【名前】 |
初級インベス |
【読み方】 |
しょきゅういんべす |
【登場作品】 |
仮面ライダー鎧武/ガイム 仮面ライダージオウ RIDER TIME 仮面ライダージオウVSディケイド 7人のジオウ! |
【初登場話(ガイム)】 |
第1話「変身!空からオレンジ」 |
【分類】 |
インベス |
【特色/力】 |
鋭い爪による攻撃 |
【動物モチーフ】 |
不明 |
【その他のモチーフ】 |
キノコ(マタンゴ)?剥いた柑橘系の皮? |
【詳細】
様々な体色の個体があり、
ヘルヘイムの森では等身大な姿で活動している、シードで召喚された個体は小型(人間の幼児程度)のホログラム映像として出現する。
ただし、
アーマードライダーが召喚した際は等身大の完全実体化の状態で出現し、バロンがゲームの際に増兵としてよく召喚している(バロン曰く「
戦極ドライバーの効力」らしい)。
ずんぐりむっくりした体型で一見愛くるしい容姿をしているが、その表皮はクサレ外道のマンプクと同様に巨大な牙が閉じたものである。
召喚者が手にする
ロックシードで制御されているが、召喚者の手からシードが離れるなどして支配から解放されると、まるで蜜柑の皮を剥くように表皮が剥がれて
凶暴態に変貌して暴走してしまう。
召喚されない場合は
ヘルヘイムの森に生息する果物を食べて暮らしているようだが、何故か食べていた果物を地面に投げ捨てたり、食べている途中翅が生えて飛行能力を獲得する個体も存在する。
さらに、
ロックシードを接種すると、全く姿が異なる上級
インベスに変異することもある。
厳密にどの生物の
インベスに変化するのかは不明だが、3色の体色によって成長後の
カテゴリーがある程度判別できる。
当初は
インベスゲームでよく呼び出されるだけの存在だったが、次第に
ヘルヘイムの森とを繋ぐ次元の裂け目が頻出しだしてきたこともあり、どこからとも無く出現しては人々に襲いかかっている模様。
インベスに襲われた者は傷口から
ヘルヘイムの森の植物が出現するという奇異な現象が発生しており、何らかの病原菌を持っていることが考えられた。
当初は
インベスに関して「森から現れる、呼び出される怪物」という認識だったが、14話に登場した戦極凌馬の実験ファイルの資料映像では、実験用のマウスがこの姿に変異。
そしてチームレイドワイルドのリーダー、初瀬亮二が果実を口にし
ヘキジャインベスへと変貌し、すべてのインベスは「果実に侵食された世界に住む生命体」だったことが判明する。
ただし、実験用マウスは素体が小型動物だったためか、実体化しても
インベスゲームと同様に小型サイズだった。
だが作中で現れる
インベスはほとんど等身大の姿であり、気づかないほど小型の
インベスがいる可能性も考えられるものの、ほとんどはかつての人間か、大型の生物だったと思われる。
さらに
インベスは「
ヘルヘイムの果実がより遠くに自らの種子を運ばせる」ために遺伝子を操作し作り出したものであることも判明。
上記にあるヘルヘイムの植物の発芽は
インベスが取込んだ果実の種が、爪か何かに付着しそれを攻撃とともに人間にうえつけたものである。
【仮面ライダージオウ】
同作終盤における世界の融合を受けて
シカインベス等と共にジオウの世界に現れ、人々に襲いかかった。
【RIDER TIME 仮面ライダージオウVSディケイド 7人のジオウ!】
ジオウとディケイドのスピンオフ作品に登場。
赤と緑色の個体が登場し、異世界に漂着してしまったソウゴらが立てこもる学校の周囲をうろついている。
一歩でも校舎の外に出てしまうとたちまち群れをなしてその人間に襲いかかり、欠片も残さず食べてしまう恐ろしい怪物として描写されている。
鎧武本編では果実しか食しておらず、人肉を食しているシーンは見られなかったため衝撃も大きかった。
さながら怪物系ホラー作品におけるゾンビ、怪物の立ち位置にいる。
真実のソウゴの支配下にあるようで、
オーマジオウに変身した彼の指示でソウゴらに襲いかかった。
【余談】
後に
ヘルヘイムの森の果実を口にした人間が
インベスに変貌してしまうという衝撃の事実が判明するが、森に棲息する初級
インベスすべてが人間だったのかは不明。
本文中に書いたが
仮面ライダー図鑑では知性を持った生物や人間、動物等が変貌した姿と明言されている。
東宝の特撮作品にも、「マタンゴ」という「人間が異形のものを口にして怪物に変異する」というホラー映画がある。
最終更新:2023年12月17日 02:23