今日はエイプリルフールだ
長門「……彼は1月前、私のアパートに泊まった」
阪中「キョンくんは一週間前わたしにキスしたのね」
鶴屋「この前少年は『鶴屋さんのお婿さんにしてくれ』とめがっさ頼みこんだにょろ」
橘「キョンさんが『中出しさせてくれたらお前の頼みを聞いてやる』と言ったので処女をあげたのです」
みくる「えーと、わたしのお腹にはキョンくんの赤ちゃんがいましゅ」
古泉「彼とは男どうしの愛情を確かめあう仲ですよ」
九曜「――あなたは――私の――婿――」
ハルヒ「……キョーン。一体何人に手を出しているのよ。この女たらしが」
キョン「落ち着けハルヒ。今日はエイプリルフールだろうが」
ハルヒ「そうだったわね。やけにリアルだったから危うく騙される所だったわ」
どこがリアルなんだよ
佐々木「彼とは長い付き合いだけどキスもしてくれない仲だよ」
ハルヒ「へー、佐々木さんって実はキョンに相手されてなかったのね。おあいにくさま。あたしなんかこの前もキョンに求められて、6回もやっちゃったわ」
佐々木「それは良かった。モテモテなんだねキョン」
おいおい、嘘に決まっているだろ。いや、顔色からは信じてないと思って良いかな?
ハルヒ(え?あたしの嘘に動揺してない?)
みくる「えーと、今日はエイプリルフールでしゅから」
ハルヒ「エイプリルフールだから…はっそうだわ」
ハルヒ「ということは佐々木と禁則事項したわね。何がただの友達よ」
キョン「キスしたと言えばしたが、中学時代の話で、それは事故みたいなもので……」
ハルヒ(つまり、それは嘘で本当は…)ガーン
結局、俺の本当の話は信じてもらえなかった。
(おしまい)
最終更新:2013年04月29日 15:14