「貴方の物語はここで終わりです」
【詳細】
物語のジャンルを司り、怪人態は赤と緑をメインカラーとした姿で、頭部からは樹木のような角が伸び顔面は仮面のようになっているのが特徴。
角には右側に一つ、左側に二つ金色の輪がかかっている。
その姿はドライアド等と呼ばれる樹木の妖精のようでもある。
性格は慇懃無礼で皮肉屋。
ズオス、
レジエルといった他の幹部怪人とは独自の立ち位置を取っており、使命に忠実なレジエルを煽って思うように働かせたりするなど知略家として暗躍している。
また
仮面ライダーカリバーに積極的に協力にしつつも、彼の真意を探ろうとしたりと自分以外の存在を完全に信用したりはしない。
レジエルに施した禁断の術や、飛羽真の聖剣ソードライバーに干渉し抜刀を不可能にするなど怪しげな特殊能力も持ち、光弾を発射して攻撃できる。
彼を始めとした幹部級メギドの3人は、現実世界とワンダーワールドを一人の女性が繋いだ際に初めて世界を超えた「始まりの5人」とされる者達だった。
第27章でレジエルが断片的に思い出した記憶では、初めて異世界に到達したことを誇りに思う彼と共に朗らかな笑みを浮かべていたのだが、
彼らは大いなる本の力に魅入られ、その断片を取り込むことでメギドとなったとされている。
カリバーが仮面ライダーセイバーとの戦いに負け、
デザストによって殺害されてしまうと、
大いなる本の
目次録出現に際し、ワンダーワールドを視認できる人間が市井に現れだしたのに目をつけ、
新しいタイプの
アルターライドブックを人間に埋め込むことで、その対象をメギドへと変え体内でアルターライドブックの文章を編纂、完成を目指すという手法で多くのブックを完成させていた。
そして次なる目的として
ソードオブロゴスに着目し、
サウザンベースに保管されていた「禁書」の力を手中に収めようと行動を開始した。
サウザンベースへと潜入に成功したがそこで
マスターロゴスと遭遇。彼から「始まりの人」なる呼び名を使われたが…?
禁書を盗み出したストリウスだったがそれを追いかけて神山飛羽真が現れたため、禁書の力を使って仕留めようと本を開く。
しかしその凄まじい力はストリウスの手に余り、吹き飛ばされてしまった挙げ句セイバーは禁書の力によって暴走、プリミティブドラゴンという新フォームを得てしまった。
自我を失い暴れまわるだけの存在となってしまったセイバーだったがその力は圧倒的で、飛羽真を目の敵にしている
レジエルまで現れてストリウスに加勢するも叶わず撤退しようとした。
しかしレジエルは敵前逃亡を良しとしなかったため、揉めている間にセイバープリミティブドラゴンは必殺技を発動しその余波を受け大きなダメージを受けてしまう。
自分でも制御できない圧倒的な力を持つ禁書、それについて拠点の洋館で考え込んでいる最中、怒りに燃えるレジエルから突っかかられるもそれを軽くスルー。
そして第26章では度重なる敗北から精神に異常をきたしつつ有るレジエルから、彼のレジエルアルターライドブックを受け取り、
続く第27章にて禁断の術を施すことで限界まで戦闘力を強化させた。
しかしエレメンタルプリミティブドラゴンへと変身したセイバーにレジエルが敗れると、上述のセリフと共に彼を見限るかのようにその場を後にしている。
ズオスに指示を出して聖剣を奪い取るため剣士達を襲わせるも、第31章では
ネコメギドをめぐる戦闘中メギドから救い出された芽衣が落としたノーザンベースの鍵を入手し、
ズオス・プレデターや神代兄妹らがノーザンベースを襲撃している騒動をよそに、鍵を使って保管されている書物を手に怪しげな笑みを浮かべていた。
【余談】
ストリウスを演じる古屋呂敏氏は呂敏名義でも活動している俳優。
特撮作品にはセイバーが初出演となる。
名前の由来は司るのが物語というところから恐らくストーリーを捩ったものと、ラテン語で神を意味するデウスを足したものだろう。
第26章で明かされた彼らメギドの正体だが、第27章ではレジエルがかつて自分も人間だったことを忘れている等、記憶の欠如が有り何らかの精神操作を受けている可能性もある。
そうなるとセイバーの物語開始時点から独自路線で動いてきたストリウスは一体…
最終更新:2021年08月06日 03:38