Group5
過去に存在した、クラスカテゴリー。シルエットフォーミュラとも呼ぶようになった。 日本では、シルエットフォーミュラという名が馴染み深い。しかし、日本の場合Gr.5という枠とはあまり関係ない。 見た目だけ市販車に似せれば、何でもOKということで、当時としてはフォーミュラとほぼ同等のスピードを誇ったそうな。 そんな理由から、箱車のフォーミュラマシン=シルエットフォーミュラと呼ばれるようになった。 そういった意味では、現代の、DTMやSuperGT、NASCERもある意味でシルエットフォーミュラと言える。 これらも、市販車に似た別の何かであるわけで。 1970年後半~1980年前半までの、ハイパワーレーシングカーがカテゴライズされている。 古いレーシングカーなので現代のマシンとおなじ感覚で乗ってはいけない。 シャシーも足回りも非常に弱く、強力なパワーに負けている。 ブレーキも効かないため、イメージよりもかなり手前でブレーキングしないと間に合わないことも。 ダウンフォースも非常に弱く、高速コーナーで非常に不安な挙動を示す。 それでいて、エンジンは非常にピーキーで扱いづらい。 だが、爆発的な加速力は現代のレーシングカーと比べても遜色はない。褒めれるとこはここだけ。 故に、初心者にはまったくオススメできない。 パワーバンドをしっかりと把握し、繊細なアクセルワークで、ピーキーなエンジンをしっかりと制御できる、上級者でないと難しい。