邪悪なるものあらば、希望の霊石を身につけ、炎のごとく邪悪を打ち倒す戦士あり
【詳細】
五代雄介がアークルを使い変身した仮面ライダークウガにおける基本形態。
炎の力を宿す「赤のクウガ」と呼ばれ、マイティフォームという名称は作中で使われたことはない。
能力のバランスが取れているため、汎用性に優れ変身直後はこの姿で徒手空拳で戦い、
敵の行動を見極めて他のフォームに超変身するという戦い方を取ることが多い。
『ディケイド』では小野寺ユウスケが変身している。
【各部機能】
全身の皮膚がブラックスキンと呼ばれる普通の人間の数十倍のしなやかさと強度を誇るものに置き換わっており、
視力を強化するコンパウンドアイは赤色に染まっている。
両腕部はアームブロッカーと呼ばれる装甲に保護され、手首に巻かれた黄金のリングはハンドコントロールリングと呼ばれ、埋め込まれたハンドコントロールオーブと呼ばれる珠により、
物質の武器変換、及び封印エネルギーの発生を司る。
フォームによって色が変わる性質が有り、マイティフォーム時は赤色に変化している。
マイティは徒手空拳で戦うために物質の変換能力は使わないが、このリングは腕力のコントロールを担当し、強烈なパンチを相手に叩き込む。
なお、ゴウラムとの連携技を使用する際にはハンドルを介してゴウラムへ封印エネルギーの供給を行うことが可能であり、
マシンの操縦において最も適した姿と言える。
胸部装甲はチェストブロッカー。
着地の衝撃から膝を守る部分はニーアブソーバーと呼ばれる。
必殺技は右足に封印エネルギーを集中し、炎を宿したキックを叩き込む「マイティキック」。
ズ集団最強怪人のズ・ザイン・ダには効果がなかったため、途中で前方宙返りを挟み威力を強化した「強化型マイティキック」を使うようになった。
サブタイトルから「空我」と漢字表記も存在。
またの名を「未確認生命体第4号」。当初は角の形が異なるグローイングフォーム(第2号)と区別されていたが、後に同一の存在と判断されて統一され、他のフォームは「青の4号」、「白の4号」と呼称されている。「ディケイド」の「クウガの世界」においても、そう呼ばれている。
【活躍】
クウガのフォームチェンジは後年の平成ライダーに見られるような単純な強化形態ではなく、「得意とする状況」がそれぞれにあり、
スペックがバランス良く高く、相手を選ばないマイティフォームで相手の戦闘力を図り、それぞれのフォームにチェンジするといった戦法を取る。
だが、必殺技で倒したグロンギは他のフォームに比べても多く、基本形態としては十分な戦果を上げていると言えよう。
『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』ではウォズの平成の垣根を超えた力の解放により復活、複数のカッシーンやクォーツァー3大ライダーと戦い、大詰めではアルティメットフォーム(レッドアイ)となった。
更に通常のクウガとは別の個体として漫画版から実体化したクウガが複数のカッシーンと戦った。
最終更新:2025年01月01日 22:03