「うわぁ~い のりぃ! 今日の花丸ハンバーグはすごいのぉ~ すごいのぉ~」
目を1等星ほどに輝かせ、雛苺が足をバタつかせている
机に乗りかかり、さもうれしそうに頬つえをつきながら
「はなまるさ~ん♪ はなまるさーん♪きょうはソースがじゅわ~で チーズがとろーんなの~♪」
「ふふ 雛ちゃん 今日のハンバーグはクリスマス仕様よ!他にもいっぱいごちそう作るから待っててね」
目を1等星ほどに輝かせ、雛苺が足をバタつかせている
机に乗りかかり、さもうれしそうに頬つえをつきながら
「はなまるさ~ん♪ はなまるさーん♪きょうはソースがじゅわ~で チーズがとろーんなの~♪」
「ふふ 雛ちゃん 今日のハンバーグはクリスマス仕様よ!他にもいっぱいごちそう作るから待っててね」
「やった~ぁ! クリスマス クリスマスぅ~ 今日はジングルベルなのぉ」
今朝から彼女はこんな調子だった。クリスマス独特の様相にのまれてしまったのか
元々私たち姉妹の中でも落着きがない子ではあるのだが。
今日は一層、朝から喧騒が止むことはない…
元々私たち姉妹の中でも落着きがない子ではあるのだが。
今日は一層、朝から喧騒が止むことはない…
「…真紅。今日のちび苺はすごいな…」
ぼそりと隣に座っていたジュンがため息まじりつぶやく
ああ…さすがのジュンもあれだけ振りまわされて屁理屈を言う元気もなくなってしまったのね かわいそうに…
ぼそりと隣に座っていたジュンがため息まじりつぶやく
ああ…さすがのジュンもあれだけ振りまわされて屁理屈を言う元気もなくなってしまったのね かわいそうに…
さもあろうことに今度は、クリスマスツリーに蒼星石の庭師の鋏を飾りつけようとしている。
「やめるですぅ!! 蒼星石の鋏は玩具じゃないですぅ!このばか苺!!」
翠星石とドタバタの追いかけっこが 始まってしまった
「返すですぅ ばかチビ苺!!」
「いやなのぉ てっぺんに飾るの~」
頭の上に鋏をかかげて、部屋の中をどたばたと駆け回っている。
「いいよ 翠星石、今日ぐらいは、好きにさせてあげようよ」
蒼星石の制止も聞かず、いまにも二人で取っ組み合いを始めそうだ
「やめるですぅ!! 蒼星石の鋏は玩具じゃないですぅ!このばか苺!!」
翠星石とドタバタの追いかけっこが 始まってしまった
「返すですぅ ばかチビ苺!!」
「いやなのぉ てっぺんに飾るの~」
頭の上に鋏をかかげて、部屋の中をどたばたと駆け回っている。
「いいよ 翠星石、今日ぐらいは、好きにさせてあげようよ」
蒼星石の制止も聞かず、いまにも二人で取っ組み合いを始めそうだ
「ああっ!!そのツリーの星は、翠星石がちび人間に抱っこしてもらってつけた星ですぅ!! なんぴとたりとも触らせないですぅ!!!!! 」
「いやなのぉぉ!!はさみぃサンタさんに見せるのぉ」
金切り声をあげてじたばた 抵抗する雛苺
金切り声をあげてじたばた 抵抗する雛苺
まったく……騒々しい家来だわ!それになんだか今日は一段と周りが見えていないみたい
「ちょっと 雛苺!! 静かにしなさい!! くんくん探偵Xmas特別編を見ているのよ! うるさくて、くんくんの名推理が聞き取れないわ!!ほら くんくんの慈愛にみちた犯人への慰めを 聞き逃したじゃないの!! 」
「ちょっと 雛苺!! 静かにしなさい!! くんくん探偵Xmas特別編を見ているのよ! うるさくて、くんくんの名推理が聞き取れないわ!!ほら くんくんの慈愛にみちた犯人への慰めを 聞き逃したじゃないの!! 」
今日の彼女に何を言っても効果はないかもしれない…そう思い雛苺の方を見るとふと彼女の美しい萌ぎ色の目と視線が交差した…光線の角度によっては、木漏れ日の陽光のように輝く美しいグラスアイ。
紡いだ髪からのぞかせるその眼はなぜか、つやがあり悲しそうな眼をしていた…。
紡いだ髪からのぞかせるその眼はなぜか、つやがあり悲しそうな眼をしていた…。
今晩の のりの考えた食卓は、とても素晴らしいものだった。 聖夜にふさわしく赤いレースが引いてあるテーブルに、白いキャンドルを立て、その淡い光のなかで皆で食事をしたのだ。
デミグラスソースで煮込んだ花丸ハンバーグは、口の中で新雪のように溶け なんだかろうそくの炎できらめく銀食器のおぼろげな光さえも この聖夜を祝福しているようだわ… こんな事を言って また
「おまえ…また 大げさなんだよ!」
そんな皮肉を言うジュンの顔もどこか暖かく、この雰囲気を楽しんでいるみたいだった
食事も終わり、のりの手作りブッシュドノエルをアッサムティーでおいしく頂いている時も、私は雛苺の様子が気がかりでならなかった。皆は気づいていないようだが どこか今日の彼女は、何かをごまかすように気丈に振る舞っているように思えて仕方がない…
しかし、屈託のない笑顔で翠星石とケーキをほおばる雛苺を見ていると。私の思い違いかしらとも思えてくる
夜も更けて翠星石達が帰る時間になり 二人が帰ってからは雛苺もうって変っておとなしくなってしまった… 黙ってのりが片付けているのを見つめている
「うゆ… 蒼星石達 帰っちゃったの…ね」
「そうね…けれど 明日も遊びに来るそうよ 今日はイブだから 彼女たちも大切な人達といっしょにいたいんではなくて?」
「ねぇ 真紅ぅ? もう一度聞くの~ サンタさんはきょうくるのよね? 今日なのよね」
「そうよ。ふふ…いい子の所だけにね」
なんだ まだそんな心配事がぬぐえなかったのかと 余計な心配をしてしまってなんだか損をしてしまった。 と同時に安堵感がやさしく私の心の水面を静かに広がっていく。
「さぁ もう寝る時間よ雛苺」
「うにゅ?」
「夜更かしする子にはサンタは来ないわよ さぁ 」
そう言うと微笑んで雛苺の小さい手を引く
デミグラスソースで煮込んだ花丸ハンバーグは、口の中で新雪のように溶け なんだかろうそくの炎できらめく銀食器のおぼろげな光さえも この聖夜を祝福しているようだわ… こんな事を言って また
「おまえ…また 大げさなんだよ!」
そんな皮肉を言うジュンの顔もどこか暖かく、この雰囲気を楽しんでいるみたいだった
食事も終わり、のりの手作りブッシュドノエルをアッサムティーでおいしく頂いている時も、私は雛苺の様子が気がかりでならなかった。皆は気づいていないようだが どこか今日の彼女は、何かをごまかすように気丈に振る舞っているように思えて仕方がない…
しかし、屈託のない笑顔で翠星石とケーキをほおばる雛苺を見ていると。私の思い違いかしらとも思えてくる
夜も更けて翠星石達が帰る時間になり 二人が帰ってからは雛苺もうって変っておとなしくなってしまった… 黙ってのりが片付けているのを見つめている
「うゆ… 蒼星石達 帰っちゃったの…ね」
「そうね…けれど 明日も遊びに来るそうよ 今日はイブだから 彼女たちも大切な人達といっしょにいたいんではなくて?」
「ねぇ 真紅ぅ? もう一度聞くの~ サンタさんはきょうくるのよね? 今日なのよね」
「そうよ。ふふ…いい子の所だけにね」
なんだ まだそんな心配事がぬぐえなかったのかと 余計な心配をしてしまってなんだか損をしてしまった。 と同時に安堵感がやさしく私の心の水面を静かに広がっていく。
「さぁ もう寝る時間よ雛苺」
「うにゅ?」
「夜更かしする子にはサンタは来ないわよ さぁ 」
そう言うと微笑んで雛苺の小さい手を引く
ジュンものりも寝静まった深夜 寒さとともに静けさが部屋に満ちる
「真紅ぅ~ もう寝ちゃった よね… うにゅ…」
……これは気のせいではない、なんだか隣の鞄から、はかなげな声が聞こえるようだ
……これは気のせいではない、なんだか隣の鞄から、はかなげな声が聞こえるようだ
「ふぅ…」
「真紅?」
「雛苺… なぜこんな時間まで起きているの? もうこんな時間よ…」
懐から出した懐中時計の針は、とっくに12時を回っていた。
「真紅?」
「雛苺… なぜこんな時間まで起きているの? もうこんな時間よ…」
懐から出した懐中時計の針は、とっくに12時を回っていた。
「しんくも… 眠れないの?」
「いえ あなたが寝ていないから眠れないのよ… ずっとごそごそと物音がきこえるわ」
「早く寝て頂戴…」
「うん… わ わかったの… 」
素直言うことを聞いてに鞄に帰ろうとする
(こんな時だけ素直に私の言うことをきいて…困った家来だわ )
「ちょっと 待ちなさい なにか、私に話があるのではなくて?」
ぴしゃりと言う、とびくっ として立ち止まり ゆっくりと振り返る
「いえ あなたが寝ていないから眠れないのよ… ずっとごそごそと物音がきこえるわ」
「早く寝て頂戴…」
「うん… わ わかったの… 」
素直言うことを聞いてに鞄に帰ろうとする
(こんな時だけ素直に私の言うことをきいて…困った家来だわ )
「ちょっと 待ちなさい なにか、私に話があるのではなくて?」
ぴしゃりと言う、とびくっ として立ち止まり ゆっくりと振り返る
「うゆぅ… しんく あのぉ そのぉ…」
なかなか言葉を紡ぐ事ができないでいるのか、顔を伏せてもじもじしている
なかなか言葉を紡ぐ事ができないでいるのか、顔を伏せてもじもじしている
「なに? 」
「あの…雛、真紅とお話したいの けれど 一人じゃ言うのがこわいの、真紅の鞄のなかで だめ?」
「…なぜ? 私たちドールにはそのような習慣はないはずだわ。
しかし、今日の貴女は少し変だわ 2人では狭いかもしれないけれど
今晩だけなら、一緒に寝てもいいわよ」
「真紅 ありがとうなの…」
そう言うと申し訳なさそうに雛苺が鞄の中に入ってきた
「あの…雛、真紅とお話したいの けれど 一人じゃ言うのがこわいの、真紅の鞄のなかで だめ?」
「…なぜ? 私たちドールにはそのような習慣はないはずだわ。
しかし、今日の貴女は少し変だわ 2人では狭いかもしれないけれど
今晩だけなら、一緒に寝てもいいわよ」
「真紅 ありがとうなの…」
そう言うと申し訳なさそうに雛苺が鞄の中に入ってきた
「雛苺…ドレスのレースを挟んでいるわよ…やはり2人では狭いわね」
暗く狭い鞄の中頬が触れ合うほどに密になった空間に、雛苺の髪の香気が鼻にかおる。
フランボワーズティーにも似た甘酸っぱい木苺の香り。この香りを嗅ぐたびに ああ、この子はなんて無垢で汚れがない
誰かを傷つけるぐらいなら自分が傷ついてしまう 美しい心を持っているんだわと思う
暗く狭い鞄の中頬が触れ合うほどに密になった空間に、雛苺の髪の香気が鼻にかおる。
フランボワーズティーにも似た甘酸っぱい木苺の香り。この香りを嗅ぐたびに ああ、この子はなんて無垢で汚れがない
誰かを傷つけるぐらいなら自分が傷ついてしまう 美しい心を持っているんだわと思う
「うゆ… 真紅。いいにおいなの~」
「雛苺 それで?話は?」
すぐに話を切り出し、雛苺に詰め寄ってしまう… こんなところは私も貴女の優しさを見習わなければいけないかしら…
暫くして心がほぐれたのか、雛苺がぽつり ぽつりと語りかけてきた
すぐに話を切り出し、雛苺に詰め寄ってしまう… こんなところは私も貴女の優しさを見習わなければいけないかしら…
暫くして心がほぐれたのか、雛苺がぽつり ぽつりと語りかけてきた
「雛ね… 今日はずっと怖かったの…」
「実は、雛ね クリスマスはじめてだったの…いままでクリスマスに起きたことなくて…」
「そう… クリスマスというのは楽しかったでしょう? 雛苺?」
「うん、楽しかったの…世界が輝いていて みんなが楽しそうで
けどね…なんだか。 なんだかね。………雛だけおいてけぼりの、一人ぼっちになっちゃうんじゃないかって…それが怖かったの」
けどね…なんだか。 なんだかね。………雛だけおいてけぼりの、一人ぼっちになっちゃうんじゃないかって…それが怖かったの」
サンタクロースが怖かったわけではなかったわけではなさそうね…
「雛苺… それは間違いよ… だって雛苺には ジュンに のり 巴、それに私たち姉妹がいるでしょう?」
「そうなんだけど なんだか違うの… 雛はね今が怖いの… いつかジュン達や真紅ともお別れしないといけない
それが今日の楽しい日も それがすぐ後ろからついてくるみたいで 」
「雛苺… それは間違いよ… だって雛苺には ジュンに のり 巴、それに私たち姉妹がいるでしょう?」
「そうなんだけど なんだか違うの… 雛はね今が怖いの… いつかジュン達や真紅ともお別れしないといけない
それが今日の楽しい日も それがすぐ後ろからついてくるみたいで 」
「…楽しすぎて クリスマスが終わるのが怖かったのね…」
「それも 違うの… 楽しいときはいいの!! なんだか 変わっていくことが怖かったの それは悲しいことも 楽しいことの中にもあるの…」
「変化が…怖い… それは誰の心の中にもあるものだわ 私も…戦う事が怖い… それに伴う変化が…怖い 痛みは忘れることができる」
「真紅ぅ 雛…どうしたらいいのかわかんないの… なんだか怖いの…」
「それも 違うの… 楽しいときはいいの!! なんだか 変わっていくことが怖かったの それは悲しいことも 楽しいことの中にもあるの…」
「変化が…怖い… それは誰の心の中にもあるものだわ 私も…戦う事が怖い… それに伴う変化が…怖い 痛みは忘れることができる」
「真紅ぅ 雛…どうしたらいいのかわかんないの… なんだか怖いの…」
あんなに稚拙に明るく振る舞っていたあの子がこんなに深く悩んでいるなんて… それに
雛苺は変化を恐れいるわ…踏み出す事を恐れている。
「私も怖いわ…」
思わず 雛苺の小さな肩を抱きとめる…
「うぅ… しんくぅ…」
雛苺は変化を恐れいるわ…踏み出す事を恐れている。
「私も怖いわ…」
思わず 雛苺の小さな肩を抱きとめる…
「うぅ… しんくぅ…」
「かわいそうな雛苺…自己に眠る優しさに囚われてしまっている…それは貴女が純真な心を持っているからよ…
人知れず森に芽ぐむ野苺の花は、清純で無垢で太陽の光にさえ染まらない純白だわ」
人知れず森に芽ぐむ野苺の花は、清純で無垢で太陽の光にさえ染まらない純白だわ」
「真紅ぅ?」
「私たちは薔薇乙女…私はあなたが愛の結晶をその身の内に宿した頃から闘ってきた… それは今からも続く事…あなたも抗わなければならない宿命なのよ。」
「けどぉ… けどぉ…」
雛苺の声はか細く震え… 暗闇の中、音もなく涙が頬をつたう。
幼い顎のラインを流れ、滴になって ぽたり…と落ちるたびに小さな鞄の中に薄暗い靄が広がっていくようだ。
雛苺の声はか細く震え… 暗闇の中、音もなく涙が頬をつたう。
幼い顎のラインを流れ、滴になって ぽたり…と落ちるたびに小さな鞄の中に薄暗い靄が広がっていくようだ。
「雛苺…貴女は愛おしい妹…私にあなたの苦しみは消せないけれど。傍にいてあげることはできる」
「うっ うっ…しっ真紅ぅ…ずっと ずっと雛と一緒にいてくれるの?」
「そうよ… 失楽がこの身を焦がす、その時まで私たちは一緒なのだわ…」
「それに雛苺もともと植物としても苺と薔薇は同じ仲間なのよ。私たち2人は薔薇乙女の中でも特別に近い関係にあると思うの…」
「同じ なかま?なの?」
「それに雛苺もともと植物としても苺と薔薇は同じ仲間なのよ。私たち2人は薔薇乙女の中でも特別に近い関係にあると思うの…」
「同じ なかま?なの?」
「そう…仲間。共に、咲く事は出来ると思うの…」
「真紅ぅ…雛ね あんまり言ってることがわからないの…」
「真紅ぅ…雛ね あんまり言ってることがわからないの…」
「わからない…そうね…つまりこういうことよ…」
私は焦燥に駆られ…シルクに触れるように、あくまでも軽く、薄桃色に染まる唇に重ねた
「んっ… しんく…っ?」
「雛苺… 今のキスが あなたが言う今と、それに伴う変化よ…
…それに私の愛がこもっているわ…どう?分った?少し…難しかったかしら?」
…それに私の愛がこもっているわ…どう?分った?少し…難しかったかしら?」
「うゆ…」
雛苺がこくりとうなずく
雛苺がこくりとうなずく
「変わっていくことは…怖かったかしら?」
「ううん びっくりしたけど怖くなかったの…真紅の唇 やわらかいの うにゅ~みたいなの////」
「そう…よかったわ。雛苺…今日はクリスマスなのよ。この日は大切な人にプレゼントを贈る愛の日なのよ そんな日にあなたが…」
「真紅ぅぅ!!!」
急に雛苺が抱きついて来る
「真紅は 頭でっかちなの~ お話はもういいの!!また真紅とうにゅ~ するの! やっぱり真紅だぁいすきなの~ !!真紅は雛のお母さんなの!!」
「真紅ぅぅ!!!」
急に雛苺が抱きついて来る
「真紅は 頭でっかちなの~ お話はもういいの!!また真紅とうにゅ~ するの! やっぱり真紅だぁいすきなの~ !!真紅は雛のお母さんなの!!」
「ちょっと やめなさい!!はなれなさい! そっそんな目で私をみないで頂戴!!はっ 恥ずかしいわ…/////」
突然の抱擁に動揺してしまい、鞄の金具ががちゃりと鳴らす…
「ほらっ!!それにジュンが起きたらどうするの!」
「真紅がうるさいの~! シ~なの!!」
雛苺が白く小さい人差し指を口に当てる。
突然の抱擁に動揺してしまい、鞄の金具ががちゃりと鳴らす…
「ほらっ!!それにジュンが起きたらどうするの!」
「真紅がうるさいの~! シ~なの!!」
雛苺が白く小さい人差し指を口に当てる。
「雛ねぇ今日は、真紅とぎゅ~して寝るの… ふぁ~…ぁ なんだか安心したら 急に眠くなってきたの…」
うとうとと、まどろむ雛苺…可愛らしい満面の微笑み。
うとうとと、まどろむ雛苺…可愛らしい満面の微笑み。
「そうね 私も安心したら眠くなってきたわ…それにサンタクロースに迷惑よ…」
「うにゅ~ぅぅ…真紅の体 あったかい気がするの… 」
「うにゅ~ぅぅ…真紅の体 あったかい気がするの… 」
「私もなんだか暖かいわ… 造られたカラダのはずなのに」
ちいさい鞄の中には人形が二体…
「うゆゅぅ……。しんくぅ… えへへ///おやすみなの…」
「…////////」
(おやすみなさい 雛苺…)
(おやすみなさい 雛苺…)
おわり