創世の女神

【名前】 創世の女神
【読み方】 そうせいのめがみ
【登場作品】 仮面ライダーギーツ
【登場話】 13話「謀略Ⅳ:ドライバーを奪還せよ!」
【所属】 デザイアグランプリ運営陣
【分類】 不明

【詳細】

デザイアグランプリの最重要機密事項にして、デザ神が望む「世界」を「創る」力の根幹。

大きな翼を生やしたその名の通り女神像。
「創世の間」と呼ばれる空間に安置されており、その場への移動はヴィジョンドライバーを使う必要がある。
デザイアカードに記された願いを実現させる機能を持つが、無作為に願いを叶えるのを防ぐためのプロテクトが仕掛けられており、女神へ干渉するためにはヴィジョンドライバーを2つ(GM用とGP用)揃える必要がある。
女神像が安置されている場所への移動はヴィジョンドライバー1つで済むが、願いを叶えるためには2つ所持していなければならない。
このことはオーディエンスの一部にも知られており(少なくともベロバは知っていた)、彼女はチラミヴィジョンドライバーを奪った後創世の間へ転移し、自らの願いを叶えようとしたが、GP用のドライバーを持っていなかったことで失敗した。
彼女とその直後現れたニラムとのやり取りから、以前はこれほど厳重なものではなかった模様。
「無粋な輩」とニラムが呼ぶ人物の狼藉によるもののようだが、この輩はMOVIEバトルロワイヤルに登場したコラスではないかとする説もあるが、詳細不明。

願いが叶う際には鐘の音が鳴り響くのが特徴であり、「自分がスーパースターになった世界」や「本物の愛がほしい」等の願いがデザ神になることで実現する。

しかしながら「母に会いたい」という英寿が一番最初に願った希望はカードから消え去って受け付けられない等、その叶える力には限界がある模様。
このあたりのカラクリを探るため、英寿は何度もデザグラに参加することを前提とした積み重ねるような願いを叶え、運営の懐に潜り込もうと方針にシフトすることとなった。

創世の女神の存在が明かされたのは物語の中盤であり、この存在がデザイアグランプリの存在を今のようなものへと変えたきっかけだったという。
その所在そもののがトップシークレットであるため、デザグラの参加者達の前に姿を表すことはまず無い。

創世の女神が誰かの願いを叶える仕組み、それは「不特定多数の不幸」を「誰か一人の幸福」へと創り変える、変換することで実現する。

「不特定多数の不幸」と、こう書くとざっくりし過ぎで伝わりにくいため細かく説明するが、デザイアグランプリではデザ神になれなかった参加者はゲームのミッションを達成できない場合参加券を喪って「脱落」するか、ジャマトの攻撃によって致命傷を受け「退場」するかでゲームから離脱することになる。
脱落した者はデザイアグランプリに関わった経験や、叶えたい願いに関する記憶を失った状態で一般生活に戻される。
この消去された願いに関わる記憶がリソースの一部となり女神へ供給され、さらにデザイアグランプリの退場者及び、ジャマーエリアに閉じ込められジャマトの犠牲になった一般人の不幸が創世の女神に集まり、デザ神の願いを叶える、世界を創り変えるための原動力に利用されている。

叶わなかった願い、犠牲者達の無念、それらが原動力となって創世の女神の力は働き、デザ神が望む世界がつくられる。

そんなシステマチックな創世の女神であるが、その正体は古代デザイアグランプリにおけるナビゲーターを担当していた女性、名はミツメという。

――――浮世英寿が探し求めている、最初の人生における母親が創世の女神の正体。

経緯の詳細はミツメの項目に譲るが、創世の女神として物言わぬ石像に創り変えられてもなお、彼女の意識は生き続けており時折力を行使する際に悲鳴のような音を発することがある。

それは女神としての力が限界に近づいているということの証左でもあり…

【余談】



最終更新:2023年08月28日 05:20