「違う!カキワルドカキ!」
【詳細】
枝の付いた柿を模した頭部を持ち、左腕と一体化しているカキクエバカネガナルナリ砲で武装している。
ほっぺたこそ色づきいいものの、頭部中央は色褪せやせ細ったようなものでかなり違和感がある見た目だが…?
柿モチーフだけに「カッカッカ」と気前よく笑い(どうでもいいが「カッキッキ」ではない)、カキクエバカネガナルナリ砲を叩くことで発した音を砲撃として発射する能力を持つ。
しかし音そのもののダメージはさほどではなく、耳鳴りは多少残るが足止め程度の威力しか無い。
誕生直後寺に現れカキクエバカネガナルナリ砲を叩き鳴らして人々を耳鳴りで苦しめていた。
その音を頼りにやってきた介人らゼンカイジャーとであり戦いとなるも、ブルーンからオレンジ色の見た目から「ミカンワルド」と誤解されるも、即座に上記のセリフで訂正。
「カキ」と「(鐘の)音」の繋がりがわからないためか、ジュランは音波攻撃に何かしらの特殊効果があると踏んで問い詰めるも、軽く流してその場から逃走しようとする。
しかし上空からゾックスが落下してそれを阻もうとしてきたが、そこへ
ハカイザーと名乗るキカイ兵士が駆けつけてくる。
高い実力でゼンカイジャーとツーカイザーの攻撃をあしらい、
全力破壊銃という武器からスーパー戦隊ヒーローの偽物を召喚する
ハカイザーに守られる形でカキ(ry砲の音を彼らに浴びせることに成功。
目的が達成されたため即座にその場から撤退した。
その後カキクエバカネガナルナリ砲の音を浴びた人間達は異様な喉の乾きを訴える事態が起き、水を欲する人間達が争い始めたことからこの状況がカキワルドの能力によるものと判断した介人達。
しかしカキワルドと乾きの能力が結びつかないことを疑問していたが、その前に現れたカキワルドはその真相を見せつけるのだった。
それは…
「実は俺は……ホシガキワルドだったのだホシガキ!!」
カキワルドはカキワルドではなかった。
実はホシガキトジルギアを組み込まれた
クダックから、柿のように誕生した
ホシガキワルドだったのだ…!
【余談】
正体は
ホシガキワルドだったが、外付けのパーツを装着する形でカキワルドとして偽っていたワルド。
語尾まで「ホシガキ」ではなく、正体を表すまで「カキ」で統一している徹底ぶり。
これまで
ワルドはその語尾から名前や能力がある程度察することが出来たが、実は
ワルド達の自称であり、
ワルド第1号である
キノコワルドと
イジルデは、
イジルデ「お前…その"キノコ"って喋り方はどうした?」
キノコワルド「あぁ!俺キノコワルドになりたてキノコ!自分がキノコワルドだって忘れないようにキノコ!」
というやり取りをしていたことからわかるように、あくまでキャラ付けである。
キノコワルドの言動を受けてワルドとなるクダックに対し、
イジルデがそういった機能を組み込んでいる可能性も無きにしもあらずだがそれは置いておいて。
ゼンカイジャー達も見た目と語尾から(ブルーンがミカンワルド呼ばわりしたものの)カキワルドと主張すれば簡単に信じてしまった。
このあたりを含めて
ホシガキワルドの作戦勝ちであっただろう。
最終更新:2025年04月08日 04:16