父が死に、古泉には家が。国木田にはロバが。末っ子のキョンには、長靴を履いた猫達(?)が残されました。
家から追い出されたキョンと猫達は、作戦を練ります。
セーラー服の猫「この時間には、富豪が通る。」
カチューシャの猫「キョン、あんた服を脱ぎなさい。」
キョン「お前は何を言っているんだ?」
ブレザーの猫「早く。間に合わなくなるよ、キョン。」
渋々服を脱いだキョンは、猫達に茂みに連れ込まれてしまいました。
ダ、ダレカアッー!
富豪「ん?何か言ったかい?みくる?」
従者「ふえ?何も?」
その後。
セーラー服の猫「朝。働いて。」
カチューシャの猫「ほらほら、起きて!稼いで来るのよ!お腹の子どもを不幸にしたら許さないわよ?」
ブレザーの猫「くっくっ。頑張っておいで……パパ。」
最悪の大当たり。これによりキョンに甲斐性が芽生え、キョンは仕事を頑張りました。
三匹の猫とキョンは、小さいながら暖かい家で子供たちに囲まれ、仲睦まじく暮らしましたとさ。
ロップイヤー(橘)「あ、あの、私達はスルーなのですか?」
オーガ(谷口)「あ、あれ?キョン?」
姫(朝倉)「うん……知ってた。」
王様(藤原)「出番が……ないだと……?現地人め……!」
END
おまけ。
ブレザーの猫「せっかくだし、世界を放浪するかい?」
カチューシャの猫「いいわね!ロマンに満ちた80日冒険!」
セーラー服の猫「ローザは私。」
カチューシャの猫「いや、あたしよ!」
ブレザーの猫「わかった。じゃあ賢い猫・ペロは僕でいいね、キョン。」
セーラー服の猫「……相棒も捨てがたい……」
カチューシャの猫「うう……」
キョン「幸せはどこに……」
今度こそEND
最終更新:2013年07月01日 00:50