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ポケモン強弱の変動記【第4世代前半】 - (2025/07/15 (火) 12:41:31) のソース

*ポケモン強弱の変動記【第4世代前半】
技の仕様変更で今まで特殊扱いだったタイプの技にも物理攻撃が、物理扱いのタイプにも特殊技が登場。
これによりタイプと攻撃系の種族値がちぐはぐだったポケモンにも活躍の場が与えられた一方、弱体化したポケモンも多い。
天候の仕様変更や新特性、気合のタスキやこだわりスカーフや命の珠などの新アイテム、
トリックルームやステルスロックのような新技でこれまでの戦い方が大きく覆された。
**新勢力ポケモンの平均種族値
|CENTER:BGCOLOR(#6666cc):|CENTER:BGCOLOR(#99ccff):HP|CENTER:BGCOLOR(#6666cc):攻撃|CENTER:BGCOLOR(#99ccff):防御|CENTER:BGCOLOR(#6666cc):特攻|CENTER:BGCOLOR(#99ccff):特防|CENTER:BGCOLOR(#6666cc):素早|CENTER:BGCOLOR(#99ccff):合計|
|CENTER:BGCOLOR(#6666cc):平均|CENTER:81(78)|CENTER:92(91)|CENTER:90(88)|CENTER:90(87)|CENTER:87(85)|CENTER:80(77)|CENTER:521(506)|
|CENTER:BGCOLOR(#6666cc):最大|CENTER:150|CENTER:165|CENTER:168|CENTER:150(135)|CENTER:150|CENTER:125|CENTER:720(670)|
|CENTER:BGCOLOR(#6666cc):最小|CENTER:50|CENTER:50|CENTER:44|CENTER:45|CENTER:42|CENTER:30|CENTER:384|
(最終進化系62種、フォルムチェンジ込みで67種、禁止級込みで77種、平均値四捨五入)
()内は禁止級除外時

*第4世代前半(DP発売後~Pt発売前)
**新勢力ポケモン
第3世代でほとんど登場しなかった反動からか、今回の新種は既存種の進化系がやたら多いのも特徴。

-アグノム
攻撃・特攻・素早さの高さを活かした戦法が得意な伝説ポケモン。スカーフとんぼ返り、大爆発等。
虫や鋼への対策になる大文字を覚えられるという点も大きい。

-エテボース
前作までは単に物拾い要員程度の存在だったエイパムが進化してテクニシャンを獲得し、猫騙しの威力が凶悪になった。
しかしそれ以外の技レパートリーに乏しく物理受けで止まる。

-エルレイド
[[サーナイト]]とは全く違う道を歩む物理型仕様の[[エスパー]]・格闘タイプ。
インファイトの威力が同タイプの[[チャーレム]]の飛び膝蹴りの威力に劣るが、
こちらは催眠術や鬼火・道連れ・剣の舞等の補助技も豊富で、特殊耐久面もHPに振っていれば[[ゲンガー]]のシャドーボールも耐えられる。
ちなみに格闘で唯一トリックルームが使える。ただし特性は不遇でオフラインのLv50ではインファイトが使えない。

-エレキブル
[[エレブー]]が進化して攻撃が高くなった。一部の電気技が物理仕様となった恩恵を受けた一匹。
しかし電気技は特殊の方が威力が高い上に進化しても特殊面の能力値が変わっておらず、決定力自体はそこまで上がっているわけではない。
また、素早さも少し下がった。
しかし地震や冷凍パンチ等物理サブウェポンも豊富になり、特殊型にしても炎・格闘技が追加され、クロスチョップで[[ハピナス]]を突破できる。
新特性の「[[でんき]]エンジン」で電気技を受けると素早さを上げられるため、あらかじめ[[ギャラドス]]を出して電気技を誘う戦法も。

-エンペルト
ダイパの水御三家。歴代水御三家の中では突出した特攻と12種類もの属性への耐性を誇り、激流+ヤタピハイドロポンプの威力は[[カイオーガ]]以上。
3種類の弱点はいずれもメジャーだが全て無効化できるポケモンがいるのも嬉しい所。

-カバルドン
[[バンギラス]]に続いて登場した、オフラインLv50でも使用可能な砂パ始動役。
鈍い、蓄えるといった積み技や再生回復など耐久向きの技が多彩で、サブウェポンの技範囲も広く重火力アタッカーとしての素質も十分。
ただし特防はそれほど高いとはいえず、弱点は特殊メインなので注意。

-ガブリアス
第4世代の600族にして、もはや説明不要…と言いたくなる程のレートの主人公。
高い攻撃と100族を抜けるS102から繰り出されるタイプ一致威力120の物理技逆鱗の破壊力は凄まじいの一言。更には剣の舞まで覚える始末。
こいつ対策に[[マニューラ]]を投入するトレーナーも一時は激増していたほど。
特性「すながくれ」のため砂嵐中に思わぬところで攻撃が外れることも。

-グライオン
高い物理耐久を有し、その耐性も相まってずば抜けた物理受け(特に格闘)性能の持ち主。
物理サブウェポン以外にも羽休め、バトンタッチ、挑発、剣の舞などの優秀な補助技が豊富で
砂隠れ、ハサミギロチンを絡めた嫌らしい戦術も得意である。
しかし氷4倍なので[[ドラゴン]]のついでに冷凍ビーム等で狩られる可能性があり、
物理相手でも冷凍パンチや氷のつぶてを所有されていたりすると厳しいので注意。

-グレイシア
氷属性の[[イーブイ]]進化系。あられ状態で特攻130から繰り出される必中吹雪はまさに脅威。
ダブル、シングル共に強力で、防御も110あるので不一致ストーンエッジくらいは耐えてくれる。
新出の永続あられ状態の[[ユキノオー]]と相性がいいのも魅力。

-クレセリア
物理耐久、特殊耐久共に最高クラス。その耐久は防御特化にすれば攻撃135の[[メタグロス]]の大爆発を乱数で耐えられるほど。
更に眠る以外の回復技も天気依存ではあるが「つきのひかり」を覚える。
低めの火力を瞑想やチャージビームで補うこともできる。
弱点の悪・[[ゴースト]]・虫に火力自慢が不足気味(せいぜい根性[[ヘラクロス]]ぐらい)なのも魅力。

-ゴウカザル
ダイパの炎御三家。インファイト、大文字、オーバーヒート、気合玉等の物理特殊双方の強力なタイプ一致技に加え、
草結び、ストーンエッジ、地震といったサブウエポンにも恵まれている。
さらに小技も豊富で猫だまし、マッハパンチ、挑発、悪巧み、アンコール、とんぼ返り等の技もある。
素早さも105族を上回り、豊富すぎる技から型を読む・安定して受けることが容易でなく、[[ガブリアス]]、[[ハピナス]]と並んで対策必須と言われた。
こいつの登場で[[バシャーモ]]の影が薄くなったのは有名な話…この世代までは、だが。

-ジバコイル
電気タイプ最大の特攻になり、電磁浮遊や大爆発など優秀な技も増えた[[レアコイル]]の進化系。
金属音をうまく使えばあの[[ハピナス]]ですら無理矢理突破できる。特性磁力で鋼の受けを逃がさず狩れるのも大きい。
ただし素早さは若干遅くなった上、技範囲も狭くめざパが無いと止まりやすい。

-ダークライ【禁止級】
専用技「ダークホール」の効果が「命中力80で相手2体を眠らせる」という鬼の技。
特性も相手が眠り状態の時いるだけで毎ターン1/8ずつHPを削っていく鬼畜特性。
しかも特性は重複可能のため、特にルール制限を設けていないダブルバトルでは
[[ダークライ]]2体を出して適当にダークホールを撃っておけば何もせずに勝てることもある。
これでいて[[マニューラ]]と同速という素早さ、対策を練らなければ一方的にいたぶられるのは必須。
シングルでもその素早さで先手で眠らせ、特性で敵のHPを削りつつ瞑想や身代わりを使う事が可能。
眠りの強さも相まって[[カイオーガ]]に比肩する最強クラスの禁止級と言っても過言ではない。

-ディアルガ【禁止級】
[[はがね]]・[[ドラゴン]]という耐性が優秀な複合タイプの持ち主。弱点の地面・格闘も他の伝説でフォローしやすい。
[[パルキア]]同様、鋼以外等倍という[[ドラゴン]]技の安定度と特攻種族値150から繰り出される特殊技は強力。
流星群の威力は、[[ボーマンダ]]や[[ラティオス]]の上を行く。一方専用技は反動有りのため使いにくい。

-ドータクン
鋼+[[エスパー]]で元々の弱点が2つしかないのに特性によりどちらかが消える。
遅さを生かしたトリックルーム→大爆発or壁の補助型や、瞑想を生かした耐久型が主流。
浮遊と思って炎技を撃ってもいまいち攻撃が通らない事もザラであり、安定して処理しようと思っても中々大変。
同タイプにして、環境で猛威を奮う[[メタグロス]]を完封することもできた。

-トゲキッス
並以上の耐久と、天の恵み+電磁波+エアスラッシュの行動不能コンボで利用者が激増。
厳選困難だがXDを経由したトラアタキッスという恐ろしく止めにくい型を使いこなす廃人も一部にはいた。
上記のまひるみ戦法が読まれ対策されてくると、今度はスカーフを持たせた型が増加。
かと思いきやもう1つの特性「はりきり」を持った物理型、いわゆる「はりキッス」で意表を突いてくる事も。
種族値、特性共に高水準で優良な技を覚える為、使われるとかなり厄介。

-ドサイドン
新特性「ハードロック」で、天敵の特殊でもめざパ氷ぐらいなら2発は耐えられるようになった。
外見通り素早さはかなり低いのだが、
Lv50戦限定とはいえ最速なら新技のロックカットでぎりぎり130族を抜ける上、鉄火バトンや今作初登場のトリックルームを生かすのも手。
威力100以上の多彩な物理技を自力で習得できるため、600族全員を上回る攻撃種族値を大いに活かせる。
電気や特殊受けに繰り出し、鉢巻きを持たせて殴る重火力戦法も強い。突破力はかなりのもの。

-ドンカラス
進化してヤミカラスより素早さが下がったが、眠りゲーと言われる今作において不眠の存在は大きい。
攻撃125から繰り出される一致不意討ちは場合によって[[ミュウツー]]すら持っていく実力を持つ。
もう一つの特性強運も辻斬りと組み合わせることで油断できない突破力を発揮することも。
耐久が低いようだが、HPが高いおかげで特防に振れば[[ゲンガー]]の10万ボルトでも耐える。

-パルキア【禁止級】
全体的に種族値が高く、タイプも水・竜と弱点が少ない。
特攻150から繰り出されるタイプ一致の波乗り、亜空切断の使い勝手は非常にいい。
サブウェポンもそれなりに充実しており雨天時の突破力は高いが、積み技が乏しいのが欠点。

-ヒードラン
図鑑テキストがアレだが、これでも伝説のポケモン。
地面4倍は痛いものの属性の関係上火傷、砂嵐、毒と3種類ものスリップダメージを無効化でき、タスキが潰されにくい。
当時は炎技と竜技の両方を半減以下に抑える数少ないポケモンの一匹でもあった。
何気に炎属性最高の特攻を持ち、オーバーヒートや専用技のマグマストームはかなり強力。
攻撃もそこそこあるので大爆発も天敵への役割破壊としては十分。
実は[[メタグロス]]より素早く、スカーフで130族抜きを狙えるのも魅力。

-ブーバーン
実は[[エレキブル]]同様進化前の方が速い。
とはいえ[[ウインディ]]や[[バクフーン]]などの他の炎ポケに隠れ気味だった前作までとはうって変わり、
特攻が上がり地震などの豊富な技も覚えるようになったことを踏まえると、進化の恩恵は大きい。
特に一般の炎ポケで唯一覚える10万ボルトが大きく、前作のブーバーが使えなかったオーバーヒートも習得。

-ベロベルト
ベロリンガから進化し、突如大爆発を獲得。攻撃種族値は若干低いが、一致だけあって[[メタグロス]]のそれの威力を悠々と凌ぐ。
覚える特殊技の種類が豊富なので、大爆発を警戒して鬼火やリフレクターをしてくる相手の裏をかいた特殊型を張ることも可能。

-ポリゴンZ
ポリ2と比べ耐久は落ちたが、[[ノーマル]]技にも特殊技が登場した都合で一般ポケモン内では[[フーディン]]と同じく最高の特攻を持つようになった。
そして新特性適応力により一致技の威力が2倍になり、こだわり眼鏡をつけた破壊光線はそこら辺のポケモンの大爆発並の威力。
ダウンロードを上手く使えば適応力を上回る攻撃力になり、攻撃が上がるのを利用して[[ハピナス]]を倒す事等も可能。
冷凍ビームや10万ボルト等のサブウェポンも豊富に持ち、素早さも90と丁度いいのでスカーフ型や、火力を更に上げる悪巧み型等が主流。

-マニューラ
ニューラ止まりだった時代は絶望的に噛み合わなかったタイプ一致の悪技、氷技ともに物理技が出現して高い攻撃を存分に生かせるように。
紙耐久を逆手にとったタスキカウンターも強い。
メジャーな相手の弱点を突きやすいが、素の技の威力が低いので弱点をつけないとあっさり押し負ける。
一応プレッシャー持ちだが、低耐久とは当然相性が悪い。進化前の精神力のほうが有用だったりするのは内緒。

-マンムー
タイプ一致の地震に加え、今作初登場の氷物理技の雪雪崩と氷のつぶてを存分に使いこなせる。
技次第ではどの600族相手でも安定して勝つことも可能なメジャーキラー。
ただし氷タイプの宿命で弱点多数な上に耐久も高い訳ではなく、[[マニューラ]]よりはマシだが落ちる時はあっさり落ちる。
浮遊[[ドータクン]]にだけは手も足も出ない。

-マナフィ【禁止級】
能力値はオール100と安定した耐久を持ち、特性「うるおいボディ」と眠るのコンボが強い。
[[カイオーガ]]を出し天候を永続雨状態にすれば、瞑想を積む→眠る→全回復→瞑想を積むという魔の回復コンボが出来る。
また、サブウェポン次第で[[カイオーガ]]の苦手なヌオーや[[ヌケニン]]等の邪魔者を狩ることも可能。
同系列の[[セレビィ]]や[[ジラーチ]]と比べると属性的に扱い易い。

-ミカルゲ
(当時)弱点無しのポケモン。同タイプの[[ヤミラミ]]の株を奪ってしまった罪深い一匹。
HPが低いが弱点を突かれないため耐久に振っていればそうそうの攻撃では落ちない耐久を持つ。
遅さを生かしたフォーカス催眠術や身代わり悪巧み瞑想を生かしたアタッカー型等もこなせ、意外に器用。
また、大爆発無効なのとプレート持ち不意打ちで無振り[[ラティオス]]が一確なので
ダブルバトルでも使用率が高く、タイプの関係上[[ソーナンス]]や[[フーディン]]に対して滅法強い。
[[ソーナンス]]には交代で出せないので、だから何だといわれればそれまでだが。

-ムウマージ
前作は進化前のムウマが劣化[[ゲンガー]]と言われていたが、特殊耐久ではこちらに分があり、
補助技を生かした嫌がらせ系戦術やサポート性能に優れる。ただしやや癖が強く玄人向け。

-ムクホーク
序盤鳥枠ながら攻撃種族値120、素早さ100と機動性は抜群。技もブレイブバード、インファイト等の高威力で使いやすい技を持つ。
特性「いかく」の繰り出し性能の高さゆえ、こだわりスカーフをつけ分が悪いときはとんぼ返りで交代するだけで相手に負担をかけられる。
そのため序盤鳥では最強と言われ使用率も圧倒的に高いが、特殊耐久は紙なので注意。
特攻振りのタイプ一致威力120技や不一致冷凍ビーム10万ボルトで軽く死ねる。

-メガヤンマ
振るわなかったヤンヤンマから一転、催眠術の強化・強力なタイプ一致特殊技を習得し一気に危険な存在になった。
特性「加速」により実質的に全ポケモン中最速の催眠術使い。防御も高めなので物理中心の先制技にも結構強い。
高めの特攻とダメージ半減属性をひとつだけ無視する新特性「いろめがね」を活かしたスカーフ持ちもなかなか厄介。
全体的に不遇に陥りやすい虫ポケ内でも[[ヘラクロス]]、[[ハッサム]]と並んで強い部類に入る。

-モジャンボ
進化することにより素早さと特防を除き高いレベルのステータスを入手。
その上タイプ一致の草技は物理特殊両方とも最高レベルの威力を持つものを覚える。
サブウェポンでも物理では地震や岩雪崩、しっぺ返し、特殊では原始の力や気合玉など豊富。

-ユキノオー
強力な特性雪降らしを持っている。霰パの核となるポケモンで、先発に出ることが多い。
特徴的なタイプのおかげで電気や水に対しては一方的に強いが、
同時に弱点が7つと、タイプの組み合わせでは草・[[エスパー]]と並んで最も弱点が多く、半減属性も4つと耐久に関してやや難がある。
しかし強力なタイプ一致草、氷技を使える上、特性のおかげでほぼ確実に命中100%の吹雪が撃てるのは大きい。
第4世代最初期こそ弱点の多さゆえ敬遠されてたが、次第にその性能の高さを買われ見直された一匹。

-ユキメノコ
良く言えばバランス型・悪く言えば器用貧乏な[[オニゴーリ]]に対して、こいつは特殊アタッカー寄りに進化。タイプも優秀。
霰パじゃないと[[ゲンガー]]の劣化になりやすいのが玉にキズ。

-ユクシー
準伝説の一匹。[[クレセリア]]ほどではないが耐久が高く、素早さもそこそこある。
Lv100戦ではトリックルーム→置土産のコンボが使えるため、トリパの始動要員としても割と優秀。

-ヨノワール
[[サマヨール]]が対となる[[ジュペッタ]]を差し置いて進化。
元々高い防御面は申し訳程度だが上がっており、攻撃も上昇し補助技だけの存在ではなくなった。
ダブルバトルではさり気なく[[サマヨール]]と同時に出すことが可能になったため、相手にすると結構厄介。

-ラムパルド
攻撃種族値165と、一般ポケモン内では最強の攻撃を誇る。
伝説を入れれば[[デオキシス]]AFの方が上だが、威力150の諸刃の頭突きは[[デオキシス]]のサイコブーストと並ぶ最強クラスの火力を持つ。
流石に[[カイオーガ]]の雨潮吹きは超えられないが。
遅いのが難点だがこだわりスカーフを持つことで最速110族まで抜ける。
トリックルーム下でこだわりハチマキをつけると最早止められるポケモンは地面タイプや鋼タイプの一部ぐらいのもの。
HPが100近くあるので耐久に振っていれば不一致地震くらいなら耐えてくれる事もある。
新特性かたやぶりを持つが、あまりそれを活かす方法がないのが残念。

-ロズレイド
ロゼリアから特攻と素早さが格段に上昇、
何故か[[ポワルン]]の専用技だったウェザーボールを覚えるようになり、天候パでも活躍が期待されるようになった。
眠り粉も遺伝で使えるようになり、リーフストームも習得。
草と毒は攻撃面の相性が良いのと、晴れパではめざパを粘る事無く炎技が使えるのも魅力。
**強くなったポケモン
***炎ポケモンのほとんど
ソーラービームを[[ブースター]]以外の炎最終形態全員が覚えるようになった。
また使い易い状態異常技の鬼火やブーバーや[[エンテイ]]が使えなかったオーバーヒートも進化前を除き全ての炎が使えるようになった。

-ウインディ、リザードン
「技の仕様変更で攻撃、特攻を活かせるようになったポケモン」を参照。

-エンテイ
フレアドライブこそ習得しなかったが、攻撃技に前作で使えなかったオーバーヒートや同タイプに有効なストーンエッジを獲得。
また元々HPが高く、その上でリフレクターと相性が良い鬼火の技マシンが登場した事により、物理受けの道も見出される。

-ギャロップ
フレアドライブ、メガホーンの獲得により高い攻撃を活かしやすくなった。
角ドリルの復活、タマゴ技の催眠術の強化も大きい。

-キュウコン
強技鬼火を使える炎ポケが増えてしまったものの、
催眠術の仕様変更、悪巧み・瞑想の積み技の獲得、エナボ・神通力・悪の波動などの特殊サブウェポンの充実によって突破力がついた。
フレアドライブも身に付けたため物理型で意表を突くことも可能。

-コータス
トリックルームの登場によってダブルでは先制を取っての噴火が可能に。鬼火のおかげで物理受け性能も向上。

-バクーダ(ダブル)
トリックルームの登場で噴火を先制で放ちやすくなった。
今作ではダブルに於いての地震が弱体化したものの、高い特攻で大地の力を放てるのは大きい。

-バクフーン
前作では[[リザードン]]の影に埋もれていたが、「かざんポケモン」らしく噴火を習得。気合玉やソーラービーム等のサブウェポンも得た。
ダブルでの二体攻撃技のダメージ強化、新アイテムこだわりスカーフとの相性のおかげでパワーアップ。
[[カイオーガ]]がスカーフ潮吹きの代名詞なら、こちらはスカーフ噴火の代名詞的存在。
しかしあまりに戦法が有名になりすぎたためか、環境が進むにつれて読まれやすくなるという弊害も。
***虫ポケモンのほとんど(アリアドス、ツボツボ除く)
前作はごく一部を除き最高威力の虫技が金銀時代以上に選定困難なめざパと言う惨状だったが、
安定したシザークロス/虫のさざめき、当て逃げや無償降臨に向いたとんぼ返りが登場、既存虫ポケも全ていずれか1つ以上を獲得。
なお元々虫タイプ中でも実力者だった[[ヘラクロス]]、[[フォレトス]]は上記とは別の方面で強化されている。

-カイロス
今まで一致技がめざパを除くと連続切りしかない低威力だったが
新技シザークロスやストーンエッジ、インファイトなど高威力の技を覚えられるようになった。
さらに新特性「かたやぶり」のおかげで浮遊持ちに地震をお見舞いしたり、頑丈持ちにギロチン、[[ヌケニン]]の無力化などができるようになった。
どのバージョンでも強い[[ヘラクロス]]のせいで相変わらず目立たないが、先制技獲得は大きい。ひとまずヘラの劣化気味の状況は脱却。

-ストライク
電光石火と燕返しが強化される特性テクニシャンを獲得。特に燕返しはタイプ一致補正も相まって威力135の必中技という凶悪仕様。

-ハッサム
シザークロスとアイアンヘッドの登場、一部の技の物理化によって安定感が飛躍的に上昇した。
タイプの強さと器用さは健在で、どのパーティでも一定以上の活躍が見込める。
特に今作で強化された天候パーティの要員として優秀なのが大きい。
弱点である炎も上記の通り強化されたが、元々四倍なのであまり煽りを受けず、オッカの実により不一致くらいは耐えられるようになった。

-パラセクト
まともなタイプ一致技であるシザークロスを獲得。乾燥肌の獲得とトリックルームも登場したことにより、主にGSルールで同じ胞子使いの[[キノガッサ]]とは異なる役割で活躍。

-フォレトス
ステルスロック、毒びしの登場により設置技を3つも覚える数少ないポケモンに。
さらにその設置技の普及により高速スピンも株が上がったため、自身も高速スピンを習得出来る[[フォレトス]]の存在が大きくなった。
またオッカの実の登場により不一致程度の炎が耐えられるようになった事も大きい。
遅さを生かしたジャイロボール、しっぺ返しもできるようになったことも追い風となっている。
ちなみにオッカの実が無くても物理炎技なら耐えることもある。

-ヘラクロス
第三世代での主力であったこらえる+きしかいせい、みがわり+きしかいせいが先制技の追加・流行で弱体化したが、
そのかわりに新アイテムのこだわりスカーフやかえんだま、どくどくだまの追加で根性型かスカーフ型かが読みづらくなり、
こらきし、みがきし弱体化を差し引いても、強化されたといえる。
技にも新主力のインファイトや[[ゴースト]]対策のつじぎりが追加された。
余談だが、スカーフによって[[ジュカイン]]や[[マニューラ]]等を流せるようになったのも大きい。

-モルフォン
ヘドロ爆弾特殊化、虫のさざめき習得でタイプ一致特殊技が使用可能になり、
新特性の色眼鏡で殆どの敵に等倍以上のダメージが与えられるようになった。眠りの強化で眠り粉の性能も向上。
***技・特性の強化、新技・新アイテム登場等で強くなったポケモン
-アーボック
たくわえるの仕様変更により耐久型を見出される。毒タイプの耐性・特性が耐久型にとって有用性が高いのもポイント。

-ウソッキー
地面タイプへの対抗策ウッドハンマー、先制技不意打ちの獲得、エッジ取得による火力増加。
また低い素早さを逆手に取れるトリックルームの登場も大きい。とはいえ[[エアームド]]等の物理受けだと相変わらず止まる。

-エアームド
「はねやすめ」で硬さに磨きがかかった。相性が変わってしまう点は時に利点・時に欠点。
また綺麗な抜け殻の登場により磁力で拘束される心配もなくなったが、火力インフレや[[ドータクン]]の登場などの逆風もある。

-オオスバメ
火炎玉、毒々玉の登場で特性根性を活かしやすくなり、高威力タイプ一致のブレイブバードも習得。

-カイオーガ【禁止級】
拘りスカーフのおかげで先手潮吹きを食らわせることが出来るように。ダブルでは潮吹きの威力が上がったため、さらに脅威。
だが前世代よりも[[カイオーガ]]対策ができるポケモンは増えた。

-カイリキー
特性「ノーガード」と爆裂パンチのコンボが全てを物語る。
更に対[[エスパー]]・[[ゴースト]]のしっぺ返し、対飛行のストーンエッジも習得して攻撃面の隙が殆どなくなった。
もう一つの特性「根性」も火炎玉・毒々玉の登場で生かしやすくなり、高性能なインファイトも習得。
三色パンチ物理化や先制技パレットパンチの習得も大きい。

-カイリュー
龍の舞を使った後の逆鱗の突破力は[[ガブリアス]]を超えるほど。サブウェポン、特殊技も豊富で相手に読まれにくい。
耐久も高めなうえ、半減実の登場で氷技で確1を免れるようになった他羽休めという回復技も獲得。

-カポエラー
メインウエポンのインファイトの追加。火力が前作から大幅に上がった。
新特性テクニシャンの追加により、有用性の高い先制技のマッハパンチが強化された事も大きい。

-ガルーラ
新特性「きもったま」でゴーストタイプにも[[ノーマル]]、格闘技を当てることが出来るように。
これによって(以下[[ヌケニン]]という例外を除いて)初手のねこだましが外れなくなり、流行のタスキも安全に潰す事が出来る他、
がむしゃらも外れないため、規定よりも低レベルでの出場からの気合の襷>がむしゃら>ふいうちなど、戦術も豊富に。
また、[[ノーマル]]、格闘、二つの技があれば[[ヌケニン]]以外に等倍を取れる。

-キノガッサ
眠り状態が強化されたキノコの胞子に気合パンチの威力は健在。
今作ではポイズンヒールと、それを能動的に発動できる毒々玉の出現によって高い回復力と状態異常の予防が身についた。
これによって身代わりなどのダメージもすぐに回復できる。
ついでに遅ればせながら岩技も獲得。そして待望の草物理技の種爆弾の獲得も大きい。

-キマワリ
日差しが強い場合にHPを削りながら特攻を向上させる新特性「サンパワー」の登場。
更に新技「トリックルーム」の登場でその鈍足が有効になったため、
晴れトリパという[[キマワリ]]を最大限活躍する場を作るパーティ(戦術)も編み出されたが、
そこまでやるのは至難の業で[[パールル]]の方がまし、なんて声も。

-クチート
物理技のレパートリーが増え、蓄えるの仕様変更、さらに不意打ちができるようになった。
物理攻撃されるか特殊攻撃されるか積まれるか、はたまたタスキカウンターを使ってくるか読みにくくなった。

-クロバット
ヘドロ爆弾、シャドボが特殊化したがエアスラッシュや悪巧み獲得により特殊型も可能になり
強力な補助技である挑発、催眠術のおかげで脅威度はさらに上昇。
攻撃面でも威力120のタイプ一致ブレイブバードを覚える事により前作に比べ火力が上がったと言える。
また、[[サンダー]]程ではないが新技羽休めとの相性もよく、初手では最速で催眠術が使える。
ただし当時は強い技が悉く同時遺伝不可なのが玉にキズ(例:催眠術とブレバ)。

-ゲンガー
シャドーボールとヘドロばくだんの特殊化、催眠術の命中率アップや気合の襷、広角レンズにより尋常でなく強化された。
サブウェポンも気合玉のような優良なものが追加されたのも大きい。
フラットルール解禁前の厳選難易度込みの一般ポケモンでは最強とまで称される。

-ゴルダック
水では少ない催眠術使い。又、たきのぼりやしねんのずつきで物理型も浮上した。
砂嵐や霰の恩恵も前作以上に強化されている為、特性ノーてんきの価値も相対的に上昇。

-サーナイト
催眠術の強化を始めとし、攻撃技では気合球、エナジーボール、補助技では怪しい光、甘えるなど優良なモノが追加。
さらに特性トレースによる威嚇返しも今作からの仕様。気合のタスキ、広角レンズの登場も追い風となっている。

-サンダース
特性「ちくでん」の効果が変更され、それまで食らうと致命的だった電磁波を無効化できるようになった。
また、うそなきやあくびの習得で交換を誘ったり多少強引に突破するなど戦術にも若干幅が増えた。

-ジーランス
タイプ一致で威力225、且つ石頭で反動なしの諸刃の頭突きを手に入れて一気に躍進。
その他にも砂嵐での特防の強化に加えこんなナリで軽く、流行の草結びに強いのも大きい。
すいすい型も[[カブトプス]]や[[ハリーセン]]同様滝登り物理化により強化。

-ドンファン
遺伝で氷の礫ができるようになった。
これにより[[ドラゴン]]への牽制の他、特殊型相手でもタスキがむしゃら→礫のコンボができるように(役割にはややそぐわないが)。

-ドーブル
ダークホール取得、きあいのタスキやこだわりスカーフで大幅強化。トリックルームによりレベル1で使われる型までもが登場。

-ニョロボン
催眠術の強化に加え、水タイプの物理技やいわなだれの習得等、攻撃技も強化された。
また晴れパ以外には何らかの優位点を持っている為、各種天候パが強化されたことで間接的に存在意義が大きくなった
(攻防共に相性が非常に有利、強力な水を無効にできる等)。

-ノクタス
前作では鈍足紙耐久攻撃技貧弱と踏んだり蹴ったりだったが、襷や不意討ちのお陰で鈍足紙耐久をある程度カバーできるようになった。
攻撃技としても種爆弾、竹箆返しと強力な技ができた。
ただこれでも火力不足や鈍足低耐久が解決したとはとても言い難く、癖が強く扱いが難しい。

-ハガネール
遅さを逆手に取れるジャイロボールの習得や、トリックルームの登場はプラス。ステルスロックによるサポートも可能となった。
炎技の強化や気合玉の登場などのマイナス面も有り、使いどころを選ぶ点では変わらない。

-ハピナス
[[レジアイス]]、[[カビゴン]]等が気合玉により特殊受けとしてやや厳しくなっていく中
気合玉でもビクともしない有り得ない耐久、甘えるで鈍い使いすら返り討ち、
更に豊富になった特殊技、歌うの強化、天の恵みやチャージビームに
ヨプカウンターステルスロック綺麗な抜け殻その他諸々で更なる進化を遂げている。
ハピで止まりますはますます健在。特殊の大多数を涙目にしている張本人。

-ハリーセン
「捕まえにくくレアだけど弱い」存在から滝登り物理化、大爆発獲得により、一気に決定力が上昇。
[[カブトプス]]とはまた違った雨パ物理の道を行く。
前作までの[[ドククラゲ]]を見ても分かるように水と毒の両方に耐性を持つポケモンが少ないのも利点。

-パルシェン
攻撃技で「こおりのつぶて」「ゆきなだれ」、補助技で「どくびし」等の強力な技を習得可能に。
また[[ガブリアス]]や[[グライオン]]、[[マンムー]]等、新勢力の一部の物理型ポケモンに対しても圧倒的に強く、
それらの対策として間接的な存在意義が大きくなった。
オボンの実の効果も相対的には落ちたとは言え回復量自体は上昇している。
紙特殊耐久の低さによる強い癖、新特性のスキルリンクがレベル50戦等では活かしにくい、
物理岩・格闘技の強化等の向かい風を差し引いてもプラスと思われる。

-バンギラス
一致100技の「ストーンエッジ」、素早さを2段階上昇させる「ロックカット」の登場、
噛み砕く、三色パンチ物理化、特殊でも新技悪の波動や気合玉と、今回も技に恵まれている。
また砂嵐時に岩タイプは特防が1.5倍になるという仕様の追加で実質特防が表示の1.5倍になった。
欠点である自身の4倍弱点も、新しく登場したタスキやヨプの実である程度補うことがきるように。
余談だがフラットルールの導入で、バトルタワー等上限が50レベルの場所にも出場可能になった。

-ピクシー
マジックガードによって直接攻撃以外のダメージを一切受けなくなった。
毒やヤドリギ等の[[状態異常・状態変化]]やまきびし、ステルスロック、天候ダメージばかりでなく、
自分が放った技や命の珠の反動ダメージすらも無効化してしまう。
命の珠を持たせれば無反動でグロスのコメパンと同格の火力で捨て身タックルを使えるため侮れない。まさにじわじわ型の天敵とも言える。

-ブラッキー
バトン用としても優秀な鈍いと相性のいいしっぺ返しの習得により攻撃面が大幅強化された。
しかし相性の関係上[[ヘラクロス]]や新勢力の[[ルカリオ]]が鬼門。

-ミロカロス
補助技の催眠術の命中が上昇、使い勝手が増した他龍の波動やアクアリング等の追加で強化。
特性を逆手に取った火炎玉型の登場も大きい。

-メタグロス
先制技バレットパンチを取得したうえ、大爆発が技マシンでお手軽に覚えられるようになり
雷パンチや冷凍パンチが物理化したので更に強さに磨きがかかった。
半減の実を持たせることによって少ない弱点を更に補うことも可能になる。
特殊技も従来までのサイコキネシス、新技ラスターカノン、草結び、これまで物理技扱いだったシャドーボール等バリエーションはそれなり。
これらの技を主体とした特殊型もたまにいるので[[ラグラージ]]等で受けようとしても安心してはいけない。

-ヤドラン、ヤドキング
ダイパにおいて勢力を増した格闘タイプ、特に[[ゴウカザル]]や[[カイリキー]]への対策ポケモンになったり、
本作で強化された各種天候パーティにおける要員として、間接的な存在意義がここにきて上昇。
遅さを逆手にとって先制攻撃できるようになるトリックルームの存在も追い風となってきており、
自身も発動役兼、発動中のアタッカーとしての活躍が見込まれている。
「なまける」により、隙はあるものの再生回復ができるようになったのも大きい。

-ユレイドル
砂嵐・蓄えるの仕様変更、剣の舞、ストーンエッジ、エナジーボールの習得により、微妙な存在から砂パで活躍できるようになった。

-ライチュウ
ボルテッカー物理化により最終進化系の中では最強の電気物理決定力を獲得。
特殊も波乗りは実質没収されたものの草結びや気合玉といった優良なサブウェポンが追加された。

-ライボルト
火炎放射、オーバーヒートを習得により、電気半減の草タイプへの強力な対抗手段を得た他、鋼タイプも積極的に狩りに行けるように。

-ラッタ
襷+がむしゃらのコンボ→ふいうち(でんこうせっか)で、穴は多いが相手を確実に1体持って行くスタイルを確立。
状態異常玉の登場で根性を活かし易くなった点も大きい。

-リングマ
[[ラッタ]]同様、状態異常玉の登場によって毒or火傷+根性+空元気の超火力が手軽に発動出来るようになった。
新たに追加されたもう一方の特性早足も戦法上初見では根性型と判断されにくいのも利点だが、こちらは毒毒玉を使わざるを得なくなる。

-岩全般
岩タイプの強力な新技「ステルスロック」「ストーンエッジ」「ロックカット」が登場し、最終形態の岩タイプなら全員が覚えられる。
また砂嵐時に特防が1.5倍になる仕様により、[[レジロック]]など物理受けが殆どだったものが両受けも可能になった。

-草全般
以前は高威力技が晴れなしではタメ必須だったソーラービームのみで
HP吸収技のギガドレインはPPが少なすぎるなど全体的に技の癖が強過ぎたが
汎用性の高いタネ爆弾やエナジーボール、草版オバヒのリーフストーム、
高威力の物理技であるパワーウィップやウッドハンマー等優秀な攻撃技が飛躍的に充実した。
ついでにリーフブレード(やはなびらのまい)の威力やギガドレインのPPも上昇。
ただし炎技が大幅に強化されたのはかなりの痛手であり、技の通りの悪さも相変わらず。

-ドラゴン全般
流星群、竜の波動、ドラゴンダイブの登場や、逆鱗の威力上昇、ドラゴンクロー物理化によって、
最高威力が90であった前作と比べて遥かに火力が上昇した。
しかし同時に氷技や[[ドラゴン]]技が増えて落とされやすくはなった。
**技の仕様変更で攻撃、特攻を活かせるようになったポケモン
-アブソル
念願の悪物理技登場。特性「きょううん」や新技の不意討ち、辻斬り等により高い攻撃力で一致技を放てる日がやってきた。
またマジックコートを覚えたり挑発強化より読み合いでは鬼のような強さを発揮することも。
ただし耐久は相変わらずで鋼に物理技でまともにダメージを与えられず、崩れる時は崩れる。
使いこなすには高度な読みを要求される、上級者向けのポケモンというスタイルはここで確立。

-ウインディ
フレアドライブを始め、雷の牙、龍の波動、ソーラービーム等技の面では大分強化された。
先制技の重要性が上がった中、神速を使える点も大きい。

-エビワラー
3色パンチの物理化と新特性「てつのこぶし」で、広い範囲に対応しやすくなった。
必ず相手を怯ませる先制技の猫騙しや高威力の格闘技インファイトといった強力技も習得。

-オーダイル
滝登りをはじめとして物理技が増えたことに加え、龍の舞を遺伝で覚えられるようになった。

-キングラー
クラブハンマーが物理化し岩雪崩、瓦割り、シザークロスと物理サブウェポンが増加。
まだライバルとの差はあれど、まともな一致物理を得たことで威嚇に強い怪力バサミの株が上がった。

-カブトプス
滝登り物理化、ストーンエッジやアクアジェットの登場により高い攻撃力を活かせるようになった。主に雨パ(たまに砂パ)で活躍。

-ギャラドス
第3世代でまともに使えた物理技は地震、恩返し、めざパ飛のみであったが今作の技の仕様変更により
水物理技や氷の牙など物理攻撃技が豊富になった他、強化された挑発も使いこなすようになった。
ただし飛行物理技は没収されたので有利だった格闘や[[ルンパッパ]]には逆に倒されるというジレンマに陥る。

-サメハダー
タイプ一致物理技、及び先制技の登場。
また紙耐久も気合の襷の登場で多少補えるようになり、かつ特性で相手がタスキの場合にも非常に有利。

-チャーレム
前作は攻撃力は高いが紙耐久の上にまともな技が瓦割り、岩雪崩、シャドボ程度と悲惨なものだったが
飛び膝蹴りの強化、三色パンチの物理化、[[エスパー]]物理&先制技取得、スカーフや襷の登場によりかなり強化された。
しかし前作と違って[[ゴースト]]を出されるときつくなる。

-ポリゴン2
進化系が登場してしまったが、トライアタック特殊化でその高い特攻を生かせるようになり、
さらに[[ポリゴンZ]]との差別化点となる特性トレースによって威嚇返しが出来るようになって強化。
しかし、新格闘技やパワーインフレで耐久力に不安を感じるようになったり、
GBA版がなければレベル補正無しの50戦でトライアタックが使えないなどの問題もある。

-マリルリ
たきのぼり物理化、アクアジェット習得によりパワー強化は更に続く。先制で放てるので元々遅い[[マリルリ]]は滝登りと殆ど変わらない威力を叩き出す。
ただし当時は冷凍パンチと併用出来ないかった。

-リザードン
エアスラッシュをはじめとしてソーラービーム、気合玉、龍の波動など特殊技の幅が増し特殊型としての攻撃範囲が補強。
相変わらず積み技が攻撃関連ばかりのため物理型も結構見られるが、そちらも炎物理技により猛火を活かせるようになった。
**弱くなったポケモン
-ウツボット
ヘドロ爆弾が特殊化し、毒突きもパワーウィップも覚えず、
タイプ一致で使える物理技ははっぱカッター程度。高い攻撃力と剣の舞が完全に無駄になった。
一応新草特殊技のリーフストーム、エナジーボールや特殊化したヘドロ爆弾により特殊面で強化されはしたのが救いか。
↑こいつ弱体化してないだろ。あまりにも厨性能のねむりごなとリフストでの特殊の強化がある限り弱体化ではない
↑ヘドロ爆弾特殊で物理技が何にもできなくなった、ただ眠り粉やリフストじゃあ他の劣化
↑劣化と弱体化は別だって[[カイリュー]]がいってた
↑削除するか微妙なところだね。ヘド爆が特殊化したことで売りの受けにくさが大きく低下、
特殊が強化されたとはいえ止められる可能性が増えたこととねむりごな、リーフストームをどう評価するかによるかも
[[ラフレシア]]と違ってこいつは元々かなり強かったのだし

-カビゴン(シングル)
まだまだ強いとは言え、他が強化されすぎ&気合玉で特殊受けが厳しくなってしまった。
新格闘技インファイトの普及も厳しく、シングルでの需要はだいぶ下がったが
ダブルでは[[ベロベルト]]に次ぐ最強クラスの爆破やトリックルーム、高い特殊耐久で現役。
厚い脂肪のおかげでダブルで強力な噴火や吹雪に強い点も大きい。

-カモネギ
新作の度に降りかかる弱体化の宿命からは今回も逃れられなかった。
相変わらず進化させて貰えず、ダイパになって増えたまともな技は辻斬り&エアスラッシュ程度。
持ち物がほぼ固定&技インフレのせいで先制され即死するケースが増加した。

-ガラガラ(シングル)
強いアイテムや催眠の強化で、道具固定のデメリットが致命的になってきた。
(その影響かあえて他のアイテムを持たせ意表をつくケースもあるらしい)
ダブルバトルでも地震の弱体化、放電や同特性の[[ドサイドン]]の登場があるが、
襷潰しを兼ねた単体攻撃で地震のように見方を巻き込まずに済むホネブーメランという差別点は健在。
鈍足を補えるトリックルームの存在もプラス。

-ケッキング
新格闘技インファイト・気合玉や身代わり、スカーフに襷の普及が痛い。
特に襷はかつて拘り破壊光線や捨て身タックルの一撃で簡単に倒せた相手にまでカウンターで返り討ちにされる事を許してしまった。

-ケンタロス
めざパ霊の特殊化、[[エアームド]]の羽休め習得、銅鐸の登場で止まり易くなった。
新格闘技、スカーフの登場やトリックルームの流行、上記の[[エテボース]]や[[ムクホーク]]などのライバルの増加も向かい風となっている。
威嚇と素早さ耐久共に[[ムクホーク]]を上回るためダブルでは一応現役だが
上述のめざパ霊没収に加え地震の威力が低下しており、前作に比べ衰えは否めない。

-ソーナンス
今回の[[エスパー]]自体の地位低下に加え攻撃のインフレ化、挑発の普及、状態異常多様化、
[[ミカルゲ]]やトンボ返り、きれいなぬけがらの登場等が重なり弱体化。

-ツボツボ
攻撃技の大幅なインフレ化で耐性の少なさが露呈し、自慢の防御でも押し切られる事がかなり多くなった。
また挑発や身代わりをされると何も出来なくなる事が多くなってしまったのも非常に痛い。
パワートリックという強力な個性も得たが、性能がピーキーすぎるため他のポケモンで積んだ方がまだましだったりする。

-テッカニン
先制技の大量出現、挑発の登場によりバトンする前に倒される事が多くなってしまった。
↑襷追加されたしむしろ成功し易くなったんじゃないか?前作じゃ舞ってる間に殺される事もあったし。
↑前作は身代わり連発で木の実発動させることもできたし、襷持たせても結局は先制技で潰される、ステルスに弱いのも非常に痛い。
↑ステルスに弱いのは鉢巻特攻型だろ?
バトンする際は先発だから関係ないがステルス使いの先発[[プテラ]]が挑発を覚えるのが痛いか?
↑うん、ステルスに弱いのはアタッカーとしての[[テッカニン]]だよ。↑↑はアタッカーとしてステロの出現は痛いし、
バトン要因としては挑発強化が痛いから[[テッカニン]]がどんな役割を持っていたとしても逆風が強くなってるってことを言いたいんじゃないのか?

-デリバード
[[マニューラ]]が登場してしまい、はりきりでも攻撃が負けてしまう始末。
それ以前に技インフレで普通に攻撃されて落とされる可能性が大。そもそもこの低種族値で何故未だ進化させないのかと…

-ヌケニン
砂嵐・霰の強化、ステルスロックの登場等の即死要素が増えた上に、弱点の炎・岩・悪が強化され使用率が増えた。
↑襷が追加されたし五分五分じゃない?
↑影撃ち、鬼火もね。何せ前作だと弱点技隠し持たれてるだけで終わったから今作の方がまだ強い。
↑まあこのwikiは見せ合い前提だから弱くなってはいないよな。6on6とかはちょっと終わっとるけど。
↑↑今日友人とルビサファの対戦してみたら守る持ちだから怪しいのは様子見れるしステロがなく結構生き残った。
終盤で最後2タテしてくれ大事に取っておいた価値があった。何が言いたいかっていうとダイパで使い辛くなった感が強い。
↑↑↑↑↑悪の使用者は大して増えて無いし不意打ち持ちは楽勝。炎技はRSから大文字ばかりで全然使用者が増えてない
岩技だってFLの時点で岩雪崩増えてるからそこから増えているとは思えない。単に使用技が雪崩→エッジに変わっただけ
タスキのことを考えてもむしろ強化だろう
↑それ以前に霰パや砂パの普及、ステルスの普及、鬼火催眠の普及等が痛すぎる
はっきり言って襷なんてほとんど救済措置になってないし持ち物固定されない分きつすぎる
↑そんな相手には出さなければいいでFA。砂パに[[ヌケニン]]出すのはプレイヤーが馬鹿なだけ。
不利な相手には最初から勝てるようなポケモンじゃないんだから事故死を防ぐタスキだけで十分強化
おにびはこいつ自身も使えるしこいつのおにびは交換強制する分かなり強い
それにこいつにとって催眠の普及が痛いわけがないだろwww
ステルスロックが普及してるのは6-6だけ。ここは6-6メインじゃない霰パは[[ユキノオー]]つぶせば日本晴れで逆に有利。下手すれば完封

-ノコッチ(特にシングル)
天の恵みを活用した怯み戦法を取れるポケモンとして、上位互換の[[トゲキッス]]が登場。
またインファイト・きあいだま等今作の対戦で需要の多い格闘技にも弱いのも痛い。
一応2体同時攻撃のいわなだれ、地面ポケモンにも通用するへびにらみがあるのでダブルではそれなりには戦えそうだが、
シングル戦ではその怯みコンボも決定力の無さ、前述通り格闘技等が怖く[[トゲキッス]]程安定しない。

-バシャーモ
気合の襷対策に先制技が普及してしまい猛威を振るっていたこらきし戦法が使い辛くなり、それに変わる強力な格闘技であるインファイトを覚えず、
おまけにオフラインのLv50ではフレアドライブが使えない等[[ヘラクロス]]のようなフォローがなく、
今回の炎ポケモンにとっての強化要素(鬼火、ソラビなど)と相性ががあまりよくない。
炎・格闘双方の強化の波に十分に乗ることが出来ず、
上位互換的存在の[[ゴウカザル]]の登場で立場を失いかけている点を差し引いても厳しい。
前作の力技重視と違いバトンタッチなどでトリッキーな戦略がとれる分、[[ブースター]]等よりは明らかにまともではある。
その後、第5世代からこの時代の鬱憤を晴らすがごとく[[バシャーモ]]の逆襲が始まるが、それはまた別の話である。

-ピカチュウ
ボルテッカー物理化、電気玉の強化、草技のサブウエポン草結びを得た為技に於いては強化されたが
耐久面の紙さが祟り、先制技充実や襷、スカーフの登場で前作以上に相手から攻撃を受ける機会が増えアイテム固定のデメリットが浮き彫りに。
[[ピカチュウ]]自身も襷を獲得したが、それで有用な戦法は襷カウンターくらい。
そもそも襷が発動しやすい点を除けば[[ライチュウ]]の劣化である。
また、秘伝技を覚えていない状態でないとGBAから送れないという仕様から、波乗りがバトレボで入手できるがんばりや固定のもの限定になってしまった。

-ブースター
威力65止まりの一致物理技獲得の代償がシャドーボール特殊化。ソーラービームすら覚えられない。
一応鬼火等が追加され強化されたつもりだろうが、鬼火を炎、霊全般([[ユキメノコ]]除く)+αが覚える上、
鈍足かつ物理耐久が低いせいで先制で潰されがちな現状ではお世辞にも強化されたとは言えない。
しかも攻撃種族値130にも拘らずとっておき等の[[ノーマル]]技を使わせれば適応力[[イーブイ]]に劣り、
物理技の威力は恩返し>炎の牙の為大文字を覚えさせた方がマシという始末。
挙句欠伸は[[コータス]]、バトンタッチは[[バシャーモ]]、甘えるは[[ギャロップ]]の方が優秀で、
炎唯一の嘘泣きと願い事も前者は[[キュウコン]]の悪巧み、後者はホウオウ、マグカルゴの自己再生や[[ゴウカザル]]の怠けるの方がマシな感がある等、他の炎との差別化も難しい。
実は特殊耐久もHPの関係上結局は[[ウインディ]]とそこまで変わらない。
他のブイズは弱体化の例がないというのに逆に不遇を加速させてしまったその様は
「擁護しようにも限度がある」と当時Wikiの利用者に言わしめたほど。
一応鬼火+願い事+守るの持久戦術は嵌れば強いらしいが、[[リザードン]]や[[ファイヤー]]とかでも似たようなことができるのは言うまでもない。
また滝登り物理化で水相手に物理耐久の低さを突かれるようになったのも痛い。

-ホウオウ【禁止級】
聖なる炎の物理化は一見強化に見えるが、その一方で物理サブウエポンのバリエーションが減少(原始の力、シャドーボール特殊化)。
禁止級に[[ドラゴン]]が増えて聖なる炎が通じ難くステロ、ストーンエッジ等の岩技の充実も向かい風。
更に元々の[[カイオーガ]]の圧力もあり、伝説戦の場からしばらく姿を消すことになった。

-ポワルン
専用技だったウェザーボールを[[ロズレイド]]に取られ、まさに涙目状態。
新たな天候ポケの出現により、折角天気技を使っても、簡単に天候を変えられてしまうことも。
能力がかなり低いので、威力の高い技で押し切られたりする事が多くなったり、挑発で天候すら変えられなくなった。新技も殆どまともな技がない。

-ラブカス
技の威力のインフレ化により、種族値が[[デリバード]]とそう変わらない状態では持ち前のサポート能力を発揮しにくくなってしまった。
アクアリングが使いにくい環境の中、かろうじて天使のキッス+影分身による誤魔化しが通用するくらい。
ちなみに唯一の最速すいすいという利点は[[フローゼル]]に取られてしまった。が、てんしのキッスは使えない分差別化は一応可能か。

-ルギア【禁止級】
エアロブラスト特殊化や羽休め獲得はあったものの[[エスパー]]自体の弱体化に加え
ステルスロックの登場や挑発(こいつより早い挑発持ちは意外に多い)の強化は耐久系のこいつにとっては痛手である。
岩、悪攻撃の需要が増した点や、ダブルにおける[[バンギラス]]・[[ユキノオー]]の台頭も厳しい。

-炎全般(伝説戦)
[[カイオーガ]]のスカーフ潮吹き、水系の禁止級としてパルキア・マナフィの登場が向かい風。
[[グラードン]]によりある程度のカバーが出来なくもないが、一般戦に比べ明らかに厳しい環境となった。
**削除済みポケモン

*意見処
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