先制ブレバが飛んでくるため、炎・格闘組にとってはタスキが無ければ太刀打ちできない天敵である。 一方でバクフーンは噴火と気合玉以外のサブウェポンの全体的な弱体化が辛い。 リザードンがとんでもない爆発力を得てしまったため、噴火でもキャラが薄くなりつつあるのも否定できない。 根本は4世代と特に変わらず、寧ろスカーフをもってしても先制技の蔓延により最大火力でぶち込むことも結構困難になってきている。 夢特性のもらいびはこの世代で解禁。炎技読みで出せば猛火と同じ火力アップが見込めるため悪くない。 「大乱闘スマッシュブラザーズforNintendo3DS/WiiU」ではリザードンが単独での参戦となった。 最後の切りふだの使用によりメガリザードンXへとメガシンカする。 モンスターボールからはフォッコ、WiiU版のフィギュアにはメガバシャーモが登場した。 またWiiU版ステージ「カロスポケモンリーグ」火炎の間の背景にはバシャーモ、ゴウカザル、ポカブの姿も確認できる。 (これらの三匹もフィギュアとして登場している) **第7世代 新たな御三家は[[ヘルガー]]系統以来の炎・悪タイプの組み合わせで登場した[[ガオガエン]]。 S60という中速ながらもその他のステータスが全体的に高水準で、[[ラグラージ]]に似たような種族値。 弱点も多いが、炎格闘組にも負けない攻撃範囲の広さとフェアリーに弱くない悪タイプである点を売りに手堅く攻められる。 とんぼがえりやタマゴ技のねこだまし、更に夢特性はいかくと、特にダブルバトルでの動きやすさは抜きん出ており、 いかくが解禁されてない段階でもダブルで高い使用率を誇るなど、ポテンシャルの高さはかなりのもの。 そのいかくはポケモンバンクからのプレゼントで晴れて解禁となり、 高い汎用性で通常ルールに留まらずGSルールでも広く活躍を見せている。 対戦においては強力なフェアリータイプが続々登場したことで炎タイプの価値が上昇。 特に2種類のメガシンカで強さと読み辛さを兼ね備えたリザードンと、 ファイアローの弱体化で歯止めがなくなったバシャーモは前世代以上の大躍進を遂げた。 そのバシャーモの大躍進で今やすっかり落ちぶれてしまったゴウカザルは、 バトルオブシンオウで使用率5位の戦果をあげてなんとか存在感を保っているものの、 もえつきる習得やふんかにより対[[ギルガルド]]で優秀という強みがあるとはいえどうしてもリザードンに後れを取りがちなバクフーンと、 捨て身の火力は相変わらずなものの不意打ち弱体化で強みが薄れたエンブオーはイマイチ浮上の声が無く、 御三家内の格差がより広がってしまっている。 「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」にはリザードンが再びポケモントレーナーが繰り出すポケモンとして続投した他、 前述のガオガエンが新規参戦を果たした。 様々なプロレス技を使い、打撃技や各種投げ技が強く設定されており、 攻撃がヒットするとアピールをするなど自己主張の強いヒールレスラー風味たっぷりのキャラに仕上がっている。 リベンジを発動できた時の爆発的な火力は凄まじいが、走行速度は全ファイター中ワースト1、復帰力も泣けるほど低いなど 前述の小技を活かした技巧的な立ち回りが光る原作とは違い、分かりやすいまでの重火力インファイターである。 声は石塚運昇氏が担当。石塚氏はゲーム発売同年の8月に惜しくも逝去されており、 ポケモン・ひいては任天堂製ゲームにおいてはこれが同氏の遺作になった。 **第8世代 新たな御三家は、バクフーン以来となる久々の炎単体の[[エースバーン]]。 「かえんボール」「コートチェンジ」と御三家では唯一の専用技2つを有する高速物理アタッカー。 物理・特殊の両刀傾向の続いた炎御三家にあって、珍しい特攻が低い物理偏重型。 隠れ特性「リベロ」は、[[ゲッコウガ]]の「へんげんじざい」と同じ特性であるため、 技範囲こそゲッコウガほど広くはないが十分広範囲であり、解禁されるや否や高い汎用性で環境トップに躍り出た。 鎧の孤島が配信されるとキョダイマックスまで獲得し、特性を無視する専用技でますます手に負えなくなる事に。 格闘タイプが全般的に不遇で採用しづらい環境の中でとびひざげりを使えるメリットも大きく、 後に解禁されたバシャーモよりも物理火力・初速に優れる点が魅力である。 一方、今作の新要素であるダイマックス、並びにそれを超えるキョダイマックスの恩恵に与かったのが、 他の炎御三家よりもいち早く参戦したリザードンである。 メガシンカを取り上げられたリザードンにとって、代わりともいえる大きな武器を得た形となった。 また暴風を獲得したことで高い威力のダイジェットで殴りつつブーストできるなど、 メガリザードンの読みづらさこそ失われたが、ダイマックス積みエースとして新たな道を歩み始めたのだった。 第8世代でもう1つ記述すべきことが。今作からポケモンが出現どころか使うことすら出来ない、いわゆるリストラが始まった。 炎御三家の内、剣盾ではバクフーン(原種)、ゴウカザル、エンブオー、マフォクシーがリストラ対象に。 この内バクフーンとゴウカザルはBDSP、PLA(バクフーンはヒスイの姿)にて登場したが、 エンブオー、マフォクシーはついぞ第8世代で姿を見ることはなかった。 **第9世代 新たな御三家はヒスイバクフーンに続き炎・霊タイプの組み合わせで登場した[[ラウドボーン]]。 専用技「フレアソング」が非常に優秀で、純粋な特殊アタッカーの他、 てんねんを活かした積み封じや「うたう」+「からぶりほけん」のコンボで活躍している。 リザードン自身も高難易度テラレイドバトルである「さいきょうレイド」のトップバッターとして登場し、そこでゲットが可能。 新たにとっしん、すなあらし、テラバーストを得たものの、キョダイマックス廃止で再び固有の武器を失った。 頼みの綱のサンパワーも、専用特性「わざわいのたま」によりサンパワー発動状態のこちらを天候問わず上回る火力を持つ[[イーユイ]]の存在が痛い。 技範囲の広さやはらだいこを搭載した物理型等でうまく差別化したいところだ。 その他の炎御三家は「さいきょう○○」シリーズの第2弾でエースバーンが、第7弾でバクフーンがSVに追加内定。 またHOME連携によりマフォクシー、ヒスイバクフーンが、DLC 碧の仮面にてゴウカザルが、そして藍の円盤にて全ての御三家が使用可能となった。 *覚える技 **レベルアップ |>|>|BGCOLOR(#FEE):SV|~技|~威力|~命中|~タイプ|~分類|~PP|~備考| |ヒトカゲ|リザード|リザードン|~|~|~|~|~|~|~| |-|-|*|エアスラッシュ|75|95|[[ひこう]]|特殊|15|*進化時| |-|-|1|ねっぷう|95|90|ほのお|特殊|10|| |-|-|1|ドラゴンクロー|80|100|ドラゴン|物理|15|| |1|1|1|ひっかく|40|100|[[ノーマル]]|物理|35|| |1|1|1|なきごえ|-|100|ノーマル|変化|40|| |4|1|1|ひのこ|40|100|ほのお|特殊|25|| |8|1|1|えんまく|-|100|ノーマル|変化|20|| |12|12|12|りゅうのいぶき|60|100|ドラゴン|特殊|20|| |17|19|19|ほのおのキバ|65|95|ほのお|物理|15|| |20|24|24|きりさく|70|100|ノーマル|物理|20|| |24|30|30|かえんほうしゃ|90|100|ほのお|特殊|15|| |28|37|39|こわいかお|-|100|ノーマル|変化|10|| |32|42|46|ほのおのうず|35|85|ほのお|特殊|15|| |36|48|54|れんごく|100|50|ほのお|特殊|5|| |40|54|62|フレアドライブ|120|100|ほのお|物理|15|| **技マシン(SV)(リザードン) |~No.|~技|~威力|~命中|~タイプ|~分類|~PP|~備考|h |CENTER:||>|>|>|>|CENTER:||c |技01|とっしん|90|85|ノーマル|物理|20|| |技06|こわいかお|-|100|ノーマル|変化|10|| |技07|まもる|-|-|ノーマル|変化|10|| |技08|ほのおのキバ|65|95|ほのお|物理|15|Lv19| |技14|アクロバット|55|100|ひこう|物理|15|| |技24|ほのおのうず|35|85|ほのお|特殊|15|Lv46| |技25|からげんき|70|100|ノーマル|物理|20|| |技27|つばめがえし|60|-|ひこう|物理|20|| |技28|じならし|60|100|じめん|物理|20|| |技32|スピードスター|60|-|ノーマル|特殊|20|| |技36|がんせきふうじ|60|95|いわ|物理|15|| |技38|ニトロチャージ|50|100|ほのお|物理|20|| |技40|エアカッター|60|95|ひこう|特殊|25|| |技43|なげつける|-|100|あく|物理|10|| |技44|ドラゴンテール|60|90|ドラゴン|物理|10|| |技47|こらえる|-|-|ノーマル|変化|10|| |技49|にほんばれ|-|-|ほのお|変化|5|| |技51|すなあらし|-|-|いわ|変化|10|| |技55|あなをほる|80|100|じめん|物理|10|| |技57|みねうち|40|100|ノーマル|物理|40|※ヒトカゲ、リザード時限定| |技58|かわらわり|75|100|[[かくとう]]|物理|15|| |技61|シャドークロー|70|100|[[ゴースト]]|物理|15|| |技65|エアスラッシュ|75|95|ひこう|特殊|15|進化時| |技66|のしかかり|85|100|ノーマル|物理|15|| |技67|ほのおのパンチ|75|100|ほのお|物理|15|| |技68|かみなりパンチ|75|100|[[でんき]]|物理|15|| |技70|ねごと|-|-|ノーマル|変化|10|| |技78|ドラゴンクロー|80|100|ドラゴン|物理|15|Lv1| |技85|ねむる|-|-|[[エスパー]]|変化|5|| |技86|いわなだれ|75|90|いわ|物理|10|| |技88|つるぎのまい|-|-|ノーマル|変化|20|| |技97|そらをとぶ|90|95|ひこう|物理|15|| |技100|りゅうのまい|-|-|ドラゴン|変化|20|| |技103|みがわり|-|-|ノーマル|変化|10|| |技107|おにび|-|85|ほのお|変化|15|| |技108|かみくだく|80|100|あく|物理|15|| |技115|りゅうのはどう|85|100|ドラゴン|特殊|10|| |技118|ねっぷう|95|90|ほのお|特殊|10|Lv1| |技125|かえんほうしゃ|90|100|ほのお|特殊|15|Lv30| |技130|てだすけ|-|-|ノーマル|変化|20|| |技141|だいもんじ|110|85|ほのお|特殊|5|| |技144|ほのおのちかい|80|100|ほのお|特殊|10|| |技149|じしん|100|100|じめん|物理|10|| |技152|ギガインパクト|150|90|ノーマル|物理|5|| |技153|ブラストバーン|150|90|ほのお|特殊|5|| |技156|げきりん|120|100|ドラゴン|物理|10|| |技157|オーバーヒート|130|90|ほのお|特殊|5|| |技158|きあいだま|120|70|かくとう|特殊|5|| |技160|ぼうふう|110|70|ひこう|特殊|10|| |技163|はかいこうせん|150|90|ノーマル|特殊|5|| |技165|フレアドライブ|120|100|ほのお|物理|15|Lv62| |技168|ソーラービーム|120|100|くさ|特殊|10|| |技171|テラバースト|80|100|ノーマル|特殊|10|| |技172|ほえる|-|-|ノーマル|変化|20|| |技189|ヒートスタンプ|-|100|ほのお|物理|10|| |技192|きあいパンチ|150|100|かくとう|物理|20|| |技193|ウェザーボール|50|100|ノーマル|特殊|10|| |技204|すてみタックル|120|100|ノーマル|物理|15|| |技207|やけっぱち|75|100|ほのお|物理|10|| |技215|ねっさのだいち|70|100|じめん|特殊|10|| |技222|ワイドブレイカー|60|100|ドラゴン|物理|15|| |技226|ドラゴンエール|-|-|ドラゴン|変化|15|| **タマゴ技 |~技|~威力|~命中|~タイプ|~分類|~PP|~遺伝経路| |かみつく|60|100|あく|物理|25|[[ドラメシヤ>ドラパルト]](レベル1)、[[キバゴ]](レベル3)、[[ハブネーク]](レベル4)、[[タツベイ>コモルー]](レベル5)など| |カウンター|-|100|かくとう|物理|20|[[カムカメ>カジリガメ]](レベル28)| |はらだいこ|-|-|ノーマル|変化|10|[[ジャラランガ]](思い出し)、[[カビゴン]](レベル48)| |メタルクロー|50|95|はがね|物理|35|自力(マシン)| |ドラゴンテール|60|90|ドラゴン|物理|10|同上| |げんしのちから|60|100|いわ|特殊|5|[[タテトプス>トリデプス]](レベル28)、[[ズガイドス>ラムパルド]](レベル33)| |ドラゴンダイブ|100|75|ドラゴン|物理|10|[[ミニリュウ>ハクリュー]](レベル35)、[[アップリュー]](レベル44)、[[モノズ>ジヘッド]](レベル52)、[[ビブラーバ>ナックラー]](レベル56)など| |アイアンテール|100|75|はがね|物理|15|[[ヒスイヌメルゴン>ヌメルゴン(ヒスイのすがた)]](進化時)| **過去作限定技(リザードン) ※その技を覚えられる一番最新の世代にのみ記載。赤字はSV未対応技。 |~作品|~覚える技| |初代VC|にらみつける(レベル)&br()じわれ、&COLOR(RED){じごくぐるま、がまん、ロケットずつき}(マシン)| |第2世代VC|のろい(マシン)| |第3世代|&COLOR(RED){いかり}(レベル)&br()ものまね、まるくなる、ばくれつパンチ(教え技)| |第4世代|&COLOR(RED){しぜんのめぐみ、ゆうわく}(マシン)&br()どろかけ、れんぞくぎり、たつまき、&COLOR(RED){あやしいかぜ}(教え技)&br()でんこうせっか、とおぼえ(ポケモンセンターお誕生日プレゼント配布個体)| |第5世代|とおせんぼう(ポケモン集めてもらおうキャンペーン)| |第6世代|つめとぎ、やきつくす、&COLOR(RED){グロウパンチ、ひみつのちから}(マシン)| |第7世代|&COLOR(RED){りゅうのいかり、はじけるほのお}(レベル)&br()みだれひっかき(レベル、ピカブイ)&br()どくどく、エコーボイス、ないしょばなし、&COLOR(RED){おんがえし、やつあたり、めざめるパワー、フリーフォール}(マシン)&br()ずつき、ちきゅうなげ、リフレクター(マシン、ピカブイ)&br()おいかぜ、きりばらい(教え技)&br()てをつなぐ(ポケモンセンターメガトウキョーオープン記念配布個体)| |第8世代|メガトンキック、いびき、メロメロ、ふくろだたき、りんしょう、はがねのつばさ、マジカルフレイム、ぶんまわす(マシン、剣盾)&br()ふるいたてる、ブレイズキック(レコード、剣盾)&br()スケイルショット、ダブルウイング(教え技、剣盾)&br()いあいぎり、かいりき、かげぶんしん、いばる、いわくだき、はねやすめ(マシン、BDSP)&br()つばさでうつ(タマゴ)| *遺伝 |~[[タマゴグループ]]|[[怪獣>かいじゅうグループ]]/[[ドラゴン>ドラゴングループ]]| |~性別|♂:♀=7:1| |~進化|ヒトカゲ(Lv16)→リザード(Lv36)→[[リザードン]]|