BS11で放送されていた生島ヒロシの『未来ビジョン 元気出せ!ニッポン! 第73回 安倍晋三元総理が訴える憲法9条改正論』2011年9月3日放送での発言。
平和を愛する諸国民って誰ですかってことなんですよね。この66年間ですね、ではじゃあその国々っていうのは国連の安全保障理事国ですか。アメリカだってずっと戦争してますよね、イギリスだってそうですよ、でフランスだってそうでしょ、ロシアだってそうですよね(笑)、中国だってまさにそうじゃないですか。どこもいないんですよね。ですからこれはインチキなんですよ。ね、これは日本は戦争に負けましたから、敗戦国がねお前詫び証文書けって、詫び証文をね、しかも自分で書いたんじゃないんですよ。これはねアメリカのいわば25人のうちの一人がですね、たった一人の人物が実はこれ書いたんですよ。で、これね、こう書いてあんですよ。このね、この『平和を愛する諸国民』云々(うんぬん)の後にね、『我らは平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う』と。専制や隷従、圧迫と偏狭っていうのはね、無くさなきゃいけない!と考えている主語はね、日本人じゃないんですよ。こう考えているのは、平和を愛する諸国民、この人たちがこう考えているから、この人たちに褒めてもらおうじゃないか、ってこう書いてあんですね。まことに、いぎまひいでしょ?こんないじましい文章をね、66年間よく大切に拝んできましたよね。(ここで手を合わせる)もういいでしょうこれは(笑)。