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安全な嘔吐物の処理方法

 2009年1月21日(水)午後から始まった平成20年度院内感染対策研修会での感染性腸炎(ノロウイルス感染症)の講義にて、演者の先生の施設の師長出演のDVD再生にて「安全な嘔吐物の処理方法」を習った。
 DVDの内容に誤りがあったり途中で早送りをされた中、記憶を元にまとめると以下のとおり。結局確固としたソースがみつからなかったので参考程度に。

  1. 嘔吐物と処理物を廃棄するための大きいビニール袋を2つ用意して中に物を入れられるように広げておく。
  2. 次亜塩素酸入り消毒液の入ったペットボトルをビニール袋で包む。
  3. ビニール袋を2重に足に履いてゴム輪で縛って固定し、シューズの汚染を防ぐ。
  4. ディスポガウンを装着。
  5. ディスポマスク装着。
  6. ディスポ手袋を2重に装着。
  7. 新聞紙を嘔吐物の遠くから中心に置いていく。
  8. 新聞紙を中心の嘔吐物の上まで置いたら、次亜塩素酸入り消毒液を上からまいていく。
  9. 消毒液の入ったペットボトルを安全な場所に置いて、ペットボトルのビニール袋を着脱して1つめの廃棄用ビニール袋へ入れる。(注1)
  10. 新聞紙を中心の嘔吐物の方向へ寄せていく。
  11. 中心に集まった新聞紙を、1つめの廃棄用ビニール袋へ入れる。
  12. 外側のディスポ手袋を着脱して、1つめの廃棄用ビニール袋へ入れる。
  13. ディスポマスクを着脱して、1つめの廃棄用ビニール袋へ入れる。
  14. ディスポガウンを着脱して、1つめの廃棄用ビニール袋へ入れる。
  15. 足に履いたビニール袋とゴム輪を着脱して、1つめの廃棄用ビニール袋へ入れる。
  16. 一つ目の廃棄用ビニール袋の口を縛って、二つ目の廃棄用ビニール袋に入れる。
  17. 内側のディスポ手袋を着脱して、二つ目の廃棄用ビニール袋に入れる。
  18. 二つ目の廃棄用ビニール袋の口を縛る。
  19. 流水手洗いを行う。

 ここまで徹底的に行っているらしい・・・。

(注1) 後からオリジナルに追加。

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最終更新:2009年06月07日 19:58
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