ガープス・ルナル/《黄金の蜂蜜熊》亭
選択ルール
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runalghb
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■選択ルール
▼射撃の簡略化
このルールが適用されると、大きさと距離による修正を以下のように変更されます。
大きさ/距離 | 修正 |
SS(とても小さい) | ―8 |
S(小さい) | ―4 |
M(普通(一般的な人間サイズ)) | 修正なし |
L(大きい) | +2 |
LL(とても大きい) | +4 |
XL(ものすごく大きい) | +6 |
XXL(とんでもなく大きい) | +9 |
目の前(1m) | +3 |
近い(10m以内) | 修正なし |
普通(30m以内) | -2 |
遠い(50m以上) | ―5 |
とても遠い(100m以上) | ―8 |
すごく遠い(200m以上) | ―12 |
とんでもなく遠い(1200m以上) | ―15 |
「近視」 | 一段階距離が遠いものとして扱う |
▼「天気」に関するルール
天気は「色素欠乏」のキャラクターや、「月が出ている時だけ」「太陽が出ている時だけ」の魔法の素質の持ち主に重大な影響をもたらします。
「梅雨」の時はまず雨であるとして構いません。
それ以外の場合、1Dを振ってランダムで決定するのが良いでしょう。
天気は簡単に変動します。一日に調査のための行動を何度か行うのであれば、そのたびにダイスを振って決めて構いませんし、GMが自由にしても構いません。いずれにしても「晴れ」ならともかく「雨」「雪」「雷雨」であれば行動に支障を及ぼす可能性があります。特に「雷恐怖症」のキャラクターは注意が必要でしょう!
天気は「色素欠乏」のキャラクターや、「月が出ている時だけ」「太陽が出ている時だけ」の魔法の素質の持ち主に重大な影響をもたらします。
「梅雨」の時はまず雨であるとして構いません。
それ以外の場合、1Dを振ってランダムで決定するのが良いでしょう。
天気は簡単に変動します。一日に調査のための行動を何度か行うのであれば、そのたびにダイスを振って決めて構いませんし、GMが自由にしても構いません。いずれにしても「晴れ」ならともかく「雨」「雪」「雷雨」であれば行動に支障を及ぼす可能性があります。特に「雷恐怖症」のキャラクターは注意が必要でしょう!
出目 | 天候 |
1 | 雲一つない快晴 |
2 | 晴れ |
3 | 晴れ |
4 | 薄曇り(太陽や月は出ている) |
5 | 曇り(太陽や月は出ていない) |
6 | 雨、雪、雷雨 |
▼その他の「日常生活に纏わる」ルール
▼「飢え」に関するルール
――一日三食をきっちり取るようになったのは割と近世に入ってからのことのはずなのですが、なぜかルール上では「朝、昼、晩の三食をきっちり取らないと疲労する」と規定されています。まあその辺突っ込んでたらキリがありませんね、はい。
ルール上は、食事を1回怠ると1点疲労すると記載されています。3点疲労すると、今度は生命力も一緒に減っていきます。普通の人間(生命力10)なら、食事を抜いた2日目から生命力が減り始め、4日目の昼に意識を失います。その後適切な治療と栄養補給が行わなければ、そのまま生命力は減り続けるでしょう。大体一週間と半日ほど是食を続ければ、死亡判定が必要になる計算となります!
この疲労点やヒットポイントへダメージは、1日充分な食事(3食きっちり摂取する必要があります)を取るか、《聖餐》や《薬草作成》の呪文でなければ回復しません。呪文や霊薬では回復しないのです!
食事を取るのであれば、当然「それなりの時間」と「それなりのお金」が必要になります。
〈調理〉〈家事〉技能があれば、自炊で賄えるとしても構いません。しかし自分で料理をするのであればそれなりの時間がかかることを忘れてはいけません。買い物をする時間も考慮すれば、この行動には2時間程度かかるでしょう。調査活動中は外食をするのが普通です。
普通の外食(ファーストフード)なら、5ムーナ程度で済むでしょう。
「食事にまつわる特徴」の持ち主は、このルールを適用するとペナルティが重くなります。以下に例を挙げます。
《断食》の呪文があれば、一人につき一回、呪文を発動させるだけで一日分の食事を賄えます。《調理》や《食料作成》の呪文なら1回分の食事が賄えます。――それでも「酒好き」や「アルコール中毒」のキャラクターはお酒を飲もうとするでしょうが……。
上記のルールは「選択ルール」です。「手間がかかる」と考えたのであれば、必ずしも適用する必要はありません。実際、飲食店が溢れかえっている都市部で「食事に困る」ということはまずないでしょう。
しかしもしダンジョンに閉じ込められたり野外で遭難したら? 例え〈調理〉や〈家事〉と言った技能を持っていても、食材の調達は困難になるでしょう。「くいしんぼ」のキャラクターはパニックに陥るかもしれません!
――一日三食をきっちり取るようになったのは割と近世に入ってからのことのはずなのですが、なぜかルール上では「朝、昼、晩の三食をきっちり取らないと疲労する」と規定されています。まあその辺突っ込んでたらキリがありませんね、はい。
ルール上は、食事を1回怠ると1点疲労すると記載されています。3点疲労すると、今度は生命力も一緒に減っていきます。普通の人間(生命力10)なら、食事を抜いた2日目から生命力が減り始め、4日目の昼に意識を失います。その後適切な治療と栄養補給が行わなければ、そのまま生命力は減り続けるでしょう。大体一週間と半日ほど是食を続ければ、死亡判定が必要になる計算となります!
この疲労点やヒットポイントへダメージは、1日充分な食事(3食きっちり摂取する必要があります)を取るか、《聖餐》や《薬草作成》の呪文でなければ回復しません。呪文や霊薬では回復しないのです!
食事を取るのであれば、当然「それなりの時間」と「それなりのお金」が必要になります。
〈調理〉〈家事〉技能があれば、自炊で賄えるとしても構いません。しかし自分で料理をするのであればそれなりの時間がかかることを忘れてはいけません。買い物をする時間も考慮すれば、この行動には2時間程度かかるでしょう。調査活動中は外食をするのが普通です。
普通の外食(ファーストフード)なら、5ムーナ程度で済むでしょう。
「食事にまつわる特徴」の持ち主は、このルールを適用するとペナルティが重くなります。以下に例を挙げます。
《断食》の呪文があれば、一人につき一回、呪文を発動させるだけで一日分の食事を賄えます。《調理》や《食料作成》の呪文なら1回分の食事が賄えます。――それでも「酒好き」や「アルコール中毒」のキャラクターはお酒を飲もうとするでしょうが……。
上記のルールは「選択ルール」です。「手間がかかる」と考えたのであれば、必ずしも適用する必要はありません。実際、飲食店が溢れかえっている都市部で「食事に困る」ということはまずないでしょう。
しかしもしダンジョンに閉じ込められたり野外で遭難したら? 例え〈調理〉や〈家事〉と言った技能を持っていても、食材の調達は困難になるでしょう。「くいしんぼ」のキャラクターはパニックに陥るかもしれません!
▼くいしんぼ -5CP
どんなに時間がなくても、空腹を我慢するには意志判定が必要です。
三食きっちり食事を取らなければ気が済みませんし、その際にはできるだけ美味しい(つまり高価な)ものを食べようとするでしょう。一度の食事に10ムーナから20ムーナはかかるとするのが適切です。
《調理》と《ごちそう》の呪文があればこのペナルティは大きく軽減されます。一度の食事は5ムーナ程度で済むでしょう。
どんなに時間がなくても、空腹を我慢するには意志判定が必要です。
三食きっちり食事を取らなければ気が済みませんし、その際にはできるだけ美味しい(つまり高価な)ものを食べようとするでしょう。一度の食事に10ムーナから20ムーナはかかるとするのが適切です。
《調理》と《ごちそう》の呪文があればこのペナルティは大きく軽減されます。一度の食事は5ムーナ程度で済むでしょう。
▼酒好き/アルコール中毒 -5CP/-15CP
食事をするたびに、お酒を一緒に頼もうとします。我慢するには意志判定が必要です。さすがに朝食ではお酒は頼めない――というか頼めるお店がないでしょうが。
お昼以降は一度の食事に15ムーナははかかるとするのが適切です。
《水を酒》の呪文があれば(その酒が美味いかどうかは別として)このペナルティは大きく軽減されます。一度の食事は500円程度で済むでしょう。
しかし酔っ払ってしまう可能性があることを忘れてはいけません!
食事をするたびに、お酒を一緒に頼もうとします。我慢するには意志判定が必要です。さすがに朝食ではお酒は頼めない――というか頼めるお店がないでしょうが。
お昼以降は一度の食事に15ムーナははかかるとするのが適切です。
《水を酒》の呪文があれば(その酒が美味いかどうかは別として)このペナルティは大きく軽減されます。一度の食事は500円程度で済むでしょう。
しかし酔っ払ってしまう可能性があることを忘れてはいけません!
▼誓い/完全菜食主義 -5CP
「動物性食品を決して摂取しない」という「誓い」です。
都市部ではヴィーガン食を出している店が増えていますので、〈地域知識〉や〈コンピューター操作〉があれば、お店を探し出すのには苦労しないでしょう。
自分で料理をしないのであれば、一度の食事には20ムーナ程度かかるとするのが適切です。
《調理》の呪文があれば、一度の食事は5ムーナ程度で済むでしょう。
「動物性食品を決して摂取しない」という「誓い」です。
都市部ではヴィーガン食を出している店が増えていますので、〈地域知識〉や〈コンピューター操作〉があれば、お店を探し出すのには苦労しないでしょう。
自分で料理をしないのであれば、一度の食事には20ムーナ程度かかるとするのが適切です。
《調理》の呪文があれば、一度の食事は5ムーナ程度で済むでしょう。
▼傷口からの病気
何か出血するような怪我を負った場合も、病気に「罹患」する可能性があります。
「ヴァンパイア・ハンター」の舞台は「特殊な感染症」があったり「不潔な」地域ではありませんので、特にペナルティはありません。もしそのような場所での戦いになったのならば、生命力判定に「特殊な感染症がある場所」なら-2のペナルティ、「不潔な」場所や「(グールなど)不潔な敵からの攻撃」なら-3のペナルティを課してください。
「傷口から感染する病気」の扱いは、普通の病気とは取り扱いが異なります。
「傷口を消毒」すれば、病気に感染するかどうかの判定に+3のボーナスを得ることができます。これは〈医師〉〈応急処置〉〈家事〉〈兵士/TL3〉〈生存/種別〉技能があれば自動的に成功します。
使い魔に手当をしてもらうなら「使い魔は器用である」の特性が必要です。
〈医師〉〈応急処置〉技能がレベル12以上であれば消毒してもらった相手の生命力判定にさらに+1ボーナス、15レベル以上であれば+2ボーナス、20レベル以上であれば+4ボーナスです。これらのボーナスは重複し、自分の傷を「消毒」することも可能です。
誰かが医療キットなどを所持していればこの生命力判定には+2のボーナスを受けます。
生命力判定を行うキャラクターの体力が12以上なら+1、体力が13以上なら+2です。
《殺菌》の呪文があれば絶対に病気に感染しないでしょう!
「傷口から感染する病気」は、大体発熱を伴う症状です。上記の生命力判定に失敗すると24時間後に病気が発症します。発症すると発熱し、即座に2D点疲労した上で、生命力を1点(判定にも影響します!)失います。回復するまではすべての判定に-2のペナルティを受けます。
発症した病気による生命力を2点失うと、傷口が化膿し始め、高熱が出ます。すべての判定に-4のペナルティです。
どこに傷を負っていたのかも重要な問題です。3D振って傷を負った部位を決定してください。
何か出血するような怪我を負った場合も、病気に「罹患」する可能性があります。
「ヴァンパイア・ハンター」の舞台は「特殊な感染症」があったり「不潔な」地域ではありませんので、特にペナルティはありません。もしそのような場所での戦いになったのならば、生命力判定に「特殊な感染症がある場所」なら-2のペナルティ、「不潔な」場所や「(グールなど)不潔な敵からの攻撃」なら-3のペナルティを課してください。
「傷口から感染する病気」の扱いは、普通の病気とは取り扱いが異なります。
「傷口を消毒」すれば、病気に感染するかどうかの判定に+3のボーナスを得ることができます。これは〈医師〉〈応急処置〉〈家事〉〈兵士/TL3〉〈生存/種別〉技能があれば自動的に成功します。
使い魔に手当をしてもらうなら「使い魔は器用である」の特性が必要です。
〈医師〉〈応急処置〉技能がレベル12以上であれば消毒してもらった相手の生命力判定にさらに+1ボーナス、15レベル以上であれば+2ボーナス、20レベル以上であれば+4ボーナスです。これらのボーナスは重複し、自分の傷を「消毒」することも可能です。
誰かが医療キットなどを所持していればこの生命力判定には+2のボーナスを受けます。
生命力判定を行うキャラクターの体力が12以上なら+1、体力が13以上なら+2です。
《殺菌》の呪文があれば絶対に病気に感染しないでしょう!
「傷口から感染する病気」は、大体発熱を伴う症状です。上記の生命力判定に失敗すると24時間後に病気が発症します。発症すると発熱し、即座に2D点疲労した上で、生命力を1点(判定にも影響します!)失います。回復するまではすべての判定に-2のペナルティを受けます。
発症した病気による生命力を2点失うと、傷口が化膿し始め、高熱が出ます。すべての判定に-4のペナルティです。
どこに傷を負っていたのかも重要な問題です。3D振って傷を負った部位を決定してください。
出目 | 傷を負った部位 |
3、4 | 頭 |
5 | 顔 |
6 | 利き腕 |
7 | 手首。1Dを振り奇数なら利き腕、偶数なら逆腕 |
8 | 逆腕 |
9~11 | 胴体 |
12 | 利き足(原則右利きなら右足) |
13、14 | 逆足(原則左利きなら左足) |
15、16 | 足首。1Dを振り奇数なら右足、偶数なら左足 |
17 | 胴体の重要器官 |
18 | 人として、あるいは男として大事な「アレ」。女性の場合は顔とする |
傷を負った部位が「胴体」である場合、普通の病気と同様の扱いをします。
傷を負った部位が「顔」「利き腕」「手首」「逆腕」「利き足」「逆足」「足首」「アレ」であった場合、「その部位が使用不能になる」ダメージを負った場合、その部位が「永遠に使えなくなるかどうか」の生命力判定が必要(「高速治癒」が有効)です。
もし「永遠に使えなくなった」場合には、その部位は壊死し、切断するしかなくなります。《接合》や《瞬間接合》の呪文は効果がありません。《再生》か《瞬間再生》の呪文が必要でしょう。
傷を負った部位が「顔」である場合は、容貌が一段階下がります。
傷を負った部位が「頭」であった場合、1日に失われる生命力(判定にも影響します)が4点になり、1日に1D点疲労していきます。そのダメージは脳に与えられます。加えて常に「肉体的朦朧状態」に陥ります。失った疲労点は病気が治らない限り回復せず、病気のダメージにより生命力が0以下になると知力を永遠に1点失います!
傷を負った部位が「胴体の重要器官」であった場合、1日に失われる生命力(判定にも影響します)が3点になり、一日に2点疲労していきます。失った疲労点は病気が治らない限り回復せず、これにより生命力が0以下になった場合、体力を永遠に1点失います! 「胴体の重要器官」に傷を負った場合には、1日経過するごとすべての判定ににさらに-2のペナルティを受けます。このペナルティは累積します!
「アレ」に命中した場合、生命力の3分の1点(端数切上)点を失った時点で「性的不能」になってしまいます……。
傷を負った部位が「顔」「利き腕」「手首」「逆腕」「利き足」「逆足」「足首」「アレ」であった場合、「その部位が使用不能になる」ダメージを負った場合、その部位が「永遠に使えなくなるかどうか」の生命力判定が必要(「高速治癒」が有効)です。
もし「永遠に使えなくなった」場合には、その部位は壊死し、切断するしかなくなります。《接合》や《瞬間接合》の呪文は効果がありません。《再生》か《瞬間再生》の呪文が必要でしょう。
傷を負った部位が「顔」である場合は、容貌が一段階下がります。
傷を負った部位が「頭」であった場合、1日に失われる生命力(判定にも影響します)が4点になり、1日に1D点疲労していきます。そのダメージは脳に与えられます。加えて常に「肉体的朦朧状態」に陥ります。失った疲労点は病気が治らない限り回復せず、病気のダメージにより生命力が0以下になると知力を永遠に1点失います!
傷を負った部位が「胴体の重要器官」であった場合、1日に失われる生命力(判定にも影響します)が3点になり、一日に2点疲労していきます。失った疲労点は病気が治らない限り回復せず、これにより生命力が0以下になった場合、体力を永遠に1点失います! 「胴体の重要器官」に傷を負った場合には、1日経過するごとすべての判定ににさらに-2のペナルティを受けます。このペナルティは累積します!
「アレ」に命中した場合、生命力の3分の1点(端数切上)点を失った時点で「性的不能」になってしまいます……。
▼病気にかかったら
もっとも簡単な対処法は《療治》の呪文を掛けてもらうことでしょう。
PCの中に使い手がいるのであれば、そのPCにかけてもらい、《療治》のルール通りに処理を行います。《療治》の呪文が成功すれば、病気は治ります。
PCの中に使い手がいない、あるいは《療治》の使い手自身が病気にかかってしまった場合は、NPCの力を借りるしかありません。
一日かければ、病院に行くことができます。《療治》の呪文をかけてもらう際は、40ムーナ支払えば問題ありません。呪文の発動判定は、自動成功したものとして扱います。
さらに失った生命力(ダメージ)や疲労点をすぐに取り戻してもらうなら、治癒系呪文をかけてもらう必要があるでしょう。こちらは回復する生命力および疲労点1点につき、5ムーナです。
もっとも簡単な対処法は《療治》の呪文を掛けてもらうことでしょう。
PCの中に使い手がいるのであれば、そのPCにかけてもらい、《療治》のルール通りに処理を行います。《療治》の呪文が成功すれば、病気は治ります。
PCの中に使い手がいない、あるいは《療治》の使い手自身が病気にかかってしまった場合は、NPCの力を借りるしかありません。
一日かければ、病院に行くことができます。《療治》の呪文をかけてもらう際は、40ムーナ支払えば問題ありません。呪文の発動判定は、自動成功したものとして扱います。
さらに失った生命力(ダメージ)や疲労点をすぐに取り戻してもらうなら、治癒系呪文をかけてもらう必要があるでしょう。こちらは回復する生命力および疲労点1点につき、5ムーナです。
▼「暑さ」と「寒さ」に関するルール
GMは、望むならセッションの時間軸が「真夏」や「真冬」であるとしても構いません。季節を決めるのが面倒なのであれば、GMは「15」を基準にまず1Dを振り、奇数なら「夏季」、偶数なら「冬季」とし、さらに3Dを降ります。「夏季」なら3D分気温が上昇します。「冬季」なら気温が下降します。GMの判断で「もっと暑い」または「もっと寒い」として「4D」や「5D」を振っても構いません。
このルールは「選択ルール」です。「手間がかかる」と考えたのであれば、必ずしも適用する必要はありません。
このルールが適用された場合、以下のようなペナルティが追加される可能性があります。
GMは、望むならセッションの時間軸が「真夏」や「真冬」であるとしても構いません。季節を決めるのが面倒なのであれば、GMは「15」を基準にまず1Dを振り、奇数なら「夏季」、偶数なら「冬季」とし、さらに3Dを降ります。「夏季」なら3D分気温が上昇します。「冬季」なら気温が下降します。GMの判断で「もっと暑い」または「もっと寒い」として「4D」や「5D」を振っても構いません。
このルールは「選択ルール」です。「手間がかかる」と考えたのであれば、必ずしも適用する必要はありません。
このルールが適用された場合、以下のようなペナルティが追加される可能性があります。
▼暑さによるペナルティ
「ベーシック」の記載によると、気温が摂氏27度以上である場合、30分ごとに生命力判定を行い、失敗すると1点疲労すると記載されています。
東京は近年の「ヒートアイランド現象」により気温が高くなり、加えて湿度が高いため「摂氏25度」の気温からこのペナルティが発生するものとします。5月から10月前半頃なら、こうした状況が充分発生し得るでしょう。
ただ「30分ごと」だと処理が煩雑になりますので、「調査の行動一回ごと」としても問題はないでしょう。これは「色素欠乏」の処理についても同様のことが言えます。その代わりに「一度に消耗する疲労点が増える(1D点にする)」とするのも面白い裁定です。
判定に使用できるのは、「生命力」〈生存/砂漠〉〈生存/都市〉のいずれかです。
判定に失敗すると、1点疲労します。これは休息による自然回復でのみ回復します。この結果疲労点が3点以下になったら、今度はヒットポイントが減り始めます。
この疲労点やヒットポイントは普通の治癒系呪文、〈応急処置〉や《体力回復》《体力賦与》では回復しません。『治癒』の霊薬は有効でしょう。
「太り気味」「肥満」「色素欠乏」「重い鎧を着ている」キャラクターにとって、このペナルティは重大な意味を持ちます。「鎧の防護点」か「荷重レベル」の内、どちらか「低い方」の数値だけペナルティを受けます。
さらに気温が摂氏30度を3度上回るごとにこの生命力判定には-1のペナルティを受けます。
「色素欠乏」のキャラクターにとって「暑い」環境は重大なペナルティです! 強い直射日光が照っている場合が多いからです。気温が高い環境下では「色素欠乏」のキャラクターが受けるペナルティはより大きくなります。気温が摂氏25度でかつ天候が「晴れ」または「快晴」の状態で、「色素欠乏」のキャラクターが何の備えもなく日中出歩いたら最悪死に至る可能性があります!
日光に対する完全な備えを行った上で日中の行動を行うのであれば、30分、または調査のための行動を一回行うごとに「生命力」で判定を行うことができます。成功しても生命力に1点のダメージを受けます。失敗したのなら、1D点のダメージです。この生命力判定には、気温が摂氏30度を上回る3度ごとに-2のペナルティを受けるものとします。
備えを怠っているのであれば、生命力判定の余地すらありません。
また、「暑い」日は戦闘による疲労点の消費が1点増えることにも注意してください。
「ベーシック」の記載によると、気温が摂氏27度以上である場合、30分ごとに生命力判定を行い、失敗すると1点疲労すると記載されています。
東京は近年の「ヒートアイランド現象」により気温が高くなり、加えて湿度が高いため「摂氏25度」の気温からこのペナルティが発生するものとします。5月から10月前半頃なら、こうした状況が充分発生し得るでしょう。
ただ「30分ごと」だと処理が煩雑になりますので、「調査の行動一回ごと」としても問題はないでしょう。これは「色素欠乏」の処理についても同様のことが言えます。その代わりに「一度に消耗する疲労点が増える(1D点にする)」とするのも面白い裁定です。
判定に使用できるのは、「生命力」〈生存/砂漠〉〈生存/都市〉のいずれかです。
判定に失敗すると、1点疲労します。これは休息による自然回復でのみ回復します。この結果疲労点が3点以下になったら、今度はヒットポイントが減り始めます。
この疲労点やヒットポイントは普通の治癒系呪文、〈応急処置〉や《体力回復》《体力賦与》では回復しません。『治癒』の霊薬は有効でしょう。
「太り気味」「肥満」「色素欠乏」「重い鎧を着ている」キャラクターにとって、このペナルティは重大な意味を持ちます。「鎧の防護点」か「荷重レベル」の内、どちらか「低い方」の数値だけペナルティを受けます。
さらに気温が摂氏30度を3度上回るごとにこの生命力判定には-1のペナルティを受けます。
「色素欠乏」のキャラクターにとって「暑い」環境は重大なペナルティです! 強い直射日光が照っている場合が多いからです。気温が高い環境下では「色素欠乏」のキャラクターが受けるペナルティはより大きくなります。気温が摂氏25度でかつ天候が「晴れ」または「快晴」の状態で、「色素欠乏」のキャラクターが何の備えもなく日中出歩いたら最悪死に至る可能性があります!
日光に対する完全な備えを行った上で日中の行動を行うのであれば、30分、または調査のための行動を一回行うごとに「生命力」で判定を行うことができます。成功しても生命力に1点のダメージを受けます。失敗したのなら、1D点のダメージです。この生命力判定には、気温が摂氏30度を上回る3度ごとに-2のペナルティを受けるものとします。
備えを怠っているのであれば、生命力判定の余地すらありません。
また、「暑い」日は戦闘による疲労点の消費が1点増えることにも注意してください。
▼「寒さ」によるペナルティ
「ベーシック」の記載では、どのくらいの気温からを「寒い」とするのか、明確な規定はありません。現実的に起こり得る設定として「摂氏5度以下」とします。
気温が摂氏5度以下である場合、30分ごとに「生命力」「生存/極地方」「生存/都市」で判定を行い、失敗すると1点疲労します。「30分ごと」だと処理が煩雑になりますので、「調査の行動一回ごと」としても問題はないでしょう。その代わりに「一度に消耗する疲労点が増える(1D点にする)」とするのも面白い裁定です。
「摂氏0度」を3度下回るごとに、この判定には-1のペナルティを受けます。
この結果疲労点が3を下回ったら、今度は生命力が減り始めます。防寒用の服(100ムーナ)を羽織っているのであれば、この判定に+5の修正しています。半袖に半ズボンとか、今時小学生でも見ないような恰好をしている場合は、-5の修正です。
「暑さ」とは違って、戦闘終了時の疲労点増加はありません。
「ベーシック」の記載では、どのくらいの気温からを「寒い」とするのか、明確な規定はありません。現実的に起こり得る設定として「摂氏5度以下」とします。
気温が摂氏5度以下である場合、30分ごとに「生命力」「生存/極地方」「生存/都市」で判定を行い、失敗すると1点疲労します。「30分ごと」だと処理が煩雑になりますので、「調査の行動一回ごと」としても問題はないでしょう。その代わりに「一度に消耗する疲労点が増える(1D点にする)」とするのも面白い裁定です。
「摂氏0度」を3度下回るごとに、この判定には-1のペナルティを受けます。
この結果疲労点が3を下回ったら、今度は生命力が減り始めます。防寒用の服(100ムーナ)を羽織っているのであれば、この判定に+5の修正しています。半袖に半ズボンとか、今時小学生でも見ないような恰好をしている場合は、-5の修正です。
「暑さ」とは違って、戦闘終了時の疲労点増加はありません。