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作品
乳房
37 名前:乳房[sage] 投稿日:02/12/14 00:55 ID:q3BbaleY
もしも願いが叶うなら
乳を大きくして欲しく
我に与えてくれまいか
せめて人並み
人並みを
いかほどの乳なら人並みなのか
Aカップブラジャが浮く悲しさ
パット付きの3/4Aカップを
色素材無視で探し回る
下着会社は遠回しに告げる
あなたは規格外です
父は巨乳遺伝子を持つ
肩に担いで汗を拭いてた
父方の祖母はFカップ
姉一人のみ受け継いだ
豊満だった時もある
出産授乳限定の
青筋浮いた半切りメロンは
かちんかちんに張るばかり
飛びつく亭主をはじき飛ばす
知ってる人は知っている
授乳が終われば虚乳になる
必要とされぬ存在を
そのまま形にした姿
これは子育ての勲章よ
母は私に自慢したが
こんな勲章願い下げ
38 名前:乳房 2[age] 投稿日:02/12/14 00:57 ID:q3BbaleY
美容整形はプライドが許さぬ
すがる思いで注文の
新聞広告アップルC
隠したつもりがすぐばれる
子供ははしゃいで大笑い
お前正気かと呆れる亭主
着けた姿は見せまいと
決めれば着ける時がない
喜びの声がぞくぞくと
集まっています新聞に
しまい込まれたシリコン乳房
女の乳とは何なのか
自分がそこにある証
男に見せるわけでもない
水着を晒すわけでもない
他人にごまかす術はある
でも
鏡の中にそれを見たい
自分の胴から堂々と
生えている乳が見たいのだ
【コメント】
【得点】 0点
tibusa5 詩のみ
42 名前:tibusa5 詩のみ[] 投稿日:02/12/15 22:54 ID:hLwNSUxa
たとえば重力のような
枕があったとしたら
『1992、シルバー』
太陽がしずんだのか
『2002、ゴールド』
アップ
あんたがくれた
大きい○
たくさんだ
たくさんだ
○○○○○○○○
○○○○○○○○
○○○○○○○○
○○○○○○○○
8時には
○のウデのかたち!
乳房をささえ(たま)をつくる
で、どっちがしずんだんだ?
『ミルックリヤー』で
【コメント】
【得点】 0点
わだかまり
46 名前:わだかまり[] 投稿日:02/12/15 23:42 ID:Hk86DX4V
この胸が…、何か訴えてる
俺は 用心深くそれに耳を傾ける…
「居場所を、ください」
冷静さを装った 影から
熱い鼓動が 聞こえてくる
胸が しくしくと痛むようだ
「…泣いてるの?」
どうしてだろう、心が痛い
胸が…、張り裂けそうになる
かつて自分で殴った頬
血の味 消えない痣の名残…
そういうの抱えて生きていけるかなぁ?
「ねぇ…寂しいの?」
違、う… そんなんじゃ ない。
これは、きっと 強がりな、嘘。
私の胸が 時折 苦しくなるのは、
やるせない感情を 殺してるから…
本心を ひた隠して しばしの沈黙
その仮面の下に… じっと怺えてる
遣り場の無い想いは
何処に葬ればいいですか?
【コメント】
【得点】 0点
ある男の胸の内
51 名前:ある男の胸の内[] 投稿日:02/12/16 12:03 ID:gn8swN2O
尚子へ
夜布団に入るとき
君の顔を思い浮かべている
夢に出てきて欲しいと願って
まだ向こうで出会ったことは無いけれど
今すぐにでも
この想いを伝えたいと思っている
でもクリスマス前のこの時期
飢えているとは思われたくなくて
臆病な俺は踏み出す事が出来ない
だから年が明けたら
真っ先に会いに行くよ
晴れたらいいと思っている
【コメント】
【得点】 0点
「別離」仮題~バイバイひろぷー~
52 名前:「別離」仮題~バイバイひろぷー~[sage] 投稿日:02/12/16 18:12 ID:Gbevaq+G
胸は
藤だなの下で
空を
見上げている
少し
背伸びして
君を
見送っている
りんどうの匂いに包まれながら
最後の笑顔を思い出す
成田発チューリッヒ行JAS515便のジャンボ旅客機の下で
胸は、
焦がれている。
【コメント】
【得点】 0点
無題
56 名前:無題[sage] 投稿日:02/12/17 01:47 ID:cNf4xCjh
そいえば君と別れてから
統計的に考えて
何人のうち何人が結婚してとか
で、おれももうすぐ30だとか
そういうことでしか
考えられねえよな
常識、じゃないが
でっかいオッパイをみつめながら
いいかげんにしろって
テレながらいいだすのも恋愛だった
20歳のうちは
くたばっちまえ、とか
君に言いたい
【コメント】
【得点】 0点
おかあさんの暖炉
61 名前:おかあさんの暖炉[] 投稿日:02/12/18 15:36 ID:yq0mJb4G
おかあさんが ぼくをにらむ
暖炉が なめるオレンジいろで 燃えている
おかあさんが 放射能を はく
まるくて やさしい おかあさんの胸
あそこに顔うずめたら
平和がおとずれるって わかっている
それでも
新しくみつけた たからもの
ぼくだけの たからものだから
せなかに かくして
かたくなに かくしつづける
泣きだした おかあさんが
どんどん とおくなって
おかあさんの胸の 暖炉のいろも
ぼくをおいて とおくなって いく
あわてて 鳴いて おいかけて
かたくなに かくしてた とがったナイフ
まるくなるまで さしだして
それでも おかあさんの胸に かるく 突きたてた
オレンジいろは そのとき モノクロいろにかわって
ぼくは微笑んだまま だれの胸にも暖炉のない町に
ほうりだされる
【コメント】
【得点】 0点
HALLU
>>6 ブランデーグラス
男性の視点で見て「母」は女性であってセックスの対象でないもの。それを少女と同列にならべているところが面白い。
男性と女性。おっぱいと胸。それを対比させているのか混同させているのかどちらともつかない。最後一行で全体を包む。
やわらかい文章で書いているところにセンスを感じました。タイトルは弱いかも。
>>7-8 気胸
読者に何かしらの世界を覗き込ませる詩だと思います。僕はタイトルからこれを体内、胸の中の世界と読みました。
そこをはしる痛み、それを覗きみる不安。
>>17 「彼女の胸が痛むのは」
語り口いいです。さらっと書いているようで構成にこだわりを感じます。
「それだよ」に胸を揺さぶられました。「胸」というテーマを真っ直ぐに扱っている詩でもあると思います。
>>18
胸を、ものを感じる器官と捕らえた詩と思います。文章、構成ともにひとつの詩をつくる上で邪魔がない。
完成度は高いと思います。胸先という言葉の魅力。もち米はわからない。タイトル欲しいです。
>>20 「通り過ぎて来た季節は」
一年四季を一生の縮図として捕らえる、ありふれた手法ではあるものの奇麗にまとまっていると思います。
ただ、モチーフが「胸」ではなく「チャンプスレ」なのでどうしてもパロディ的に見えるというか、もしかしてそれも計算の内でしょうか。
>>30-34 ふくらみ
予定調和なストーリーと小気味よい文章が狂言みたいです。内容に比べて少し長過ぎる気もする。
すでに多くの人が作った(例えばアニメなどで)ものをなぞっているだけにも見える。リアルだとは感じられない。
>>36 おみやさん
雌木と神木、二本の木が登場するので「枝」が万能の比喩になっている。それは効果的なのですが、結果それに頼り過ぎているのではと思います。
雰囲気はとてもあるし、物語としても書かれたものだけではないような余韻を残していて素敵です。
63 名前:クロラ ◆oNwpnhIJYU [sage] 投稿日:02/12/18 17:02 ID:XY/Of0HR
>>37-38 乳房
アップルCが分からなかったので検索したのですがマッキントッシュ関連ばかりヒットしてしまって...。
ブラジャーをブラジャと言ったりテンポに気をつかっていることが分かります。
ただ叫んでいるだけでなくてちゃんと読者を笑わせようという姿勢が伝わりました(違ったらごめんなさい)。
>>42 tibusa5 詩のみ
詩のみと乳飲みをかけているのでしょうか。こういうタイプの詩ならばもっとつきつめて密度を濃くしたほうが良いと思います。
不完全燃焼ではないでしょうか
>>46 わだかまり
胸というテーマを「体」として捕らえるか、「心」として捕らえるか、どちらを前面に出すかが大きくふたつに別れるようです。
この詩は後者を直球で扱った作品に見えて「心」からさらにもうひとりの自分、あるいは人格にまで発展させている。
「仮面」という言葉はむしろ要らないと思います。
>>51 ある男の胸の内
ただ心情を文字にしただけで終わってしまったのがものたりない感じです。
8、9行、最終行は少しひっかかりました(良い意味で)。
>>52 「別離」仮題~ばいばいひろぷー~
最初二連が端正で美しい出だしなのに、それ以降が少し詰まってしまったような印象。
一連で空を見上げている主語が胸であるという表現が、最終連の当たり前の言葉に効いていると思います。
>>56 無題
言葉を選んでいないようなぞんざいさが主人公の感情を読者につかみやすくしている。
くたっばちまえ、が実際には誰にあてたものでもないむなしさ。
ただ「おっぱい」はこの詩で必ずしも必要ではないと思う。
64 名前:↑[sage] 投稿日:02/12/18 17:13 ID:xNkiNPVw
書き込んでるコテハンは
みーんな、イカイカだ。呆れた。
65 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:02/12/18 22:45 ID:oiD7CnpN
復帰ついでに、寸評を。
>>61 笙野頼子の『母の発達』を彷佛とさせます。異形のゴジラ母への郷愁を
つらつらと綴る。胸に暖炉を装着したり、母の大きさが変っていったり、いい
感じです。母に対する思いをもっと突き詰めると、「たからもの」だけではな
い、唸るような表現にできたかも。
66 名前:HALLU[] 投稿日:02/12/18 22:51 ID:O+kpFaxW
『14の月』
僕は14の時、いじめられていて 月を見ると死にたいと思ってた
想像してみたんだ 僕のいない世界を 父、母、姉が僕を見ながら泣いてんだ
その時の僕の心は暖かくて でも家族の心は悲しさのあまり冷たくて…
14年間、いろいろな人たちに 抱かれてきたことを忘れていた
あの人は僕のために泣いてくれた あの頃の涙が僕の心にまた響いた
その時の僕の心は暖かくて 暖かすぎて涙が出てきそうになった
僕がもし自殺でもしたら 家族やあの人たちが殺人犯になってあいつらを殺しに行くんだ…
僕は自分で自分をいじめてたのかもな
あんなに多くの人が僕を愛してくれていたんだ
「ありがとう」僕は生きてやる
僕は死ぬことはやめた 大切な人たちを殺人犯にしたくない
「いきてやるぞ、いきてやる…」 何度も自分の心に叫びつけた
あいつらにしかえしをするのは僕だ 今の僕を見せてしかえしをするんだ
18の月はとても美しく光っているんだ
【コメント】
【得点】 0点
最終更新:2006年09月17日 16:01