ソ連の崩壊によって、西欧及び日本では、絶対的悪を主軸としたストーリーが展開しにくくなった。
以降は、体制による抑圧への開放を目指すストーリーが主軸になり始める。
ノンフィクションの勃興→?
主人公の三つの柱
純真・天然系主人公→気が優しくて力持ちタイプ。頭は大抵よくハンサムではないが、友達が多い。女は大抵苦手。
大抵の場合、弱きを助け、強きをくじく。
迫り来る強大な絶対悪(ピンチ)と対峙し、それに仲間とともに、雄雄しくたちむかい、勝利をおさめる。
絶対悪が存在しえなくなった昨今では、どちらかというと、このタイプはオカルトやファンタジーなどの絶対悪が未だに存在しうる世界にのみ、生息が許されている。
冷酷・義侠系主人公→冷酷で、頭がよく、かつ腕っ節も強い。女にも非常にもて、女の扱いも上手いが、長期的な対人関係を築くのは苦手で、社会のはみ出しモノ。一匹狼。
これらにとって、敵とは、世界を抑圧する権力であり、彼ら義侠の徒は、それに対して反抗の旗を翻すヒーローである。
絶対悪の存在しない世界では、相対悪しか存在しえない。
それゆえに、そういう世界で彼らは必要とされる。
武侠小説や、眠狂四朗など、彼らは、絶対悪が存在せず、体制による民衆の抑圧がまかり通っている世界で活躍する。
現在,こちらの主人公が全盛となっており、特にリアルを描いた作品では、これか、以下の3型、アイロニー型ヒーローが必要とされている。