【詳細】
クダックに「ボントジルギア」を組み込み、盆と正月が一緒に来たように誕生した
ワルド怪人。
大部分は
クダイターと同じ形状だが、ボントジルギアの影響から頭はお盆に使われるぼんぼり行灯の形をし、きゅうりとナスを使った精霊馬が飾られることから右目がナスで左目がきゅうりの形状をしている。
ボントジルギアから得られるボンパワーを悪用することで自分以外の誰かの「ご先祖様」の偽物を蘇らせる能力を持つ。
死者蘇生能力…ではなくあくまで偽物。
しかしながらきちんと生前の記憶を持ち本人と言って差し支えない再現度を持つ。
呼び出せる死者もといご先祖様が誰かまではボンワルドにもわからず、対象となった人物の既知ではない人物が呼び出されることもある。
能力の都合上、「血縁者」に限定されるため全く関係のない赤の他人をよみがえらせることは出来ないものの、お盆線香を不特定多数に使用することで大量のご先祖様を呼び出せる。
質に捕らわれなければ量を用意するのは容易という厄介な能力だが、直接的な戦闘力はさほど高くなく、武器を持たず丸腰のため
ハカイザーのような護衛が必須。
ボンパワーの出力を上げることで呼び出したご先祖様を凶暴化させ襲わせることも可能で、呼び出したご先祖様と人々が交流しある程度仲が深まったのを見計らって暴走させる等、特殊能力特化タイプの
ワルドだが自分の能力をよくわかって立ち回っている。
同時期に
イジルデが
ショウガツワルドを生み出していたが、創造主同士の仲の悪さはおいておいて連携を取ろうとするなど、自分の戦闘力の低さを自覚し協力プレイをしようと持ちかけている。
しかし
トジルギアのパワー解放は一つだけしか使えないという誰もが把握していなかった欠点があり、結局
ショウガツワルドは撤退しボンワルドだけで活動する羽目になってしまった。
【余談】
モチーフは盆。お盆、盂蘭盆会とも言われる。
「盆と正月が一緒に来たような」というのは「用事が幾つも重なり非常に忙しい様子。あるいは吉兆が幾つも重なったためとてもめでたい様子」を意味する。
一般的にお盆といえば夏、8月ごろの行事だがこのワルドが登場したのはむしろ正月に近い12/8である。
どちらにしろ正月まで一ヶ月もあるとか言わない。
というかむしろクリスマスワルドが必要な時期だった気もする
クリスマスには鮭を食え!
両目は精霊馬を模しているが、これはお盆期間中に用意されるお供物であり、主にきゅうりとナスが用いられる。
それぞれ馬と牛に見立てられ、できるだけ早く現世に戻れるよう足の早い馬が先祖を迎えに行き、帰りはできるだけこの世に居てほしいという名残惜しさから足の遅い馬が先祖をあの世に送る、という意味が込められている。
最終更新:2023年01月08日 04:05