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禁術一覧

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禁術一覧


※シリーズの重大なネタバレを含みます。未プレイの方は注意

一般には人を苦しめたり即死させたりする魔法が禁術とされているが、正確では無い。禁術は「永久魔法」と呼ばれ、解除方法が存在しない魔法の総称である。
たとえ人を傷つける魔法であっても、回復や解除の魔法、薬などにより事無きを得る可能性がある場合は、禁術には認定されない。例えば「ペトリール」という石化の呪文が存在するが、禁術認定されないのは時間が経てばあっさり解けるためである。
同じ石化でも「ペトリフィアス」は解く方法が無いため、禁術認定されている。
解除方法が発見され、広く知れ渡れば禁術目録から外される。よって「大魔女の血」を引く者が、そうして外された呪文を受けて無傷であるケースも多い。禁術は、使用した者も激しいダメージを受けるといわれている。その者の魔力の大きさによっては、発動しないまま死に至る者も。

使わなくとも炎や氷の魔法だけで相手を殺せてしまうので、わざわざ使用する魔法犯罪者は実は少ない。痕跡から使用者の特定が難しいというメリットがあるとは言え、リスクの方が高いだろう。
「たとえ自分が死んでも相手を永遠に苦しめたい」という思想の者が時々現れるが、そういった者達は魔法教会により要注意人物としてマークされている。(魔女塔のシュリィTIPSより)

ムルシエゴール

術者が解かない限り、半永久的に麻痺する。
「ラハと魔法の園」においてジークがサリィに使用。

インファクロイフ

他人の心を操り、我が物にする。
「ラハと魔法の園」においてジークがサリィ達に使用しようとするが未遂。
闇の魔法士一族以外の者は禁術使用後に激しいダメージを受けるとされているが、ジーク自身が無傷なのは一族の血を引く者なのかも知れない。

ディスエクシス・フロイズルノスホルム

痛みなく死に至れる、通称「死の魔法」。
肉体の死ではなく精神の死であるため、植物状態を作り出すことが出来る。
「ラハと魔法の園」「ラハと理の魔法生」に登場。
魔法界でもっとも詠唱の長い魔法で、詠唱中に自殺を思いとどまらせる効果もあるという。
実は「治癒魔法」に分類され、人を安楽死させる魔法として使用されていたこともあるため、治癒魔法士であればおそらく禁術の影響を受けずに使用できる。

ヘイトヘクスの杖

使用した魔法の効果が逆転する。
たとえば治癒魔法は攻撃魔法に変わる。
別名「魔女殺し」と呼ばれており、魔女を消滅させる効果もある。
「ラハと理の魔法生」「ラハと百年魔法石」に登場。

黒妖のローブ

身につけた者の寿命を奪う。
ただし、身につけている間は魔法によるダメージを無効化する。
「ラハと百年魔法石」でフーバルトが回収。

永遠なる毒

永遠に苦しみ続ける毒薬、と言われているが、実際の効果は「混ぜた薬の効き目を永遠に持たせる薬」。
「ラハと百年魔法石」でフーバルトが回収。

贄のネックレス

身につけた者は、手に触れた者に身体と精神を奪われる。

ムルシエゴラス

解除できない猛毒の魔法。
「ラハと百年魔法石」でユラヴァール邸の魔犬がサリィに使用。
全身に針を突き刺す様な痛みが絶えず走り続ける。

イム・ハンドラの魔法石

百年後の未来に飛べる時間跳躍の魔法の石。通称「百年魔法石」。
だが使用した瞬間、おそらく闇の魔法士の耐性に関係なく、魔法石と術者の身体が粉々になる。
「ラハと百年魔法石」で登場し、ラハシリーズではサリィ、魔女Xシリーズではスターシアが、ヘイトヘクスの杖を持った状態で使用。

イレイロス

対象を消滅させる魔法。
「魔女盤のアルカ」でアルカとケシィが使用。
使用したアルカの心臓が停止しており、禁術の反動はかなり重い。

イム・ペタゴラス

対象の時間を百年止める魔法。
「魔女盤のアルカ」でアルカと魔女盤が使用。

イレヴァリス

対象の身体をガラスに変えて砕く魔法。
「魔女盤のアルカ」でミザリが使用。

イム・リバシアス

少しだけ時間を戻す魔法。ただし戻った先で再使用は出来ない。
「魔女盤のアルカ」でアルカが使用。
続編「ジャベリアの魔女禁書」公式サイトの解説によると、複数ある時間を戻す魔法の中でこの魔法が禁術扱いされているのは、人の生死までも元の時間の状態に戻す事が出来るため。禁術で無い時間操作(イム・スタム等)は、周囲の人間の体感時間を操作するものと思われる。

ペトリフィアス

対象を石化させる魔法。
「魔女盤のアルカ」でアルカが使用。
解除する方法は無い。

エンゴゥラ

対象を灰に変える魔法。
「魔女盤のアルカ」でアルカが使用。
魔法語訳は『灰と化せ』となっている。

魔女結界

太古の禁術で、触れたもの全てを拒む結界。
「魔女塔のシュリィ」で、魔女塔を覆っているため、禁術を無効化する「大魔女の血」を持つシュリィと、シュリィの血から生まれたタッパだけが通過を可能とした。

永遠なる生

魔法名は不明。
「ラハと百年魔法石」「魔女盤のアルカ」「ジャベリアの魔女禁書」にて登場。
闇の魔法士一族が作り出した不老不死になれる禁術だが、受けた痛みが消えずに蓄積するため、死ねないまま永遠に苦しみを味わい続けるという魔法界史上最悪の禁術。
存在はすぐに歴史上から抹消されたが、一部の者だけは知っており、作中ではサリィ=デビッド、およびシエスタ=シェリルらがこの禁術を受けている。
対処法は「永遠なる生をかける前に痛みを感じなくなる禁術をかける」こと。だが痛みを感じなくなるという事は、感じるよりも辛い事だと学者は語ったという。

ヴェルフェゴルト

通称「接触の戒め」。
対象がいま触れている物を次に触れると死亡する。
「ジャベリアの魔女禁書」にてミカリアが使用するが、彼女自身は禁術の反動で直後に死亡。
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