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漢詩大会の漢詩全文 - (2014/05/17 (土) 20:29:47) の編集履歴(バックアップ)


 PS版三国志7は、PC版と比べ、大会で引用された詩句の数が増えているようです。
(例:曹操短歌行からの引用句数 PC版4句 PS版5句)
 漢詩大会の元ネタ集では、PS版で追加された詩句については解説していません。

 そこで、ゲーム内の大会で引用された漢詩を中心に、三国時代でも有名な漢詩の全文と、日本語訳を掲載します。
 注意事項、編集方針については、下記をご覧下さい。

●三曹
時代によって変化がありますが、大抵はこの4人のどれかです。
漢詩大会の漢詩全文/曹操
漢詩大会の漢詩全文/曹丕
漢詩大会の漢詩全文/曹植
漢詩大会の漢詩全文/曹叡(作品・訳・解説:『三国時代の文学スレッド』まとめサイト)

●建安の七子
正しくは「孔融・陳琳・徐幹・王粲・応瑒・劉楨・阮瑀」の7人ですが、ここでは応璩・阮籍も関係者ということで混ぜてます。
漢詩大会の漢詩全文/王粲・阮籍・孔融
漢詩大会の漢詩全文/徐幹・陳琳・劉楨


●漢詩大会では登場しないが、三国志を彩る漢詩諸々
その他の漢詩全文/三国志7の有名人 三国志7に登場する武将の作品
その他の漢詩全文/三国時代の有名人 三国志7には出てこないけれど、当時の作品
「魏鼓吹曲十二篇」「晋鼓吹曲二十二篇」

三国時代をテーマとする後世の作品 後世からの鎮魂歌
 →他の方(六合氏)による解説動画へのリンク:その時歴戦が動いた 曹操父子と三国詩(ニコ動)前編後編



注意事項

  • 訳について(2012.2.27 ゲームで登場する漢詩の全翻訳仮完了)
 「誤訳御免」でお願いします。
 正確な資料が存在しないため、訳や、受け止め方も人それぞれです。自分なりに訳して、楽しんでください。

  • 内部リンクについて
 編集者の不精により、飛んだ先のページから目次に戻るためのリンクが、「一部通行止(通年)」になっています。
 該当箇所では、「BACKキー」で戻ってください。

  • 単語解説について

+ 単語解説。左の「+」をクリックすれば展開します
 単語解説だけをずらずら並べるのも読みにくいので、こんなかんじで、解説を略しているところがあります。
 左の「-」をクリックすれば、元に戻ります。


編集方針

基本「放逸でGo、ただし他人様に迷惑はかけない」

  • 読み下しについて
 ゲーム内で見られるのと、人によって流派が違うので、ここではやりません。

  • 其の一・其の二について
 出典元しだいでは、たまに使っていないところもあります。
 大きな理由は「曹操の短歌行、其の一、其の二」だけだと、作品によっては、どれがどの作品か判らないためです。
 「(其の一)對酒當歌」「(其の二)周西伯昌」というように、ワンフレーズを使うとわかりやすくなります。
 このワンフレーズは最初の一句、「艶」のように曲のイントロ部分の呼称からついたタイトルなど色々在りますが、特に作成ルールも決まってないようですし、そのへんはテキトーで。

  • 引用元の優先順を設ける
 原典の質や信頼性より、最低でも日本における著作権・所有権などの問題をクリアすることを優先します。
 複数のソースがある場合、できる限り全て紹介しますが、不可能であれば、ソース所有者との意思疎通が円滑に行えるソースを優先します。

 1. 国立国会図書館 近代デジタルライブラリー(略称:近デジ)、国会図書館デジタル化資料(国デジ)他、青空文庫、国立公文書館等、国内機関
  著作権が消滅している作品を優先。
  (国会図書館には問い合わせ済。青空文庫については「青空文庫収録ファイルの取り扱い規準」に準じます)

 2. 『三国時代の文学スレッド』まとめサイト等、日本国内のソース
  原文および翻訳があるため、一例としてリンクをはる。

 3. 維基文庫(略称:維基)、Internet archive(略称:IA)、漢籍電子文献資料庫(略称:台湾)
  出来る限り原文の検索や、確認にとどめる。
  1、2に作品が見当たらない場合は全文、一部の文章が違う場合は違う部分を、使用する。

 以上の理由から、引用原文の真偽考証は優先順が低いです。ご了承ください。

  • 今後の方針について
 新規追加停止。修正は、あったら更新します _ノ乙(、ン、)_ タブン
 個人用メモ:文選と宋書と芸文類集と楽府詩集と百三家

原文の出典元

漢詩の出典リスト(作品が掲載されている古典のリスト。作成中)
下記にあるリンク先のデジタルデータを参考にしています。
著作権侵害の可能性については気づき次第対応しますが、指摘もお願いします。

『三国時代の文学スレッド』まとめサイト


国立国会図書館(サイト)

国立国会図書館サーチ(近デジ・論文等含む)
http://iss.ndl.go.jp/
国会図書館デジタル化資料
http://dl.ndl.go.jp/
近代デジタルライブラリー
http://kindai.ndl.go.jp/
リンクについてはリンクフリーとあるため、あとは著作権の消滅したものを対象とする。

  • 主な引用元・参考本
古詩源(古詩源)
漢詩評釋(古詩十九首 他)
漢魏六朝百三名家集/明代張溥
増訂漢魏叢書/清代王謨
漢文叢書
 漢文叢書第8冊/久保天随校、詩経講義/根元通明 (詩経)
 漢文叢書第23冊/久保天随校(P293 楚辞)
詩經物産考/枩岡恕菴(当時の物産物についての考証)
他にも四書五経・史記・風俗通義など三国時代関連の書籍多数。

国立公文書館
http://www.archives.go.jp/
江戸幕府や大日本帝国、日本国政府が保管していた公文書・漢書など。

デジタルデータの見方(2013/6参考)

「国立公文書館デジタルアーカイブ」
http://www.digital.archives.go.jp
0.読みたい本のタイトルがわかるなら、それをもとにキーワード検索する。何があるか見たい場合は、次に進む
1.画面右に「--選択してください--」というのがあるのでクリックし、「階層検索画面」を選ぶ
2.画面左に「行政文書、司法文書、法人文書、寄贈・寄託文書、内閣文庫」と表示されるので、「内閣文庫」をクリック
3.「和書、漢書、洋書」のうち、「漢書」をクリック
4.「経の部、史の部、子の部、集の部、叢書の部」と出るので、読みたい書籍のジャンルをクリック
5.「画像等閲覧可能なデータ」ボタンをクリックすれば、インターネットでも読める本のリストが表示される

国際ライブラリ("Internet Archive"内。北京大学や浙江大学などの所有古典あり)
http://www.archive.org/details/universallibrary
ユニバーサルライブラリ内にある中国内教育機関の所有書籍については、該当大学・中国政府の協力により、オープンソース、であってるよね?
(間違ってたら指摘ヨロ)

維基文庫(中国版ウィキソース)
http://zh.wikisource.org/wiki/
種類は豊富だが、誤字や、引用が不完全な部分があるので要注意。

漢籍電子文献資料庫(新漢籍全文)
http://hanji.sinica.edu.tw/
台湾中央研究院。

google scholar
http://scholar.google.co.jp/
まいどおなじみgoogle先生の、「学術資料専門」検索サイト。

zdic.net
重いのとリンク条件がわからないので、直接リンクは貼りませんが、わからない単語を現代中国語に変換してくれる便利サイト。
google先生に「(わからない単語) zdic」と入力するとキャッシュが出るので、私はそっちを利用しています。

その他参考
 嚴可均の『全上古三代秦漢三國六朝文』内『全三国文』の章に、三国時代に書かれた文がほとんど掲載されています。

 魯迅先生が『魏晉風度及文章與藥及酒之關係(維基)』にて曰く、
「《全上古三代秦漢三國晉南北朝文》のうち《全漢文》,《全三國文》,《全晉文》。《全漢三國晉南北朝詩》。《中國中古文學史》。この3種類の書は我々の理解を助けてくれる」。
 Internet Archivesや、中国サイトを検索すれば出てきます。
 例として、レファレンスデータベースにも挙がっている二つにリンクしておきます。

中文百科在線
http://www.zwbk.org/indexTrade.aspx
《先秦漢魏晉南北朝詩》
http://www.zwbk.org/zh-tw/Lemma_Show/201846.aspx

讀書網
《先秦漢魏晉南北朝詩》
《全漢三國晉南北朝詩》より後に出来たもの。
http://big5.dushu.com/showbook/101112/
《全三国文》
http://big5.dushu.com/showbook/100818/