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意味の無い罵倒ですら、容認されるべきか。
民主主義を守るためという大義名分があれば、罵詈雑言も、人の病気をなじるような発言も、正義にかなった訴えになるというわけか。
政治に熱心な人間ならそう思えるだろうが、それ以外の視点も考慮するべきだ。
大義名分のためなら権力者に浴びせる汚言も結構と考え、それを実行し続けた連中の主張を国や権力者はスルーするしかないだろう。
でも、それをSNSの中で目撃する第三者は違う。たとえその非難がある程度の理由や相当性をもって為されたものであっても、品性下劣な言葉での罵倒は心証が悪い。同調する者と同じくらい、それに反発する者を生む。
汚い言葉で誰かを罵れば、少なからず同情が生まれる。実際、自民や安倍を肯定する者の中には反自民サイドの言動の攻撃性の高さを理由に挙げるものも見たことがある。反自民の権力批判の名を借りた罵倒が、言わば敵に塩を送っていたのだろう。そのことも自民サイドは理解し、利用していた可能性もあると思う。
市民と権力者の非対称性など、君みたいに政治問題に熱烈な興味を持つ者にとっては当然の話だが、そうでない者あるいは政治議論における品行方正さを重んじる者たちからすれば、醜い罵詈雑言は利敵行為にしかならない。
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