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技の元ネタや由来 - (2023/01/10 (火) 22:56:08) のソース

[[用語集・由来集]]

[[名前の元ネタや由来]]
技の元ネタや由来
[[特性の元ネタや由来]]
[[道具の元ネタや由来]]

*技の元ネタや由来
全ての記載は長くなるため、故事成語や格闘技、古代よりの風習など、特別に解説が必要であると思われるもののみを記載する。
多分に持論・推論・余談を含むので、違う場合などは適宜編集・変更願います。

:10まんばりき|1馬力=735.5ワット。新幹線で23,200馬力、客船タイタニック号で46,000馬力。ジャンボジェット機で12万馬力。
「10万」なのは「10まんボルト」のセルフパロディ、あるいは漫画「鉄腕アトム」の設定・およびアニメOPからだろうか。
:10まんボルト|「ボルト」は電圧の単位。家庭用電源の電圧が100ボルト、工場に使われる特別高圧線でも2万2千ボルトなので相当高い数値。
…だが実は静電気でも3~5万ボルトある。電気の威力は放電距離にも影響を受けるので、単純な数値では推し量れない。
堀内孝雄のシングル「君のひとみは10000ボルト」もおそらく由来の一つだと思われる。
外国語名は韓国語・中国語を除いて直訳ではなく、英語では「Thunderbolt」。
ドイツ語の「Donnerblitz」はDonner(雷)+blitz(稲妻)の複合語。
フランス語の「Tonnerre」は雷鳴、イタリア語の「Fulmine」は稲光の意味となっている。
:3ぼんのや|戦国大名・毛利元就が晩年に3人の子に説いたといわれる教えが元ネタ。
「1本1本の矢は簡単に折れてしまうが、3本束ねれば簡単には折れない。同じように兄弟3人で力を合わせ強く生きよ」という内容が有名。
しかし毛利元就は確かに3人の子に教訓状を送っているものの、現存する文章の中に矢のことを書いた記述はなく、
後の時代に付け足された逸話ではないか、とする説もある。
:DDラリアット|「ラリアット」は腕を横方向に突き出して相手の首元や胸部に当てる技。
「DD」の明確な意味は不明だが、英名が「Darkest Lariat」なので「ダブルダーク」か「ダークダブル」と思われる。
//↑公式でダブルダークでは
//↑ご指摘どうもです。追記しときました
:Gのちから|「G」とは「Gravity(重力)」の略。間違っても[[こい>ヒードラン]][[つら>フェローチェ]]ではない。
ガラル地方のモデルであるイギリスの物理学者、アイザック・ニュートンが
庭で偶然木から落ちたリンゴを見て万有引力の法則を思いついた…という逸話が由来だが、
実はこの逸話、ニュートン本人が後年知人などに語った話が流布され広まったものであり、それを裏付ける資料などもなく真偽は不明である。
:Vジェネレート|「ジェネレート(generate)」は「引き起こす、発生させる」の意。
[[使用者>ビクティニ]]の名前からして「V」は「Victory」なので「勝利を導く技」とでも意訳できるだろうか。
:あおいほのお|青い炎は酸素供給量が多く、赤いものより激しく燃焼している。一般的な炎技より威力が高いのはこのため。
:あくび|眠い時に出る生理現象。漢字で書けば「欠伸」。
相手を1ターン後に眠りにするのは欠伸が相手にうつると俗に言われるためだが、科学的なメカニズムは謎。
:あくむ|悪夢。読んで字のごとく悪い夢。過去のトラウマや精神的ショックから悪夢を見るパターンが多い。
ちなみに悪夢でも見た後は気持ちがすっきりする効用があるが、ストレス障害から見る悪夢はこの限りではないので治療が必要になる。
:アクロバット|人にはマネできないような身軽な身体運動。軽業・曲芸とも呼ばれる。
:アシストギア|自転車などで、少量の運動エネルギーから発電・モーターを可動させることで運動を補助するギア。
:アシッドボム|「アシッド(acid)」は「酸」。酸の塊を相手にぶつけて相手を弱める。
下がるのは特防なので、酸で相手の体表面を溶かすのではなく相手の精神力を弱める技のようだ。
:アストラルビット|「アストラル(Astral)」とは&strike(){来るぞ遊馬!}「星の」「星のような」という意味の単語だが、
神智学的には動物の精神感情を司る肉体の部分(魂)を指す言葉。
:あてみなげ|相手の攻撃を受け止め、投げ飛ばして攻撃する合気道の一種。おそらく実際の格闘技よりかは某格ゲーの方が有名。
:あまごい|干ばつ地域に雨を降らせるための宗教的・呪術的な儀式。
:あられ|雲から降る直径5mm未満の氷塊。5mm以上の大きさになると雹(ひょう)と呼ばれ、名前で区別される。
:アンコール|コンサートなので追加演奏を要望する掛け声。転じて、再放映や再演奏の事。
:いあいぎり|居合術による剣戟であり、刀を鞘に収めたまま帯刀し、鞘から抜く動作の一刀、あるいは二太刀目で相手を倒す剣術。
なお居合術に似た言葉に「居合道」があるが、これは古武術としての居合術を現代武道に発展させたものである。
:イカサマ|ギャンブルなどにおける不正行為を指す言葉だが、元々は手品やその小道具・小細工を指す言葉であった。
語源は、いかようにも見えるという意味の「如何様」や、イカがどんな釣り方でも釣れる事から「烏賊様」など諸説ある。
:いたみわけ|双方が痛手を負い、戦闘を続行できない事。元々は相撲用語で、片方・双方の力士の負傷により取組の続行が不可になった時に出る宣告。
ポケモンは本当にダメージを痛み分けにしてしまう。
:いちゃもん|相手に道理の通らないケチをつけること。「同じ技ばっか使ってんじゃねーよ!」とでも言ってるのだろうか。
:いびき|睡眠時などに起こる、上気道が呼吸時にこすれて発する音。主に気道が狭くなったり舌が沈み込んだりするのが発生原因で、
肥満や花粉症、過度の疲れや泥酔などの理由で普段いびきをかかない人でもかくケースもある。
:インファイト|防御を捨てて相手の懐に潜り込み攻撃に専念する戦闘法。防御・特防が下がるのはこのため。
:うずしお|独特の地形によって生み出される、渦を巻く潮の流れ。鳴門海峡のものが有名。
:うたかたのアリア|うたかた(泡沫)とは水面に浮かぶ泡、アリアとは叙情的・旋律的な曲調の独唱曲のこと。
:うらみつらみ|恨み辛み。日頃から積もり積もった怒りや不満などの感情。
:えんまく|敵の眼をくらますために広く拡散させる黒煙。ポケモンでは墨を使っても煙幕である。
よく勘違いされるが「スミをはく」という技は存在しない。
:おいうち|追撃。引っ込もうとする相手にも容赦なくダメージを入れる。
:オウムがえし|相手が言った言葉をそのまま返事として使うこと。
元々は和歌に由来し、相手の詠んだ歌の一部を変えて即座に返歌する技法のことを指す。
:オーバードライブ|原義には人や家畜を酷使する言葉。派生して様々な用語に用いられているが、
ここでは楽器用のアンプに楽器から過大な出力電圧が加えられるなどで、回路が飽和しひずんだ音が出る音響用語に由来する。
:オーバーヒート|熱し過ぎること、あるいはその状態。エンジンやパソコン、銃や大砲などは長時間使用による加熱で不具合が発生する。
:オーロラビーム|オーロラは南極や北極で見られる大気の発光現象。太陽風から発せられたプラズマが地球の磁力線によって降下し
酸素原子や窒素原子を反応させ発光すると言われているが、詳しいメカニズムなどは現在でも不明な謎多き現象である。
日本でもごく稀に見られ、古くは日本書紀にもオーロラの記述がある。
:オクタンほう|[[オクタン]]が放つ墨の砲だからオクタン砲…なのだが専用技ではなく、実は[[キングドラ]]系列も覚える。
どこの所長の仕業か知らないが、この技を覚えた[[ヤミラミ]]もこの世には存在するらしい。
:おちゃかい|お茶会。紅茶を飲みながら会話を楽しむ会。
ガラルのモチーフとなったイギリスにおいて紅茶文化は根強く、ほとんどの国民が日常的に飲む。
「アフタヌーンティー」が有名だが他にも起きてすぐ飲む・寝る前に飲むなど、多くて日に8度ティータイムを設けるほど。
:おにび|鬼火。いわゆる火の玉お化け。日本だけでなく世界中に伝承が存在し、「ウィルオウィスプ」とも呼ばれる。
実際に英語名は「Will-O-Wisp」である。
:カウンター|窓口…ではなく「迎撃、反撃」の意味。カウンターアタック。
:かげぬい|忍法の一種。相手の影に手裏剣やクナイを打ち込み相手を動けなくする術。暗示や催眠の類だったらしい。
:かげぶんしん|忍法の一種。素早く動いてまるで対象が複数に分かれたかのように残像を残す術。
「NARUTO」などのように実際に分身するフィクション作品もまま見られるが、ポケモンでは回避率を上げるだけ。
:カタストロフィ|catastrophe。突然の大変動や生物の大絶滅のこと。
転じて演劇や創作での悲劇的な結末、あるいは単に大詰め時そのものを指す言葉としても用いられる。
:かなしばり|寝ている間、意識ははっきりしているのに体が動かない症状。医学的には睡眠麻痺と呼ばれ、ストレスなどが原因とされる。
仏教用語が元となっており、不動明王が用いた相手を見動き出来なくする密教の修法の一つ「金縛法」が由来。
:かふんだんご|ミツバチの働き蜂が花粉を自らの唾液で固め、ペレット状にしたもの。ミツバチの主要なタンパク源である。
「ビーポーレン」という正式名称がある。
:かまいたち|妖怪やそれが起こす怪異の名前。地域によって伝承はまちまちだが、刃物で斬られたような鋭い傷を残し、痛みはないという点は共通している。
ザングースやフローゼルがこの技を覚えるのは、一説に鎌を持った鼬の仕業とされるため。
単につむじ風の事をかまいたちと呼ぶ地域もあり、ポケモンのエフェクト・効果はこの両方に起因する。
ちなみに雪国に多く伝承があった事から、正体はあかぎれなどの寒さによる皮膚変性と考えられている。
:がむしゃら|一つの目的に向かって後先考えず夢中に行動すること。
語源には諸説あり、「我無性」が転じた説、「我」に「むしゃくしゃする」の「むしゃ」がくっついた説などがある。
:からげんき|空元気。元気がないのにあるように見せる素振り。とあるスーパーマサラ人の自慢の技でもある。
:からてチョップ|空手で言う「手刀打ち」。
戦後に活躍したレスラー・力道山の必殺技として名高いが、彼は元力士であり、空手家ではない。
:ガリョウテンセイ|「画竜点睛」。中国の故事成語。
梁の画家・張僧繇(ちょうそうよう)が竜の瞳を描き上げた所その竜がたちまち雲へと飛び上がっていったという故事にちなむ。
ここから転じて「最後の大事な仕上げ」「少し手を加えることで全体が引き立つこと」の意。
:かわらわり|名前の通り、手刀や正拳突きで瓦を割るパフォーマンス。ポケモンには瓦はないので壁を割る。
:ギアチェンジ|MT車などにおいて噛み合うギアを変え、速度を変更する事。ポケモンでは速さはもちろん攻撃力も上がる。
:きしかいせい|「起死回生」。絶望的な状況を立ち直らせること。
:きつけ|気付け。気を失ってる相手などに正気を取り戻させること。
:キノコのほうし|胞子とはキノコをはじめ、各種菌類やコケ・シダ植物などが放つ生殖細胞。
花粉などがアレルギーを起こす現象はよく見られるが、対象の眠気を誘う胞子となるとアレルギー以上にマズイ気がしなくもない。
:きょじゅうざん|[[ザシアン]]専用技。「ダイマックス個体相手だと威力が2倍」というテキストから「巨獣斬」とでも書けるだろうか。
:きょじゅうだん|[[ザマゼンタ]]専用技。こちらは「巨獣断」だろうか?
自ら弾になり敵に突っ込むから「巨獣弾」の方かも。
:きりばらい|「切り払い」ではなく「霧払い」。霧(と各種壁技)を払う技である。
:くさぶえ|草の茎や葉を巻いたりして息を吹き込み、楽器にする自然玩具。眠り効果がある理由は不明。
:くさわけ|草分け。未開拓の土地を最初に切り開き、村落を作った人物やその家系のこと。
草分けとなった家系は古くからその地域の名主となることが多く、金持ちの家系が先祖を辿れば草分けだった、というのも珍しくない。
転じてある分野において、物事を世の中で最初に始めた人物を指す。
:くろいきり|語源と言えるかどうか不明だが、松本清張のノンフィクション作品「日本の黒い霧」から。
不正や犯罪・汚職などが霧隠になっている様を表し、「黒い霧」という名前の付いた汚職事件は政界・野球界などにいくつか存在する。
:クロロブラスト|「クロロ」とは「クロロフィル(葉緑素)」のこと。[[こちら>特性の元ネタや由来/ま〜わ行]]も参照。
:げきりん|逆鱗。竜の体にある81枚の鱗のうち、唯一向きが逆さについており触られるのを非常に嫌う鱗のこと。
故事成語で、目上の人の激怒を買う行為を「逆鱗に触れる」と言い、
ポケモンの効果はこの激怒して暴れ回っている状態を指していると思われる。
:けたぐり|相撲の決まり手の一つで、相手の足を蹴り相手の手を手繰って転倒させる技。「蹴手繰り」と書く。
:ゲップ|胃の中にたまった空気やガスが排出される現象。人前でするのは御法度だが、ポケモンは相手に吐きかけてナンボである。
:こうごうせい|「光合成」。植物が日光を受けて吸引した光エネルギーと二酸化炭素から酸素と栄養分を作り出す化学反応。
日光が弱いと反応量が少なくなるのは当然ポケモンも同じ。
:ゴールドラッシュ|新しく金が発見された地に、金を採掘しようと人が殺到すること。
世界中で過去に何度か起きたが、1848年頃にアメリカ西部で起きた「カリフォルニア・ゴールドラッシュ」が最も有名。
カリフォルニア州には当時アメリカ国内外から30万人もの採掘者が押しかけ、サンフランシスコは一躍世界有数の都市になった。
:ゴッドバード|直訳して「神の鳥」。
第3世代の技説明に「1ターン目で弱点を探し」とある事からアニメ「勇者ライディーン」が元ネタとよく言われるが、真相は不明。
:このゆびとまれ|「〇〇するものこのゆびとまれ」。幼少期にやりませんでした?
:サイコキネシス|いわゆる念力のこと。意思の力だけで物に干渉し、動かしたりする力。
:さいはい|采配。戦場で大将が軍勢を指揮するために振った棒のこと。「采配を振る」で「多くの人に指図をする」の意。
:さいみんじゅつ|相手に暗示をかけ、時に思い通りに動かす術のこと。
本来はポケモンのように強制的に眠らせる用途に留まらず、相手に自信をつけさせるために処置する催眠も存在する。
:サンダープリズン|「プリズン(prison)」は「刑務所、監獄」の意。
:しおづけ|塩漬け。読んで字のごとく主に食べ物などを保存や味付けのために塩に漬けておいたもの。
水タイプは浸透圧の差で水分が抜けてしまうからか・鋼タイプは塩化物イオンが金属の錆を進行させるためか、
この2タイプはスリップダメージが大きくなる。
:しおみず|そのまんま「塩水」。災難に災難が重なる意味の「傷口に塩を塗る」のことわざが効果の由来。
:シグナルビーム|不思議な光によるビーム。虫タイプ扱いなのは恐らく映画「モスラ(平成三部作版)」が元ネタ。
なおアニメ「勇者特急マイトガイン」の主人公ロボ・マイトガインも同名の技を使うがこちらは恐らく関係ない。
:じこあんじ|自己暗示。自らに精神誘導をかけてその気になること。
その気になるだけで能力変化がコピーできるのか、と突っ込んではいけない。
:じごくぐるま|相手に組み付き、相手の力を利用して前転または後転を続け、相手の頭部と尾てい骨を地面に打ち付けまくる破天荒な柔道技。
元ネタは漫画「柔道一直線」。大変危険なのでよい子はマネしないように。
:じごくづき|正式には「貫手」と言い、指をまっすぐ伸ばした手で相手を突く空手技。
「地獄突き」という名前は悪役レスラー、アブドーラ・ザ・ブッチャーが用い出し、広く使われるようになったもの。
「地獄の苦しみから音技が使えなくなる」という説明文から、
相手の喉元を狙う技というより相手を声も出ないほど苦悶させる技なのかもしれない。
:じだんだ|足を何度も地に踏み鳴らす「地団駄を踏む」から。
「地団駄(地団太とも)」とは鋳物において足で踏んで風を送る機械「じたたら」が由来。
:しっぺがえし|ある事をされた時、即座に仕返しする事。「竹箆返し」と書く。
「竹箆」とは竹のヘラであり、よく座禅を組んでる時にお坊さんが肩を叩くあの棒のことである。
修行僧がこの棒を使って代わりばんこに修行を積んでいたことが竹箆返しの由来。
:しっぽきり|トカゲや節足動物などが、主に外敵に襲われた時に尻尾を切り離すことで逃げ延びる方法。正式には「自切」と呼ばれる。
転じて巨大企業などが、責任逃れのために末端の人物などに責任を押し付け組織の危機を避ける事も比喩表現で尻尾切りと呼ばれる。
:しっぽをふる|一般的には力のある者にこびへつらう事の慣用句だが、
ポケモンでは「尻尾を可愛く振って相手の油断を誘う」という一文があるため、こびへつらう用途はないと思われる。
:ジャイロボール|野球において、ボールの進行方向に回転軸が向いており、
空気抵抗を受けないので初速と到達速度がほぼ同じの、伸びのあるストレートになる球種の一つ。
遅いポケモンほど威力が高くなる理由は不明。
:じょうか|浄化。身体に悪影響を及ぼす毒素・怨霊などの存在を消し去ること。ポケモンでは毒状態しか消しされない。
:しんくうは|真空波。音も伝わらず風も吹かない真空で何の波が起こるのか不明だが、
格闘タイプである以上「波動拳」みたいな技だろうか。
:しんそく|神速。人間業とは思えないほど速いこと。読んで字のごとくのまさに[[神>マッスグマ]]の速さ。
:じんつうりき|神通力。霊能力とほぼ同義で、何でも自由自在になしえる力のこと。
:スイープビンタ|スイープ(Sweep)とは「掃除する」の意。
:スケイルノイズ|直訳すると「鱗の騒音」。
:スプーンまげ|マジックにおいてよく見られる、スプーンを曲げたり時に折ったりするパフォーマンス。
70年代のオカルトブームの中心となり、日本で一躍有名にしたのが、ポケモンに対する訴訟でも知られるユリ・ゲラー氏である。
ポケモンにおいては「相手をスプーンに釘付けにして命中率を下げる」技らしい。
:スポットライト|劇場などで観客の気を引くために、演者やとある一点だけを照らす照明。
:スマートホーン|「スマート」には「要領がよい、賢い」という意味もあるが、この技では「すらりとした、細い」の意味であろう。
スマートフォンにも名前をかけているかもしれない。
:スモッグ|大気中に空気汚染物質が漂い視界が悪くなっている状態のことだが、ポケモンにおいては命中率低下の効果はない。
:スレッドトラップ|「スレッド(thread)」とは縫い物を構成する糸の一本、転じて「脈絡」という意味。
:ぜったいれいど|物質がとりうる最低の温度で、-273.15℃。とても生物など生きられないが、何故か第7世代以降の氷タイプは平気。
:そうでん|送電。そのまんま、相手に電気を送ること。
:ソニックブーム|戦闘機などが超音速で飛行した時に発生する、轟くような大音響。戦闘機の衝撃波が生み出す。&strike(){アメリカ軍人の腕からも発射される}
隕石の落下などでも発生し、酷いものでは周囲数十キロに建物破壊などの被害をもたらす。その割にはゲームだと威力20で済むが。
:タールショット|「タール」とは有機物(主に石炭)を熱分解する時に出来る、粘り気のある油状の液体のこと。「乾留液」とも。
耐水性があるため、古くはボートや屋根板の隙間に塗るなどで防水剤として使われていた。
:だいもんじ|「大文字焼き」。火をつけた松明を大の字に並べ、お盆に祖先の霊を彼岸に送る風習に由来する。京都の五山送り火が有名。
:たこがため|「卍固め」という名称が付く以前の名称「オクトパス・ホールド」から。
プロレスラー・アントニオ猪木が好んで使った固め技であり、相手にまとわりつく様がタコのようであった事から命名された。
ちなみにこの卍固めも欧州には昔から認知され、これまたイギリスのレスラーが好んで使っていた技でもある。
:たたみがえし|手元にある畳を手や足でひっくり返して相手の飛び道具などを防いだり、相手をひるませる技。忍者がよく使うアレである。
ポケモンでは前者の使い方がされ、スマブラの[[ゲッコウガ]]は後者の使い方をする。
:たたりめ|「弱り目に祟り目」、困った時に更に困った事が重なるということわざ。状態異常の時にダメージが増える効果の由来。
:たつまき|竜巻。積乱雲の下で強烈に吸い上げられる空気が渦を巻き発生する自然現象で、台風とは作られ方が異なる。
海で起これば水を吸い上げるため、古代の人はこれが竜が天に昇るようだとして「竜巻」の語源になっている。
: ダブルパンツァー|Panzerはドイツ語で戦車の意味。ライトなファンは某大洗アニメで知った人が多いのでは?
:ダメおし|大丈夫だと思ってても念のために確かめること。
もともとは囲碁用語であり、勝負が決まった後にどちらの陣地でもない場所(ダメ)を埋めて石の陣地を確認していた事に由来する。
相撲では勝敗が決した後に更に相手を押し出すなどの行為を駄目押しと呼んでおり、怪我を引き起こす危険行為なので批判の対象となる。
:ちきゅうなげ|荒唐無稽な名前だが、元ネタは「仮面ライダーX」第8話に登場した敵・鉄腕アトラスの技。
文字通り地球の形をした岩の塊をぶつけるという身も蓋もない技だが、この技にXライダーは苦戦させられていた。
:ちょうのまい|アメリカのボクシング選手、モハメド・アリの戦闘スタイルを形容した言葉「蝶のように舞い、蜂のように刺す」から。
ヒットアンドアウェイ戦法を得意としたために付けられた言葉である。なお「はちがさす」といった技は存在しない。
:つじぎり|夕暮れ時などに侍や剣士が道端で人を斬る行為。急所に当たりやすいのは不意打ちだからか。もちろんれっきとした犯罪である。
:つっぱり|相撲で平手で相手を突く技。[[ヤンキー>ゴロンダ]]の事ではない。
:つばめがえし|[[ツバメ>オオスバメ]]のように素早く身を翻す様。
また、ある方向に打ち込んだ刀の刃先をすぐ反転させて斬る剣術の名前でもあり、佐々木小次郎が得意としたとされる。
ポケモンでは鳥ポケモンや剣術を得意とするポケモン・身軽なポケモンが習得でき、両方の意味を内包していると思われる。
:つぼをつく|「つぼ」とは壺ではなく「経穴」。指圧やお灸などで刺激を与えることで体調を改善する体の一部分のことである。
ポケモンは毎回違うツボを突いているのか上がる能力はランダムである。&strike(){ん!?まちがったかな…}
:つるぎのまい|アラム・ハチャトゥリアン作曲『ガイーヌ』の最終幕の楽曲のタイトル。運動会などで聞いたことがあるはず。
:であいがしら|出会った瞬間。
:テクスチャー・テクスチャー2|材料のなめらかさの具合や、物の手触り・食感などを表した言葉。
コンピュータグラフィックスにおいては3次元表面に貼り付けられる画像の事を指す。
「タイプを変える効果」とはすなわち「体表面を変える」ことなのだろうか?
:デコレーション|「decoration」で「飾り、装飾」の意。略して「デコ」とも。
:てっていこうせん|徹底抗戦。一切妥協せず相手の攻めに対抗すること。
月刊コロコロコミックで募集された「はがねタイプ最強クラスのわざ名コンテスト」で最優秀賞に選ばれた、一般公募による名称である。
:テレキネシス|念力で物を浮かせる能力。前述のサイコキネシスとは微妙に定義が異なり、舞空術などもテレキネシスの一種とされる。
:テレポート|いわゆる瞬間移動。テレポーテーションとも。
:でんきショック|筋肉にけいれんを起こすための電気治療法だったり、はたまた拷問だったりと用途は様々。
いずれにせよ素人が扱うには危険すぎるので良い子どころか良い大人もマネしないように。
:でんこうせっか|「電光石火」。雷の光や石を打った時に出る火のように、非常に素早いもの、あるいは一瞬のことを指す。
:でんこうそうげき|繁体字で「電光雙擊」と書くため、漢字表記すれば「電光双撃」か。
:でんじは|電磁波。空間の電場と磁場の形成によってできる波。一口に電磁波と言っても種類は様々で、
まひを引き起こすのは人体にも有害なX線やガンマ線・あるいはそれ以外の有害な何かなのかもしれない。
&strike(){ちなみにマイクロ波を誤ってトランセルに放射してはいけない}
:トーチカ|コンクリート固めで作られた防御陣地のこと。ロシア語で「点」や「拠点」を意味する。
:とびひざげり|元キックボクサー・沢村忠氏が得意とした必殺技「真空飛び膝蹴り」から。
ちなみに沢村氏は[[サワムラー]]の名前の元ネタでもある。
サワムラーの図鑑に書かれている「キックの鬼」は沢村氏を題材にしたアニメのタイトルであり、同時に沢村氏の二つ名でもある。
:ともえなげ|相手を前に崩して自らが後ろに倒れると共に相手を後方に投げる柔道技。前述の地獄車はこの巴投げの派生技。
:トラバサミ|狩猟用罠の一つ。対象が罠に乗るとバネ仕掛けで左右の金属板が主に足に挟まり、相手を拘束・苦痛を与えるもの。
その威力は絶大で、大型獣捕獲用のトラバサミに誤って人間がかかろうものなら足を挟むどころか骨ごと粉砕される程。
あまりに事故が起きた際の危険が大きいため、日本では法律で使用が原則禁止されている。
:トリプルアクセル|フィギュアスケートのジャンプの一種。単なるアクセルは1回転半のジャンプだが、そこに2回転足し、計3回転半する。
フィギュアの華とも言える有名技だが、後ろ向きで着氷するため難易度は高く、評価点を大きく左右する技である。
ちなみに浅田真央選手はバンクーバー五輪でこのトリプルアクセルを1大会で3回成功させ、ギネス記録を獲得している。
:とんぼがえり|トンボが飛びながら後方へ身を翻すこと。転じて、ある場所へ行きすぐ戻ってくる事。
:ナイトヘッド|真偽不明だが、1992年に放映された超能力を題材にした特撮ドラマ「NIGHT HEAD」から。
:なしくずし|物事を少しずつ片づけていく事。転じて、正式な手続きを経ず、既成事実を少しずつ積み上げる事。
「隙を見て堅実に攻撃する」という技の説明文から前者が由来と思われる。
:なやみのタネ|心を悩ませている要因。ポケモンでは言葉そのまんまタネである。
この種がそのポケモンにとって悩みの種になるか、はたまた悩みを解消してくれるかは場合によりけり。
:にほんばれ|日本晴れ。雲一つない快晴を意味する。
:ねこだまし|相撲技。立ち合いと同時に相手の目の前で手を叩き、ひるませる奇襲戦法。
立派な戦術の一つなのだが一般的には「小兵が一発逆転のために使う技」という認識が強く、上位力士が使うことに難色を示す力士もいる。
:[[ネコにこばん>ニャース]]|価値のある物でも、その価値が分かる人物が持たないと意味がないことを指すことわざ。同義語に「[[豚に真珠>ブーピッグ]]」など。
:ネコのて|あまりにも忙しい様を表す慣用句「猫の手も借りたい」から。ポケモンではネコの手というより猫が他の手を借りる技。
:ネズミざん|和算の一つ。
一度の出産で多くの子供を産み、それを何度も周期的に繰り返す鼠になぞらえ、ある期間にどれくらいの鼠が増えるかを計算する問題。
急激に数が増えることを「ねずみ算的に増える」と言うこともある。
:バークアウト|バーク(Burke)とは「沈黙させる、抑圧する」の意。「Burke out」で「怒鳴りつける」の意味になる。
:はいすいのじん|背水の陣。一歩も後に引けない状況、あるいはそういった状況で必死に奮闘する事。中国故事成語。
紀元前204年、漢軍の韓信がわざと河を背にして城塞を築き、自軍を追い込むことで戦いを勝利へ導いたことに由来する。
:はっけい|漢字で書くと「発勁」。中国武術における力の発し方の技術。よくいう「気」とは違う。
:はねやすめ|鳥が枝などに止まり、文字通り羽を休めること。一時的に着陸するので飛行タイプを失う。
:はらだいこ|本来はお腹いっぱいになった人が満足して腹を太鼓のように叩く様。腹鼓とも。
ポケモンでは腹が膨れるどころか体力を半分に減らす技である。
:パラボラチャージ|「パラボラアンテナ」+「チャージ」。名称的に[[エレザード]]の専用技のようだが実は[[デデンネ]]も覚える。
:はるのあらし|日本で春先(4月後半~5月)になると温帯低気圧が急速に発達し、台風並みの大風が吹く現象。「メイストーム」とも呼ばれる。
:ハロウィン|ご存知10月31日のコスプレ祭り。起源は紀元前15世紀から北ヨーロッパに存在していたケルト人にまで遡ると言われている。
:パワージェム|ジェムは「宝石」の意。
:ひけん・ちえなみ|エフェクトから察するに、漢字にすると「秘剣・千重波」だろうか?
:ひゃっきやこう|百鬼夜行。深夜に鬼や妖怪が群れをなして行進する状態。平安~室町時代の説話にたびたび登場する。
百鬼夜行に遭遇すると死ぬと言われ、百鬼夜行の起こる時間帯には貴族は外出しない風習があったと言われている。
:ひやみず|意気込みをくじいたり気勢を削ぐようなことをする、という意味の「冷や水を浴びせる」から。
:ビルドアップ|筋肉を鍛えて太くすること。磁石の巨人になったりフルボトルを差し替えたりすることではない。
:フォトンゲイザー|「フォトン(Photon)」は光の量子の事、「ゲイザー」は「gazer」だと「[[監視者>ジガルデ]]」であるが
「geyser」だと「間欠泉」の意味になり、「光があふれる」という意味になる後者が正しいと推測される。
:ふくろだたき|一人を大勢で囲い込み散々に叩くこと。
:プラズマフィスト|フィストは「拳」。プラズマの拳である。
:フリーズドライ|水分を含んだ食品を-30℃で急激に冷凍、さらに減圧して水分を昇華・乾燥させる冷凍技術。
こんなものを食らえばそりゃ水タイプもたまったものではない。
:フリーフォール|垂直に昇り、垂直に落下するタイプの絶叫マシン。自由落下運動や、株価などの急落の意味も。
:フルールカノン|フルールとはフランス語で花の意味。ポケモンでは珍しいフランス語由来の技である。
:ブロッキング|相手の攻撃を防御(ブロック)する事。
その他にもインターネットの閲覧を強制遮断する装置だったり、低気圧・高気圧が停滞する気象現象だったり、多様な意味で使われる。
:ふんえん|噴煙。火山などから噴き出す煙。
:ふんじん|粉塵。その名の通り微細な粉。
空中に巻き上げられた粉塵に火が付くと周囲の酸素を巻き込んで瞬間的に燃焼、爆発を起こす。これが粉塵爆発である。
炎技を使うと爆発する理由がこれ。
:ベノムショック|語源の由来とは違うが、「毒を浴びていると威力が倍になる」という効果は体内の毒の抗体が過剰反応し最悪死に至る
「アナフィラキシーショック」が元になっていると思われる。ハチ毒のものが有名。
:へびにらみ|恐怖で立ちすくむ様子の慣用句「蛇に睨まれた蛙」より。
:ほうふく|報復。不当な扱いを受けた者が相手に対して仕返しを行うこと。
:ほごしょく|保護色。外敵に安易に見つからないような、周囲の色と同調した体の色のこと。
体色を背景に合わせて即座に保護色に変える行動は擬態と言い、ポケモンでのほごしょくはどちらかと言うとこの擬態に近い。
:ほたるび|蛍火。読んで字のごとく蛍が放つ光。蛍が発光するのは敵をおどかしたり食べるとまずいことを知らせる効果がある為だとか。
一方の性のみ発光する種のホタルもおり、それに忠実に[[イルミーゼ]]は覚えないが[[バルビート]]は覚える。
:ポルターガイスト|特定の場所で、手も触れていないのに物が動いたり物音がするなどの不可思議な現象。後者は「ラップ現象」とも呼ばれる。
poltern(騒々しい音を立てる)+ Geist(霊)というドイツ語が語源。
単なるイタズラや家屋の建築不良などが原因であった例もあるが、今もって原因が不明な事例も世界中で見られる。
:ボルテッカー|マイクを壊すほどの宇宙の騎士の必殺技…ではなく、
ゲームフリークが1994年にメガドライブで発売していたゲーム「パルスマン」に登場するアクションが元ネタである。
「大乱闘スマッシュブラザーズX」で[[ピカチュウ]]が披露するボルテッカーが原作のそれと一番近い。
ボルテッカー以外にもポケモンにはパルスマンから輸入したネタが多く存在しているので、興味があるなら自力で探してみよう。
:まきびし|忍者が使う&strike(){非人道兵器}道具であり、道路に撒くことで追っ手を怪我させたり足止めをする。
「菱」とは水草の一種でこの種を使ったことが由来。
なお忍者創作でよくイメージされる鉄製の撒菱は、持ち運びに不便であったことから実際はあまり使われなかったとのこと。
:マグニチュード|地震が引き起こされたエネルギーの大きさを表した指標値、つまり単位である。
並列して語られる言葉に「震度」があるが、これは揺れの大きさを表す単位でありマグニチュードとは違う。
余談だがマグニチュード10とは実に63095734448019430000Jであり、チリ地震の約5,6倍である。
:みちづれ|道連れ。単純に同行者という意味もあるが、同じ道を取らせる意味もあり、ポケモンでは後者。
:みねうち|刀の峰(刃の反対側)で相手を打ち、相手を殺さずに倒す手段。時代劇などでよく見られる手加減行為だが、
実際には鈍器で殴ってるも同様なので打ち所や程度が悪ければ普通に死にかねない行為である。力加減も大事。
ポケモンは打ち損じることは無いのでしんぱいごむよう!
:みらいよち|未来予知。予知とあるが「2ターン後にエネルギーを送る」技なので細かく言えばただのマッチポンプである。
:むしくい|名前の通り虫が食うこと、あるいは虫に食われたもの。
ポケモンでは「虫(が)食う」の意味が大半だが、中には[[クイタラン]]や[[マスキッパ]]のように「虫(を)食う」意味合いで覚える者もいる。
:めいそう|瞑想。心を静めて神に祈ったり、無心になり精神を統一する事。
悟りを開き真理に達する為には重要な行為であり、世界3大宗教のどれも瞑想の概念を重視している。
:メロメロ|相手にぞっこんな事を表す擬態語。
実は鎌倉時代には既に使われていた言葉だが、「服をめろめろと剥ぐ」など今の使い方よりかなり多義な使い方をされていたようだ。
:やどりぎのたね|「ヤドリギ」とはヤドリギ類に属する植物の通称で、名前の通り他の植物に寄生して成長する。
北欧神話では神聖なものとして扱われ、海外ではクリスマスにリースの代わりにヤドリギを魔除けとして玄関に吊るす風習がある。
:やまあらし|[[ヒノアラシ>バクフーン]]のモチーフ…ではなく、背負い投げにも似た柔道の投げ技。
明治時代の柔道家の西郷四郎の得意技にして、彼をモチーフにした小説「姿三四郎」の主人公、姿三四郎の必殺技でもある。
:ヨガのポーズ|「ヨガ」とは古代インド発祥の、心身を鍛錬し精神を統一し解脱に至るための修行全般を指す。「ヨーガ」とも。
現代広く行われるヨガは勿論そんな大仰なものではなく、
アサナと呼ばれる身体ポーズを取って体を鍛える「ハタ・ヨーガ」と呼ばれるもので、20世紀以降大流行したものである。
:らいげき|雷撃。言葉通りの雷による一撃。
:ラスターカノン|ラスター(Luster)は「光沢」の意味。金属から放つ光沢を収束し、光線として放つ技。
:ラスターパージ|こちらは光沢を「パージ(purge、解き放つ)」する技。[[ラティオス]]の専用技だからかこちらはエスパー技。
:リサイクル|「再循環」を表し、具体的には資源になりうるゴミを再び資源に戻し再利用する事。資源を大切に。
:リフレクター|「Reflect」で「反射する、はね返す」の意味。名前と違いカウンターの用法には使えない。
:りゅうせいぐん|流星が近い時期に複数見られる現象。本来の表記は「流星群」だが、ポケモンでは「竜星群」が正しい。
元々はダイヤモンド・パール発売前に月間コロコロコミック誌上で行われた
「ドラゴンタイプ最強技コンテスト」の最優秀作品になった技で、ポケモンスタッフの考案ではない。
:りんごさん|「リンゴさん」…ではなく「リンゴ酸」。ヒドロキシ酸に分類される有機化合物の一種。
金属表面の洗浄にも使われる他、爽快感のある酸味を持つため食品や飲料の酸味料としても用いられる、割とポピュラーな酸である。
:りんしょう|輪唱。同じ旋律を一定の間隔でずらし、追いかけるように歌う合唱法。「かえるのうた」などが代表的。
:れんごく|煉獄。カトリックの教えで天国と地獄の間に位置する場所で、
天国にも地獄にも行けなかった人が魂を炎に焼かれ清められ、天国へと向かう準備をする場所と言われている。
:わるあがき|「悪足掻き」と書く。しても仕方のない事を焦ってあれこれ行う事。
ポケモンでもこの技が出るような状況であれば負けに片足を突っ込んでいるようなものである。

**Zワザ・ダイマックスわざ
:キョダイカンロ|「甘露」。飲み物が美味であることを指す例えの他、甘い味付けの事も指す。
:キョダイゲンスイ|「減衰」。文字通りものが減り衰えること。
:キョダイコウジン|場に尖った鋼を設置するという効果から、おそらく「鋼刃」。
:キョダイコワク|「蠱惑」。人の心を乱して迷わせ、たぶらかす事。
:キョダイサンゲキ|「惨劇」…ではなく「酸撃」。
:キョダイバンライ|「万雷」。非常に多くの雷。転じて、非常に大きな音の意。
:キョダイベンタツ|「鞭撻」。ムチで打ってこらしめる、というのが本来の意だが、転じての「戒めて励ます」という意味の方が広く使われている。
:しちせいだっこんたい|漢字にすると「七星奪魂腿」。「腿」とは太もものことで、八極拳などでは足技を「腿撃」と言ったりもする。
「七星」とはおそらく北斗七星のこと。
北斗七星は古代中国占星術より「死を司る星座」とされ、背負って戦えば必勝、逆に向かうように戦えば必ず負ける、という伝承がある。
連撃を食らわす技なので[[どこかの世紀末救世主伝説>ケンホロウ]]を思い出した人も多いと思うが、それ以前から不吉なモチーフなのだ。
:ラジアルエッジストーム|「ラジアル(radial)」とは「放射状の」「星型の」という意味。
放射状に散らばった鋭い岩塊が相手に襲い掛かる技なのでここでは前者の意味だろう。
:わだつみのシンフォニア|「わだつみ」とは日本神話の海の神のこと。転じて海そのものを指す。
「シンフォニア」はバロック時代の器楽合奏曲で「ともに鳴り響く」という言葉が由来。