29-845「猫の目のちょっとごめんなさいの巻」

猫の目のちょっとごめんなさいの巻

シャシャキよ、2月22日は猫の日なんだそうだ。
「ああ、知っているよ。222を「ニャン・ニャン・ニャン」と読めることから決めたらしいね。
個人的には少々ムリがあると思うよ」
お前がそれを言うか。ムリを通して道理を引っ込めてる状態で。
「今更だね、キョン。この状態で。くっくっ」
ところでシャシャキよ。その猫の日にあたって、何かないのか? お前さん的に。
「……それなのだがね、キョン」
おう。
「……ネタが特にニャいんだ」
そうか。
「そうニャンだ」
意外だな。お前のことだから準備万端整えているかと思ったが。
「それが少々忙しくてね。くっくっ。
……ああそうだ。ベタなネタだとは我ながら思うけれど、
君にニャンニャンしてあげるというのはどうd」
その親父ギャグはやめなさい! 洒落にならないから。
「むう、それは残念」
そう言うとシャシャキは、俺の間近でくっくっと微笑むのだった。
 
猫の目の日々シリーズ

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最終更新:2012年07月24日 00:13
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