ダイカキワルド

「柿はサラダも美味しいカキ~!」

【名前】 ダイカキワルド
【読み方】 だいかきわるど
【声】 鈴木千尋
【登場作品】 機界戦隊ゼンカイジャー
【登場話】 第30カイ「隣のキカイはカキ食うハカイ?!」
【所属】 キカイトピア/トジテンド王朝
【分類】 ダイワルド
【暴走パワー】 ホシガキパワー
【作用したトジルギア ホシガキトジルギア
【モチーフ】 枝、柿、干し柿、バイクハンドル、恐竜
【名前の由来】 大きくなったカキワルド、大柿+世界(英:World)

【詳細】

暴走したホシガキパワーがクダイテストに満ち満ちてなぜか生まれた巨大級カキ戦闘兵。

頭部と左腕がカキワルドと同じ形状へと変化すると共に、人格も同一のものへと変化。
カキワルドとは偽りの姿…本当の姿はホシガキワルドだったのだ!

――――ということだったはずなのだが、敗北したホシガキワルドからこぼれ落ちたホシガキトジルギアを踏みつけたクダイテストに満ちたホシガキパワーはどのような変異をしたのか、ダイホシガキワルドではなくダイカキワルドが誕生したのだった。どうしてこうなった。

本来ホシガキトジルギアを組み込まれたクダックから生まれたのがホシガキワルドであり、自分の素性を偽る目的で名乗ったのが「カキワルド」であった。
ホシガキとカキは不可逆であり、決してイコールではない。というかそもそもトジルギアに封じられた世界は「ホシガキトピア」であり「カキトピア」ではなかった。
ますます何故ダイカキワルドが誕生したのか謎が深まる…
作ったスーツの効率的な利用という裏事情が全てな気がしないでもない。
ちなみにダイカキワルドであるためか、語尾は「~カキ」に戻っている。

ホシガキではなく巨大級カキ戦闘員だけあって、新鮮な牡蠣で相手を挟み込む「カキアタック」や花のように生けるための花器を飛ばす「カキロケット」等の「カキ」と読めるものを使ったカキ攻撃を得意とする。ぶっちゃけダジャレである。
さらには危険な「火気」を扱うカキファイヤーを左手のカキクエバカネガナルナリ砲から放ち相手を焼き払う。

出現と共に周囲は柿の木が無数に生え、夕焼けに染まるノスタルジックな風景へと変化。
秋っぽい。

ゼンカイオージュラガオーン、ブルマジーン、ツーカイオーカッタナーで挑むゼンカイジャー達とツーカイザー。
それに対してダイカキワルドはカキクエバカネガナルナリ砲から無数の牡蠣を放出するカキアタックでまずは先陣を切るツーカイオーを攻撃する。

それに対して「生臭い」と困惑するゾックスだったが、攻撃の牡蠣は新鮮だと斜め上の反論をするダイカキワルド。
「フライにしてやる!」という料理人としてのプライドからかガオーン主導のゼンカイオージュラガオーンとブルマジーンをまとめて「花器」に封じ込め、
「最早ただのダジャレ」とげんなりするマジーヌ、次なるカキ攻撃を期待するブルーンらに対して「リクエスト有難う」とお辞儀をしてカキファイヤーを放ち焼き払おうとする。

花器に生けられたまま身動きできずそのまま焼かれてしまったゼンカイオー達。
それに対してゾックスが「重火器」で対抗しようと、介人と共にゼンカイジュウオーへ合体し、カイジュウマックスブラスターで速攻を仕掛ける。
それをまともに食らってしまい、とどめに放たれたゼンカイジュウオー・ツインブレイカーに切り裂かれ、上記のセリフを残して爆散した。

【余談】

スーツはホシガキワルドではなく、カキワルドのものをクダイテストに載せ替えたもの。

最終更新:2025年04月08日 04:24