TOKYO MX「西部邁ゼミナール」
第155回 安倍(元総理)の日本国民に訴える【2】
『デフレ経済を克服せよ!マーケット(市場)の暴走を許すな!』(2012年01月21日放送)
第155回 安倍(元総理)の日本国民に訴える【2】
『デフレ経済を克服せよ!マーケット(市場)の暴走を許すな!』(2012年01月21日放送)
保守派の論客「西部邁」が司会を務める番組に、野党時代の安倍晋三議員が西田昌司議員と共に出演。
味方しかいないスタジオで、ユニークな身振り手振りを交えつつ、視聴者に向けて日本の未来を熱く語った。
味方しかいないスタジオで、ユニークな身振り手振りを交えつつ、視聴者に向けて日本の未来を熱く語った。
話題はTPP交渉へ…
動画
7:23〜 発言が出るまでの流れ
8:21〜
8:21〜
文字起こし
で、今ね、勝負は、非常に厳しい状況になってしまったんですね、その米国との関係で。
普通はね、米国といえども、このTPPぐらい重要な政策は、
アジア太平洋の、経済政策の柱みたいなことですから、まあ日本に、
普通はね、米国といえども、このTPPぐらい重要な政策は、
アジア太平洋の、経済政策の柱みたいなことですから、まあ日本に、
「こういうのやるから、TPPやるから、日本はどう考えてますか」と、こう、外に出さずにね。
「いや俺んとこは砂糖が困るけど、アンタのところは米と何困るの?」みたいな話が、まあ、こわかれするんですね。
「いや俺んとこは砂糖が困るけど、アンタのところは米と何困るの?」みたいな話が、まあ、こわかれするんですね。
その上でもし首脳会談があったり、あるいは外務大臣クラスの会談があればやっぱり外に出さずに、本音を話すんだけれども、
今度は全くそれをやらずにいきなりオバマ大統領が日本にやってきてTPPをドーンと打ち上げたじゃないですか。
あれ、これ見よがしにやったというのはね、やっぱり、あの、インド洋から撤退しちゃて、
「日米中は正三角形だ」
とか言ってね、で、普天間の問題についても合意をひっくり返したと。
で、まあ、ある程度、米国は、えー、これ見よがしにドンとやったと思うんですよ。
で、慌てた菅直人がすがったんですよね、すがって、
「TPPやるから」
今度は全くそれをやらずにいきなりオバマ大統領が日本にやってきてTPPをドーンと打ち上げたじゃないですか。
あれ、これ見よがしにやったというのはね、やっぱり、あの、インド洋から撤退しちゃて、
「日米中は正三角形だ」
とか言ってね、で、普天間の問題についても合意をひっくり返したと。
で、まあ、ある程度、米国は、えー、これ見よがしにドンとやったと思うんですよ。
で、慌てた菅直人がすがったんですよね、すがって、
「TPPやるから」
で、これは、外交交渉はね、すがったら終わりなんです、男女の関係もそうですからね。
すがったら…終わりですから、向こうはドンドン高飛車になってくるわけですよ。
「だったらTPP交渉入れてやってもいいけど…関税のね、聖域撤廃とかアナタ、宣言してから入ってこい」とね。
他の国には言ってないようなことを日本に…まるで浦賀に来たペリーみたいなことを、言ってる。
「だったらTPP交渉入れてやってもいいけど…関税のね、聖域撤廃とかアナタ、宣言してから入ってこい」とね。
他の国には言ってないようなことを日本に…まるで浦賀に来たペリーみたいなことを、言ってる。
絡み合う6ヵ国の思惑!
どこにもすがらない聖帝の雄姿を見よ
