プリンプ地方が何やら異様な静けさに包まれている。
表立った動きこそ無いが、異変は直ぐそこに迫っているらしい。


…という訳で始まったこのストーリー。

プリンプメイズ(以下メイズ)を筆頭に各地の組織が異変の調査に取り組んでいる。
ついでにプリンプラボで潜入者もちらほら。


~来訪者と人形と~ 篇


突如、宇宙旅から帰りプリンプに現れた山彦響、そして彼の気まぐれ旅の道中で助けられた高性能(?)ロボ、東雲なの。
彼らの存在が、二つの宿命の組織を戦いへ誘う…。


  • 大体のあらすじ


彼らは地球連邦治安維持軍ティターンズ(以下連邦軍)の攻撃を受け、
不時着したプリンプ地方でメイズと接触。
アーロンと響は知り合いだったらしく、アーロンが事情を聞いた所、
響はとある星で偶然、連邦軍より流刑にされた「なの」を見つけ、匿っていたとの事。

その後、「なの」の生みの親である「はかせ」がとある事件の際に捕らえられ、
以来連邦に利用されていたという事実が発覚、
メイズは連邦軍と交渉、「はかせ」を解放してハッピーエンド。

……の筈だったが、自らの組織の汚点を消そうとリボンズは
ザビーネにメイズを始末するよう指示、プリンプラボにて戦闘が始まった。
これをチャンスと捉えたのか、元連邦組(時空連邦平和維持軍)はメイズに協力し
連邦軍を潰す事に。

響が「無」の技でMSなるものをすっ飛ばしたりと、今回も波乱万丈な展開となっております。

そんなこんなで連邦軍はメイズ(+α)により壊滅状態になり、隊員達はめでたく江戸の牢屋行きに。首領のリボンズも、管理局の手によって討たれ、死亡。
その後、自身の力で何かを壊しはしないかという不安により一人旅に出ようとした響だが、
「なの」達の説得により不安が飛んでいったのか、「はかせ」宅に居候する事になった。


…で、肝心の異変の原因だが、どうやらメフィレスという霊体が黒幕のようだ。
これについてはメイズと協定を結んだガーデニアがあっさりと倒したので、
今後異変は起こらないかと思われる。



異篇本題より派生的な話の方が尺長いとか言ったら負けです。

メフィレスについては上記以外にも何かしらやり取りがあるみたいですが…


~秩序の闇、混沌の光~篇


闇の力を駆使する響、それに反する光を持ち合わせる、謎多き存在。
閻魔業火に狙われるその力の秘密は、彼の語られざる過去にあった。


  • 大体のあらすじ

東雲研究所で居候する事になった響、なのたちと変わらぬ日常を過ごしていた。
ある日買い物に出たところを業火に発見され、戦いになり響が大敗しさらわれてしまう。
そんな時、アーロンが響を心配し現世に訪れるが一足違いだった様子。彼はなの達に響の過去をうち明かした。響は一度業火の意思に背く部下のせいで大事な仲間を亡くしており、それを憎み業火の力を奪って現世へ逃走していたのだ。
響の事実を知り、彼を失い河川敷で落ち込むなの、そんな時、ユリーラとクロニクルと遭遇する。ひょんな事で彼女達は一時的に東雲研究所で過ごす事に。
アーロンも研究所で響を取り戻す策を練っていた。
それから数日後、業火は響を洗脳し、アーロンを裁くために研究所を異空間に変換し現れた。
居合わせたアーロン、ユリーラ、クロニクルが戦う事になるが、ユリーラはアーロンの策の為に自身の身を傷つけすぎ、アーロンも苦戦…それでも響を取り戻す事に成功、業火に止めを刺す。
その後ユリーラとアーロンは永遠亭に運ばれたがユリーラは帰らぬ人に、アーロンも全治数ヶ月の大怪我であった。

業火は裁きに関係のない者を巻き添えにした事を悔やみ、二度と何かをかけた戦いで負けない事を誓う。
アーロンは、業火にユリーラの敵を取るため業火を倒す力を求めるが……それは日本代表篇のお話。


幻想郷物取り異変篇


幻想郷で様々な人物の様々なものが何時の間にか盗まれるという事件が多発、魔理沙も八卦炉を盗まれ、躍起になり異変の黒幕を探す。

  • 大体のあらすじ。

時期は業火が日本代表として戦っているくらいの時、幻想郷で様々なものが盗まれる事件が多発。魔理沙も生活の重要な軸、八卦炉を盗まれ、半ば無理やり霊夢を引き連れ異変の捜索に乗り出す。
霖之助曰く、背丈は凄く小さく、背丈の倍はある不気味な杖を持ち変わった笑い方をする老人が「この幻想郷で兎に角強い物をくれ」と店を訪ねて来た。
察しのいい人なら分かったと思うが、黒幕は現世でとどめを刺され幻想郷に流れ着いた「ノワール」であった。
彼は力をかき集め、博麗大結界を破り現世へ行く事を企んでいた。
しかし偶然にも運悪く閻魔亭を脱走してきた「???」に吸収され、彼の力と集めた「力を含んだもの」まで一緒に吸収されてしまい、ノワールの可哀想さぶりが再確認できた。
余談だが、盗まれた物は判明順に
諏訪子の鉄の輪、アリスの超魔力人形、魔理沙の八卦炉、霊夢の陰陽玉、魔力を多く含む茸、稀改造霊力炉(3号機)、神奈子の御柱。



異篇最終章 - そして旅人は…



  • 大体のあらすじ


閻魔亭に長らく拘束されていた大罪人、「???」(受刑番号666)。
彼は監獄に偶然やってきた乱の記憶を洗脳し閻魔亭をパニックに陥れ脱走。
彼は吸収した人物の記憶、力、能力、言葉遣いや自然な仕草まで完全に読み取り真似る事ができる。それも1人だけではなく、同時に数人の情報を読み取る事も可能。その能力の反動か、彼の元の姿は常にノイズがかかっているように霞んでいる。
それを利用し、ノワールの盗んだ物や幻想郷の人、妖怪、神も構わず吸収し力を得て結界を破り抜け現世へ飛び出す。


--------閻魔業火ヲ殺ス為ダケニ

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最終更新:2014年01月29日 13:26