Aquila CR1 Sports GT(アクイラ CR1 スポーツGT)
一回り小さくなった、プロトタイプレーシングカーのような見た目を持つCR1。
マシン名 |
Aquila CR1 Sports GT |
エンジン名 |
BMW M60 |
エンジン型式 |
4.0リッター90°V8 DOHCエンジン |
最大馬力 |
推定320ps |
重量 |
890kg |
パワーウェイトレシオ |
2.78kg/ps |
搭載されるBMW製4.0リッターV8エンジンは、パワーも控えめの320ps
重量も890kgとこの手のマシンにしてはやや重いのは、コストを下げるためだろう。
パワーも控えめで、一見初心者向けのように思えるが意外と癖が強く、扱い安いとは言いがたい。
アシストが付いていればそうでもないが、それでも妙な気難しさは拭い切れない。
セッティング範囲も狭い。特にデフの効きが固定されていて調節できない。
低価格レーシングカー故なのか、どこか古めかしさを感じる操作感。
しかし、ブレーキやハンドリングは決して悪くはないので、乗りこなせば楽しいマシンであることは言うまでもない。
そもそもアクイラって何?
2003年に創業した、デンマークの低価格レーシングカーの製造と販売を行っているメーカーである。
アクイラとはラテン語で鷲を意味し、ブランドマークにも鷲を用いている。
CR1のような、プロトタイプスポーツカーだけでなく、フォーミュラ・フォード向けのシャーシの製造なども手掛ける。他にも、シャシーの新規開発に力を注いでいるようだ。
Aquila CR1 Sports GT(M60エンジン)の価格はおよそ1800万円と、このクラスの新品のレーシングカーと考えればお手頃な価格である。最上位エンジンを積むモデルでも2200万円だ。
※ ちなみに、コストが低いことで有名なNASCARのストックカーが1500万円前後。
コメント欄
最終更新:2016年07月01日 22:16