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ポケモン強弱の変動記【第6世代前半】」を以下のとおり復元します。
*ポケモン強弱の変動記【第6世代】
金銀以来となる新タイプ・フェアリーが追加、暴走していたドラゴンを無効化できるという強烈なアイデンティティを持つ。
一方ではがねタイプの耐性が見直され、ゴースト・悪タイプが等倍で通るようになってしまった。
また既存の特殊技が軒並み威力を下方修正され、さらにめざパの威力が60固定となったことで、大半の特殊アタッカーが弱体化した。
一部のポケモンは種族値を上方修正されており、これによって活躍の場が増えたポケモンもいる。

#region(close,※第6世代での主な仕様変更点)
***タイプ相性の変化
・ドラゴン無効の新タイプ、フェアリータイプの登場
・既存の一部ポケモンへのフェアリータイプ追加・変更
・はがねタイプのゴースト・あくタイプに対する耐性の消滅
・特殊なタイプ相性を持つわざの登場(フライングプレス/フリーズドライ)
***状態異常系の効果の調整
・ゴーストタイプに対する「かげふみ」無効化
・くさタイプに対するほうし・こな系のわざの無効化
・でんきタイプに対するマヒの無効化
・眠りのターン数が交代時にリセットされなくなった
***わざの威力の調整
・急所に当たったときのダメージが2倍から1.5倍に下方修正
・かえんほうしゃ・10まんボルト・なみのり・れいとうビームの威力が95から90に下方修正
・だいもんじ・ハイドロポンプ・かみなり・ふぶき・ぼうふうの威力が120から110に下方修正
・オーバーヒート・リーフストーム・りゅうせいぐんの威力が140から130に下方修正
・はどうだんの威力が90から80に下方修正
・エナジーボールの威力が80から90に上方修正
・めざめるパワーの威力が最大70から60に下方修正(ただし威力は個体値にかかわらず固定化)
・はたきおとすの威力が20から65に上方修正、更に持ち物を持っている相手に対してダメージが1.5倍になる効果が追加された
・その他の多数の技の性能に修正
***特性の調整
・ひでり、あめふらし、すなおこし、ゆきふらしによる天候変化の効果が永続から5ターンに下方修正。
 但し天候岩を持たせていた時は天候技同様8ターンにターン数が伸びる
・ちからもちの効果が攻撃2倍→物理技の威力2倍に変更
***種族値の調整
・一部のポケモンの種族値が上方修正された。
***その他
・ねこのてでほえるや吹き飛ばし等の交代技や、空を飛ぶ等のタメ技が選ばれなくなった
・フリーバトルで禁止伝説・幻級のポケモンが使えるようになった
・レベル技が大幅調整された。具体的には''(進化前を含めて)LV50以上で習得する、技マシンに存在しない技''が''LV1習得''になった。ただしクレセリアのムーンフォースなど伝説系ポケモンの中には例外もある。
#endregion

//**新勢力ポケモンの平均種族値(第6世代版の追記求む!)
//|CENTER:BGCOLOR(#6666cc):|CENTER:BGCOLOR(#99ccff):HP|CENTER:BGCOLOR(#6666cc):攻撃|CENTER:BGCOLOR(#99ccff):防御|CENTER:BGCOLOR(#6666cc):特攻|CENTER:BGCOLOR(#99ccff):特防|CENTER:BGCOLOR(#6666cc):素早|CENTER:BGCOLOR(#99ccff):合計|
//|CENTER:BGCOLOR(#6666cc):平均|CENTER:84(83)|CENTER:96(93)|CENTER:83(81)|CENTER:85(82)|CENTER:80(78)|CENTER:81(79)|CENTER:509(498)|
//|CENTER:BGCOLOR(#6666cc):最大|CENTER:165|CENTER:150(147)|CENTER:145|CENTER:150(145)|CENTER:135|CENTER:145|CENTER:680|
//|CENTER:BGCOLOR(#6666cc):最小|CENTER:55|CENTER:30|CENTER:30|CENTER:30|CENTER:45|CENTER:20|CENTER:210|
//(最終進化系75種、フォルムチェンジ込みで76種、禁止級&幻伝説込みで84種、平均値四捨五入)
//()内は禁止級&幻伝説除外時

*第6世代初頭(XY発売後~ポケムーバー配信前)
一時的にすべての互換が切られ、コロシアム解禁前のRSを彷彿とさせる環境に。
//公式でまだ発表されていないものはコメントアウト。発表次第表示するように。
 
//追加の際は、五十音順にすること
//〈夢特性〉などをつけてわかりやすくしておいた。問題があったら戻して下さい。
**新勢力ポケモン

-[[イベルタル]]【禁止級】
Y限定伝説ポケモン。
特性「ダークオーラ」により、いまいち振るわない威力の悪技の底上げが可能。ダブル以上だとより効果的に活かせる。
攻撃特化と思いきやバークアウトや金縛りといった補助や専用技「デスウィング」による強烈な回復による持久戦も得意としている。
技の範囲がいまいち広くないのが欠点。

-[[オンバーン]]
素早さ種族値が123もある最速ドラゴン。耐久もなかなか高く、特性おみとおしがある為、偵察要員として使われることが多い。
新技ばくおんぱによって身代わり貫通の威力140の技をお見舞いしたり、お見通しと相性の良いすり替えが使えたりする。
欠点は素早さに特化している為、火力がやや不足気味になることか。

-[[ギルガルド]]
特性「バトルスイッチ」により、相手の攻撃に対してシールドフォルム、自身の攻撃時にブレードフォルムを使い分ける。
シールドはBD150による防御性能・ブレードはAC150を活かした攻撃性能が高く、
うまく使えば相手の攻撃を全てシールドで受けて効率よく攻めることが可能。
但しブレードフォルム時の防御性能は低いため、その隙を狙われると弱く、
シールドフォルムに戻す技にキングシールドがあるが、変化技は貫通だったりと読み合い前提で非常に人を選ぶポケモンである。
余談だが進化前のニダンギルも充分戦える能力を持ち、ギルガルドとは全く違う戦い方ができる。

-[[クレッフィ]]
特性「いたずらごころ」持ち。
能力こそ並程度だが鋼+フェアリーによる高い耐性が自慢。
エルフーンとは違うベクトルで補助技に恵まれている。単体でいばる+イカサマまで出来る。
但しエルフーンと違って継続的にダメージを与える技が「どくどく」位しかない為、持久戦は意外と辛いのが欠点。特に対輝石ラッキー。

-[[ゲッコウガ]]
ジュカインを越える御三家最速。水タイプの中でも最速を誇る。
夢特性「へんげんじざい」により、様々な技をタイプ一致(1.5倍)で放て、時に攻撃を透かせるのが強み。
速攻型故の耐久面の低さと、素早さに特化している為やや火力不足である点が欠点。

-[[ジガルデ]]【禁止級】
第三の禁止級ポケモン。600族と種族値はかなり控えめ。
ガブリアスと同タイプ、かつ竜舞や神速などガブが欲しかった技をほぼ備えている代わりに攻撃力を抑えているようなポケモン。
専用特性オーラブレイクはゼルネアス・イベルタルと同時に場に出ないと効果を発揮しない。
一方で専用技グランドフォースは念願の味方を巻き込まない地面物理全体技である。

-[[ゼルネアス]]【禁止級】
X限定伝説ポケモン。
特性「フェアリーオーラ」により、フェアリー技の威力の底上げが可能。特性「フェアリースキン」持ちなんかと組むとえらい事になる。
専用技「ジオコントロール」は溜めタイプの能力上昇技。1回でも使用を許すともはや止められない。
「ジオコントロール」が強力な分戦法が読まれやすい上、何故か物理技の習得が多く、特殊技の範囲が狭いのが欠点。
また、相手のフェアリー技も強化されるので注意が必要。耐久無振りの場合いじっぱりメガクチートにじゃれつかれると一撃で沈んでしまう。

-[[ニンフィア]]
第6世代で追加された新ブイズ。
H95・D130による高い特殊耐久及びドラゴン受けとして優秀。
特性「フェアリースキン」により、物理・特殊両面で最高クラスの火力のフェアリー技を撃てる。
ブイズ特有の技の狭さとブイズ最遅の60族という鈍足が難点。

-[[ヌメルゴン]]
今回の600族ドラゴン。
ニンフィアを軽く凌駕する特殊耐久が自慢。
技範囲も広く、対応できる相手も多い。
但し防御はあまり高いとは言えず、物理技相手だと厳しいところもある。

-[[パンプジン]]
草とゴーストの新しいタイプの組み合わせ。
4種類のサイズがあるうち、主に特大サイズが使われる。
格闘無効、特大サイズの高物理耐久、鬼火習得と、物理流しとしてのポテンシャルが高い。
ただし、流し役の割に弱点が5つもあるのが気がかりなところ。
最もHPの高い特大サイズは出現率が低く、サイズを縮めれば縮めるほど耐久が落ちていくのも欠点。 

-[[ビビヨン]]
定番の虫飛行タイプの蝶だが、種族値の高さは歴代序盤虫の中でも群を抜く。
90族の素早さと蝶の舞、複眼によって高い命中率を誇る粉技、さらには一致暴風まで習得するという、
今までの蝶が欲しかったたものを全部付け加えたような性能で、しかも催眠ループによるハメ技までも可能とする。
素のポテンシャルは高いものの、ファイアローやガルーラの蔓延、粉技の弱体化が影響し、あまり環境に刺さっていないのが難点。

-[[ファイアロー]]
序盤鳥及び炎タイプ最速。
加えて夢特性「はやてのつばさ」により、いかなる飛行タイプの技を優先度+1で使える。
威力120のブレイブバードを先制で放てる他、追い風や羽休めと言ったサポートも出来る。
こいつ一匹のせいで大半の草タイプと虫タイプと格闘タイプが繰り出しにくくなっている。
目立って低い能力こそ無いが、やはり岩4倍が痛いか。また、苦手な相手にはとことん弱い。火力も低くはないが高くもない。

-[[フラージェス]]
弱点を突かれにくい単フェアリーの中でも高種族値。
物理耐久はニンフィアに譲るが、火力・特殊耐久・素早さはニンフィアを上回る。
攻撃範囲の狭さと、シングルでは実質無特性なのが難点。

**大幅な強化がされたポケモン
***メガシンカ勢
-[[カイロス]]
特性「スカイスキン」により、今まで扱いにくかったノーマル技を有効活用できる(無反動一致威力102×1.3倍の「おんがえし」等)。
スカイスキンにより飛行タイプの電光石火、フェイント、ハサミギロチンが使える。飛行タイプゆえの軽減しにくさは正に脅威。
但し飛行タイプ追加による岩4倍は痛いか。

-[[ガルーラ]]
種族値が増加するだけでなく、新特性「おやこあい」でダメージが実質ノーリスク1.5倍になるという凶悪性能を身に付けた。
さらに「おやこあい」では追加効果が2回発生するため、新技「グロウパンチ」で攻撃を2段階上昇させたり、
「いわなだれ」「のしかかり」などで約5割の状態異常発生も狙える。
元々広かった攻撃範囲も強さを後押ししており、メガシンカで多くのポケモンに対応する事ができるようになった。
耐性が少なく、ダブル以上では「おやこあい」の乗る技が減るのが数少ない弱点。

-[[ギャラドス]]
タイプが異なるメガシンカの登場により、相手にさらなる駆け引きを強いることができるようになった。
但し一度メガシンカすると4倍弱点がなくなる代わりに弱点が増える事に注意が必要。

-[[クチート]]
メガシンカ獲得に加え、フェアリータイプ追加。
鋼フェアリーの耐性の良さに加えメガシンカで耐久種族値増加。メガクチートの特性「ちからもち」により火力も大幅上昇。
その攻撃力は下手なハチマキアタッカーを軽く上回り、不一致不意討ちがメガアブソルの一致不意討ちより高火力。
技の面でも一致威力90の「じゃれつく」を習得し、無振りヤドキングクラスの耐久力のポケモンまで確1で落とせるようになった。
但し相変わらず鈍足。そしてメガシンカしないクチートは激減した。

-[[ゲンガー]]
フェアリータイプの登場により、相対的にヘドロばくだんの価値が上がった。
またメガシンカを習得し、強力な特性「かげふみ」を得たことにより狙った相手を逃がさずに仕留めることができるようになった。
但し特性変更により地面技を透かせなくなるため注意。「かげふみ」もゴーストや交代技で透かされる。

-[[バシャーモ]]
遺伝の仕様変更により、夢特性量産可能+加速と遺伝技を両立可能になった。特にバトンタッチの習得は大きい。
格闘に強いフェアリーが登場したものの、炎複合の為あまり影響はない。
それでも上記のファイアロー戦は厳しいのが難点か。

-[[ハッサム]]
バレパンで弱点を突ける相手が増加した。
メガシンカによる特性強化なしだが、攻撃力の上昇により、更に大ダメージを見込めるようになった。
耐久種族値もシュバルゴを凌駕するほどに増加。
但しアイテムが固定されるゆえの炎4倍に注意。素で強いので無理にメガシンカ枠を割く必要性の少ないポケモンである。

-[[フシギバナ]]
メガフシギバナの特性「あついしぼう」により、草タイプでありながら弱点が2つしかなく、受け性能が非常に高い。
元々持久戦向きの技を多く覚えるのも追い風となっている。
また、草タイプであるため、ねこのて胞子など粉技使いに見せ合いで圧をかけられる。氷が弱点がないのも大きな強み。
毒技がないと同じ草タイプ相手が厳しいのが難点か。特にメガフシギバナミラーは泥仕合になりやすい。

-[[ライボルト]]
メガシンカ後の特性「いかく」の強力さは説明不要。
特攻と素早さの種族値が135になり、炎技も合わさりサンダースの立場を脅かすほどの存在に。
また、ポケムーバー解禁前の環境に対してうまく刺さっていることから、流行の兆しを見せている。
物理面は「いかく」である程度賄えるものの、耐久面は相変わらずなのでその点だけは注意。

-[[リザードン]]
異なる2種類のメガシンカを獲得。
タイプも種族値も特性も別物で、選出の段階ではどちらにメガシンカするのが分からないのが最大の長所であり、
どちらも隙を突けば全抜きを狙えるポテンシャルを秘める。
どちらにメガシンカしても素早さ据え置き且つ岩弱点なのでこの点は注意。

-[[ルカリオ]]
攻撃145、素早さ112、特性「てきおうりょく」から放たれるインファイト・とびひざげりの威力は
ヒヒダルマのフレアドライブを凌駕する破壊力を秘めており、大抵のポケモンは一撃で沈みかねない。
とは言え特殊耐久は相変わらずの上、メガシンカをするとタスキが持てない分この面が露出してしまうため注意が必要。

-[[ミュウツー]]【禁止級】
フリーバトル参戦可能になった。
メガシンカによりAまたはCは脅威の190以上に。
圧倒的な素早さからの高すぎる火力は正に脅威であり、一致技を喰らえば大概の相手は沈みかねない。
メガシンカが2種類あるので戦術が読まれにくいのも利点。
ただ、Xはこの時点でその能力を活かしきれる技が無く、Yは防御が下がっている事に注意。

***一般ポケモン
-[[エーフィ]]
サブウェポンとしてフェアリー技「マジカルシャイン」を獲得し、新たな悪への有効打を手に入れた。
シグナルビームと違い、格闘→悪に一貫しやすい点が優秀。
ただしギルガルドなど苦手な相手も増えたため扱いには注意が必要。
また、粉技の仕様変更で草タイプの粉技や電気タイプの電磁波を返しても無効化されてしまうようになった点も惜しい。

-[[グランブル]]
ノーマルからフェアリーにタイプに変更。
特性「いかく」と合わせて物理悪・ドラゴン・格闘などを受けられるように。
技の範囲も広め。ただし特殊面は攻防共に弱い。

-[[シザリガー]]
先制技「アクアジェット」を習得。
他、「てきおうりょく」対象技である「クラブハンマー」「はたきおとす」の上方修正により、火力・搦め手が共に強化された。
それでも耐久(特に特殊面)は脆く鈍足なのは変わらない為、優秀な積み技である「りゅうのまい」をどこまで活かすかが重要になる。

-[[シャンデラ]]
炎技の威力低下を受けたが、それを補って余りあるゴースト技の一貫性を手に入れる。フェアリー耐性も追加。
サブウエポンとして需要の高いエナジーボールの威力が上昇したのも少なからぬ強化点。
また夢特性が解禁され、当初の予定と違い「すりぬけ」に変更されてしまったものの、
すりぬけが身代わり貫通の効果を持つようになり、身代わり対策として活躍することも可能になった。

-[[ヌケニン]]
道具「ぼうじんゴーグル」により、天候ダメージでの即死を防ぐ事ができるようになった。
これを利用し、砂パにヌケニンを採用するトレーナーも現れた。
しかし、タスキが持てなくなる事と、ステルスロックなど相変わらず即死要素が多い事には注意。

-[[バクオング]]
威力140のタイプ一致技「ばくおんぱ」を習得。
みがわりを貫通できるだけでなく夢特性「きもったま」と合わせて、
岩・鋼・ヌケニン・「ぼうおん」を持つポケモン以外のポケモンに等倍でダメージが通るようになり、火力が大幅にアップ。
また、特防種族値が10上昇した。
それでも能力値は強力なポケモンに一歩劣る状態なので、いかに活かすかが大事になる。

-[[バルジーナ]]
「ぼうじん」の仕様が変更されて粉技をも無効にできるようになり、鋼タイプへの悪タイプの攻撃が等倍になった事で一貫性が増した。
フシギバナ・ギルガルド・ガルーラといった名だたる強豪ポケモン達に強く、
特にギルガルドに対して後出しできる事・そこから安全に葬れる事は大きな利点。
バルジーナが強くなったというよりは、バルジーナの価値が上がるような環境になったといった方が正しいか。
「はねやすめ」の技マシン化や「イカサマ」の遺伝技追加もあり、育成もしやすくなっている。
ただし、新たに弱点&悪タイプ耐性持ちとして追加されたフェアリータイプには注意。

-[[ブースター]]
ついにフレアドライブを習得。HPが低いためウインディやエンテイほど使いこなせているとは言い難いものの、
やはり攻撃130からの一致120技を撃てるようになった点は大きい。フェアリー耐性も追加されている。
しかしそれでも低耐久・鈍足といった根本的な問題は解決しておらず、他の炎と比べ扱いが難しい点には注意。

-[[プクリン]]
フェアリータイプや第二特性かちきが追加され、更に特攻種族値も上昇。
これにより勝気一致りんしょうや霊耐性などでアイデンティティを持つようになり、
かつて「プリンに輝石を持たせるためだけの存在」とまで揶揄されていた第五世代よりはかなり強化されたと言える。
とはいえ能力は強ポケに一段劣るので扱いには工夫が必要。

-[[ペラップ]]
完全な専用技のおしゃべり録音廃止&混乱100%と非常に強力になり、さらに威力140の一致技ばくおんぱを取得。
どちらも音の技のため、みがわりを貫通することも優秀なポイント。
おしゃべりの仕様変更によりようやくランダムマッチに出られるようになりこれだけでも大きな進歩である。
それでも強力なポケモンからは一歩退いた性能なので過信は禁物。

-[[ペンドラー]]
夢特性が「はやあし」から「かそく」に変更。ただでさえ速いほうなのに更に圧倒的な速度を得るようになった。
Aも100に上昇し、火力不足もやや解消された。加速バトンという戦術が使用可能になったのも大きい。
毒タイプなので一致でフェアリーに対抗する事も出来る。
但し、耐久面は相変わらずなので注意。

-[[マリルリ]]
フェアリータイプ追加。
ドラゴン無効による拘り竜技抑止、格闘・悪・虫の耐性追加による後出し範囲の増加。
なおかつ特性「ちからもち」による高い火力に加わり、一致等倍範囲増加の「じゃれつく」追加。
はらだいことアクアジェットを両立できるようになり、隙あらば全抜きも狙える。
先制技持ちとは言え相変わらず鈍足で火傷に滅法弱いのが欠点か。
また、「ちからもち」がさらに強化された事とキノガッサや粉技が弱体化してしまった為、「そうしょく」の価値が減った。
どうでもいいが、特攻種族値が10上昇している。

-[[メタモン]]
今作ではメガシンカにも変身できるようになり、実質持ち物を持ったメガシンカができるように。
スカーフを持てば相手は持ち物がメガストーン固定である為、必ずメガシンカ相手に先制できる。
やはりほぼ「かわりもの」限定となる事と、場に出すタイミングを誤ると不利にもなる点が欠点か。

-[[ライチュウ]]
素早さ種族値が100→110になり、抜けるポケモンが最終進化系のみ・メガシンカ除外で実に50体近く増えた(100族含む)。
種族値上昇組の中では最も強化されたと言える。
ただし特殊電気技やめざめるパワーは弱体化しており強化点のみとは言えない。

-ノーマル全般
ゴースト技の一貫性向上と格闘タイプの需要低下により防御属性としての評価を上げ、場に出しやすくなった。

-ゴースト全般
霊技が鋼に等倍に通るように。悪と違いフェアリーに半減されず、強化点のみが目立つ。
相変わらず高威力かつ使いやすい霊技は追加されていないのものの、高い一貫性を得た。
また、耐久型も多いゴーストにとって鬼火の命中が強化された点も心強い。
更に交代阻止技及び特性(くろいまなざし、かげぶみ、ありじごく等)を無効にするという特徴がゴーストタイプに追加された。

-毒全般
新鋭のフェアリータイプに対して強く、相対的に需要が増した。
また少なからぬ強化点として「どくどく」が必中になると言う特徴が追加され、耐久型がやりやすくなった。
ちなみに毒技がドラゴンなどのサブウエポンとして採用されるようになった。

-炎全般
新鋭のフェアリータイプを半減。耐性が1つ増えたため得意範囲が若干増えた他、鬼火の命中率が上昇した。
ただし特殊技の威力が落ちているのでプラス面だけではない。

-電気全般
まひ状態にならないという特徴の追加により、不意に止められにくくなった。
シンクロ持ちに麻痺を撒いても全く影響が無いのは大きい。代わりに、[[ある一匹>マッギョ]]の特性のひとつが完全に死んでしまったが…。
また、特性でもともと電磁波を無効にできていたポケモンにとっては
やや恩恵が薄い面もあるかもしれない(蛇睨みが強化されているので一概には言えないが)。
ただし、特殊電気に関してはメインの10万ボルトや雷、搭載率のそこそこ高いめざめるパワーの威力低下も受けており、
ポケモンによっては麻痺無効の強化面よりもデメリットが目立つものもいる。

-悪全般
鋼に対し悪技が等倍で通るようになり、格闘や炎技の必要性が低下し、技スぺに若干余裕ができた。
また鋼の耐性変更により、ゴースト耐性を持つタイプは悪とノーマルのみと少数になり、
一貫性が増し使用率が増えたであろう霊に対し耐性を持つ価値は上昇していると言える。
強化された叩き落とすをタイプ一致のメインウエポンとして採用でき、安易な後出しを許さなくなった。
新タイプのフェアリーには弱いが、そのフェアリーのおかげで苦手な格闘や虫が減るという環境的な追い風もあり、全体的には強化の面が強い。
//弱体化面が少ないため強化に移動

-素早さ種族値が70未満のポケモン全般
キノガッサの起点にされるという理由から、この要素だけで切り捨てのような扱いを受けていたが、
ボーダーラインであったキノガッサの数が減ったことによって、選出の機会が増し、パーティに採用もしやすくなった。
また、素早さ種族値が71~81のポケモンも同様の理由で最速調整がほぼ必須であったが、
準速以下でも選出しやすくなった。

-ぼうじん持ち全般
粉系の技を無効化できるようになった。

-種族値が上がったポケモン
今作ではまさかの種族値に修正がかかり、一部のポケモンの種族値が10も上昇。
特に素早さが上がったピジョットやライチュウはその恩恵が非常に大きい。
その一方で、マリルリのように無駄な種族値を上げられたポケモンや、
20も種族値が上昇しておきながらほとんどフォローになっていないピカチュウのようなポケモンも存在し、その格差は非常に激しい。

**弱くなったポケモン
-[[キノガッサ]]
「キノコのほうし」の耐性持ちの増加、胞子やみがわりの仕様変更により、相手の行動を制限しにくくなった。
特性「テクニシャン」の方もローキックが威力65になってしまい特性が乗らなくなった。
ファイアローという天敵の登場も非常に痛い。
それでも決して弱くは無いのだが、やはり弱体化の面が非常に大きく風当たりが強い状況である。
一応がんせきふうじが強化されたため新たなサブウェポンを入手したと言える。

-[[メタグロス]]・[[ドータクン]]
鋼の耐性から悪・ゴーストが撤廃され弱点数が倍に。
前者に関しては何故かコメットパンチが弱体修正を喰らってしまい火力低下(命中は微上昇しているが100%ではないので微妙)した。
耐久重視のドータクンにとって弱点追加の影響は大きく、メタグロスは600族なので基本スペックは高いがギルガルドに立場を食われているのが現状である。

-[[レパルダス]]
ねこのてで吹き飛ばしが選択されなくなったため、相手をひたすら交代させ続けて時間切れを狙う戦術が不可能になった。
とは言え遅延戦術が出来なくなっただけであり、レパルダスに性能の修正は無いため、通常の運用ならば問題はない。

-天候始動特性持ちのポケモン全般([[カバルドン]]、[[キュウコン]]、[[ニョロトノ]]、[[バンギラス]]、[[ユキノオー]]等)
-天候系特性(特性あめうけざら、アイスボディ、すいすい、すなかき、すながくれ、ようりょくそ等)への依存度が高いポケモン
天候始動タイプの天候維持が5ターンとなり、通常の天候技とさほど変わらない状況となってしまった。
これに合わせて、天候依存の技や特性を駆使した戦法は効果を発揮しにくくなった。
最も打撃を受けたのは天候を利用した耐久型ポケモンであり、あめうけざら[[ルンパッパ]]、無限[[トドゼルガ]]等が該当。
無限トドに関してはそもそも戦法が成立しなくなってしまった。
また岩タイプの特防上昇補正が持続しづらくなったため、[[ユレイドル]]等の耐久岩が永続砂を前提とした戦法を取れなくなった。
天候始動者も居座りすぎたり再度登場させるタイミングを間違えると天候が切れてしまい、
バンギラスやユキノオーは守るもやや併用しづらくなった。
天候による素早さ・火力上昇系特性もターン数を考慮して動く必要性が出てくることになり、安定性は大幅に減ることに。
ただし、バンギラス・ユキノオーはメガシンカ可能なので天候の張替えは一応可能。
バンギラスにいたっては弱点こそ突かれるがフェアリーの登場で苦手な格闘が減少、ファイアローの流行や悪技が鋼に等倍になるなどプラス面も多い。

-多くの特殊型ポケモン(威力低下を受けた特殊技を軸にするポケモン)
電気・炎・水・氷の特殊汎用技、流星群・リーフストーム・オーバーヒート、めざめるパワーの威力が低下し、
これらの使用者は今まで狩れていたポケモンに耐えられるケースが増えた。
一致使用者のみならず、サブウエポンとしている場合も例外ではない。
めざパの威力低下が響くポケモンも多く、4倍でもガブリアスやハッサムを一撃で狩るのはかなり難しくなった。
ちなみにこの特殊技逆風の中、エナジーボールだけは威力が上昇し10万ボルト等と並ぶ威力になった。

-エスパー全般
悪・ゴースト技が鋼に等倍となり需要を増したため弱点を突かれるケースが増え、ギルガルドや強化されたはたきおとすの脅威に晒されてしまう。
また対格闘の立場をファイアローやフェアリーに奪われ、毒もメジャーどころは他のポケモンで事足りる事からタイプの利点が機能しずらくなっている。
ただしマジカルシャインを多くのエスパーが獲得し、命中不安定の気合玉に頼らずとも悪に対抗できるようになってはいる。

-ドラゴン全般
ドラゴン技を無効化する天敵フェアリータイプの登場により弱点を突かれる機会が増えたほか、拘り系アイテムを持たせづらくなった。
毒技や鋼技で対抗策を持つものも多いが、それらに技スペを割くと範囲が狭まることにも繋がり、必ずしも今までのような広範囲とは言えない。
それでも複合タイプでそれを活かせるポケモンは充分に活躍でき、特にガブリアスは未だに環境の上位に喰い込む使用率を誇る。
一方でフェアリーへの有効打に乏しく流星群などの威力低下も響いているボーマンダ、ラティオス(ムーバー解禁後)等は向い風が強い。

-草全般
ただでさえ狭かった攻撃範囲に加え、草複合タイプには粉系の補助技も無効になり、ますます草タイプ全般の技が出しづらくなった。
それでも防御側としては、粉、胞子持ちに対して後出ししやすくなるというメリットがある。
今まではややマイナーだった毒、飛行(特にファイアロー)の台頭も痛手。
一方でメジャーな炎、氷弱点のどちらか、または両方ともを持たないポケモンは相変わらず需要はある。

-格闘・虫全般
ドラゴン同様第5世代までは全盛期のタイプであったが、相性の良くないフェアリーが追加された他、双方に耐性を持つ毒・ゴーストの需要が増加。
それでも強力なポケモンが多いのは間違いないが、今までの隆盛は翳りを見せている。
草タイプ共々ファイアローの影響も大きい。

-氷全般
特殊技の威力が落ちた他、新タイプフェアリーの追加で鋼や炎の需要が増え弱点を突かれる機会が増加。
格闘はファイアローの登場で減少したが、ファイアローは炎タイプ故上記の飛行弱点組ほどではないがやはり痛く、その対策の岩技の増加も逆風。
天候の弱体化の影響も大きかった為、以前よりもかなり厳しい時代となる。
とは言え第2世代よりははるかにマシ。また一部のポケモンがフリーズドライを獲得し、今まで苦手だった水の対策として活用できるようにはなった。


-ジュエルへの依存性が高いポケモン全般
ジュエルが手に入らないため、これに頼った戦いができなくなった。
特にアクロバットへの依存性が高いポケモンはジュエルアクロバットのコンボが使えなくなり影響が大きい。
たとえ今後に解禁されたとしても、倍率が1.3倍に落ちているので弱体化は免れない。

-催眠ループ全般
相手が交代したときに催眠ターンがリセットされなくなったので、催眠テールで一方的なハメ状態に持ち込むことができなくなった。
催眠吹き飛ばし等の複数を眠らせる戦法も効率が悪くなってしまい、安全なターンに積み技を使い続けることもできなくなった。

-粉技を主軸とするポケモン
草タイプ、特性ぼうじん、新アイテムぼうじんゴーグルといった粉技無効の手段が次々と登場。
ねむりごな等を主軸としていたポケモンにとっては逆風であり、無償降臨を許すケースも増えた。
使い手の多い草タイプは自身も粉技無効になっているのでファイアローによる抑制を勘定に入れないのであればプラスマイナス0といえる部分もある。
耐久草同士の戦いはお互いに決定打に欠けることが増えやや面倒になった。

-飛行弱点(草・格闘・虫)のポケモン・飛行等倍の低物理耐久のポケモン・素早さ上昇の積み技から抜いていくポケモン
飛行技を先制で撃てるファイアローの流行で選出がしづらくなった。

・素早さ種族値100未満かつ低物理耐久のポケモンの大半
メガガルーラが流行した事により選出がし辛くなった。
二回攻撃の前には襷で耐久力を補う事もかなわず、先手が取れなければ何もできずにやられかねない。
ある意味前世代のキノガッサとS種族値70未満の関係に近い状況と言える。

**強くなった面も弱くなった面もあるポケモン
強化面も弱体化面も両方あり、結果として立ち回り方が変わったポケモン達
-[[キングドラ]]
主力技の威力低下、永続天候の廃止、フェアリー登場…とすいすい型はこれでもかというくらい弱体化した。
しかし、急所ランク+3で確定急所を狙えるためきあいだめ+ピントレンズ+スナイパー+りゅうせいぐんの決定力が凄まじく、
それでいて特攻低下を全く気にしなくて良いというメリットもあり、エースアタッカーとしてはまだまだ現役である。
対戦ではバシャーモとのコンビ、通称「バシャグドラ」が有名だが両方を容易に止められるポケモンがメジャーなのが悩みどころ。

-[[サザンドラ]]
フェアリーという4倍弱点追加が目を引く。さらに特殊技中心が故に、主要技の大半の火力が削られてしまう。
また売りであった広範囲を受けられるマリルリ等のフェアリーが台頭し、第5世代程の戦闘能力が発揮できなくなってしまった。
フェアリー自体にはラスターカノン等の対抗策があるものの、
4倍弱点はさすがに痛く、サブ技でマジカルシャインを習得したポケモンに返り討ちにされる危険も増えた。
しかしフェアリーの登場は、それまでメジャーかつサザンの苦手タイプであった格闘や虫を減らすことにも貢献しており、
悪技が鋼に通るようになった点なども含め、弱体化ばかりではなく環境的に動きやすくなった面も存在すると言える。
また、ドククラゲなどの特定のポケモンとの相性補完の良さは健在であり、
特に上記のギルガルドと組むとうまく耐性がかみ合うため、この二匹を一緒に投入している人が多い。
//前回から強化されている部分も多く見られる記述のため移動しました。

-[[トゲキッス]]
ノーマルタイプがフェアリータイプに変更。エアスラの使い心地にさほど変わりはないが、
耐性がガラッと変わり、ガブリアスの一致技を両方無効化できるようになり、他のポケモンとの補完も効きやすくなった。
しかし、弱点が増え、ノーマルが消えたことによりトラアタキッスや神速物理型が成り立たなくなり、型の柔軟性が減少した。

-[[ピクシー]]
ようせいポケモンの名の通り単フェアリーに変更され、特攻が10上昇。
更に強力な一致技のムーンフォースや格闘耐性を得、アタッカー役、サポート役ともに磨きがかかる。
しかし、ノーマル消滅の弊害も大きく、からげんきやすてみタックルを据えた物理型が弱体化し、
霊耐性が消えたことで耐久ゴーストの相手をしづらくなった面もある。

-鋼全般
フェアリーを半減し一致弱点を付けるという役割が増えたが、
一方で霊悪耐性を失ったことも大きく、ポケモンによっては今まで完封できていたものに返り討ちに遭う危険性も出てきた。
複合タイプ次第とも言え、メタグロスのような弱体化面の方が目立つ鋼もいれば、キリキザンのような追い風が強いと言われる鋼もいる。

-岩全般
ファイアローの登場により、攻守ともに活躍できる場面が増加。また天敵の格闘タイプの減少により、動きやすくなった。
一方でフェアリータイプの追加により、鋼技の使用率が大きく上昇し、依然として弱点を突かれる機会が多いことは否めない。
天候の弱体化の影響も向かい風。

**番外
-[[バタフリー]]
そのものは決して弱くなったとか埋葬級とかではなく、特攻種族値が10上昇するなど単体で見ればむしろ強化されているともいえるのだが、
種族値と技と特性でほぼ完全上位互換の[[ビビヨン]]が登場し、バトルでの存在意義を失った。
催眠吹き飛ばしは可能だが、眠りの仕様変更によりこれも微妙に。

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*第6世代前半(ポケムーバー配信後~ORAS発売前)
12月25日にポケモンバンクおよびポケムーバーが解禁され、旧作ポケモンを持ってくることが可能になった。
ニンテンドーネットワークの過負荷の影響で一時配信停止状態となったが、1月22日から通信方法が変更され、無事に再配信となった。
主にBW2教え技絡み・準伝説絡みの強化が多い。

**強化されたポケモン
-[[アルセウス]]【禁止級】
せいれいプレート登場でフェアリータイプアルセウス爆誕。
ゼルネアスと異なりパルキアを上からフェアリー技で叩ける。
もちろん剣舞神速をはじめとする既存の戦法も依然として強力であり、ますます読みにくくなった。

-[[エンテイ]]
威力100・命中95・50%火傷・非接触物理のチート技せいなるほのお獲得。アタッカー型・ノイテイ型どちらにとっても大きな強化。
自身の耐性をさらに強化できるうえ、炎タイプ故にやけどにならない+出てくる炎タイプにエッジを撃てる。

-[[カイオーガ]]【禁止級】
ゼルネアスやメガクチートの流行により伝説ドラゴンの採用率が著しく下落した事で環境から水耐性持ちが少なくなり、大幅に止めづらくなった。

-[[カイリュー]]
マルチスケイルと相性の良い防塵ゴーグルや弱点保険が登場していながら神速が使えないという状況が続いていたが、
今回の解禁により本領を発揮できるようになった。
また、地味ながら遺伝の仕様変更によりしんそくとほかのタマゴ技が両立可能になった。
ただしガブリアスに比べてフェアリーの影響が大きい点には要注意。

-[[ガルーラ]]
三色パンチ解禁。おやこあいは追加効果の判定も2回入るため19%の確率で発動する。
ちきゅうなげも解禁され、固定ダメージ100になり、耐久型も突破が容易に。

-[[クレセリア]]
ムーンフォース獲得。悪タイプで止まらなくなってしまった。
とはいえ火力がなさすぎるためバンギラスなどは相変わらず辛く、ムーンフォースの採用率も低い。

-[[ゲノセクト]]【禁止級】
フェアリータイプの登場により鋼タイプとしての地位が相対的に向上。
また専用技テクノバスターの威力が85から120と大幅に上昇。他の特殊技の威力が軒並み下がる中、大きな強化ポイントと言える。
ただし装備したカセットがすぐにばれてしまう点は相変わらず。

-[[ゲンガー]]
ほろびのうた解禁。メガシンカによって特性がかげふみになるため受けループに対する強烈なメタに。

-[[サーナイト]]
メガシンカ型はハイパーボイス解禁によりフェアリースキンと合わせることで高威力の一致技を手に入れた。
音波技がみがわり貫通になったため有用性も高い。
こごえるかぜも解禁されたため、足の遅さをカバーできるように。

-[[シュバルゴ]]
BW2教え技を経由することでドリルライナー解禁。
炎タイプを強く呼ぶため、交代読みで撃てる技の選択肢が増えたのはプラスに。
ただし、現環境でメジャーな炎であるリザードン(Y)とファイアローには相変わらず有効打がないのが欠点。

-[[ダークライ]]【禁止級】
ついにダークホールが解禁。ようやく本来の実力を発揮できるようになった。

-[[ジラーチ]]【禁止級】
配信限定でムーンフォース習得。天の恵みの効果で相手の特攻を6割の確率で1段階下げ、また連発できるドラゴン対策技という有力なサブウエポンを得た。

-[[ドーブル]]
上記のダークライと同じくダークホールが使用可能になり大幅強化。ダブルやトリプルの環境で猛威を振るう。

-[[ニンフィア]]、[[メガサーナイト>サーナイト]]
ハイパーボイス解禁によりフェアリースキンと合わせることで高威力の一致技を手に入れた。
ダブルでも命中安定で通りの良い複数攻撃であり、音波技がみがわり貫通になったことも含めて有用性も高い。

-[[ヒードラン]]
マグマストームの威力が120から100へと下がってしまったが、そのかわり拘束ダメージ量が増加したため総合的にはどっこい。
それよりもフェアリータイプに対する耐性がついたことが大きく、周りの環境の変化によって相対的に強化されたといえる。
ただし霊悪耐性は失っているため、シャンデラやヘルガー等の一部のポケモンへの優位性は下がった。

-[[ミミロップ]]
新たにコスモパワーを習得し、コスモバトンという戦術も獲得した。この戦術が取れる中では最速で耐久も安定している。
他にもとつげきチョッキを押し付けて耐久ポケを機能停止に追い込む事も可能。ココロモリもできるがこちらの方がはるかに安定している。
以前にもまして特性の価値が上昇してるためぶきようなかまづくりの価値も相対的に上がり、サポート役に磨きがかかった。
とはいえ火力は相変わらず低い。

-[[ミロカロス]]
特性かちき追加。アタッカー型が強化され、スイクンとの差別化を果たす。
いかくがばら撒かれる複数戦はもちろんのことそこそこ耐久、耐性があるため、サイキネなどの撃ち合いで発動する機会が割とある。

-[[メガミュウツーX>ミュウツー]]【禁止級】
メインウェポンのけたぐりや三色パンチの解禁により物理技のレパートリーが大幅に強化された。
伝説戦は物理の刺さり具合がよく、特にノーマルアルセウスやFCキュレム、ディアルガにA種族値190からの一致けたぐりで弱点をつけるのが大きい。
格闘タイプ付随により新規伝説のイベルタルに縛られずに積極的に殴りに行けるがゼルネアスやフェアリーアルセウスに弱くなる点には注意が必要。

-その他の過去作教え技が解禁されたポケモン
BW2の新教え技習得で強くなったポケモンの大半が該当。(第5世代後半の変動記は[[こちら>ポケモン強弱の変動記【第5世代後半】]])
特にはたきおとすを教え技で覚えられるポケモンの強化幅は大きい(例:ローブシン、キリキザンなど)。

**弱くなったポケモン

-[[トルネロス]](化身)
ひこうのジュエル没収により物理アタッカー型でラティオスを縛れなくなってしまった。
そもそもラティオスが弱体化しているのでこれを縛る必要性自体が前世代より薄れている。

-[[ラティオス]]
りゅうせいぐんや波乗りなどメインサブ問わず多くの特殊技の威力が低下。
フェアリーの登場による眼鏡装備のリスク大幅増加や、それに伴う鋼ポケや霊悪技の一貫性の強化による需要増加など
かつてないほどの包囲網が敷かれ、非常に動きづらくなってしまった。
メガシンカポケにトリックが効かず、特に強力なメガガルーラ、メガクチートにはふいうちが標準装備でもあるのも痛い。

*第6世代後半(ORAS発売~)
ΩRαS発売に伴い、XY環境でのレーティングバトルは「XYリーグ」として独立。
//XY環境でのみ起きた変化があればこちらに書いてください

*削除済みポケモン

**意見処

***参考:ポケムーバー解禁まで参戦できなかった(カロス地方で入手できない)ポケモン
ジュカイン、ラグラージ、ジョウト・シンオウ・イッシュ御三家
ジョウト~イッシュの準伝説・禁止伝説ポケ
旧作の幻ポケモン
ラッタ・ペルシアン・マタドガス
アンノーン・(ポリゴン2)・オドシシ
ケッキング・ネンドール・ミロカロス・ポワルン
コロトック・チェリム・ミミロップ・ムウマージ・ブニャット・ネオラント・ポリゴンZ
エルフーン・ヒヒダルマ・デスカーン・ブルンゲル・シビルドン・オーベム・バッフロン

***参考:カロスマーク付きの個体の入手方法が不明なポケモン
無し
(マナフィ、メロエッタ、ゲノセクトは第六世代では日本語版向けの配信は無く、海外の配信のみ) 

*意見処
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