人工呼吸器使用中の低圧・高圧アラームについて
○低圧アラーム・気道内圧の低下
- 吸入キット(カップ・回路)の接続は緩んでいませんか。
- ウォータートラップのふたの緩み(加温加湿器使用中)はないですか。
- 回転コネクター・カニューレ・フレックスチューブの接続のはずれはないですか。
- 陀管の接続の緩み、ずれはないですか。
- 陀管の亀裂はないですか。
- 気道内圧チューブがベッド柵等にはさまっていませんか。
- 呼気弁のめくれはないですか。
- 呼気弁のふたのはずれ、緩みはないですか。
- 呼気弁が膨らまないため、吸気が抜けていませんか。
- 呼気弁チューブのはずれはないですか。
- 温度ブローブ類のはずれ、接続の緩み(加温加湿器使用中)はないですか。
- 陀管のキャップ類のはずれ、緩みはないですか。
- 加温加湿器と陀管接続部の緩み、亀裂(加温加湿器使用中)はないですか。
- 気管カニューレのカフ圧不足はないですか(テストバッグに切り替え、器械が正常か確認)。
- 低圧アラームの設定値が高くないですか。
○高圧アラーム・気道内圧の上昇。
- 気管、気管カニューレ内に痰が貯留していませんか。
- 人工呼吸器換気と自発呼吸があっていますか。
- 吸気陀管に結露が貯留していませんか。
- フレックスチューブに結露が貯留していませんか。
- 気道内圧チューブがベッド柵等にはさまれていませんか。
- 呼気弁が開放しないため、呼気が抜けないことはないですか。
- 1回換気量が多くないですか。
- 高圧アラームの設定値が低くないですか。
- 人工鼻の閉塞はないですか。
- リークバルブの設定は指示どおりですか。
- 吸入のスイッチはOFFになっていますか。
小さな亀裂、接続のみは見ただけではわからない。
必ず触れて確認しましょう!
最終更新:2009年02月15日 07:05