ロード・オブ・ワイズ ハイランダー

大鎌の技を極めし剣士

【名前】 ロード・オブ・ワイズ ハイランダー
【読み方】 ろーど・おぶ・わいず はいらんだー
【俳優/声】 不明
【登場作品】 仮面ライダーセイバー
【登場話】 第44章「開く、最後のページ。」~第46章「さようなら、私の英雄。」
【所属】 黒い本棚
【分類】 ロード・オブ・ワイズ
【特色/力】 特殊能力/大鎌
【名前の由来】 ハイランド(出版社)

【詳細】

かつてソードオブロゴス四賢神と呼ばれしロード・オブ・ワイズの一人。
「大鎌の技を極めしもの」。

かつて剣の道を極め、剣技の全てを生み出したと言われる四賢神の一人で4つの眼があしらわれた禍々しい大鎌「プロビデンスサイズ」を武器としている。

プロビデンスサイズは様々な特殊能力を秘め、バリエーション豊富な技に裏打ちされた変幻自在の戦闘スタイルで対象を翻弄、常に優位性を保ちながら戦う。
中でも得意とするのが、相手の攻撃のエネルギーを大鎌でまるで巻き取るが如く受け止め、そのまま跳ね返す特殊反射攻撃。
大鎌自体のリーチも長く、巧みに操り、受け止めたエネルギーは違う属性に変換して跳ね返す事もたやすく、バスターが放った土豪剣激土の攻撃を受け止めて竜巻に変換して跳ね返した上、炎の斬撃で竜巻ごと切り裂くという芸当も見せている。
それは氷と炎という相反するようなものでも一瞬で変換してしまうことが可能。

特定の属性を帯びる聖剣は、その属性が攻撃に宿っているため剣技を抜きにしても聖剣使いにとってはまさに天敵。
なおクロスセイバーはクオンが単身圧倒してみせた上、最終決戦ではまっさきにストリウスの所へ向かっていったため、このハイランダーとは戦っていない。
聖剣の能力を使うことに特化したクロスセイバーとの相性を考慮すると、刃王剣十聖刃で聖剣の属性を切り替えることで対処できそうではあるが、剣技の実力自体が隔絶したものであることもありハイランダーもクロスセイバーに対しては優位に戦えると思われる。

初登場は第44章。
グリモワールワンダーライドブックを得たストリウスの手によって全盛期以上の力を与えられて蘇った。
仮面ライダーバスターとスラッシュを相手に戦い、上記の通り土豪剣激土の斬撃を竜巻に変えて両者を浮かび上がらせた後炎の斬撃を繰り出して一閃している。
そして仮面ライダーストリウスの攻撃で飛羽真達が全員変身を解除すると、その場に出来上がった滅びの塔の最奥で待つというストリウスの言葉に従う形で撤退する。

翌日塔に駆けつけた剣士達を待ち受ける最強の刺客の2番手として登場。
仮面ライダーブレイズ、バスターと戦いブレイズタテガミ氷獣戦記の氷結攻撃を炎に変換して跳ね返し、倫太郎を先に行かせるために単身で挑むバスターを瀕死にまで追い込んだが、愛する家族のためにも決して死ねないと叫ぶ尾上の声に応えるように大秦寺が合流。

満身創痍の二人を容赦なく攻撃していくも、バスターが背後から大鎌ごと抑え込んでいる間にスラッシュが発射したビート・ロリポッパーで致命傷を受け爆散し消滅した。

ハイランダーもろとも攻撃を食らう形になった尾上だったが、装甲強度に優れるバスターに変身していたことが功を奏し、持ちこたえることに成功している。
しかし戦闘中受けたダメージは大きく、その場に倒れてしまった。

【余談】

ロード・オブ・ワイズの個体名は出版社から取られていると見られている。
ハイランダーは出版社の一つである「ハイランド」が由来と思われる。
またハイランダーとは高地に住む人を意味し、スコットランド北部高地の住民を指す。
トレーディングカードゲーム用語としてもハイランダーは使われており、「同名カードは1枚ずつしか投入できないルール」で組まれたデッキをハイランダーと呼ぶ。


最終更新:2022年11月05日 01:54