矢車 玲治(やぐるま れいじ)

種族:人間/執行起源者・甲種
性別:男
年齢:19
身長:158cm
体重:51kg
クラス:元高校野球のピッチャー、『融合者』
属性:火、風、時  属性均衡:『刹』と『悠』の切り替え可能。
戦闘スタイル:風やエネルギーを応用した投球
イメージCV:

「アンタのギアがトップに入るまで後何秒だ?
 俺のギアは既にトップに入ってる…さて、アンタが最高速へと辿り着くまでに、俺を捕らえられるかな?」

設定

連続殺人犯として、警察組織やその他、そして黒川浅葱に追われている青年。
白いトレーナーにフード姿、紺のジーンズ姿の、一見して少年と見紛う姿。フードに隠されているが、髪は赤毛の短髪。瞳は若干金色を帯びたクレー

性格は粗暴且つ軽めな言葉遣いと相反して、何だかんだいって真面目。
ただし、「他者を殺す」事に関して決して躊躇いを見せないというタイプの倫理破綻者。
敵と味方の区別をキッチリとし、完全に『敵』と見なした者に対しては徹底して容赦しない性質。

元々は夕凪市に存在する私立明神学園の野球部のエースであり、野球部において柚月十夜のライバルだった。公式野球以外でも、投手と打者の一騎打ちという形での勝負をする事もしばしばだった。
だがある一件で、ライバルだった十夜が野球を辞めたのが原因で、自分の球を打てる者がいない…即ちライバル足りうる相手がいない状況という失意の日々を送っていた。
それから1年、そのまま十夜と同じく野球を辞めかかっていた頃、玲治はある事件が切っ掛けで空間の裂け目より零れ落ちてきた刹那タルヒトガタと融合してしまう。
直後、『』のケモノの気配を嗅ぎ付けて来た四界の音階の一人である風雅が駆けつけて、玲治に特殊な処置を施した為、彼は結果として生き長らえる。元々濃いグレーであった彼の瞳は、金色の光を帯びるようになった。

そして現在、彼は監視役兼相棒となった風雅につき合わされ、『』のケモノ(執行起源者)や、執行起源者に憑依された者を狩る為の手伝いをさせられている。
執行起源者との殺し合いに身を置いた彼は、ある意味ではギリギリの戦いに充実感を感じている。それは、形こそ違えど、全力で勝負し得るという状況が再び目の前に現れたからであろうか……。

通常ならば執行起源者に取り憑かれた者は、肉体と精神の双方から原形を留めぬ姿になってしまう事が多いものの、彼の場合は風雅に早い段階で処置された為か、何の不都合も無く、それどころか身体能力・肉体強度の増大、オマケに様々な能力を得るに至る。
他者を殺す事に容赦が無いという面は、元々彼が持ち合わせていた側面である為、執行起源者の影響は何一つ存在しない。

柚月十夜鈴翔雪音とは親友同士。その他にも有坂祐輝浦島翔斉藤雪彦とは結構面識があり昔は6人で組んで何かと無茶をやっていたとか。
今は風雅と共に、結局は無茶なことをやっている。
今尚、十夜との野球での勝負に拘っている面があるものの、それは未だ果たされていない。

保有能力、スキル

【虚空包撃】
本来なら『極天回帰す黄昏の詩』のみに付加される、執行起源者に対する特殊な攻撃属性をあらゆる攻撃に付加させる事が可能。
刹那タルヒトガタと融合したが故の特性。

【スターティングトップギア】
戦闘開始時から最大出力を発揮出来る特性。自身を常に危機的状況下(エマージェンシー)状態で発揮出来る最大レベルの身体、精神出力を行使するというもの。
本来ならば、肉体と精神がその過負荷に耐え切れず崩壊する筈の特性だが、それに耐え得る肉体と精神強度を得ることに寄り、その過負荷に耐え切り、尚且つ如何なる状況下でもフルパワーでの戦闘を可能とする。
敵対する相手が最高速度に達するより遥かに前に、自身の最高速を叩き付ける、最高レベルの対奇襲防御であり、同時に敵に対する最高の奇襲でもある。

【フルバーストファイナリティ】
執行起源者を倒す事で蓄えられた余剰エネルギーを、一切の防御を無視出来る無数の青色追尾レーザーとして、全身から射出する。執行起源者を倒して蓄積してきた余剰エネルギーの量に威力は比例する。
現時点に於ける切り札な為、玲治は余程の事が無い限りは使用はしない。

【魔球・絶華風極】
事実上、放たれた際の対応が不可能とされる魔球。
―――詳細不明。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2007年10月11日 18:14