「オーマジオウの名において、貴様を葬る!」
【名前】 |
カッシーン |
【読み方】 |
かっしーん |
【声】 |
津田健次郎 |
【登場作品】 |
仮面ライダージオウ 劇場版仮面ライダージオウ Over Quartzer 仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ 小説仮面ライダージオウ |
【登場話】 |
EP15「バック・トゥ・2068」 EP16「フォーエバー・キング2018」 |
【分類】 |
ロボット |
【特色/力】 |
クローアームからの破壊光線/槍術 |
【モチーフ】 |
金時計、死神 |
【名前の由来】 |
家臣 |
【詳細】
完全自立AIで駆動するロボットであり、三叉槍を武器とし激しい槍術を繰り出す。
背部にはクローアームを備え、そこから破壊光線を発射する他、クローアーム自体で直接攻撃を行う。
オーマジオウのことを「我が魔王」と呼び、ソウゴのことも同様に「我が魔王」と認識している。
オーマジオウからの司令を忠実にこなす一方でソウゴをオーマジオウと同一視してはいるものの、彼の言葉も「貴方のため」として全く聞き入れないことから、
司令の優先権はオーマジオウにあり、若き魔王であるソウゴに命令権は無い可能性がある。
その融通の効かなさは普段穏やかなソウゴをして「このわからず屋!」と激昂させるほど。
ダイマジーンが現代に出現すると共に、タイムマジーンを使わずに2018年のソウゴ達の前に出現。
時計を組み合わせた
ゲートから現れ、邪魔者としてゲイツとツクヨミを始末するため襲いかかる。
それを防ごうとするソウゴはジオウに変身するが、突如現れた
門矢士は
仮面ライダーディケイドに変身してジオウを妨害。
さらにオーロラを通して未来にジオウを送り込んでしまう。
2068年にてオーマジオウとジオウが戦っている中、ファイズアーマー、エグゼイドアーマーを装着しながら応戦するゲイツを圧倒し、「ここまでか」と思うまでに追い詰める。
だが現代に戻ってきたソウゴはオーマジオウの横暴と、その圧倒的な力を身をもって体験してきたことから、王になるのをやめるとしてゲイツに
ジクウドライバーの破壊を願う。
さすがにその事態は想定外だったため慌ててそれを阻止しようとするが、ウィザードライドウォッチを装填して放たれたゲイツのギワギワシューティングで右腕を凍らされ、
続け様に放たれた炎の矢がソウゴのジクウドライバーを破壊、それに伴いオーマジオウが誕生する未来が消滅したたため機能を停止しその場に崩れ落ちた。
この手の未来から送り込まれた存在は未来が変わると消えてしまうことが多いが、カッシーンは何故かその後も原型をとどめたままその場に残されており、
邪魔者の徹底排除を目論む
スウォルツの操作によってAIを書き換えられ、「常磐ソウゴの抹殺」を目的として再起動する。
行動原理を無理やり書き換えられた影響か、しゃべることがなくなり冷徹にソウゴを始末するため彼を追い詰めていく。
加勢に現れたディケイドと共にソウゴを守るため変身したゲイツを追い込んでいくが、ウィザードにカメンライドしたディケイドのファイナルアタックライドでゲイツは変身を解除。
ソウゴも槍で大きく跳ね飛ばすが、彼はゲイツの言葉を受け再び王になる決意を固め、ゲイツのジクウドライバーを受け取ってジオウに変身。
ディケイドアーマーを装着し、グレイトフル魂の力を持つゴーストフォームにフォームチェンジする。
だがディケイドウィザードとのタッグはジオウの手に余り、英雄ゴーストを生み出したジオウは本来ウォズがソウゴに献上しようとしていた新しいジクウドライバーを狙い、
直前でウォズからドライバーを奪って近くで傍観していた
ウールの手からそれを奪取。
それを受け取ったゲイツは変身してエグゼイドアーマーを装着、戦闘に加わり互いに同数となった戦闘は互角となった。
そこから互いにウォッチを交換し、ジオウはエグゼイドアーマーエグゼイドフォームLとRに、ゲイツはゴーストアーマーを装着し人数で勝るようになったため、
ディケイドは「また会おう。元気でな」と言い残して撤退。
最後はエグゼイドフォームRの平成ライダーズアルティメットタイムブレークを受け、無数のHIT!エフェクトに切り刻まれ爆散した。
その後、ソウゴが再びジクウドライバーを手にしたことで一度は歴史が書き換わり消滅したオーマジオウが復活。
さらに現代の地下では消えたと思われていたダイマジーンが未だに現存し待機状態となっていて…
劇場版では
クォーツァー配下として大量の個体が出現し、戦闘員として
仮面ライダー達と戦っている。
ジオウ本編にてカッシーンが現れたタイミングでダイマジーンも出現したため、「オーマジオウの配下」とされるカッシーン、ダイマジーンもまたオーマジオウの配下なのだと思われていたが、
ダイマジーンがクォーツァーの「平成撲滅」の目的のためのゲート生成装置だったことを考えると、カッシーン自体もまた本来はクォーツァーが作り出したロボットだった可能性が高い。
ソウゴがジクウドライバーを破壊した際に、オーマジオウが消滅したにもかかわらずカッシーン自体は機能を停止したのみで消滅しなかったのもその考えを裏付けるものとなっている。
なおOver Quartzerに登場したカッシーンは量産型であると公式読本で判明した。
劇中に登場したカッシーンは指揮官タイプか、オーマジオウが独自のカスタマイズをしたものと思われる。
小説仮面ライダージオウでは2068年の世界に登場。
オーマジオウの宮殿を守る衛兵として配置されている。やはり若き日のソウゴをオーマジオウ本人と認識しており言葉遣いは敬語を使っている。
【余談】
仮面ライダーのモチーフとして時計が組み込まれていることから、オーマジオウの部下であるカッシーンのモチーフは鳩時計と思われる。
頭のデザインが鳩のくちばしか。
公式読本によればデザインモチーフはオーマジオウの直臣であることから「金時計」をモチーフにしているとコメントされている。
声を担当した津田健次郎氏はかつて
仮面ライダー鎧武/ガイムにて
レデュエ役として出演して以来の登場となった。
劇場版に登場したカッシーンも僅かながら声を発しているものの、声優は不明。
「ゲイツ、マジェスティ」では再びカッシーンの声を津田氏が担当している。
最終更新:2021年08月18日 01:40