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ローゼンメイデン百合スレまとめ@ウィキ

ふたりの姫始め

最終更新:

rozen-yuri

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だれでも歓迎! 編集
一月も終わりだけど正月ネタで。
「祝福の日、至福の時」の設定を引き継いでます。

要は

巴とオディールが結婚(厳密には若干違うが)
フランス居住

ということです。

軽く変態プレイ注意かもしれない。
※『』の台詞はフランス語だと思ってください。


 時差があれど年が明ける日はどこも同じ、ここフランスも新年を迎えていた。
 そして郊外にある、巴とオディールが暮らす家でも新年を祝っているところだ。
 ダイニングテーブルにはいつもよりも豪華な料理、それと日本食材店で買ってきたちょっとしたおせち。
 和洋折衷…とは違うだろうが、純日本人の巴とフランス人のオディールらしいご馳走だ。
 二人はテーブルに向かい合って座り、一つ咳払いをするとやや緊張気味で口を開いた。
『明けましておめでとうございます』
「今年もよろしくお願い申し上げます」
 それぞれに挨拶とお辞儀をし、顔を上げて目が合うと緊張が解けて自然と笑みがこぼれる。
「意味も無く緊張しちゃったわね」
「結婚して最初の正月だからね。メリハリとかしっかり付けておかないと」
「相変わらず真面目ね、巴は」
 そんなところが好きなんだけど、とオディールは付け加えて微笑んで見せた。
 それにありがとう、と返してイスに座り直す。
「それじゃ挨拶も済んだことだし、そろそろ食べましょうか」
「そうね。私もお腹空いちゃったわ」
 時計を見てみれば既に十一時。
 早めに起きて新年のご馳走を準備に手を掛けていた正で朝から何も食べておらず、腹の虫が鳴きっ放しだ。
 食事前に神へのお祈り――カトリックの習慣だ――をし、フォークとナイフを手に取り朝昼兼用の食事を食べ始めた。
「美味しい、このチキン」
「これもちゃんと味が染みてるわね。よかった、上手くいって」
 料理はどれもしっかり味が染みていて、朝早くから準備した甲斐があったというものだ。

 そんな和やかな雰囲気で食事は進んでいったが、コーヒーを一杯飲み終えた所でオディールは一旦手を止めた。
「どうしたの?」
「…こういう美味しい料理だと、どうしても飲みたくなっちゃうわね」
 飲みたくなる。それだけで何が欲しいのかがすぐに分かった。
「お酒? こんな明るい内から…」
「今日ぐらい良いでしょう? ね?」
 子猫のような目で縋ってくるオディール。そんな顔をされるとどうしても断れない。
(ノーとは言えない日本人か。甘いな私も)
 心の中でそう呟き、呆れたような、しょうがないとでも言ったような笑みを浮かべる。
 それを肯定と受け取り、オディールは嬉々とした表情でワインを取りに行った。
 しばらくしてオディールがグラス二つとワインを持ってきて、席に戻るとそれを巴と自分のグラスに注いでいく。
 注ぎ終わり、二人はグラスを手に取った。
「じゃあ、結婚して最初の新年に」
「乾杯」
 チン、とグラスを鳴らしてワインを一口飲む。
「ん、いつもと違うわねこれ」
「ちょっと良いやつを買ってきたのよ。この日に開けようと思って」
 確かにいつも買うやつよりも味が深く、コクがあって美味しい。
 それを味わって飲みながら食事を再開していった。
 だが今度は巴が思い出した事があり、手を止めて立ち上がった。
「巴?」
「取って置きといえば、私もあったのを忘れてたわ。ちょっと待ってて」

 そう言って席を離れ、しばらくするとコップ二つとワインとは違う一升瓶を持って戻った。
「それ、日本酒?」
 巴が持ってきたビンのラベルには日本語と思われる文字で銘柄が書かれている。
「そう。前にネットで取り寄せたのよ。オディールと同じで、この日に開けようと思って」
「ふふ、似たもの婦婦(ふうふ)ね」
 蓋を開けてコップに二人分注いでオディールに渡し、二人揃ってそれを同時に飲んだ。
 口の中に入れた瞬間、ワインとは違う爽やかな味と風味が広がっていく。
 ネットだからどうだろうと正直少し不安だったが、これは買って正解だった。
「どう? オディール」
「…うん、美味しいわよ。爽やかで飲みやすいわね」
 笑顔でオディールは返し、それに満足して頷きもう一口飲む。
 お酒も入り、食も更に進んで行き和やかな時間が過ぎてった。

―※―※―※―※―

 それから一時間後――
『…大体私のが年上なのよ? それなのにいつも良い様に…。聞いてるの?』
「はい…真に仰るとおりです…」
 それまでの和やかな雰囲気は一転、ダイニングには重苦しい緊張感が立ち込めていた。
 新年で少し浮かれていたのか、普段より上物のお酒を二つも出したせいなのか、オディールはついつい調子に乗って何杯も飲んでしまった。
 その結果オディールは完全に酔いが回り、いつもの静かな雰囲気が引っ込んで代わりに黒いオーラが湧き上がってきた。
 そして今、巴は酔ったオディールから母国語のフランス語で説教されている所だ。
 完全に酔うと日本語を忘れるらしい。まあ巴もこっちに着て大分経つから何が言いたいかは大体分かるが。

(知らなかった…オディールって怒り上戸だったのね…)
 もう十年近くの付き合いだが、ここまで酔ったオディールのを見るのは初めてだ。
 いつもはあまり酔わないように飲んでいたから気が付かなかったが、こんなに酒癖が悪いとは。
『少しは年上らしく敬いなさいよ、私の方がお姉さんなんだから…』
 そこで話を区切ると、空になったコップに日本酒を注いでいく。
 まだ飲むつもりか。これ以上酔われると正直何されるか分からない。
「オディール、ちょっと飲みすぎ…」
『何よ、年上に指図する気?』
「いや、そう言う訳じゃ無いけど…」
『なら良いでしょ? 私の勝手じゃない、もう』
 そう言って乱暴にコップを掴むと一気にそれを煽る。見事な飲みっぷりだ。
 その様子を見ながら、巴は心の中で少し溜息を吐いた。
(…こんなはずじゃなかったのにな…)
 最初の予定では、酒に酔ったオディールを手篭めにして日本伝統行事――巴の中で――の姫初めへと持っていくはずだった。
 しかし結果はこの様。これではとてもそんな事出来そうに無い。
 もう少し計画を練れば良かった、とちょっとヨコシマな反省をする。
『ちょっと巴、聞いてるの!?』
「はっ、はい!」
 その様子に気が付き、オディールは目に一層怒気を込めて目を覗き込んできた。
 まさか自分の考えが読まれたんじゃないかと、思わず一瞬体が飛び跳ねる。
 その怯えた様子を見て、オディールはニヤッと妖しい笑みを浮かべて席を立ち、巴に近付いてきた。

「お、オディール…?」
『…ふふ、いっつもやられてばっかりだから…』
 今までの怒気の篭った目ではなく、表情と同じく妖しい光を灯したオディールの目。
 嫌な予感を感じたその瞬間、オディールに顎を鷲掴みにされてそのまま乱暴に唇を奪われた。
「んんっ! っむ、ん…っ!」
 慌てて体を引き離そうとしたが普段では考えられない力で抑えられ、そうしている間にオディールの舌が口内に滑り込んできた。
 温かく湿った、少し酒の匂いがする舌が口の中を動き回り、口内を犯していく。
 最初は抵抗していたものの、巴仕込みの舌使いにやられて、自分の体から力が抜けていくのが分かる。
 永遠とも錯覚を感じる時間が過ぎ、オディールが満足すると口を離してそのまま床へと押し倒されてしまった。
 普段なら押し倒しているオディールに組み伏せられ、いつも以上に強く鼓動が早く脈打っている。
『どう? 押し倒される気分は?』
 どう、と言われても頭がボーっとしてまともに働かない。
 それは緊張しているからなのかお酒のせいなのか、それともこれからの事に期待と恐怖を感じているからか。
 質問されても答えられず、オディールは痺れを切らし、服を脱がされて白い肌が露出させられた。
 そのまま更にブラのフロントホックを外され、巴の小ぶりな胸が晒されてしまう。
『巴の乳首ったら、もうこんなに立ってる。キスだけで感じちゃったのね』 
「ち、違…」
『何が違うのかしらー?』
「あうっ…!」
 否定する間も無く乳首を抓られ、強い刺激に体が走り少し仰け反る。
 その反応を楽しむように片方の乳首を指で、反対側の乳首を口と舌で愛撫されていく。
『ん…コリコリして凄くいやらしい…ちゅ…』
「んぁっ…! あんまり強く吸わないで…!」

 抓られたり吸われたりする度に体に快感が走り抜け、口から喘ぎ声が漏れる。
 しばらく散々胸を弄ばれ、ようやく口と手を離して刺激から解放される事が出来た。
 だが潤んだ目で見たオディールは、一層笑みを濃くしていて、それにゾクリとした物を感じ取る。
『良い事考えたわ』
「良い事…?」
 息も絶え絶えに聞き返すとオディールはテーブルの上に置きっ放しだったワイン瓶を手に取った。
 それをどうするのかと見つめていると、あろう事か肌が露出したままの体にワインを垂らして来たではないか。
「冷たっ…! いきなり何するの…!」
『うふふ、ワイン味の巴の出来上がりね』
 変態チックな事をのたまいながらワイン瓶を床に置き、巴の体にこぼしたワインを舐め取り始めた。
 ピチャピチャと動物っぽくワインを飲まれ、舐められたり吸われたりしてくすぐったいとも快感とも言える感覚が体を駆け抜ける。
『美味しい…病み付きになりそう…』
「オディール…んっ! はあ…!」
 やがて胸から腹に垂らされたワインを全て舐め取ると、そのままズボンとショーツが下げられてしまった。
 今までの愛撫で巴の秘所は既に濡れており、ショーツと秘所がいやらしく糸を引く。
『こんなに濡れて…巴ったらいやらしいわね』
「別にいやらしくなんか…!」
 そこまで言いかけて、自分がいつもオディールを押し倒しているのを思い出し言葉が詰まった。
 そうしているとオディールが今度は日本酒を手に取り、巴をニッコリと見下ろす。
『ほら、股を閉じなさい』
「股…?」

 嫌な予感が頭を過ぎったが、ここで断ったりすれば余計酷い目に遭わされるかも知れない。
 渋々ながら股を閉じると、予想通りというか何と言うか、そこへ日本酒を垂らして来た。
「んっ…!」
 冷たい刺激に思わず股を開きそうになったが、それを何とか堪えてそこに日本酒が注がれていくのを黙って見つめていた。
 それが十分溜まると、オディールは満足そうに身を低くしそれを一口すする。
『こういうのって日本でわかめ酒とか言うのよね? 前に巴がしたいって言ってた…』
「そ、それは私がするのであって、されるのとは違…あぅっ…!」
 そこまで言った所でオディールの舌がクリトリスに直接触れ、これまでより強い快感が体に走った。
 それでも足は開けないようオディールにしっかりと両側から押さえつけられ、抵抗することもままならない。
『ん…ワインよりこっちの方が美味しいかも…』
 日本酒を味わうようにゆっくりとすすっていく。
 やがてそれを全て飲み終えると、今度はそのまま秘所の中へと舌が入り込んできた。
 生温かく湿った舌が膣内へと生き物のように動き回り、時折吸われて強い刺激が体に送られてくる。
 もはや自分の意思とは関係無しに腰が勝手に動き、オディールの愛撫を求め続けていた。
「あっ、やぁ…!! オディー…ル…!」
『イきそうなの? 良いわよ、イっちゃって…』
 巴の襞が震えだして絶頂間近だという事をオディールに知らせ、オディールは更に舌の動きを早くする。
「お、オディー…! あああぁぁっ…!!」
 そして巴の目の前が真っ白になり、全身が強張って絶頂を迎えてしまった。
 巴の体から力が抜けると舌を引き抜き、オディールが軽いキスをしてきた。
『巴、可愛かったわよ…うふ…ふ…』
 それだけ言い切ると酔いのせいか満足したのか、オディールはそのまま眠りについてしまった。
 散々自分の体を弄んでおいてやるだけやったらさっさと寝てしまう、そんなオディールに呆れた溜息を吐いた。
「…もう…オディールのバカ…」
 自分も酔いが回り、疲労感も相まって強い眠気に覆われて巴も眠りへと着いていった。

―※―※―※―※―

 目が覚めてまず感じたのは、部屋中に充満するアルコールと女の子の匂い。
 既に日は沈みかけていて部屋は薄暗く、オディールは変わらず自分の隣で眠ったままだ。
「…私…そうか…」
 眠りに落ちる前の事を思い出し、参ったと溜息を吐いた。
 とりあえず、体に付いた酒と唾液でベタベタする感覚を取り去りたい。
 オディールへソファに置いてあったブランケットを掛けるとシャワーを浴びにリビングを出て行った。

 シャワーから出るとオディールも目が覚めており、ボーっとした様子で頭を押さえていた。
「おはよう…というかこんばんわね」
「…おはよう…何だか頭が痛い…」
 今度はフランス語ではなく日本語だった。
「…何があったか覚えてないの?」
 その問に、オディールはコクンと頷く。巴は口の端を吊り上げると、その事を如実に語り始めた。
 内容を話していくとオディールの顔が赤くなったり青くなったり、表情も変化していき内心面白いな、と思った。
「――という訳よ」
「嘘…私、そんな事…」
「嘘だと思う?」
 そう自分の体に付けられたキスマークを見せると、オディールは顔が真っ赤になって俯いた。
 シュンとしたその様子に巴は満足し、額にキスをするとオディールは少し驚いたような表情をして見上げる。
「もう良いわ。シャワー浴びてきたら?」
「…怒ってないの…?」
「ええ。…でもね…」
 そこで区切ると、耳元で囁くように言った。
「今夜は覚悟しててね」
 その台詞に、オディールの顔が赤くなったのは言うまでも無い。
 やっぱり根に持ってるじゃない、そう思わざるを得ないオディールだった。

終わり

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