イジルデ

【名前】 イジルデ
【読み方】 いじるで
【声】 竹田雅則
【登場作品】 機界戦隊ゼンカイジャー
【初登場話】 第1カイ「キカイ世界はキキカイカイ!」~
第47カイ「パレス突入!ボスの前でも頭が高い!」
【所属】 キカイトピア/トジテンド王朝
【分類】 キカイノイド
【世界】 キカイトピア
【一口メモ】 不明
【モチーフ】 科学者、顕微鏡
【名前の由来】 いじるで

【詳細】

キカイトピアを統治するトジテンド王朝に属する最高技官。

白衣を着込んだ科学者が車椅子に乗っているような姿をし、トジルギアクダックを始めとしたトジテンドの支配体制を支える戦力を作り上げた天才。

ボッコワウスには忠誠を誓っているが、軍団長であるバラシタラとは犬猿の仲でありそれが大王の前でも構わず口喧嘩を繰り広げるほど。
一人称は「吾輩」だが、ボッコワウスを前にすると「小生」となる。

第2カイではクダックトジルギアをセットすることでワルドを生み出すことに成功するも、ゼンカイジャー達が自分の作ったトジルギアと同じセンタイギアという「ギア」を使っていることを知り、
センタイギアを作ったのがゼンカイザーこと五色田介人の両親と知ると露骨に動揺していた。

その後ブルーンの報告によってトジルギアが破壊されると封じ込めた平行世界も解放されてしまうことを知り、既にキノコトピアコオリトピアが解放されていたため、
この件がボッコワウスに知られるとまずいと考え、唯一そのことを知ったブルーンを口封じしようとボクシングワルドを使って彼を追い回す。

しかし逃亡中自分の疑問に真摯に向き合ってくれ、逆に名前も「掃除係」としか呼ばず扱わずに何も答えを与えてくれなかったイジルデを含むトジテンド上層部をブルーンが見限ったことで、彼もまたゼンカイジャーの一員になってしまう。

そして第5カイではボッコワウスに上述の件がバレてしまい大目玉を食らうことになるも、説教もそこそこに改良するためと称して研究室にしばらく籠もりきり、
センタイギアを模倣したダークセンタイギアとそれを扱うための装備としてギアトジンガーを開発。
試験運用を行う担当者としてステイシーにそれら装備を預けた。トジルギアの改良はどうしたというか、結局ゼンカイジャーの装備の模倣なのだが、
「武術の伝承とはすなわち模倣から始まるのだよ」という某漫画の台詞もあるように、模倣から始まったとはいえそれを短時間で形にし、実用段階にこぎつけたイジルデの技術力は決して劣ったものではないというのが証明された形になる。

しかし、第8カイではギアトジンガーで呼び出した戦力は、トジンガーのエネルギー残量に依存し、エネルギー切れを起こすと全て消滅するという欠点を把握していなかったことが判明した。
やっぱりとか言ってはいけない。案の定とかも。
同じく第8カイにて新たにギアを利用するアイテムが登場し、そちらはさらに汎用性の高い機能を有し完成度もギアトジンガーと同等かそれ以上という存在だが、
実はかつて「海賊トピア」へ侵略を行った際に何者かに研究所を襲撃された挙げ句ギアを含めた開発データを盗まれていたことが明らかになり、セキュリティ対策も疎かになっていたことも判明している(現在は潜入できないほどに防犯対策は整えた模様。ブルーンは脱走できたけど)。

バラシタラも実のところボッコワウスへの忠誠心をそこまで抱いていない可能性も出てきた辺り、トジテンドの圧政が如何に薄氷の上で展開されているかが浮き彫りになりつつある。

量産されている機械兵も、クダッククダイタークダイテストと強化改造を繰り返す形になっている辺り、そういうのを整えるのは得意なのだろう。
肩書が最高技官、であり技官とは一般的に「国の行政機関において、技術を掌る官職」を指す。
発明家とかそういう立場はむしろ部下辺りに必要で、最高技官という肩書である以上、そういった案をまとめて形にし上層部に繋ぐのが役割と想定できるため、
そういった意味ではイジルデは自分の仕事をしていると言えるだろう。

トジルギア」が作り出された経緯についてはいずれ明かされるだろう。

かつてギアのデータなどを盗み取っていった世界海賊、ゴールドツイカー一家が「ツーカイザー」として現れ、さらにはツーカイオーという巨大戦力まで持ち出してきたため、それに対抗する形でバトルシーザーロボをロールアウトする。
あまり目立った活躍もなく撃破されてしまったが、まだ改良の余地、あるいはあくまでテストベッドに過ぎなかったらしく現在新たな装備の開発を行っている模様。

ステイシーとは協力関係にあるものの、お互いに利用価値しか見ておらず連携が取れているとは言い難い。
イジルデにしてみればステイシーは自分の技術を使わせるためのモルモットに過ぎず、ギアトジンガーを始めとしたアイテムを与えているものの事前に機能を検証したりはしておらず上述の有様。
ステイシーからは手を組んだ直後にそのことを後悔して手を切ろうとも考えているなど溝は深い。両者はバラシタラが目障りでその一点のみで協力関係が維持されていると言ってもいいレベルである。

実は五色田介人の両親である功、美都子をコールドスリープさせて自分のラボの地下(?)に保管しており、彼らの脳内にある研究データを一方的に吸い上げそれを実用化していたことが判明する。
しかしステイシーが美都子のコールドスリープを解除してしまい、平行世界間ゲートを利用した彼女が平行世界へ逃走してしまったため貴重なデータの入手手段の半分を失ってしまう。
その後も功からデータを吸い上げていたがめぼしいデータは見つからず…と思いきやゼンリョクゼンカイキャノンの設計データとゼンカイザーのプロトタイプのデータを入手したためそれを元にハカイザーと全力破壊銃を完成させる。

例によって他人の技術の横取りだが「一から作り上げた」としれっと報告しハカイザーワルド達の護衛として送り出すようになった。

しかし全力破壊銃はゼンリョクゼンカイキャノンとしてゼンカイザーの手に渡る事になってしまう。
ハカイザーの言動が「子供のごっこ遊びに付き合う親」を思わせたり、開発前の「脳に刺激」という発言。
ハカイザーから何らかのデータを得る、さらにはゾックスの「ハカイザーは介人に似ている」という発言から、ハカイザーは五色田功を改造してベースとし作り出した、あるいはその人格をインストールした兵士ではないかという疑惑が出ている。
未だに行方不明な美都子といい、怪しげな実験兵士の作成に巻き込まれたらしい功といい、介人の両親は無事に戻ってこれるのだろうか…

【余談】

『全力全開!』のコメントによると、当初は二足歩行のデザインだったが、「座った状態で」というオーダーがあり、下半身が箱型にされた。モチーフは科学者なので顕微鏡で、二足デザインにも取り入れていたらしい。また科学者繋がりで、白と紫のカラーモチーフは、「ときめくね!」でお馴染みの仲代壬琴のコート。


名前の由来はいじるを大阪弁で発音したもの。
頭等顕微鏡の意匠があるため、モチーフは顕微鏡と思われる。

強力な装備を作り出す手腕は優れているが、欠点を把握していない(しかも2回)、世界海賊に研究所を襲撃されデータを盗み取られる、そもそも発明品が盗作の疑惑があると、話が進むにつれて脇の甘さが目立つイジルデ。

そもそもトジルギア改良の支持を受けて全く違う装備を作って悦に浸る辺り開発できればなんだもよいのであろうか…

最終更新:2022年06月28日 20:30