【名前】 |
ドラゴンフライマルガム |
【読み方】 |
どらごんふらいまるがむ |
【声/俳優】 |
内藤聖羽 |
【登場作品】 |
仮面ライダーガッチャード |
【登場話】 |
第7話「さよならサボニードル」 第8話「グレイトなきずな」 |
【分類】 |
マルガム |
【ケミー】 |
グレイトンボ |
【属性】 |
インセクト |
【憑依した人間】 |
砂山堅二 |
【特色/力】 |
安定飛行/棘の射出 |
【モチーフ】 |
トンボ、結束バンド、ミイラ |
【詳細】
インセクトケミー「グレイトンボ」がサボニードルと友好を結んでいた少年、理玖の父親である砂山堅二の悪意と結びついて一体化し誕生した
マルガム。
尾を上にした巨大なトンボが素体マルガムの背中からしがみつき、その状態で結束バンドで拘束したような姿を持つ。
マルガムの素体の両腕は何かを叫んでいるかのように後頭部で組まれ、光り輝く4枚の羽のうち上の1対が両腕と化している。
この4枚の翼で行う安定飛行が強み。
自由自在な移動はもちろん、その場で行う滞空状態では空中でありながらその身を固定しているかのよう。
その状態からリーゼントにも見える頭(トンボの尾)から放つ棘を連射して相手を攻撃する。
砂山父は息子の幸せを願うあまり、自分の意向に沿わないものを排除する方向に走ってしまう。
それによって理玖がケミーを拾ったのを知ると、それを捨てるよう指示を出し、やむを得ず理玖少年は拾ったサボニードルを宝太郎達が河川敷でケミー探ししていたのを目撃していたため、彼のいるキッチンいちのせにサボニードルを預けに来た。
一方砂山父はそれを後悔しで教会に出向きそこにいたシスターに対し懺悔をしていたのだが、そのシスターが寄りにもよって
ラケシスであったため言葉巧みに思考を操られドラゴンフライマルガムへと変貌してしまった。
【余談】
モチーフはトンボ。
ホークマルガムに続いて飛行可能なマルガムが連続している。
ホークはヴァルバラドが撃破したためガッチャードと空中戦は行っていなかったが、第7話ではニードルホークにチェンジが可能になったため、販促の関係もあり空を飛べるマルガムが続いたものと思われる。
登場した第7話の時点では変身した男性の素性は伏せられていたが、第8話で判明したため公式サイトの「マルガム」の項目が書き換えられた。
トンボをモチーフとした怪人は
仮面ライダー剣の
ドラゴンフライアンデッド以来と実に19年ぶり。
ドラゴンフライという名称はトンボの英語訳によるもので、「ドラゴンのようなハエ」を意味する。
地域によってはトンボは悪魔の虫とされ、尻尾に毒針を持ったり羽は鋭く相手を切り裂ける等凶暴な存在としてマイナスなイメージが持たれていた。
このドラゴンフライマルガムが尾から針を放つ能力を持っているのはおそらくそれが由来。
風都探偵では
メガネウラ・ドーパントが登場し、実写に登場していない怪人も含めればそちらがトンボ怪人としては先輩になる(厳密に言えば古代トンボであるメガネウラがモチーフなので、現生種ではない)。
最終更新:2023年10月26日 20:49