目次録

【用語名】 目次録
【読み方】 もくじろく
【登場作品】 仮面ライダーセイバー
【分類】 作中用語
【名前の由来】 目次(もくじ)+黙示録(もくしろく)

【詳細】

大いなる本が2千年前にばらばらになった際に、唯一残されたページのこと。
大いなる本の知識の源とされ、その内容を記した目次であり、世界の始まりから終わり、あらゆる情報が記されている。

仮面ライダーカリバーはこの目次録と接触し、その力を得ることを目標としていた。
目次録自体の力というより、上條大地の語る内容によれば大いなる本を完全に復活させるために必要なワンダーライドブック等の所在を、目次録を見ることで知り探索の糧にしようと考えていた模様。

聖剣の力を重ねることで目次録に干渉し現実世界に呼び出す事が可能となるが、カリバーとして活動していた上條大地はゴブリンメギドを利用し、必要数の半分程度の本数ながら呼び出すことに成功した。
東映公式サイトによれば目次録が出現し上條大地が突入した第15章の段階でも、大いなる力を手にすればマスターロゴスをも超えていたともされている。

15年前の戦いでは先代の闇の剣士、富加宮隼人もまたワンダーワールドと現実世界をつなげようとしていたが、上條大地が火炎剣烈火の力を使って境界の侵食を止めたことで失敗。
しかしルナという少女が上空に現れた本に飲み込まれてしまうという犠牲を払うこととなった。

ゴブリンメギドが聖剣で倒されるに従い現れる光の柱の共鳴によって目次録が出現するも、新たにキングライオン大戦記の力を得た倫太郎の強力な攻撃技によって光の柱は消し去られていき、全て消えたことで目次録は再びその姿を消すこととなった。

この目次録はワンダーワールドのどこかに隠されており、それを呼び出すために聖剣の力が必要となる。
劇中で黒い本棚が目次録を出現させるのに聖剣の力を利用しようとしていたのはそのため。
本来であれば11本全ての聖剣の力が必要であるが、上條大地はその半分の数の聖剣で目次録の具現化に成功していた。

仮面ライダーストリウスのグリモワールバイザーは目次録が直接バイザーとなることでこの世の真理を視覚情報として得ることが可能とされている。

【余談】

名称は本の目次と、黙示録をかけたもの。

黙示録とは幾つかそういった名前の書物があるものの、恐らく由来はヨハネの黙示録。
書式としては終末論を記したもので、そこに描かれるような破滅的な状況を意味する言葉としても使われる。

ギリシャ語、あるいは英単語としては「APOCALYPSE」と記される。
仮面ライダージオウでは最終話のタイトルに用いられた。

最終更新:2022年10月06日 03:45