<目次>
■はじめに
東京都で提出され話題になった青少年条例改正案ですが、東京都だけではなく全国レベルでも動きがあるため危険です。
東京都で可決されなくても地方自治体から成立させ、東京に圧力をかけることも十分にありえます。
ここではそういった動きのある都道府県をまとめてみましたので、ご覧ください。情報が入り次第順次編集をお願いします。そして、これらの都道府県に意見を送ってください。
■現時点で動きがある都道府県
(1)大阪府
大阪府の
橋下徹?知事は、性表現が含まれた作品の規制を検討するとし、大阪府内の書店からBL雑誌を追い出した主犯です。
さらに、大阪府は2月の議会で、有害図書の指定をめぐり、規則を格上げして条例化を行う、児童ポルノについて、被写体となっている子供を守る観点での規制がなかったことを重視。「子どもの性的虐待の記録」という概念を新たに設け、製造、販売、所持しないとする努力義務を定めるなどをポイントとした条例改正案を提案するとしています。
(2)神奈川県
神奈川県で青少年保護条例改正の動きがあり、パブコメが募集されていました。内容は以下のサイトを参照にしてください。
「神奈川県青少年保護育成条例の見直しの考え方」に関するパブコメ
(3)京都府
京都府では、児童ポルノ単純所持禁止などを条例で定めることを検討しているとのことです。
漫画、アニメなどの創作物に関しては、対象外となる方向で議論が進んでいるようです。
しかし、児童ポルノ規制は、やり方によっては危険な法律に変化します。真の児童の保護と、この法案を恣意的に悪用されないようにするためにするため、意見を京都府議会に届けていきましょう。
児童ポルノ単純所持も規制 京都府、条例化を検討
(4)宮城県
宮城県では、児童ポルノの単純所持を禁止し、罰則規定を設けるための条文を検討するとのことです。
児童ポルノ法改正案の正体にもあるとおり、児童ポルノの単純所持規制は、条文を明確にして冤罪を防ぐ案を制定しなければ、非常に危険なものです。きっちりと監視してください。
宮城県が児童ポルノ「単純所持処罰」を検討
宮城県ホームページ
最終更新:2014年01月18日 14:25