ソラのオーブ帰還 - 「機動戦士GUNDAM SEED―Revival―」@Wiki

ソラは一度、オーブに戻るべきか否か？

ソラは最初、レジスタンス活動に巻き込まれる形でシンに連れ去られ、ガルナハンまで来ることになりました。
つまり、リバイブへの参加は、あくまでソラの意志によらない、受動的な出来事だったわけです。
しかし彼女は物語の主役であり、ラクスの正義に対抗しうる、自分なりのソラの正義を見出す重要なキャラクターと位置づけられています。
ならば、ソラは一度オーブに帰還したうえで、今度は自らの意志でリヴァイブに参加するべきではないのか？
これは、２ｃｈでRevivalスレが立ち上がった初期の頃から議論にあがっていた議題です。
しかしながら、物語の整合性やリアリティとも密接にかかわってくる問題のために、議論は紛糾し、なかなか結論に至らない状況です。

まだ議論は途中であり、投票にて決着をつけるまでにはいたっていませんが、皆さんの検討の助けにしてもらうため、今回は叩き台をまとめてみました。
どうぞ、ご参照ください。

意見１）ソラは一度オーブに帰還するべきである。

メリット：

• 冒頭文のとおり、ソラがレジスタンスに自ら参加する転機が描ける
• ソラがラクスの支配への疑問を抱く十分なきっかけとなる
• （デメリットとして頻繁に指摘される）オーブからの再脱出が困難であるとの指摘は、a)ソラが治安警察によって強制移民させられ、そこのレジスタンス等と行動をともにする　b)治安警察は一人の少女に人員を割くほど暇ではない。旅行とでも偽って国外に脱出するのは簡単　ｃ）シンの救出イベントにからめて同時に脱出させる　等々の対案が多数あるので問題ではない
• 主要登場人物であるウィラード登場にもこのイベントが使える

デメリット：

• オーブ帰還後は当然ながら統一連合（治安警察）の監視が付くはず。それを振り切ってオーブを再度脱出できるのか疑問（解決案についてはプロットを参照）
• このイベントの消化だけでかなりの話数が必要となってしまう
• ソラが再度リバイブに行くのはいいが、リバイブが彼女を受け入れる理由がない

現在までに出てきた具体的プロット
現在までに出てきた具体的プロット３

意見２）ソラはオーブに帰還する必要は無い

メリット：

• 基本的に、意見１）のデメリットについて考える必要がなくなる
• リバイブの中でのイベントの積み重ねによって、ソラが自分の正義を見つけていく過程を描くことは可能である

デメリット：

• 物語として盛り上がりに欠ける
• ソラが無理やり参加させられたレジスタンスにわざわざ共感する理由に乏しい
• レジスタンスの側に視点が偏り、本作のテーマである両者の正義を表現するのが困難
• 意見１）ほどではないが、リバイブがソラを受け入れ続ける理由が少し弱い

意見３）オーブでなく近隣直轄地まで帰るが、そこからガルナハンに戻る

メリット：

• 意見１）と意見２）の折衷案。双方のおいしいところをつまみ食い

デメリット：

• よくも悪くも折衷案なので中途半端である。メリットもつまみ食いだが、デメリットもつまみ食い。

現在までに出てきた具体的プロット２

なお、このイベントにおいてアストレイキャラのジェス＝リブルを登場させたらよいのでは？　という意見が多く見られたことを明記しておきます。

※以下は、投票実施前に寄せられたコメントです。

• 帰還案のデメリット「治安警察の監視が付くはず。」という問題はプロットでは解決されています。解決済のものを入れるのはオカシイのではないですか？ -- 名無しさん (2005-11-06 18:41:00)
• 意見２）のデメリットに、本スレで幾度も指摘されていた問題点「レジスタンスの側に視点が偏り、本作のテーマである両者の正義を表現するのが困難」というものをいれるべきだと思います。 -- 名無しさん (2005-11-06 18:47:51)
• 意見１）にある「リバイブが彼女を受け入れる理由がない」というデメリットは、意見２）、３）にも共通します。 -- 名無しさん (2005-11-06 18:48:56)
• 一番語らなければ -- KOU (2005-11-07 19:09:53)
• ソラをオーブに返すことによりラクスの世界に疑問を抱かせることが一番自然です -- 名無しさん (2005-11-07 19:11:50)

なお、今回の投票については以下の点を踏まえてください。

• 投票によって決定するのはあくまで「オーブ帰還」イベントを本編で描写するかどうかについてです。どの案が選ばれるにせよ、個々の話の内容まで細かく縛るものではありません。例えば　３）案が投票の結果選ばれたとしても、プロット２が無条件に採択されるということではありません。
• そのため、投票中でも新たにプロットの案が浮かんだ方は、投下していただいても一向に構いません。そのプロットに説得力があれば、投票の結果に大きな影響を与えることでしょう。

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投票は締め切りました（２００５／１１／１４）。

• ソラは一度オーブに帰還するべきである　39票
• ソラはオーブに帰還する必要は無い　1票
• オーブでなく近隣直轄地まで帰るがそこからガルナハンに戻る　1票

結果、ソラのオーブ帰還イベントは採用となりました。

※以下は、投票中に寄せられたコメントです。

• テーマを考えれば、一度帰還すべき。またデメリットに関してはすでにスレで上げられたプロットでほとんど解決している。またウィラード、カナード、シホなどのメンバーが参加しやすいのも、メリットといえる。 -- 名無しさん (2005-11-09 00:27:17)
• リヴァイヴにもどったものの、戦う意思のないソラは、みんなに一線引かれるという展開を希望。 -- 名無しさん (2005-11-09 09:19:03)
• 色々と問題点は見受けられますが、ここは可能な限り「物語の嘘」を付いても還すべきですね。いつまでも「巻き込まれたまま」の主人公では存在意義すら希薄になりそうですから。自らの意思で動くには一度、原点に立ち返られないと。 -- 名無しさん (2005-11-09 10:02:48)
• レジスタンス内の雑用は大いに越したことはないんじゃないか？ -- 名無しさん (2005-11-11 21:05:29)