邪悪なる者あらば、その姿を彼方より知りて、疾風の如く邪悪を射抜く戦士あり
【詳細】
風の力を宿す「緑のクウガ」と呼ばれる仮面ライダークウガの派生形態。
装甲やツインアイが緑色に変化し、視力や聴力など、全身の感覚器官が極限まで研ぎ澄まされた姿である。
遙か上空を飛行するハチ型の怪人「メ・バヂス・バ」に対抗するべく、アークルが覚醒することで会得したフォームだが、強化された感覚はあまりに膨大なデータを装着者へと流し込むため負担が非常に大きいのが欠点。
大量の周辺状況が襲いかかってくるため、あらゆる音が聴覚器官から入り、一般市民の雑談から車等の騒音すら爆弾のように降り掛かってくる。
そのためアークルにはこの姿に変身した場合のセーフティが備わっており、キャパシティオーバーを防ぐため、どの形態から変身しても、
ペガサスフォームの状態で約50秒経過すると強制的に
グローイングフォームへとなり、その後は2時間は変身能力が失われてしまう。
これはペガサスフォームの
超感覚がアークルにも相応の負担を強いるため、その冷却状態といえる。
情報収集や処理に特化した姿のため、直接戦闘には向いておらず、フォームの筋力もかなり低いのだが、右腕に出現する腕輪型器官「
パワーサポートリング」によって、
ドラゴンフォーム程度の腕力と脚力は確保している。
また、遠距離戦を想定され、その装甲は左肩の部分を大きく覆うように大型化し防弾性の高いものとなっている。
「射抜くもの」をイメージさせる物質を握ることで、ハンドコントロールリングを用い再構成し「ペガサスボウガン」として具現化、これを武器とする。
精神を集中し流し込まれる膨大な情報を取捨選択することで、姿を隠した者の移動する足音や高空を飛行する相手の羽ばたき音等、ごく僅かな情報もつぶさに感じ取ることが可能。
当初はこのフォームの特性が理解できず、何も出来ぬままに強制的に変身が解除されてしまったが、関連した碑文を読みとくことで、力を使いこなせるようになった。
必殺技は圧縮した空気弾と共に封印エネルギーを銃口から撃ち出し、相手を射抜く「ブラストペガサス」。
ゴウラムの飛行能力を利用し空中攻撃として用いる場合もある。
このフォームから
ライジングパワーによって強化されたフォームは
ライジングペガサスと呼ばれる。
最終更新:2025年01月01日 22:16