公式SSが長くなったのでこっそり解説ページ作りました。
公式SS書きあげた直後に作ってるので相変わらず乱筆乱文ですがご了承を。解説なのでサクッと気楽に読めるように作りました。
世界のシステム
世界が成立するためには竜の命が必要です。
命といっても「竜がこの世界で死ぬ」ことが条件のようです。つまりは、出現した大穴に身を投じなくてもこの世界で死ねば貢献したことになります。
竜の〝死〟が足りなくなると?
以降、便宜上「竜がこの世界で死ぬこと」=贄、生贄と表記させて頂きます。
世界の崩壊と贄が釣り合っていないと、崩壊が天災や生物の狂乱として影響し始めます。
今回は地震が全面に出ていましたが、異常気象や火山の噴火等もあります。生物の狂乱は竜以外の生き物にも起こります。
実は人間の戦争行為等もこれに含まれていて、領土戦争の時代から影響が出ていた。という設定になってます。
簡単に言うと「生き物が死ぬこと」が全て世界の成立に繋がっていて、多かれ少なかれ崩壊が影響しています。
寿命で死ぬのも病気で死ぬのも殺されるのも、全部そうです。〝命運〟とでも言いましょうか。
「知らぬ。わしが鼻を垂らしている頃からそうじゃった。誰がこうしたのかも分からぬ。口伝になるような、わしらを作った神とやらがしたことかもな。」
とコウライが語っているように、その命運を決めている者は分かりません。敢えて言うなら〝世界〟ということになります。
「生き物が死ぬこと」が全て世界の成立に繋がっていることを竜は知りません。自分たちが、と考えてます。故に、下記のようなシステムが出来あがってしまいました。
竜の儀式(システム)
いつの頃からかは分かりませんが、竜が世界の崩壊を止めるために生贄の役目を作りあげました。
役目の名は「双竜」そして「七賢竜」。どちらも力を持つ竜に与えられる役目で、「力の強い者が贄として効果的である」と考えらてていたことが分かります。
ただし、設定として、力のあるものが崩壊に効果的かどうかは分からないことになってます。ただ、竜の間では上記のことが信じられています。
贄への認識
オウレオールが双竜になる以前はどの竜も喜んで贄となりました。それが竜の誇りだったからです。
その時代から「世界の一部になれる」や「転生できる」等、考え方は様々で大穴に落ちて「死ぬ」と考えていた者や「別の世界に行くだけ」と考えていた者もいます。
故に大穴への認識も違い、コウライのように大穴を「扉」と呼称する竜もいました。しかし、総じて「神聖な物」であり、固有の名称は避けられてきたため、
正式な名称がありません。
双竜
類い稀ない才能を持つもの。これとした基準は無いが、歴代の多くが3つ以上の属性の恩恵を最も受けている等、「+的な異端」であることが最低条件か。
※実はショーヴスーリも二つの属性がどちらも最良であり、ネグロブルネットは後継者の候補として考えていたと思われる。
七賢竜を統べる者で、七賢竜を任命する権限を持つ。世界の崩壊時には双竜のうち片方が贄になる決まりになっており、それでも崩壊が止まらない場合に於いて、
もう一頭も贄となるらしい。
七賢竜
その属性が最良の者だけに与えられる称号。世界の崩壊時には双竜よりも先に贄になる決まり。七つの属性のうちどれから贄になるか等は決まっておらず、順番は志願制となる。
肩書き:火の身柱、水の御伽、土の傀儡、風の使徒、雷の侍者、光の御供、闇の眷属
※オウレオールが任を放棄した際に贄となったのは火、雷、光、闇。土であるコウライと風のアルギュロスは生き残り、作中では出てこないが水の御伽も実は生きている。
ミドガルズオルムに類似した竜で大海でしか生息出来ないほど巨大である。「力が強い=贄として効果的」という考えから連想してか「体が大きい=贄として効果的」
と考察され、当時最後に回され生き残ることになった。
※『決断』のうちに決められた七賢竜の公式Cは、火:アケル、雷:ショーヴスーリ
双竜のうちの一頭はクロであり、もう一頭は未定。他七賢竜はモブ。
タイムテーブル
1.双竜たる双子が誕生する。先代の双竜によって双子のオウレオールとネグロブルネットが双竜に任命される。
先代の双竜は寿命により死ぬことによって役目を果たす。
2.オウレオールに「竜が犠牲となる世界の仕組み」に対して疑念が生じる。他の生き物で代替することを考え始める。
竜と他の生き物を比較し、竜だけに持ち得るもの(知恵)を見つける。
竜だけに持ち得るもの、つまり力=知恵を他の生き物に伝授出来れば、その生き物が代替になるのではと考察。
色んな生物で実験し、唯一、ヒトだけに好感触を得る。こっそりとヒトに知恵を教え始める。
※当時、今考えられているような竜が人を奴隷にするなど無かった。他の生き物と同様に、一定の距離を保っていた。
だがオウレオールが中途半端に知恵をつけたため、自然の成り行きが崩れ始め竜に因る〝統率〟をやむを得なかった。
ただ、これはオウレオールが唯一の原因ではなく、世界崩壊の兆候だったと思われる。
3.世界崩壊が顕著になり、多くの竜が狂い大穴が出現する前に死ぬ。
大穴が出現し、七賢竜は役目を全うしようとするが、オウレオールにより邪魔だてされる。
説得できず、オウレオールは生き残った同志とまだ未熟なネグロブルネットを連れ世界を渡る。
この時、火、雷、光、闇の七賢竜が贄となり、世界の崩壊が止まる。たった四頭の贄で済んだのは、
事前に死んだ竜が多かったためとされる。
4.世界を渡る術を持たない生き残った七賢竜は荒廃した世界で生活することになる。
圧倒的に竜の数を人間の数が上回り、徐々に人間が頭角を現し始め現在に至る。
その間、土の七賢竜であるコウライは島となり生き残った僅かな竜たちに居場所を与え、
奔放な風の七賢竜であるアルギュロスは旅に出、その後人狼と出会うことになり自衛団の一件と絡むことになる。
5.4の間、世界を渡った竜たちは贄のしがらみもなく生活していた。
だが、世界を渡った中には同志ではない裏切り者も含まれていた。オウレオールの危険な思考を消すために、殺害を企てた竜がいた。
一介の竜が双竜にかなうはずもないことを分かっていたその竜たちは、自分たちをネグロブルネットに託すことにする。
未熟児は遅咲きながらも立派に育ち、オウレオールに対抗するため統率を始める。これをオウレオールは「竜による竜に対する支配」と断言。
竜の戦争が始まった。
6.世界を渡る力は同じ双竜であるネグロブルネットに備わっていた。元々、前の世界に戻り役目を果たそうとしていた彼女は、
辛くも撤退のためにこの力を行使する。開かれた世界の扉を通り、オウレオールもこれに続く。
そして、人間たちは歴史の彼方に風化した伝説の生き物の姿を見ることとなった。
7.50年の歳月に終止符が打たれようとしていた。これも世界の崩壊の影響だったことを竜たちは思い知ることになる。
大陸の中心である大穴に、大穴が姿を現した。
この局面を迎え、二頭は互いに己の立場を思い出す。
8.戦いの手を止めた二頭は後継者と七賢竜を決める会議を開いた。「人間に使命を押しつけない」と言いきったオウレオールにも、
これを行う姿勢が残っていた。
既に後継者のあるネグロブルネットは自らが贄になることを志願する。だが、このままオウレオールを野放しにすることはできない。
二頭は新しいシステムを作り上げることを考えた。話し合いは人間であるジークムントを含め、三日三晩行われた。
新しいシステム
条約
・七賢竜とその供がこの世の見届け任となり、それら以外の竜は別世界に生きること。
オウレオールのような企てが再出しないようにするため、人間との接触を避ける。
代わりに、少数で世界の成立を徹底管理する。
・双竜が七賢竜を管理し、七賢竜が欠如した時には補充を行う事。
往来通り。
・七賢竜には〝従士〟を与え、これと共に世界の均衡をはかること。
七賢竜のみでは急激な崩壊が起こった際、対処しきれない事態に備えて力の有無を問わず、双竜が認めた竜を傍に置くことを許可する。
※人数が定められていないので、参加キャラクター(竜)はこれに志願できる。
・役目が巡るまでは世界の生き物に紛れ、それとして生活し身分を隠すこと。
人間との接触を避けるため。人間以外の生き物の姿で世界の成立を見届ける。
旅立ち
ネグロブルネットは贄となり、世界は新しい七賢竜と従士で見守られることとなった。
それ以外の竜はあの世界へ戻らなければならない。
今度はオウレオールの提案が譲歩され、向こうの世界に人間を連れていくことになった。
こちらの世界では接触を断ち、向こうの世界ではただただ共に暮らす。試験的な試みであった。
ただし、連れていく人間はネグロブルネットの提案により、黒の派閥の人間に限られた。
功労者としてジークムントがこれに特別に認められたが、彼は断った。
例え会えずとも、パートナーが〝作る〟世界で生き、そして死にたいと願ったからだ。
最終更新:2013年06月30日 16:23